2009/03/14 - 2009/03/22
3852位(同エリア16409件中)
ニッキさん
今日はパリ最終日。
午前中ヴェルサイユ宮殿を訪れました。
そして午後には帰国の途につきます。(寂しい・・)
気が付けば今回の旅行記も13冊になってしまいました。
ドイツ・スイス・フランスと、それこそ見所満載、本当に夢のような時間を過ごせた事をとても嬉しく思います。
強運に恵まれた旅でした。
そしてラッキーは最後の最後まで続くのです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
朝8時30分にホテルを出発して、王妃マリーアントワネットが愛した「ヴェルサイユ宮殿」へとやってきました。
建物の左側はただいま工事中ですが、宮殿内の目玉である「鏡の回廊」の工事は終わって見学出来るので、とても楽しみです。 -
ヨーロッパ最大級の宮殿と広大な庭園を持つヴェルサイユ。
正面から見た建物は意外に地味ですが、華やかさに満ちた宮廷文化の名残りがこの門にも表れていますね。 -
小高い丘に建っているヴェルサイユ宮殿。
中央格子門から振り向くとヴェルサイユの街がよく見渡せます。 -
一昨日のパリのストライキでは、ここヴェルサイユ宮殿も閉鎖だったそうです。
ここがツアーの弱み。
ちょうど当たってたら、たぶん中止になって今回は見学出来なかったでしょうね。
あぁ〜、ストライキに掛からないで良かったです。
ラッキー!
見学コースは2階になります。 -
ルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼が行われた王室礼拝堂。
天井画も床の大理石もすごく綺麗で華やかなです。
吹き抜けの礼拝堂は2階から撮影しました。 -
ヘラクレスの間は宮殿で最も大きな部屋です。
そこに描かれている巨大な天井画は、ルイ14世後期の最高傑作と言われています。 -
ヴィーナスを中心とした神々を題材に天井画が描かれているヴィーナスの間。
ウァラン作のルイ14世像が静かに見守っています。 -
マルスの間は、天井に軍神マルスの勇壮な姿が描かれています。
かつて近衛兵の控えの間だったそうですが、その後は音楽会にも使われ、モーツアルトが演奏会をした事もあったそうです。 -
ルイ15世の王妃マリー・レシュチェンスカの肖像画が飾ってありました。
この部屋でちょっと事件発生。
私が写真を撮っている間に、私の斜め掛けバックのチャックが開けられてしまいました。
スリの技術って凄いですよ。全く気づきませんでした。
ただ、1枚写真を撮ってすぐにいつものように手をバックのチャックに戻した為、幸いにしてお財布もパスポートも無事でした。
でも、あんなに気を付けていたのに・・と思うと愕然です。
いつもバックは必ず前にして手を添え、混んでいる時は抱えていました。
でも写真を撮る時はどうしても両手はバックから離れてしまい、意識はカメラと被写体に集中してしまう為、その一瞬の隙をつかれたって感じです。
スリは観光地の入場料を払ってでも仕事をしにきているので、皆様も他人事ではなく細心の注意を払って下さいね。 -
とにかく被害が無かった事は不幸中の幸い「ラッキー!」そのものでした。
気を引き締めて次の部屋へ。
ルイ14世が戦場で戦う姿を描いたレリーフ。
「ベルサイユのばら」のオスカルのモデルになったとか・・。 -
ベルサイユ宮殿と言えばココ!
