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東京には幾つか観光名所があるが、地方の修学旅行生にとって欠かせない場所として、ここ皇居・二重橋がある。日本人なら生涯誰でも一度は足を運んだことのある場所。<br /><br />都市景観は時代と共に変貌し、今歩いて来た丸の内地区などこの10年で大きく様変わりし、違った都市へ足を踏み入れたのではないかと、一瞬錯覚もしようが、この二重橋の景観のみは万古不易、何百年と変わらぬ景色を人々に与えている。<br /><br />と言っても江戸城が出来て400年、それ以前の木造の橋からこの石造りの眼鏡橋に変わってから150年、木造から石造への変化はあったが、このお堀の深さ、橋の先に見える隅櫓、大木戸、などなどは、昔のままの面影である。<br /><br />元禄の俳人・松尾芭蕉がタイムスリップして現在に現れたとしても、この光景には違和感を持つことはないだろう。毎年5万、6万を集める参賀の人波も、この橋を渡りたいが為集まってくる人も中にはいるだろう。<br /><br />この手前の石造りの眼鏡橋とその奥の鉄の橋。この二つを併せて二重橋と呼ばれているようだが、しかし人々は何と言ってもその手前にある石の橋、お堀の水面に半弧を写し、恰も眼鏡のごとく映るその華麗さに「二重橋」と呼んでいたに違いない。<br /><br />安濃の石工。菊地の五橋を作り、長崎五橋を作り、熊本城を作り、伊賀上野城を作った。いつの頃からか培われた日本の石工。一つの芸術、見事な結晶として、ここ皇居、江戸城長堀に開花した。

丸の内界隈の散策(4)皇居・二重橋。

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2010/03/13 - 2010/03/13

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ちゃお

ちゃおさん

東京には幾つか観光名所があるが、地方の修学旅行生にとって欠かせない場所として、ここ皇居・二重橋がある。日本人なら生涯誰でも一度は足を運んだことのある場所。

都市景観は時代と共に変貌し、今歩いて来た丸の内地区などこの10年で大きく様変わりし、違った都市へ足を踏み入れたのではないかと、一瞬錯覚もしようが、この二重橋の景観のみは万古不易、何百年と変わらぬ景色を人々に与えている。

と言っても江戸城が出来て400年、それ以前の木造の橋からこの石造りの眼鏡橋に変わってから150年、木造から石造への変化はあったが、このお堀の深さ、橋の先に見える隅櫓、大木戸、などなどは、昔のままの面影である。

元禄の俳人・松尾芭蕉がタイムスリップして現在に現れたとしても、この光景には違和感を持つことはないだろう。毎年5万、6万を集める参賀の人波も、この橋を渡りたいが為集まってくる人も中にはいるだろう。

この手前の石造りの眼鏡橋とその奥の鉄の橋。この二つを併せて二重橋と呼ばれているようだが、しかし人々は何と言ってもその手前にある石の橋、お堀の水面に半弧を写し、恰も眼鏡のごとく映るその華麗さに「二重橋」と呼んでいたに違いない。

安濃の石工。菊地の五橋を作り、長崎五橋を作り、熊本城を作り、伊賀上野城を作った。いつの頃からか培われた日本の石工。一つの芸術、見事な結晶として、ここ皇居、江戸城長堀に開花した。

  • 皇居・二重橋へ向う観光客。今は修学旅行生よりか中国人、台湾人、韓国人の数の方が多い。

    皇居・二重橋へ向う観光客。今は修学旅行生よりか中国人、台湾人、韓国人の数の方が多い。

  • いつの頃からか、木のポリスボックスも石造りに変わっていた。

    いつの頃からか、木のポリスボックスも石造りに変わっていた。

  • 手前の石橋と奥の鉄橋。確かに二重に見える。

    手前の石橋と奥の鉄橋。確かに二重に見える。

  • シーズンには多くの観光写真屋とひな壇のスタンドが並んでいるが、オフシーズンの今日はさっぱりしている。

    シーズンには多くの観光写真屋とひな壇のスタンドが並んでいるが、オフシーズンの今日はさっぱりしている。

  • この手前の石橋を称して二重橋と言うのでは?

    この手前の石橋を称して二重橋と言うのでは?

  • 石橋の世界に誇れる最高傑作。芸術品。

    石橋の世界に誇れる最高傑作。芸術品。

  • 気品と格調の高さ。正月参賀以外は、国賓を迎える時のみにこの橋を渡ることができる。

    気品と格調の高さ。正月参賀以外は、国賓を迎える時のみにこの橋を渡ることができる。

  • いつ出来た櫓か。皇居と聞くだけで気品を感ずる。奥の鉄橋も真近に見える。

    いつ出来た櫓か。皇居と聞くだけで気品を感ずる。奥の鉄橋も真近に見える。

  • 長堀の奥にかかる鉄橋。

    長堀の奥にかかる鉄橋。

  • 城門に立つ皇宮警察儀仗兵。

    城門に立つ皇宮警察儀仗兵。

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