2008/04/14 - 2008/04/14
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ソフィさん
2008年4月14日(月)
デュースブルグ(この辺りのドイツ語では「デュイスブルグ」と書いて「デュースブルグ」と読むそうだ)の辺りから、ルール炭田を取り巻く、世界切っての大工業地帯が始まる。
子供のころからよく聞かされた大鉱工業地帯を、ライン川から初めて訪問するのだ。
20世紀を代表する景観として、林立する煙突群、空を覆う黒煙を予想していたが、環境重視時代の工業地帯は非常に牧歌的な風景になっていた。
ここには、ライン川に沿って石炭の積み替えのために作られた、世界最大の河川港がある。
また規模や美しさで、世界的な橋も並んでいる。
第二次大戦でライン川を渡る橋が破壊されたので、復旧には最新の技術が使われているのだ。
最初に現れるエムシャー・シュネルヴェーク橋の、近代的な軽快さ。
次いで高速道路E34に架けられた、ラインを跨ぐ斜張橋ノイエンカンプ橋(中央スパン350m)の堂々とした姿は、デュースブルグのランドマークと聞く。
そしてアーチの美しい、完成時には同形式で世界一の大きさだったデュースブルグ・ラインハウゼン橋。
橋好きには宝の山であり、興奮でたまらない十分間である。
船は川に沿って蛇行しながら、間もなくデュッセルドルフを通過する。
ここは商取引の中心で、多くの日本企業の出先が置かれている。
1990年前後には、ここの日本人学校の生徒数が1,000人に達したと言う。
私が暮らした1970年ごろのパリには、日本人学校さえなかったものだ。
まだ日本料理店がヨーロッパに少なかったころ、ここの鮨が美味しいと聞き、一度は食べに行ってみたいと憧れたものだ。
明日通過するローレライを歌で有名にしたハインリッヒ・ハイネは、この町で生まれた。
午前中船内では、ビンゴゲームが行われた。
次々に変化する窓外の景色を眺めながらのゲームも、楽しかった。
昼食をゆっくり終えたころ、下船予定のケルンに着き、午後2時から午後6時まで下船が許可される。
希望すればガイド付きの小ツアーもあるが、各自自由に街を歩くこともできる。
私は自由行動を選ぶことにした。
写真が、ソフィーさんのブログ、
http://4travel.jp/traveler/katase/にあります。
ご覧ください。
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