2009/07/10 - 2009/07/12
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korotamaさん
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元々予定していた乗鞍行きに、急遽思い立った白馬前泊。
ちょうど1年前のこの週末も白馬でした。
今年は、去年どっちにしようかと悩んで行かなかった「栂池自然園」を歩くことにしました。
時期がね、高山植物真っ盛り。
景色を楽しむ、というよりは、ひたすら下を見ながら歩いて、花々の誘惑に負け続けるトレッキングとなってしまいました(^_^;)
栂池の位置関係
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=113923146550411158103.00046e92d7f62b03517d8&ll=36.764467,137.839794&spn=0.07646,0.154324&z=13
- 交通手段
- 自家用車
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-
ゴンドラリフト「イヴ」乗り場「栂池高原駅」(標高839m)です。
本当は8時台には出発したかったのですが、毎度のことながら、宿でのんびりしてしまい、乗り場に着いたのは9時半前(^_^;) -
栂池自然園までは、ゴンドラリフト「イヴ」と栂池ロープウェイを乗り継いで行きます。
この2つを合わせて「栂池パノラマウェイ」と呼びます。
栂池パノラマウェイ往復と栂池自然園入園料のセット券、定価3,300円。
宿で貰った割引券を利用して、2,950円(^.^) -
ゴシゴシゴシゴシこすりました。
-
前日まで、何日も雨が続いたという白馬地方。
「今日は混みますよ〜」との宿の奥さんのお言葉、的中です。
土曜の9時半で、既に列ができていました(・。・
6人乗りのゴンドラも、スキーシーズンのように、合い席です。
全長4,120m、標高差743mを約20分かけて登ります。 -
働いているゴンドラの数は多いですね。
傾斜のゆる〜い斜面を登って行きます。
行く手の山が雲に覆われているのが・・・ -
面白いですねー。
乗って5分ほどのところにある、ゴンドラリフトの中間駅「白樺駅」(標高952m)です。
ここでの乗り降りも可能のようです。 -
korotamaはそのまま乗り続け、ゴンドラリフトの終点駅「栂の森」駅(標高1,582m)に到着です。
所要時間は約20分。
相変わらず、山は雲に覆われています・・・ -
栂池ロープウェイです。
出発駅の栂大門駅(標高1,560m)までは徒歩数分。 -
栂池ロープウェイ、71人乗りです。
通常20分間隔のところ、臨時便が出ていましたが、満員乗車でした。
全長1,200m、標高差269mを約5分で登ります。 -
10:09、標高1,829mの「自然園駅」に到着です。
ミニ売店が出ていました。
お菓子の他、800円くらいのお結び弁当も売っていました。 -
幸いにも、雲もどこかへ行ってくれました(^◇^)
気温は12度。
袖から出る腕がスースーします。 -
ビジターセンターが自然園の入口です。
栂池高原駅で買ったチケットを見せて入園します。 -
ビジターセンターを通り抜けると、鳥さんがお出迎え(^。^)
栂池ヒュッテ記念館の屋根の上でひとり気持ち良さそうにさえずっていました。
ちょっと遠目だし、胸のあたりの黒い毛が? なのですが、貴方はキセキレイさん? -
雪解け水が滝になって流れ落ちています。
-
本日のコースです。
1周5.5km、所要時間は約3時間半だそうです。
時計周りに歩くことにしました。 -
標高1,860mから2,010mにかけて形成されている4つの高層湿原が木道によって結ばれています。
高層湿原…分解されずに堆積した泥炭が蓄積し、周囲よりも高くなったために地下水では涵養されず、雨水だけで維持されている湿原。 -
最初は「みずばしょう湿原」のはずれを歩きます。
標高1,860m。
ウラジロナナカマド、ミヤマカラマツ、コバウケイソウ、小イワカガミ、イワイチョウ、チングルマ、ワタスゲ、ミヤマキンポウゲ、タテヤマリンドウ が次から次へとkorotamaたちの足を止めてくれます(^^ゞ
ミズバショウ湿原が終わる辺りになって、ようやくこの湿原の主であるミズバショウが現れました。 -
最初に目を引いた、ウラジロナナカマド。
秋の紅葉は見事なんでしょうね〜。 -
コバイケイソウの群落
-
イワイチョウ群生
-
この湿原の主、ミズバショウです。
-
隣の「わたすげ湿原」へ向かう途中、木道脇に少々ユニークな、そして目を引く群生。
サンカヨウ満開
その他には、ミヤマキンポウゲ、キヌガサソウ、ベニバナイチゴ、タケシマラン、クロウスゴ、ワラビ、エンレイソウ、、、 -
涼しい風がそよそよと流れていました。
-
おぉ!