長さ73mの鏡の回廊です。
部屋に入って左側が鏡張りになっていて、部屋を広く見せる効果があります。 -
右側の窓からは庭園が一望出来ます。
-
天井画も素晴らしいのですが、なんと言ってもこの美しいシャンデリアでしょう。
すごく大きくてゴージャスなシャンデリアが「コレでもか。」ってほど天井から吊るされています。
それがまた鏡に映され、華麗なる世界にタイムスリップです。
豪華絢爛、もう圧巻です。 -
可愛らしい王妃の寝室です。
ルイ14世が王妃マリー・テレーズの為に造りましたが、最後はマリー・アントワネットが使用しました。 -
天蓋もゴージャス且つ可愛いですね。
この装飾はすべてマリー・アントワネット仕様だそうです。 -
王妃控えの間にはマリー・アントワネットと子供達の絵が飾られています。
王妃の人生の中でも、一番穏やかで幸せな時期だった事でしょう。 -
祭典の間は、かつては礼拝堂や衛兵の控えの間として使用されていましたが、ダヴィッド作「ナポレオンの戴冠式」の絵を展示する為に改装されました。
この絵は2作目で、1作目はルーブル美術館に展示されています。
同じ絵でありながら微妙に違いがあります。
左側にいる5人の女官の左から2番目の女性のドレスの色が白いのはルーブル、ピンクはヴェルサイユです。
他にも女官の後ろにいる男性の顔が違います。
女官から右側は全く同じように描いているのに、何の心境の変化でしょうか。
謎ですねぇ。 -
ハプスブルグ家の娘マリー・アントワネットが愛した「ベルサイユ宮殿」は、中世そのままの栄華を充分に楽しむ事ができました。
-
宮殿を出てからすぐの「ラトーヌの泉」から、はるか広大な庭園が見えます。
約100万?ですって。
スケールが壮大過ぎて訳わかりません。 -
「ネプチューンの泉」です。
両方とも噴水が出ていなかったのが残念です。
噴水が出ていると華やかなで綺麗ですよね。
豪華絢爛な宮殿ともお別れです。
あぁ、現実に戻らなければ・・。 -
そろそろツアーの日程も終わりに近づいてきました。
オペラ座近くの三越を集合場所にして、各自で昼食を済ませます。
日本料理店が近くにあるので、そこに行かれた方が多かったようですが、私達はあてもなくフラフラ。
ヴァンドーム広場にやってきました。・・と言うか、歩いていたら着いちゃった。
ここはやたら宝飾品のお店がひしめいています。
とりあえずシャネルだけはわかったので、写真だけは
撮っておきました。
でも、私達には関係ないので、さっさと退散します。 -
広場からオペラ座方面に戻って歩いていたら、すぐ右の道にカジュアルフード店を見つけました。
ピザトーストみたいです。
これならフランス語を喋れなくても指差しで何とかなりそう。
さっそく店に入りましょう。
ピザトーストを2枚注文してからフッと考えました。
(1枚が大き過ぎる)
とても食べられそうにありません。
慌てて「キャンセル」を申し出たのですが時すでに遅し・・。
次の一手は、(残すよりはマシ)と考え「テイクアウト」をお願いしました。
お店の若い従業員は苦笑いしてましたが、紙ぶくろに入れてくれました。
(後ほど、ツアーの若い男性の胃袋におさまりましたよ) -
アボガドサラダも注文しました。
これもずいぶんな量がありました。
ピザトーストのテイクアウト交渉で疲れはて、ドレッシングが何処にあるのか聞くのも面倒臭くなって、もうそのまま食べちゃいました。
我が家ではこんな時、あんちゃんは何の役にも立ちません。
いやいや、役にたちましたよ。
チップの用意をしてくれました。
「メルスィ」と言ってお礼のチップを渡すと、従業員のお嬢さんたちもニコニコ。
結局高くついたけど、食べ残しがゴミになって捨てられるよりはいいでしょう。 -
オペラ座近くのバレエ用品のお店です。
ウインドーにはチュチュが飾られ、奥を覗くとトゥシューズが棚にたくさん並んでいました。
バレエ用品のお店って初めてみました。
バレエ人口が格段に多いのでしょう。さすがに芸術の都パリですね。 -
昼食後、パリのシャルル・ド・ゴール空港に向かいました。
