
2009/10/27 - 2009/10/30
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旅まくり三助さん
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ずっと行きたかった立山黒部アルペンルートへ念願かなって行ってきましたの旅(≧▽≦)
【4日目】最終日。いよいよ黒部渓谷へ突入です。
トロッコ電車も奮発してパノラマとリラックスへ乗車。紅葉も始まっていて見所満載でした!!
【宇奈月~欅平(けやきだいら)までのトロッコ料金と所要時間】
◎所要時間:約1時間20分(乗るトロッコにより若干異なります)
◎料金:1,660円(普通客車)/特別客車+360円、リラックス客車+520円、パノラマ客車+630円
※上記は全て片道です
※営業は4月中旬~11月30日まで(変更有り)
※11月11日~11月30日は、晩秋割引運賃で1名から2割引
<黒部渓谷鉄道のオフィシャルサイトはコチラ>
http://www.kurotetu.co.jp/index.html
★旅のしおり★
【1日目】
四柱神社⇒松本城⇒松本市立博物館⇒旧開智学校⇒大町温泉
【2日目】
大町温泉⇒黒部ダム⇒黒部平⇒大観峰⇒室堂⇒立山
【3日目】
立山⇒称名滝⇒宇奈月温泉
【4日目】
宇奈月⇔欅平(トロッコ電車)⇒富山
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急 私鉄
-
今朝もまたホテルの温泉につかり、黒部渓谷鉄道へ。
宇奈月温泉駅より、こちらの駅の方が少しにぎやか。
こっちサイドを散策すれば良かったかな… -
三助達は事前に電話予約をしていたので、チケットを引き換えに行きました。
結構早めなのにすごい人です(^^;)
(σ・∀・)σ<トロッコ乗車のポイント>
トロッコは客車の定員数でチケットを販売されていて、客車内の席は決まっていません。
景色が良いとされる右側に座るには、事前予約を行っていても早めに並ばないと、右側の席は取れません。
※チケット予約はオフィシャルサイトでできます。 -
急げ〜〜 三 (/ ^^)/
三助達は奮発してパノラマ客車を予約。
だってそうそう来れるもんじゃないでしょ。 -
よし!右側GETo(^▽^)o 8:17出発です!!
(σ・∀・)σ<トロッコ客車の説明>
◆普通客車は…吹き抜けなのでかなり寒さ対策を。あと席と席の間がかなり狭いです。
◆特別客車は…窓付き4名の対面BOXシート。これも狭いので他人との向かい合わせはつらいかもです。
◆リラックス客車は…その名の通り窓付きでゆったりシート。
◆パノラマ客車は…リラックスの天井が吹き抜け版!
天気なら天井から日が差し込み気持ちが良いし、山の上部まで見えます。 -
走り出してすぐに渡るのが「新山彦橋」。あれは旧なんかな…?列車の音が山彦となって温泉街に響く事から名づけられたそうな。
トロッコ内では、富山県出身の室井滋のアナウンスで、見所を説明してくれます。
もぉ〜追いつくのに必死(≧▽≦)
パノラマとリラックス客車は、ちょうど中心の扉前にスペースがあるので、後ろブロックの一番前に座ったら、左側も自由に見に行けました。
あまり迷惑にならないように、すぐサササッと席に戻りましたよ〜。 -
2001年に完成した「宇奈月ダム」です。
幾度となく洪水に見舞われた黒部川の治水のために造られたそうです。
赤い弧を描く「湖面橋」とエメラルドグリーンの湖面と、紅葉の景色がとっても美しい。 -
宇奈月ダムの次に造られたのがこの「新柳河原発電所」。
お城のような外観に、必死でシャッターを切りました! -
猿専用のつり橋です!!