木道脇にも残雪。 -
「わたすげ湿原」
なんだけれど、ワタスゲはあまり目立ちませんでした。
コバイケイソウやコイワカガミ、咲き始めのニッコウキスゲ、マイヅルソウにチングルマ・・・ -
イワイチョウの葉っぱの中から顔を出すコイワカガミたち
-
マイヅルソウ群生。
葉っぱが大きいなぁ。
毎月のように見ていると、どうも新鮮味がなくなってきてしまいますねぇ・・・ -
チングルマ群落です〜(^◇^)
栂池自然園ではいたるところにチングルマが咲いていました〜〜〜。
あんなに大量に見たのは初めて! -
楠川
お弁当コーナーになっていました。 -
楠川を渡り、「浮島湿原」までは標高差10mを登ります。
えっちらおっちら(^_^;) -
ゴゼンタチバナ群生
他にも楽しませてくれたのは、
シラネアオイ、シナノキンバイ、ミツバオウレン、エンレイソウ、、、 -
振り返るとビジターセンターが見えます。
-
「浮島湿原」 標高1,870m
写真は緑が豊富ですが、水も豊富な湿原でした。 -
ワタスゲがゆらゆらしています〜。
先月の蔵王のに比べたら地味な感じでした。 -
あと少ししたら満開時を迎えそうなニッコウキスゲたち
-
浮島湿原を出ると、「展望湿原」まで標高差90mをひたすら登ります。
オオシラビソの木立の中、
ショウジョウバカマ、コイワカガミなどがひっそりと咲いていました。 -
急なヤセ尾根という所に出てきました。
視界がパーッと開け、風もヒューヒュー抜けます。
遠くに見えるのは白馬の町かな。
右下には雁股池。
左にちょろっと見えるのは、栂池でしょうか。 -
ひっそりと、ひっそりと、雁股池。
-
サラサドウダン、鈴なり!
-
絶景・・・
左:白馬岳(標高2,932.2m)
三国境を辿って、
右:小蓮華岳(標高2,769m)
湿原でも尾根でも、足元ばかりみていたので、腰が伸びました〜。
じゃない。
目に清々しかった〜〜〜。
愛でながら、お昼ご飯(^。^) -
標高2,010m、「展望湿原」です。
うーーーーん。
確かに絶景を眺められるポイントではあるけれど、あまりにもそのままの名前ですねぇ。
コバイケイソウにイワイチョウ、タテヤマリンドウなどが咲いていました。 -
いや、しかし美しいですね。
去年は雲に覆われて見られなかった白馬岳がとても近くに見えました(^○^)
白馬岳の左隣に見えるのは杓子岳かな? -
絶景を堪能し、復路につきました。
トレイルにも雪渓です。 -
小さい可愛らしい花、ハクサンコザクラの群生です。
向こうには雪解け水が流れています。 -
あれれれれれ〜。
雪渓に押し潰されちゃったのかな。 -
モウセン池。
展望所でランチタイムのグループあり、デザートのオレンジの香りが辺り一帯に漂っていました。
ワタスゲがゆらゆら〜 -
「銀命水」
・・・とは何ぞや?
字面から想像すると、長生きする水?
