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モスタルの石橋(サタリー・モスト)、フランシスコ教会、サタリー・モスト博物館、ネレトヴァ川、マーシャル・チトー通り、コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ、カラジョズ・ベゴヴァ・ジャーミヤ、トルコの家と、ビハッチのメインスロリート、市役所、中央広場、モスク、破壊された教会を、巡った旅行記です。<br /><br />モスタルは、オスマントルコ領であった15世紀に町が作られました。1878年にオーストリア・ハンガリー領となり、第1次世界大戦後にユーゴスラヴィア王国領になります。第2次世界大戦中にドイツに占領され、戦後ユーゴスラヴィア連邦人民共和国、さらにユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国となっていきます。<br /><br />1992年にボスニア・ヘルツェゴビナが独立を宣言すると、モスタルはユーゴスラヴィア連邦軍の攻撃を受け、ボスニア人とクロアチア人は町を守るため協力して防衛にあたります。しかし、状況はさらに悲惨になりボスニア人とクロアチア人の間でも戦闘が始まってしまいます。モスタルの象徴であったネレトヴァ川にかかる石橋(サタリー・モスト)も、この時期に破壊されました。<br /><br />1994年に停戦が行われ、町の復興が開始されます。モスタルの町の由来ともなった石橋(サタリー・モスト)も2004年春に復旧工事が完了し、橋とその周辺は、2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。<br /><br />ビハッチは、内戦時さらに悲惨で民族と宗教の異なる6つの勢力が戦う戦場となり、多くの犠牲者がでました。再建がされないまま放置された教会が今もその姿をとどめていました。<br /><br />

ボスニア・ヘルツェゴビナの旅・・内戦を今に伝える、モスタルとビハッチを訪ねて

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2009/10/17 - 2009/10/18

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旅行記グループ 旧ユーゴスラヴィアの旅

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YAMAJI

YAMAJIさん

モスタルの石橋(サタリー・モスト)、フランシスコ教会、サタリー・モスト博物館、ネレトヴァ川、マーシャル・チトー通り、コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ、カラジョズ・ベゴヴァ・ジャーミヤ、トルコの家と、ビハッチのメインスロリート、市役所、中央広場、モスク、破壊された教会を、巡った旅行記です。

モスタルは、オスマントルコ領であった15世紀に町が作られました。1878年にオーストリア・ハンガリー領となり、第1次世界大戦後にユーゴスラヴィア王国領になります。第2次世界大戦中にドイツに占領され、戦後ユーゴスラヴィア連邦人民共和国、さらにユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国となっていきます。

1992年にボスニア・ヘルツェゴビナが独立を宣言すると、モスタルはユーゴスラヴィア連邦軍の攻撃を受け、ボスニア人とクロアチア人は町を守るため協力して防衛にあたります。しかし、状況はさらに悲惨になりボスニア人とクロアチア人の間でも戦闘が始まってしまいます。モスタルの象徴であったネレトヴァ川にかかる石橋(サタリー・モスト)も、この時期に破壊されました。

1994年に停戦が行われ、町の復興が開始されます。モスタルの町の由来ともなった石橋(サタリー・モスト)も2004年春に復旧工事が完了し、橋とその周辺は、2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ビハッチは、内戦時さらに悲惨で民族と宗教の異なる6つの勢力が戦う戦場となり、多くの犠牲者がでました。再建がされないまま放置された教会が今もその姿をとどめていました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
3.0
ショッピング
3.0
交通
3.0