ダム貯水後も野生の猿が、対岸へ渡れるように造られたんです。
お猿は渡ってませんでした。残念(..) -
「仏石」です。
石仏に似た天然石で、入山者が安全を祈願していたと伝えられています。
一瞬だけど、旅の安全祈願もしました。 -
深い深い渓谷です。こんな険しい渓谷を人が切り開いたんですね。すごいわ〜
(σ・∀・)σ<黒部渓谷の歴史・簡略版>
1583年、越中佐々成政が遠江国(現浜松)の徳川家康に同盟を求めに、多くの犠牲を払いながら厳冬期の立山(北アルプス)を横断した「さらさら越え」の史実をもつが、歴史を伝える資料は乏しく一般の人にとっては「魔の山」とされてきた。
その後明治44年、冠松次郎(かんむりまつじろう)が初めて黒部峡谷に入り、秘境黒部の全貌を明らかにする。
黒部川の豊富な水量や急流が、水力発電に適している事が注目され、大正時代の初め頃から電源開発を目的とした踏査が行われたが、険しい渓谷は電源開発の工事など出来る状態ではなかった。
そこで造られたのが「黒部軌道」。今のトロッコ電車は電源開発の為の工事資材の運搬に敷設されたものなのです。
その名残がトロッコの軌道の幅。新幹線の約半分、JR在来線の7割程度。渓谷を走らすのに小ぶりに造られています。
どんどん奥へと開発は進められ、世紀の大事業と賞賛された黒部第4発電所「クロヨン」へとつながっていく
のです。
◆クロヨンの歴史は2日目で紹介
http://4travel.jp/traveler/tabimakuri/album/10396760/
※「さらさら越え」は、家康側の史料「家忠日記」に明記された史実 -
巨大なコンクリートの堤防は「出し平ダム」です。
泥を排出できるのはここと宇奈月ダムだけ。 -
水面に映りこむ山々がとっても綺麗。
-
「ねずみ返しの岩壁」です。たぶん(..)
高さ200mの大岩壁!!!!
のはず… -
「サンナビキ山」です。たぶん(..)
周囲の山より早く冠雪することから、別名「さきがけ山」とも。
宇奈月駅の案内にあった五段染めがこれかしらね。 -
「錦繍関(きんしゅうかん)」鐘釣駅の直前に位置する、鐘釣橋一帯のこと。
紅葉の名所とされているので、鐘釣下車で散策も楽しそうですね。 -
あっという間に欅平駅へ到着です。
-
まずは「猿飛峡」を見に行きます。
-
黒部川沿いを、ずんずん奥へと行きます。
-
黒部川はとっても澄んでいて、穏やかな所もあります。
山の紅葉と合せてかなり癒されます。 -
きれいやわ〜
-
何々(ρ_-)o
フクロウだって? -
いた!!
ホントだ。天然木なのにフクロウに見える
(*´∇`*) -
何々(ρ_-)o
お次は猿だって? -
いた!!ホントだ。猿だ(*´∇`*)
凹んだところにある木がサルの横顔に見えるんです。
猿飛峡探勝に来た人の守り神なんですって。
ちと、見えづらいけど…(^.^;) -
猿飛峡展望台へ到着。
黒部川本流で川幅が最も狭く、昔、猿が飛び越えた事からこの「猿飛峡」の名がついたそうな。
別名「景雲峡」とも呼ばれ、特別名勝特別天然記念物に指定されています。 -
3〜4mの川幅で、カクカクと曲がりながら流れる川も見ごたえ充分。
-
猿飛峡を満喫して戻ります。
道中、やたらと落石が有るから立ち止まるなってな看板を見たけど、?( ̄口 ̄)これか!!