ペットボトルに汲んでいる人もあり、korotamaも手にすくって飲んでみた。
冷たかったねー。 -
自然園一望。
銀命水から浮島湿原までの間には、
ズダヤクシュ、オオバミゾホオズキ、シナノキンバイ、ベニバナイチゴにミヤマカラマツ、ハクサンボウフウなどが目を楽しませてくれました。
とくにシナノキンバイの黄が鮮やかだったな〜。 -
わたすげ湿原で黒っぽい魚を発見。
-
ミヤマカラマツ群生
-
ゴールです。
予定より30分オーバーの4時間のトレッキングでした。
想像通り、ここにもそこにも高山植物で、殆ど下ばかり見て歩いた4時間でしたが、ぃやぁ、ででーんとそびえる山々は圧巻です。
栂池自然園、そして、杓子岳、白馬岳、三国境に小蓮華岳。 -
14:50、栂池ロープウェイ臨時便で下山です。
帰りも混んでいましたー。 -
栂大門駅で降りて、ロープウェイを見送ります。
シャカシャカシャカシャカ走って、どんどん下山者を運びます。 -
栂大門駅から栂の森駅への途中に周遊1km程の「栂の森遊歩道」があります。
ロープウェイからどっと降りた人でゴンドラはきっと行列、と思い、時間調整でこの遊歩道を早足で歩きました。
木々が鬱蒼としています。 -
ちゃっちゃか前を歩くお抱えカメラマンを気にしつつも、korotama、花々に引っかかっちゃいます(^^ゞ
カラフトダイコンソウ
(樺太大根草/バラ科ダイコンソウ属/多年草)
大根草にも種類があるんですねぇ。
葉が結構大きいです。 -
カニコウモリ
(蟹蝙蝠/キク科コウモリソウ属/多年草)
初めて見たのは先月の乗鞍高原三本滝でした。
まだあの時は葉っぱの実でしたが、 -
栂の森では蕾をつけていました〜(^.^)
開花まであと一息ですね。 -
クワガタソウ(鍬形草/ゴマノハグサ科)でしょうか。
-
サンカヨウの実です。
栂池自然園では可愛らしい花を咲かせていたのに、300mも下ると、もうこのようになるんですね。 -
遊歩道の奥に位置する古池の水芭蕉も、見事にキャベツ畑と化していました(^^ゞ
-
急ぎ足の遊歩道散策を終え、栂の森駅からゴンドラリフト「イヴ」に乗ります。
帰りは相乗りにはなりませんでした。 -
狭いゴンドラの中をウロウロしながら景色を満喫します(^◇^)
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山々の斜面に造られたスキー場展望
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白馬連峰・
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白馬連峰・・
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白馬連峰・・・
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雪渓の合間に白馬山荘が見えました!
山小屋なんでしょうが、大きいですねぇ。 -
栂池スキー場に白馬の町
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番外です・・・
今回の信州行きは、もともと土日だけ乗鞍へ行こう、というものでしたが、ふっと思い立ち、金曜の夜に白馬に泊まることにしました。
そのお宿はネットで見つけたプチホテル。
「ヴィラ ブライトホーン」
〒399-9301
長野県北安曇郡白馬村エコーランド入口角 -
木の雰囲気がいいですね〜。
お風呂です。 -
久しぶりにペンション風の部屋に泊まりました。
遅い到着にもかかわらず、お茶にお菓子のサービス!
右下はモーニングサービスです。
豪勢です(*^。^*)
そして、ルームサービスです。 -
部屋の前の廊下。
朝ごはんはここでいただきました。
何故ならば、、、 -
眺め抜群の廊下です!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2009/07/18 18:55:31
- たぶん、キセキレイのメス?
- korotamaさん、こんばんは! ヾ(^o^)
栂池自然園を満喫されたようで、良かったですね〜。
> ちょっと遠目だし、胸のあたりの黒い毛が? なのですが、
> 貴方はキセキレイさん?
雰囲気としては、キセキレイのメスですね〜。
胸の黒い毛は、何かの汚れが付着したのではないでしょうか。
念の為、図鑑で確認しましたが、写真と同じ模様の鳥はいませんでした。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- korotamaさん からの返信 2009/07/19 16:40:50
- RE: たぶん、キセキレイのメス?
- 潮来メジロさん、こんにちは。korotamaです。
やはり、キセキレイさんと思ってよろしいですかねぇ。(そして、メスですかぁ!)
korotamaも、胸が黒い、同様の鳥を調べてみたのですが、見当たりませんでした。
勝手に、「ムナグロキセキレイ」なんて命名しちゃおうかな〜、なんて呑気に思ってもしまいました(^_^;)
もう少しズームできるカメラがあればよかったのですが!
潮来メジロさんも調べてくだって、どうも、ありがとうございます!
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