2009/11/08 - 2009/11/08
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ソフィさん
2009年11月8日(日)
京都国立博物館の次に、祇園丸山に昼食に行ったのは、結婚記念日祝いのためだった。
若いころは結婚記念日などあまり念頭になくて、祝いをしたような記憶はないが、最初に意識したのは50年目の金婚だったようだ。
金婚を迎えて感謝の気持ちを伝えたいと、近い方々に九谷焼酒杯ペアを送った。
その年エーゲ海クルーズの船上で、仲間の二夫婦がそれぞれ結婚40年を記念しての海外旅行ということで、大きな記念ケーキを貰っていたので、それを見て私は「われわれは50年だ」と言ったら、同じような記念ケーキを貰った。
以後記念日には二人揃って、食事に出かけるようになっている。
「祇園丸山」は、今年の10月に発行された、ギドミシュラン「京都・大阪」から見つけた。
ギドミシュランについて、世間ではいろいろ騒々しいが、私にとっては有効な情報をくれている。
予約電話を掛けて、「流石ミシュランに選ばれた料亭にふさわしい」と感心する。
電話の応対が素晴らしく、それだけでこの料亭の素晴らしさが判る気がする。
実際に敷居を踏み、次々に出される味を賞味するにつけ、満足度がいよいよ高揚するのを覚えた。
味はもちろん極上だが、それだけでなく、サービスが過剰でも不足でもなくてちょうど良く、無駄がなくて心がこもっている。
床の間には、仲睦ましく赤い糸で結ばれた鹿のつがいの絵が飾られ、われわれの結婚記念日を祝ってくれていた。
床の片隅に置かれた翁の三彩は、これからの人生の展望や希望を、穏やかにかつ明るく示している。
食事を終えて玄関を出たら、われわれの影が見えなくなるまでおかみが外に立って見送ってくれた。
私も、後ろ髪の引かれるのを感じた。
味、サービス共に素敵なこのような料亭は、まさに日本文化の粋と言うにふさわしく、これからますます繁栄することを期待する。
それが、日本文化の発展に繋がるひとつの道と信じる。
二三年前、大阪で評判を落とした有名料亭があったが、電話の対応と言い客の扱いと言い、その料亭とは月とスッポンなのだった。
関連の写真は、「ソフィーさんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください。
-
祇園丸山
玄関口の手洗い -
窓外を照らす
灯篭 -
しっかり冷えた
竹酒のうまさ -
竹酒の器の
デリケートな曲線 -
彩色豊かな
吸い物椀 -
食材を吟味し尽くした感のある
お吸い物 -
しめ野菜の入った
お造り乃盛り付け -
食事室の
全景 -
焼き魚の味付けも
焼き具合も
ベストを狙っての
微妙なバランスを感じる -
二人の結婚記念日を祝っての
赤飯を炊いて下さる
その味 歯触り
あまりにもデリケートで
表現が見当たらない
「芸術的」とでも言おうか -
落着いた
食事室に
秋の午後の清澄な空気が流れる -
私も
充実しきっている -
焼き魚の香ばしさが
野菜の新鮮さに
シンクロナイズしている -
フィナーレ近く
口直しの品々 -
漬物の調和ある一団は
今日料理の華と考える -
釜炊きの
香り豊かな
一粒一粒が宝石のように輝く
ご飯は
日本料理コースのフィナーレを飾る華と感じる -
明るく
屈託のない仲居さんと
皆が満足顔 -
果物の粋を集めた
努力作
上に乗る白いものは
バナナのシャーベット -
おかみさんと三人で
-
名残惜しい
お別れ
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