2009/07/12 - 2009/07/17
1429位(同エリア2144件中)
ロク69さん
7月12日、ハイキング5日目。ツェルマットでは最初のハイキングの日、氷河パラダイス(クラインマッターホルン)からの眺望とガンデック小屋の訪問、シュワルツゼーからツェルマットまでのハイキングを予定。
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7月12日のマッターホルンの朝焼け、雲が多いせいか一部がほんの少し赤く染まった程度だった。時刻は5時45分過ぎ、滞在中は毎朝(7/14除く)、アパートから展望場所(フィスパ川、ゴルナーグラート鉄道の線路を越えて、ホテル・ベラヴィスタのさらに上方)に行くことにした。早朝の村中では多くの日本人と出会う、歩いている10人中8人くらいはそうだろうかな。
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展望場所から村にもどり西に目を転ずると、ドムとティッシュホルンの鋭い頂が見える。サースフェーとは反対側から眺める山々に少しばかり感銘を覚える。
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今日の良い天候を確信して7:30にアパートを出発、フーリ行きのゴンドラ乗場までの15分くらいの歩行、朝の冷たい空気が心地よい。マッターホルンも顔を見せている。
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フーリから乗換えてトロッケナーシュテックへ向かう。ゴンドラから西北方向を見るとダン・ブランシュ、オーバーガーベルホルン、チナールロートホルン、ワイスホルンの4000mを超える秀峰群が勢ぞろいしている。何ともいえぬ感動とこれからの期待に大きく深呼吸する。
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同じくダン・ブランシュとマッターホルン、雲が架かりやすいこの2峰を揃って眺めることが出来る幸運に感謝しよう。
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トロッケナーシュテックから見るマッターホルン東壁、この2等辺三角形の安定感ある形はとても好きなマッターホルンの姿である。
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このあと行く予定のガンデック小屋を見る。絶壁にへばりつくように建つ小屋、バックのワイスホルンが美しい。
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クラインマッターホルン展望台からの大展望(1)。マッターホルンとダン・ブランシュ、山頂は雲が架かりだした。十字架がアクセントになる。
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大展望(2)。ダン・ブランシュ、オーバーガーベルホルン、チナールロートホルンが深い谷を抱えてそびえている。
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大展望(3)。さらにシャリホルン、ワイスホルン、谷を越えてはるか遠くにビーチホルンに続く山々。
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大展望(4)。ミシャベル連峰はやや雲が多い、アルプフーベル、アラリンホルン、リンプフィッシュホルンはくっきりと見えている。
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大展望(5)。すぐ近くのブライトホルン、ゴルナー氷河も見える。
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大展望(6)。リスカム(左、山頂は雲の中)、ポリュックス(中央の低い三角ピーク)、カストール(右)をバックにブライトホルンを目指すパーティが小さく見えている。
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大展望(7)。目を転じて西方のイタリア側、左には秀峰ダン・デラン4171mが聳える。
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大展望(8)。さらにダン・デランを経てレ・ジュモ3872m(中央やや右)、シャトー・デュ・クレトン3579m(中央、右肩に雪を持つ小さな尖峰)、シャトー・デ・ダム3488m(中央やや左、2つの尖峰)、つぎにグラン・コンバン4314m(中央左、ひときは高い大きな山容)。
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大展望(9)。さらに中央やや右の山塊はグランド・ジョラス4208mとモン・ブラン4807m、残念ながら雲の中。
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ダン・デラン(右)とグラン・コンバンのはるか下方にはイタリア側の拠点、ブルイユ(チェルヴィニア)の小さな村が見える。なんだか遥かに遠いところへ来てしまったような気がする。
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ブライトホルン4164mの登頂間近にパーティ、大自然のなかで人々の小さな歩みが大きな仕事(成果)を得られる近道だと実感する。
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1時間余りの眺望を独占した後(展望台は一人の女性のみで誰も上がって来なかった)、トロッケナーシュテックまで下る。ここからガンデック小屋まで約30分の登高だ。
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賑わうスキーヤーと離れ、小屋へ向けて歩き出す。最初は岩場だがペンキの印でコースは分りやすい。クラインマッターホルンでは見えなかったモンテ・ローザが見え出す。左のピークがノルトエンド4609m、右のピークが欧州大2位のデュフールシュピッツェ4634mだ。
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しばらく岩場を登ると雪解けで出来たと思われる小さな池にマッターホルンの東壁が映る場所に来る。名もない池だが、しっかりと山を抱いている。右端は、雲を頂くダン・ブランシュだ。
