2008/04/14 - 2008/04/14
958位(同エリア1211件中)
ソフィさん
2008年4月14日(月)
ケルン中央駅の前に、オーデコロン発祥の店「4711」がある。
オーデコロンは、フランス語「オー・ドゥ・コローニュ(ケルンの水)」が訛ったもの。
このほのかに柑橘系の香りがする、多くの人に好かれる液体は、18世紀の初めにケルンに誕生した。
イタリアからやって来た香水の調合師さんが、君よ知るや南の国とばかり、南国の風の香りを、アルプス以北の国に伝えようとしたのだろう。
香水はクレオパトラの時代にあったようだが、それどころか紀元前1810年メソポタミアで香油や香水を蒸留(あるいは抽出?)していたとの話も聞く。
ヨーロッパで作られるようになったのは14世紀以降、イスラム文明からアルコール製造技術が入って来てからだろう。
だから、オー・ドゥ・コローニュが生まれる18世紀以前にも、同じようなものがたくさん存在したと考えられる。
私の推察だが、オー・ドゥ・コローニュがある意味での元祖的な意味を持つのは、それまでの宮廷・教会文化が、この水の出現で一般庶民化したからではないだろうか。
オー・ドゥ・コローニュ出現後約100年、ナポレオン軍がケルンにやって来て土産に持ち帰ったのが、幅広く知られるきっかけとなった。
ナポレオン自身も、愛好したらしい。
現在オー・ドゥ・コローニュは一般名詞に変わり、香水の一分類となっている。
香水はパルファン(またはエクストレ)、オー・ドゥ・パルファン、オー・ドゥ・トアレ、オー・ドゥ・コローニュと四段階に分類される。
それぞれ濃度にして20〜15%、15〜10%、10〜5%、5〜2%、また持続時間で5〜7時間、5時間、3〜4時間、1〜2時間と言われる。
「4711」なるブランド名は、店のあった番地名らしい。
現在の店は中央駅に近く、大聖堂にも近く、非常に便利なところにある。
そのためもあって、ケルンに来るたびにこの店を訪ねることになっているが、いつ来ても印象がすっきりしていて気軽に入りやすく、何かしら好奇心を呼ぶ雰囲気がある。
雨が少し激しく、傘が欲しいところを我慢して歩く。
旅行業者や不動産業者の看板やウィンドーをキョロキョロ見ながら、ケルンとの別れを惜しみつつ、船に戻ったころは、春浅きライン沿川はもう薄暗くなりつつあり、街頭照明が懐かしかった。
写真は「ソフィさんの旅行記」
http://4travel.jp/traveler/katase/
をご覧ください
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