2009/08/05 - 2009/08/18
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もいもいさん
トルコ旅行記:その2
旅の前半戦のハイライト・カッパドキア。
カッパドキアといえば、万里の長城やタージマハル、モンサンミッシェルと同じくらい世界の誰もが知っている有名世界遺産。
メディアから流されてくる映像も数多く、行ったことがないのに知ったような気になっている人も多いかもしれません。
かく言う私もその一人でしたが、やはり実際に行ってみるとその素晴らしさにただただ感動でした。
美しい奇岩群の風景と洞窟教会や地下都市に代表される圧倒的な迫力の歴史遺産の数々。
世界には本当に素晴らしい所がまだまだあるのです。
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さてさて、ようやくギョレメ村の宿「エリフ・スター」に到着です。
全室洞窟部屋です。 -
宿から向かい側を。
眺望バッチリです。 -
洞窟部屋の内部。
とっても綺麗で、インテリアもセンス良し。
これで80リラ/一泊(1部屋)はお値打ちです。 -
もう夕方なのでこの旅行初の本格的夕食に出かけました。
行った先は、歩き方にも載っている「ギョレメ・レストラン」 -
この旅行初のトルコフードですが、とっても美味しかったです。
唐辛子のペーストのメゼ(前菜)が最高にエフィスビールに合います。
サラダはこの旅でほぼ毎晩食べることになるチョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)
角切り野菜のシンプルなサラダですが、トルコの野菜はとっても美味。いくらでも食べられます。 -
早朝早起きしてみると、ギョレメの空に気球が浮かんでいました。
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なんとも幻想的な光景です。
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今日は自分の足で行けるギョレメ村周辺の散策です。
最初にギョレメ野外博物館に。 -
博物館といってもギョレメの洞窟教会群を総称してのもの。一帯に数多くの歴史的な教会群が存在します。
これはリンゴの教会ことエルマル・キリセの入口 -
内部には素晴らしいフレスコ画が広がる。
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こんな辺境の地に…。
ただただ驚きです。 -
美しいギョレメの谷
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沢山の洞窟教会が点在します。
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眼下に広がるカッパドキアの風景
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多くの修道士たちが生活していたのでしょう。
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炊事場の跡
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特に素晴らしフレスコ画が残っていると評判のカランルク・キルセ(暗闇の教会)
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噂通りの素晴らしいフレスコ画が残っていました。
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しばしご堪能あれ。
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続いて同様に評価の高いサンダル教会ことチャルクル・キリセへ
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ここのフレスコ画も最高です。
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ドームの天井まで装飾に覆われています。
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続いて青のフレスコ画で有名なトカル・キルセへ
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この深みのあるブルー、最高です。
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10世紀の後半、ビザンツ芸術の華やかなりし頃の装飾だそうです。
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日も高くなってきたので、村の中心の木陰の食堂でランチにします。
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ピデ(トルコのピザ)を注文。
ピデの中でも基本形、ひき肉のピデ。
サクサクの生地が美味しいです。 -
果物のマーケット。
どれも美味しそうなので、ブドウを買ってしまいました。 -
村の中心部にも奇岩が展開しています。
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乾燥したカッパドキアの大地ですが、村には緑が溢れています。
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午後はエリフ・スターのご主人ムスタファさんに教えてもらったギョレメのハイキングコースを行きます。
村の中心にあるジャーミィの脇の道を登っていきます。 -
遥か遠く、ウチヒサールの奇景も見えてきました。
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この先はムスタファさんが教えてくれた‘サンセットポイント’
夕方、また来てみようと思います。 -
そのまま尾根伝いにずんずん行ってみます。
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両脇には葡萄畑が広がってきました。
普通葡萄畑と言うともう少し高い所(葡萄棚)に実がなるものですが、カッパドキアの葡萄は地面すれすれになっています。
冬は雪も積もるカッパドキアゆえ、この様になるようです。(ちなみにカッパドキアはワインの産地でもあります。) -
道なりにあったリンゴの木。
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美味しそうな実がたわわに実っていました。
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もう少し歩くと、奇岩群の犇めくギョレメの谷に出ます。
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何故こんな奇岩が出来るのか、理由は色々あるのですが、世界中でここだけの不思議な光景であることは間違いありません。
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不思議の国に来た気分です。
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人造物でない事が不思議でなりません。
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カッパドキアの夏の日中は暑い。(といってもカラカラに乾燥しているので汗でベタベタになることは無いのですが…)
さっきマーケットで買った葡萄を休憩して頂きました。
甘みが凝縮され、さながら濃縮ぶどうジュースを飲むような美味しい葡萄でした。 -
沿道のポプラの木。
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そのまま歩いて行くと大規模リゾートホテルとして有名なツーリストホテルの脇に出ます。
1〜2時間で散策可能なウォーキングコースですので、皆さんも是非時間があれば歩いてみてください。 -
歩き疲れたので街の中心のチャイ屋で休憩です。
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葡萄棚に覆われた街のチャイ屋。
こんな光景がトルコの街では、この後至る所で見受けられました。
心の休憩場所です。 -
夕方になってきたので、先ほど通ったサンセット・ポイントに行ってみます。
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まだ日が沈むまで時間がったので、さっき訪れたリンゴの木まで歩いていました。
そうすると、向こうから「Come Here」の声が。
リンゴの木のオーナーさんが我々を呼んでくれたのです。 -
人懐っこい娘さんと黙々とリンゴを拾うお母さんでした。
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娘さんが我々に袋いっぱいリンゴをくれました。
甘酸っぱくって、瑞々しいトルコのリンゴ。
宿の人たちにも後でお裾分けしました。
こういう出会いって嬉しくなりますね。 -
素敵な出会いの後、ようやく日が沈んできました。(この時期は午後8時位にならないと日は沈みません)
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サンセット・ポイントにも人々が集まってきました。
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夕日に映えるギョレメの光景。
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今日の日もさようなら、ですね。
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お楽しみの晩御飯です。
なんとなく雰囲気の良さそうなオトガル脇のシルクロードレストランに入りました。 -
定番の羊飼いサラダに豆の煮込み、シシケバブ。
これがトルコ料理だろ、と自分で思っていたものを頼んでみました。
当然、美味しいです。
これに加えてビール1・2本、嫁さんがジュース1・2本、計40リラくらいです。(1リラ=略60円ちょっと)
ご参考までに。(カッパドキアはイスタンブールに次いで物価は高いです)
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