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  • モスタルの石橋、サタリー・モスト。

    モスタルの石橋、サタリー・モスト。

  • モスタルの若者。内戦を知らない子供達は、底抜けに明るい。

    モスタルの若者。内戦を知らない子供達は、底抜けに明るい。

  • モスタルのフランシスコ教会

    モスタルのフランシスコ教会

  • 内戦の傷跡が今も残るモスタルの建物

    内戦の傷跡が今も残るモスタルの建物

  • モスタルの内戦で破壊された石橋(絵葉書より)。

    モスタルの内戦で破壊された石橋(絵葉書より)。

  • 復興された石橋、サタリー・モスト。

    復興された石橋、サタリー・モスト。

  • 石橋のアーチ上では、観光客相手の飛び込みがある。

    石橋のアーチ上では、観光客相手の飛び込みがある。

  • 石橋は以外に狭い

    石橋は以外に狭い

  • 飛び込み教室のある建物

    飛び込み教室のある建物

  • サタリー・モスト博物館

    サタリー・モスト博物館

  • 石橋のたもとの「DON&#39;T FORGET 93」の石碑

    石橋のたもとの「DON'T FORGET 93」の石碑

  • 石橋よりネレトヴァ川の上流側を望む

    石橋よりネレトヴァ川の上流側を望む

  • 石橋よりネレトヴァ川の下流側を望む

    石橋よりネレトヴァ川の下流側を望む

  • 石橋近くにはレストランやカフェが並ぶ

    石橋近くにはレストランやカフェが並ぶ

  • モスタルのマーシャル・チトー通り

    モスタルのマーシャル・チトー通り

  • モスタルのお土産屋。トルコやロシア風の物も多い。

    モスタルのお土産屋。トルコやロシア風の物も多い。

  • モスタルのお土産屋

    モスタルのお土産屋

  • モスタルのお土産屋。内戦に使用されたグッズが並ぶ。

    モスタルのお土産屋。内戦に使用されたグッズが並ぶ。

  • 内戦の遺品

    内戦の遺品

  • 弾丸ペン。日本では武器扱いの為、日本にお土産として持ち帰れません。

    弾丸ペン。日本では武器扱いの為、日本にお土産として持ち帰れません。

  • モスタルのお土産屋

    モスタルのお土産屋

  • コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ

    コスキ・メフメット・パシナ・ジャーミヤ

  • モスクのお清め所

    モスクのお清め所

  • カラジョズ・ベゴヴァ・ジャーミヤ

    カラジョズ・ベゴヴァ・ジャーミヤ

  • 内戦で破壊されたモスクと新モスク。

    内戦で破壊されたモスクと新モスク。

  • モスタルのトルコの家の入口

    モスタルのトルコの家の入口

  • トルコの家の中庭

    トルコの家の中庭

  • モスタルの新旧の建物。左側の建物は内戦の傷跡を残している、右側の建物は新しく建て替えられている。

    モスタルの新旧の建物。左側の建物は内戦の傷跡を残している、右側の建物は新しく建て替えられている。

  • ジャブラニカの羊の丸焼き。道路沿いに数件のレストランで見られた。ビハッチに向かう1000m以上の峠越えでは、雪がすでに積もっていました。ここ数日で急に寒く成ったとの事でした。

    ジャブラニカの羊の丸焼き。道路沿いに数件のレストランで見られた。ビハッチに向かう1000m以上の峠越えでは、雪がすでに積もっていました。ここ数日で急に寒く成ったとの事でした。

  • ビハッチの案内図

    ビハッチの案内図

  • ビハッチのメインストリート

    ビハッチのメインストリート

  • ビハッチの市役所。庁舎前の旗は、左からボスニア・ヘルツェゴビナの国旗とビハッチ市の旗、EUの旗です。

    ビハッチの市役所。庁舎前の旗は、左からボスニア・ヘルツェゴビナの国旗とビハッチ市の旗、EUの旗です。

  • ビハッチの中央広場。黒い石碑の左端に町の紋章が見られます。

    ビハッチの中央広場。黒い石碑の左端に町の紋章が見られます。

  • ビハッチの焼き栗屋さん。手に持っている筒いっぱいで1ユーロでした。食べる時手が汚れますが、「アッツ熱」でとても美味しかったです。

    ビハッチの焼き栗屋さん。手に持っている筒いっぱいで1ユーロでした。食べる時手が汚れますが、「アッツ熱」でとても美味しかったです。

  • ビハッチの子供達。内戦を知らない子供達は、底抜けに明るい。色んなポーズをしてくれるので撮影に苦労しました。この笑顔が永遠であります様に。

    ビハッチの子供達。内戦を知らない子供達は、底抜けに明るい。色んなポーズをしてくれるので撮影に苦労しました。この笑顔が永遠であります様に。

  • ビハッチのモスク

    ビハッチのモスク

  • ビハッチの破壊された教会

    ビハッチの破壊された教会

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