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岩場には所々、可憐な花が咲いていて目を奪われる。花の名前は知らない。
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20分ほど登った地点で出発したトロッケナーシュテック駅を見る。その向こうにはオーバーガーベルホルン、チナールロートホルン、ワイスホルンの山々が眺望できる。左下に先ほどの池が見える。
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小屋までもう少しという地点でのマッターホルン東壁、お気に入りの端正な三角形が見事だ。
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先ほどまでいたクラインマッターホルンと横のブライトホルン。いつ見ても良くあんな場所にロープウェイを架けることができたなぁと感心する。
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小屋の手前は雪道、登山靴が雪に少し沈むがスパッツを付けていたので助かった。約25分のアルバイトで小屋に到着した。
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ガンデック小屋の裏側、薪がたくさん積んである。煙突からはこの薪を燃やした煙とにおいが漂っている。なんとなく懐かしい雰囲気だ。
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小屋正面とテラス、左にはワイスホルンが雲を抱く。
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懐かしい薪のたなびく中、赤白ワインとスープをいただく。スープはガーリックのよく効いたポタージュ、パンとワインとの相性も良く元気が出る。
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白ワインを手に、山に乾杯をして飲もうとしたらグラスにマッターホルンが映っているのを発見。ワイングラスという小宇宙にマッターホルンを取り込んだ喜びが大きい。よく考えればレンズの応用で当たり前のことだが、この時は「新発見」に興奮してシャッターを押し続けた。
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モンテローザとカストール4228mを望む。雲の動きが速い。
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モンテローザと雲の動き。右の黒いピークがデュフールシュピッツェ4634m、左のピークはノルトエンド4609m、4000m級の山群を従える堂堂の高峰である。
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ドムを中心としたミシャベルの展望、マッターホルンなどと対峙する存在感ある偉大な山容だ。
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リンプフィッシュホルン4199mとストラールホルン4190m、ストラールホルンの右稜線に重なっているがアドラーホルン3988mも確認できる。
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左からオーバーガーベルホルン4063m、ヴェーレンクッペ3903m(雪を頂く)、チナールロートホルン4221m(右)が素晴しい。1時間弱の滞在で帰路に着く。トロッケナーシュテックからはフーリ経由シュワルツゼーへと向かう。
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シュワルツゼーに戻り、明日登る予定のヘルンリ小屋を望む。高度差約600m、3200mまでの登りは酸素も不足しないか心配になる。今日はここから、スタッフェル、フーリを経由してツェルマットまでのハイキングをする予定。
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シュワルツゼー湖畔に行くとやや風があるが、山々を映した湖面が美しい。明日(7/13)は朝早く来る予定なのでもっと静かな光景が見られることを期待してスタートする。
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1時間ほど下るとスタッフェルアルプのレストランが見えてきた。昼食を頂くことにしよう。
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今日のスープはにんじんスープ、大きな皿に入れて出てくる。あとはじゃがいも料理のレシティとワインとビール。
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レシティはとても美味しかったが、やはりあとに残った。夕方まで胃が重い気がした。ピクルスは美味しい。
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ここから見えるマッターホルンは、歪な形。頂部は雲で覆われて見えない。
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レストランをあとに下っていくとツムットの集落が見えてくる。リンプフィッシュホルン、ストラールホルンをバックに、寄り添うような家屋がいじらしい。
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遥か遠くには谷を越えて、フィンデルンの集落も見えてくる。
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ツムットの集落の中、予想より華やかな雰囲気のレストランがいくつかあった。ここでは道草せず素通りして先を急ぐ。
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ツムットの礼拝堂、風景に良く似合う建物だ。
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さらに進むと、カストール、ロッキアネーラ、ブライトホルンへと続く山並みが現われる。ツェルマットまでもうすぐだろう。今日は、合計3時間40分のハイキングであった(うち登りは25分)。
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