秋のルクセンブルク

2009/10 - 2009/10

ルクセンブルクへ日帰りドライブ行ってきました！
凄い久々で、約10年ぶり！

実は国境越えの手前でパスポート忘れた事に気付いた！
とは言っても、国境なんて「おいでませ、ルクセンブルク」って看板あるだけだし。
飛行機と違って車だとどうも国を超えるという感覚が無い！
誰もパスポートチェックしないし！

って事で、パスポートなしで国境越え！
結果？もちろん何もなし！

ここで「10年前もパスポート忘れてルクセンブルク来た…」って事思い出した！


で、写真はペトリュス渓谷とアドルフ橋！

エリア ルクセンブルク(ルクセンブルク)

憲法広場からペトリュス渓谷とアドルフ橋を望む。

今度は逆、アドルフ橋から旧市街、憲法広場。

憲法広場の女神像。
天気が今一だったのが残念！
紅葉はちょっと始まった感じで、11月に行ったら真っ赤になって綺麗なんじゃないかな。

で、何しにルクセンブルクへ行ったのか。

シーフード食べに！

ほんと！
ルクセンブルクは内陸とは行っても文化はベルギー・フランス圏なので食事はフランス料理。
なので肉・肉・キャベツのドイツにうんざりしてて、友達と「シーフード！」って事でほとんど思いつきで行ってきた。

ルクセンブルク旧市街地にはレストラン・カフェエリアがあって、そこに行けば何かあるだろう！って行ったんだけど、我々にとってめぼしい店が無い!!
とどのつまりはシーフードの店が1件しかなくて、しかもあんまり繁盛してなさそう。

それでツーリストインフォに行ったんだけど、やる気のない、いかにもバイトな兄ちゃんが「美味いシーフード？わかんない。レストランガイドマップあげるから自分で探して」。
こんな奴に怒ってもいい答えは返ってこない！

と言う事で自力！

でもちょっと歩いてみただけでもそれなりに店はあって、地元客が一杯のシーフードレストランも発見！

それがここ、Brasserie Guillaume！

なにが良かったか？
入り口にあるメニューを見ようとしたら店内混んでるのにウェイターが態々ドア開けて「いらっしゃいませ！どうぞ！」と笑顔で迎えてくれた事。
中に入って席に着く前にメニュー見せてもらって、ここにしよう！と決定。
ここは言葉はフランス語とちょっと英語。

そして注文したのが、ご飯ものとしてフランス産ジロール茸のリゾット。

パンは元々ついていた。
フレンチフライはこの後紹介する料理のサイド。

一緒に行った日本人の友達が「このジロール茸、日本でも買えるけどめちゃくちゃ高いんだよ！」って発狂！
確かにひとつひとつがしっかりした味、秋の味覚堪能！
（今、調べたら100g千円以上だって！）

そしてこちら、ムール貝の白ワイン蒸し！
待ってました！これが食べたかった！！！！！！！！！

ここでは白ワイン蒸し、クリームソース、カレーソースの3種類から選べた。
カレーは論外！そして貝の味、海の味を楽しむならあっさりした白ワインだよね！
最後に底に残ったスープもパンに合うんだよね！

そこでお値段！
実は驚いたのがリゾット！
お値段EUR25（約3300円）！
高いでしょ！ほとんどジロール茸代だと思うけど。

そしてムール貝はEUR23（約3100円）。
こっちの方が安い！ってかジロール茸って高いのね。


その他に地元民は何を注文していたのかと言うと、昼だったせいもあり断トツカルパッチョ！
あっちもこっちもカルパッチョ！
これも美味しそうだった！

そしてムール貝、次が生牡蠣！ただ、量がそんなに多くなかった（16個位？多分）んでお腹には溜まらなかったかも。

ルクセンブルクは旧市街地自体がユネスコの世界遺産に登録されているんだけど、こちら大公宫殿。

1574年に市庁舎として建設され、現在は迎賓館や大公執務室として使用されている。
夏休み期間は中を見学できるらしいけど、もちろんこの日は夏休みとは縁遠いので不可。
建物が完全にベルギー・フランス。
ドイツの色彩ではない！

衛兵の詰め所は2か所あるけど、いたのは一人だけ。
まあ、非常に平和なのでわかりますが、手抜き？経費削減？

そして徐に行進開始。
一人で50ｍの所を行ったり来たり。地面が汚れてるのでいかに歩いているかがわかるでしょう。
観光客が10人位（しょぼい！）いて写真撮ってた事が救い？

ギョーム2世広場。ウイリアム2世大公の像が中心に。

そして教会！

まずは

St.Michael教会


外観取るの忘れた！

可愛らしい教会。

それでも立派なオルガン。

そしてこの街＝この国で一番大きな教会、Notre Dame Cathedral

St.Michael教会と比べてもでかい！

ユネスコ世界遺産、その古い街並みと要塞群。
もちろん、既に紹介されていたエリアも世界遺産なんだけど、これからがメイン！

橋の街！
写真中央は「ボックの砲台」

シャトー橋。

ここは1994年に世界遺産に指定。

シャトー橋を中から望む。

メインはもちろんながーーいながーーーーい全長17kmにも及ぶ地下道、要塞！

シーズンオフなんでこんな人っ子一人いない写真も撮影可能！

作られたのは1737年。今残ってるのは23kmの一部。それでも17kmだよ！
この要塞って2つの世界大戦中は防空壕として３万５千人もの人が避難してたんだって。

こんな余裕の広さのエリアだけじゃなくて、狭い所はこんなに狭い！

とにかく何層にもなっていて、上の二つの写真は別の階。
移動は狭いらせん階段で永遠に回るのかと思う位クルクル回る回る！

ここは他にも大砲や狭いながらもバルコニーがあって、空気は新鮮だった。
でもやっぱり要塞、実際にここで軍隊が防衛にあたっていたんだよね。

入場料はたったEUR2、ルクセンブルクに行ったら是非行ってみましょう！