
2010/01/20 - 2010/01/25
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たぬしゃむさん
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ルーヴルはとにかく広い・・・しかも複雑な造りで、地図があってもいつの間にか迷ってる(;^ω^)作品の数が物凄い、それも超有名なものばかり、建物自体に歴史的価値がある・・・全てが美術館の域を越えていて、もう凄いとしか言いようがありませんでした。サント・シャペルのステンドグラスも綺麗でした。セーヌ河クルーズはちょうど良い足休めになって、疲れが癒されました。
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階段を上がって、ドゥノン翼2階は絵画展示室になっていました。
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ドラクロワの『母虎と戯れる子虎』を模写するムッシュウ。
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ドラクロワの『サルダナパルの死』
バビロニア人に包囲されたアッシリア王のサルダナパルが、部下に宮廷の女たち、馬、犬まで殺すように命じた場面。その後、王は城に火を放ったそうです。 -
どうしても虎が不憫に思えます。
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ドゥノン翼76番展示室の天井。
4分割された画面には、フランス芸術の庇護者の姿(ルイ14世、フランソワ1世、聖ルイ、ナポレオン)が、19世紀の画家ミューレルによって描かれているそうです。 -
『若い殉教者』
偶像崇拝を拒否したために、ローマ人によって両手を縛られ、ティベリ川に突き落とされ、溺死した姿だそうです。
清らかな死に顔に目を奪われました。 -
ジョルジョーネとティツィアーノの『田楽の奏楽』
裸婦は音楽家を見守る芸術の神ミューズを表しているそうです。
この絵画を下敷きに、マネが『草上の昼食』(オルセー美術館)を描いたそうです。 -
モナ・リザの周りには、半円形の形にロープが渡してあって、近付くことができないようになっていました。
フィレンツェの裕福な商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リザであるとされています。家名の「ジョコンド」がイタリア語で”幸せな””快い”という意味なので、微笑みの表情はそれを表しているのだとか。
どこか謎めいた、満足そうな笑みが「家名」を表していただけとは、知りませんでした。
ルーヴルにはモナ・リザの模写が沢山あるそうですが、展示しているものは本物なのでしょうか。 -
ラファエロの一番弟子ジュリオ・ロマーノの『イエスの割礼』
衣服が揺れ動き、柱までうねっている浮遊感、不安定さは、マニエリスム(16世紀中頃)期の特徴だそうです。 -
昔から、ギャラリーの至るところで、模写する人がいたそうです。
ファンタン・ラトゥールという画家は「ルーヴルではとにかく模写をせよ」と言ったそうで、絵画は鑑賞するより、むしろ模写により分析的に追体験するものだと考えていたそうです。
なんとなく、言い得ている気がします。 -
窓からの景色。
彫像が来訪者を見下ろしていました。 -
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『えび足の少年』
えび足とは、不自由な右足のことだそうです。
右手には「神への愛ゆえに私に施しを与えたまえ」と書かれた紙を持っており、一切のものが美化されずありのままに描かれています。 -
スルバランの『聖アポロニア』
歯を抜かれて、火刑に処すと脅され、自ら炎に身を投じて殉教した3世紀アレクサンドリアの聖女だそうです。歯痛や頭痛、または歯科医の守護聖人でもあるそうです。
頬を染めた愛らしい笑みにそぐわず、手に持っている抜かれた歯が痛々しいです。 -
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ちょっとした休憩コーナー。
お手洗いも各所にあります。 -
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ジェリコーの『メデュース号の筏』
ジェリコーは、アトリエのそばの病院で、実際に死体を観察し、制作にあたったとか。左下の、息子を失い途方にくれる父親の頬杖をつくポーズは、「メランコリー」を表す典型だそうです。 -
まだドゥノン翼しか見ていません。
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『ナポレオン一世の載冠式』
ルーヴル美術館で2番目に大きい作品。
作者のダヴィットの下絵では、剣を持ちながら自分の頭に月桂冠を載せるナポレオンが描かれていたのに、何故主役の構図が変わってしまったのかは、今も謎のままだそうです。
ヴェルサイユ宮殿にも同じ絵があり、違いは、左にいる少女の内の一人のドレスの色がルーヴルのものは白、ヴェルサイユのものはピンクだそうです。二つとも見ましたが、帰って来てから旅行記を書くために調べてみるまで全く気付きませんでした。
ダヴィッドと妻と二人の娘、ダヴィッドの師匠と弟子も描き込まれているそうですが、どこに居るのでしょう? -
ドゥノン翼とシュリー翼のつなぎ目にあたるところに、有名な『サモトラケのニケ』が見えて来ました。
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何故、この作品が特別扱いされるのか、首と手が無い時点で、私にはよくわかりません。
