クロアチアの旅（１）・・ローマ時代、中世、現代が融合した町、ザダルを訪ねて

2009/10/14 - 2009/10/14

ザダルのフランシスコ会修道院、シ−オルガン、太陽の挨拶、ザダル港、ローマ時代のフォーラム跡、恥の柱、聖ドナト教会、聖マリア教会・修道院、考古学博物館、聖ストシャ大聖堂、シロカ通り、クロアト、ナロドニィ広場、時計塔、民俗学博物館、聖ミカエル教会、聖クルシェヴァン教会、聖クルシェヴァン門、城壁を、巡った旅行記です。

ザダルは、かつてはダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市で、町の起源は紀元前９世紀のリブルニア人の集落にまでさかのぼります。ローマ帝国の支配を経て、中世にはヴェネツィア共和国と競うほどの勢力を誇っていました。しかし、第４次十字軍の攻撃で、ヴェネツィア共和国の支配下に置かれます。キリスト教勢力でありながら、十字軍の攻撃を受けたことは、ザダルがもつ地理的、経済的な地位がいかに重要であったか、ヴェネツィアにとつて邪魔な存在だったかがわかります。ザダルの旧市街は、歴史を通じて幾度となく攻撃を受けていますが、ローマ時代から中世、現代まで多くの見どころが残る町です。

エリア ザダール(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

ラブ島が見えてきた。島の中心都市ラブの起源は、紀元前１５世紀までさかのぼるという。ラブ島には現在ヌーディストビーチがあることで有名です。

アドリア海沿岸はカルスト台地が続く

クロアチアの海岸はフィーヨルド。イタリア東海岸に比べ天然の良港が多いのはこのため。

ザダルのフランシスコ会修道院。１２８３年に建てられたゴシック様式の建物です。

フランシスコ会修道院の入口

ザダルの「シーオルガン」。風と波によりメロディーを奏でる仕組み。

シーオルガンの空気口

ザダルの「太陽の挨拶」。ソーラパネルで夜はライトアップされる。

ザダル港のフェリー埠頭。イタリアやクロアチアの主要港を結んでいる。

ローマ時代のフォーラム。ローマ時代の広場のことで、行政・宗教・通商など町の中心であった。

ザダルのフォーラム跡

フォーラムに残された遺跡跡

フォーラムの「恥の柱」。ローマ時代のまま残っている円柱で、中世には軽犯罪者がここに縛られ嘲笑の的にされたところ。

ザダルの聖ドナト教会。９世紀にた建てられたプレ・ロマネスク様式の円形教会で、石材はローマ時代の神殿から転用したものも多いという。

聖ドナト教会の礼拝堂

聖ドナト教会の鐘楼

ザダルの聖マリア教会・修道院。ベネディクト会の女子修道院で、優れた宗教絵画のコレクションで知られている。

ザダルの考古学博物館。１８３２年開館のクロアチアで２番目に古い博物館である。

ザダルの聖ストシャ大聖堂。１２世紀に建てられたロマネスク様式のダルマチアで最大の大聖堂である。

聖ストシャ大聖堂の入口

ザダルのシロカ通り。ザダルのメイン通り。

ザダルの元祖ネクタイ屋さん「クロアト」。ネクタイはクロアチアが発祥の地です。入口の取手がネクタイのデザインになっています。

シロカ通りのジェラート屋さん

ザダルのナロドニィ広場

ナロドニィ広場の時計塔

ザダルの民俗学博物館

ザダルの聖ミカエル教会

ザダルの聖クルシェヴァン教会。現在修復中でした。聖クルシェヴァンは、時間の計り方と天文航海の確立に大きく貢献した人物として知られている。

聖クルシェヴァン教会前の銅像

聖クルシェヴァン門

聖クルシェヴァン門よりヨットハーバーを望む

ザダルの城壁

ザダルの城壁の上。幅広い城壁の上は、車道になつておりビックリ。

ザダルの港