乗り継ぎのフランクフルトまで、1時間半程空の旅を楽しまなくてはなりません。
シャルル・ド・ゴール空港は厳しいですよ。
パリに着いた時から添乗員さんに「マカロンは手荷物出来ません。没収されますから、お土産に買う方は必ずトランクに入れて下さい。」と注意されていましたので、没収のトラブルはありませんでした。
しかし、手荷物検査の時、ブーツの女性は靴を脱がされました。
私はブーツでは無かったのですが、ブーツに見えてしまったのか靴を脱がされて靴はベルトコンベアへ。
私は靴下のままで金属探知機をくぐり抜けました。 -
飛行機はシャルル・ド・ゴール空港を離陸。
いよいよ帰国の途につきます。
パリの街がだんだん小さくなって眼下に見えてきました。 -
「ロマンチックスペシャル夢の9日間」
パリ以外は毎日移動の慌ただしい旅でしたが、どの街も想像以上に素敵で印象に残りました。
まさに夢のような毎日でした。
お天気にも恵まれ(私は晴れ女です)、コレといったトラブルもなく、添乗員も同じツアーの方たちも皆良い人達ばかりで、言うこと無しのとても楽しい旅でした。
旅行中「やっぱり私は強運だなぁ。」って思う出来事に何度も巡り合いましたが、何と言っても中1レベルの英語しか出来ない私に、現地の人達は皆さん親切で、感謝、感謝の旅になりました。
3月22日夕刻、飛行機は成田空港に無事到着しました。
次の日、成田空港で貨物機の着陸失敗の事故があり、成田空港で初めての死亡事故になってしまいました。
空港は閉鎖。到着便は他の空港に分散されました。
1日違いでとんでもないトラブルに巻き込まれる所でした。
最後の最後まで運が運を呼ぶ「ラッキー開運旅行」でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- おいちゃんさん 2009/10/18 08:44:55
- おひさしぶりです
- 御訪問いただく方々が増えてきて中途半端な旅行記を登録したことを痛く反省している今日この頃です ニッキさんは毎年旅行してしかも旅行記も書いて・・・えらい! わたしも見習いたいけど いかんせん・・・トホホ
ところでフランスって英語は通じないですか? 家内は一度はパリの街を歩いてみたい 現地のファッションを見てみたいと申すのですが(よくある話だよね〜 ってわたしは思うけど、少しは家内の意見も聞かないとねww)フランス語なんて数も数えられないし、食べ物は? レストランは? 心配です。随分昔ですが友達がフランスにいったがレストランに入れずマックですましたと・・・・そのときは おバカ♪ って笑ってましたが・・・
- ニッキさん からの返信 2009/10/18 14:01:34
- RE: おひさしぶりです
- こんにちは。
スペインの旅行記進んでいますか?
旅行記は自分の人生の記録でもありますので、ぜひ記憶を掘り起こして書き上げて下さいね。
書いておかないと忘れてしまう事が山ほどありますから。
ところでフランスですが、たぶん英語は通じないと思いますよ。
旅行記に何度かも書いたように、私達は勉強しなかったツケが回り、中1レベルの英語しか出来ません。従って個人旅行はちょっと難しいです。(さすがにトラブルがあったら対処できません)
それでも旅行を楽しむた為に、少しでもフリータイムを多く取ってあるツアーを選んでいます。
私は端から会話をしようとは思っていないです。
もうみごとに単語とジェスチャーと笑顔で乗り切ってます。
ボンジュール(ボンソワール) エクスキュゼ・モア? メルスィ フランス語はこんなもんです。
例えばルーブル美術館から凱旋門に行くにはメトロ1号線に乗ります。
ホームの前に改札があるので「このホームでいいのか?反対方向に行かないか?」ちょっと不安になり、困った時には必ず聞くが私の信念ですから電車を一台見送って進行方向を確認してから側にいたお嬢さんに聞きました。
お嬢さんに笑顔で「エクスキュゼ・モア?」進行方向を指差し「シャルル・ド・ゴール・エトワール?」
もうこれで十分。意思は通じちゃう。