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『祝福するキリスト』
色彩豊かな風景を背に、祝福のポーズをとる虚ろな顔をした復活後のキリスト。胸や手の傷が生々しく、こんな光景を目の当たりにしたら絶対怖いだろうなぁ・・・(;^ω^) -
一度ホテルに戻り、カメラの充電などをしてから、シテ島へ行くことにしました。シャトレ駅でおりて、景色を見ながらシテ島に渡ろうと思っていましたが、駅からの出口がいっぱいあって、いざ地上に出てみると、現在地がどこだか全くわかりませんでした。
向こうの尖った屋根の建物がコンシェルジュリーで、橋がジャンジュ橋だと思うのですが・・・ -
今渡っている橋はノートルダム橋だと思うのですが・・・
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コンパスを家に忘れて来たのが致命的でした。
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仕方がないので、道行く人に訊きまくって、なんとかサント・シャペルに辿りつきました。
若い方もお年寄りの方も、親切で本当に助かりました。
サント・シャペルは最高裁判所の敷地の中にあって、セキュリティーチェックを受けないと入れません。 -
一階に売店があります。
ガイドブックを読んでいなかったら、入り口のすぐ左に、二階へ上がる階段があるとは気付かなかったと思います(;^ω^)
一階は宮廷に仕える人用で、壁一面がステンドグラスの二階は王様専用だったそうです。
ここもピカピカして綺麗ですが・・・。 -
パリの宝石と呼ばれるに相応しい、ステンドグラスに囲まれた二階の礼拝堂。
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余りにも綺麗で人間が作ったとは思えないくらいです。
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思っていたより、礼拝堂内部は暗い印象でした。
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左下から右上へ向かって順番に、聖書の絵物語になっているそうです。
一つ一つの絵を見ていくと、ちょっと4コマ漫画みたいに見えて可愛いです。 -
サント・シャペルを出て、母のかねてからの希望だったセーヌ川の遊覧船に乗ることになりました。
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セーヌ川の遊覧船には会社別に幾つか種類があるみたいです。
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ポン・ヌフ橋のたもとから出ている、Les Vedettes du Pont-Neufという船に乗ることになりました。
所要時間は1時間程度。料金12ユーロ。 -
日が落ちた頃、船が出発しました。
パリの街は夜も綺麗だなぁ。 -
ノートルダム寺院の側を通り過ぎるところ。
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パンフレットの日本語は何故か横に伸びたような文字で、少々読みにくいですが、橋や建物の詳しい説明が載っていて助かります。
乗る前に読んでおけば良かった(´・ω・`)
サン・ルイ島にかかるトゥールネル橋かシュリ橋のどちらかだと思うのですが・・・。 -
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シャンジュ橋の下をくぐります。
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コンシェルジュリー。
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ポン・ヌフの船着場に戻って来ました。
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オルセー美術館の前を通り過ぎます。
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ブルボン宮(国民議会下院)とエッフェル塔、それからコンコルド橋。
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パンフレットによると、恐らくドビリ歩道橋の辺り。
この橋をくぐってエッフェル塔の前辺りで折り返し、またポン・ヌフまで戻って行きました。 -
ポン・ヌフ橋は「新しい橋」という意味ですが、パリで現存する最古の橋なんだそうです。
それまでは橋には商店や住宅が乗っているのが当たり前でしたが、歩道と車道だけからなる、当時では新しい形式の橋でした。
橋の軒下にある400個近い顔が夜見るとちょっと怖いかも(;^ω^) -
1つだけ開いていたブキニスト。
1891年に壁に箱をつけることが許可され、1930年に長さ2メートル、幅60センチに規格化され、1953年以降緑色に統一されたとのこと。
100年以上も歴史のある露店って凄いなぁ。 -
ポスターが3枚5ユーロだったので買いました。
左は猫好きで有名なスタンランの作品。
真ん中はロートレックの「ル・ディヴァン・ジャポネ(日本の長椅子)」
当時のパリでは日本趣味が流行していて、モンマルトルのその酒場では、日本をイメージした家具が置かれ、着物姿の女性が給仕をしていたそうです。
右は同じくロートレックで「メイ・ベルフォート嬢」
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