危ね〜 -
お次は「河原展望台」へ。
欅平駅を降りてすぐのところへあり、足湯も楽しめます。
奥鐘橋が突き刺さっているところが「奥鐘山」。標高1543m、黒部川の河原から一気に立ち上がる大岩壁。 -
「奥鐘橋」を渡ります。
-
橋の上からの眺め。
奥へと続く景観は黒部渓谷らしい、深い渓谷。 -
渓谷を流れる黒部川はどこから見ても絶景です。
-
奥鐘橋を渡った先に見えてくるのが「人喰岩(ひとくいいわ)」です。
岩壁をえぐって造られた歩道で、大きく開いた口の中をくぐる様子が、人を飲み込むように見えることから名づけられたそうです。
一般的な観光はここまでですが、もう少し奥を散策して戻りました。 -
この先をずっと歩けば、名剣温泉や、祖母谷温泉へ行けます。
そこへ行くには駅から50分くらいかかるようなので、温泉に入りたい人はしっかりと時間を見たほうがいいですね。
旅の計画を立てるときに思ったのが、この欅平から黒部ダムがつながってればいいのに!ってこと。
実はここをつなぐ裏ルートがあるのです。
(σ・∀・)σ<欅平〜黒部ダムの裏ルート>
関西電力が工事搬送用ルートで使用されている「黒部ルート」というのがあります。欅平から黒部ダムを横断していて工事関係者のみ通行可能なルートだけど、事前応募で一般の人も参加できる見学会があるのです。
日付が決まって今回は参加できませんでしたが、非常に興味深い見学会です。
※21年度は終了しました。
<関西電力サイト/黒部ルート見学会のご案内>
http://www.kepco.co.jp/info/hokuriku/koubo/ -
12:28欅平発のリラックス客車にのり、宇奈月へ帰ってきました。
(σ・∀・)σ<トロッコの感想>
狭いのが嫌な人は、絶対パノラマかリラックスです。
ただ普通車両以外は窓があり撮影には向きません。
パノラマは暖房も完備で、寒いからこれに乗られてる方もいらっしゃるので、写真を撮るために窓を開けるのに気を使いました。
朝一のパノラマはそんなに太陽もあたってないので、リラックス車でも充分かも(ただ昼間も天気次第ですよね)
すれ違う普通客車は、午後すぎで平日だという事もあり、広々使ってる車両とキュッキュウの車両がありました。
チケットはおばちゃんの駅員さんの裁量で、つめて席をとっていくのでキツイ車両とゆったり車両が出てくるのです。
今回は平日なので色々選べましたが、やっぱり乗ることが先決!!そんなこんなを総合して、行く曜日と季節と、狭さを考えて予約ですね。 -
帰り、富山に立ち寄りお土産と晩ご飯を食べて家路に着きました。
-
行く前にかなり悩んだのがお土産でした。
<富山(黒部)&長野のお土産>
★氷見うどん
かなり美味しかった( ̄∀ ̄)
★そば
長野〜富山までその地域ごとにあります
★しろえびチップス
激ウマとの噂を聞き購入。富山各地で販売。
★七味
信州土産で購入。パッケージに一目惚れ
★かまぼこ
富山の名産です -
<旅のあとがき>
立山黒部アルペンルートと黒部渓谷は、人の力でできた造形美に、自然が作り出す壮大美が合わさりかなりの感動でした。
全線開通期間が制限されている事もあってか、平日なのにかなりの観光客がいて、人気なのがよくわかりました。
あと、駅もそうですが山のトイレって汚いところがほとんどの中、行く先々全てのトイレが整備されていたのには敬服。
大阪からは遠いし乗り物に沢山乗る旅なので、時間とお金が必要だけど、もう一度行きたい場所でした。
1日目/松本市・国宝 松本城~大町温泉編はコチラ
http://4travel.jp/traveler/tabimakuri/album/10396296/
2日目①/立山黒部アルペンルート・扇沢~大観峰編はコチラ
http://4travel.jp/traveler/tabimakuri/album/10396760/
2日目②/立山黒部アルペンルート・室堂~立山編はコチラ
http://4travel.jp/traveler/tabimakuri/album/10396855/
3日目/立山・称名滝探勝~宇奈月温泉編はコチラ
http://4travel.jp/traveler/tabimakuri/album/10397232/
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