彼女は忙しそうなさなか、ipodを取り出し現在の駅名を指差し、指で送りながら後6駅先だと教えてくれました。
フランス人は感じが悪いとか不親切とかいろいろと言われますが、旅行中に何度もこんな事がありましたが皆さんとても親切でした。
ホント笑顔で「メルスィ」です。
秘訣は文法でちゃんと会話しないとかっこ悪いなんておもわず、吹っ切っちゃう事ですかね。フランス語なんだから、喋られなくても当然ですよ。
ポケットサイズのフランス語自遊自在を持っていくのも手ですよ。
私は別に役に立たなかったけれど、あんちゃんは持っているだけで安心してました。
食事はコースのフランス料理を食べたいのなら、予め日本で予約も出来るみたいですよ。(JCBは現地デスクがあります)ランチメニューならビックリするほど高くはないだろうし・・。
持っているカード会社に問い合わせしてみたらいかがでしょうか。
ランチならカフェでも食べられるし、「るるぶ」や「まっぷる」に出ているビストロに行きたいのなら、本を持って食べたい料理の写真を指差せば大丈夫です。
私達が行ったシェ・レオンは安くて美味しいですよ。
同じツアーの新婚さんにもおススメして喜ばれました。
私達は2度目だったのでガーリック味にしましたが、初めての人は白ワインの方が無難です。
パリは見所満載、最高です。
絶対、もう一度、必ず、行くつもりです。
私達12月にベルリン→ドレスデン→プラハ→ウィーンとクリスマスマーケット巡りに行ってきます。
年に1度の自分へのご褒美です。(今回はちょっと早かったけど)
おいちゃんさんご夫婦もぜひ夢をかなえて下さい。
素敵な旅になりますように。
またご質問がありましたらわかる範囲でいつでもお答えしますよ。
-
- Michyさん 2009/08/17 18:40:34
- ラッキーで良かったです!
- ニッキさん、初めまして♪
楽しくラッキー開運旅行記を拝見させて頂きました。
特に最後のベルサイユで”斜め掛けバックのチャックが開けられていた…”
の部分、ドキリとしました。
実は過去に私もベルサイユではないのですが、ベルギーのアントワープの駅でスリに遭いそうな経験をしたものですから…。
とても大胆な泥棒で、地図を片手にホテルの場所を確認していると、片手に持っていたバックが邪魔になり、ちょこんと横のスーツケースの上に載せました。 ほんの数秒でした。 あっ!と気がついた時には、知らない男性が私のバックを持ってもう歩き出していました。 本当にビックリでした。
”ちょっと!私のバックぅ〜っ!!!”と日本語で叫び、その男からバックを奪回しましたが…。
すみません、初めましてのコメントなのに私のスリ体験を長々書いてしまいました。
でもスリに逢うというのは、それから他人事には思えなくなって、人混みの中とかは今でも緊張してしまいます。
ニッキさんは、被害に逢わなくて本当に良かったです。
楽しい旅行は良い思い出だけにしておきたいですよね。
中欧旅行記もまたゆっくり拝見させて頂きます。
Michy
- ニッキさん からの返信 2009/08/17 23:53:43
- RE: ラッキーで良かったです!
- Michyさん、初めまして。
訪問頂きましてありがとうございます。
Michyさんもスリの被害に遇いそうになったのですね。
お互い実害がなくて本当に良かったです。
海外はスリが多いと聞いていたので注意を払っていただけにちょっとショックでした。
来年はイタリアに行こうと思っているのですが、ヨーロッパの中でも決して治安が良いとは言えないので不安がいっぱいです。
本気で胴巻き買おうかしら?(笑)
無事で家に着くまでが旅と云いますから、トラブルのない楽しい旅行を心がけたいですよね。
気を引き締めないと・・。
Michyさんの旅行記は読み応えがあってワクワクします。
また訪問させて頂きます。 ニッキ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニッキさんの関連旅行記
パリ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
27