2009/06/13 - 2009/06/13
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みにくまさん
臨済宗建仁寺派 鷲峰山(じゅぶざん) 高台寿聖禅寺
建仁寺から祇園を観光した後、山の方へ歩いて高台寺に来ました。
特に事前勉強をして訪れたわけではないので、秀吉&ねねに関係のある寺だということを知り、ちょっと驚くとともにテンションもUPしました。
知識としての歴史と、実際に体感する歴史が繋がった時、難解なジグソーパズルの1ピースが重なった時のような、えもいわれぬ高揚感、達成感を味わうことができるんですよね。
これだから、歴史探索の旅はやめられない(^o^)
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台所坂
京都の有名な観光ルートのひとつ、ねねの道から台所坂を通って高台寺へ向かいました。
けっこう急な坂になっているので、足腰の弱い私たちには少しばかりきついです(^_^;) -
高台寺
鷲峰山(じゅぶざん)と号する臨済宗建仁寺派の寺で、正しくは高台寿聖禅寺といい、「蒔絵の寺」として広く知られています。 -
庫裏
豊臣秀吉の妻、北政所(ねね・高台院)が秀吉の菩提を弔うため、徳川家康の援助を受けて1606年に創建しました。 -
勅使門
創建当時、伏見城から多くの建物が堂宇として移築され、その華やかさは当時から人々の耳目をひいていました。
しかし度重なる火災に遭い、現在は開山堂・霊屋・表門・観月台・茶室の傘亭・時雨亭を残すのみとなりました(いずれも重要文化財)。 -
庫裏・方丈・唐門
北政所の墓所である霊屋(おたまや)には、秀吉夫妻の木像が安置され、須弥壇及び厨子に施された高台寺蒔絵として名高い華麗な蒔絵装飾は、室町時代の漆工芸美術の粋が尽くされています。 -
遺芳庵
高台寺の茶席遺芳庵です。
田舎屋風の茶室で、近世初期の茶人、灰屋紹益が夫人の吉野大夫をしのんで建てたもの。
壁一杯に開けられた丸窓は吉野窓といい、大胆な光の演出が期待できます。
にじり口がとても狭いのが印象的です。 -
開山堂 重要文化財
西側からの撮影。
手前の池は偃月池、右手には桜船廊があり、その中央部には観月台(重要文化財)が設けられています。 -
桜船廊
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方丈前庭(波心庭)
毎年春と秋に実施される夜間特別拝観と、夏の夜間拝観時には趣向を凝らしたライトアップが行われます。
右手には大きな枝垂れ桜が。
左手に見える門は、勅使門です。 -
方丈前庭(波心庭)
白砂の中心に2つの山があります。
寺社建築にはよく見られるこの山は、神様が降りられる山を模したものだと聞き覚えています。 -
方丈
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開山堂と庭園
開山堂は重要文化財。
庭園は小堀遠州作とされ、枝垂れ桜と荻の名所。
石組の見事さは桃山時代を代表する庭園として知られています。
開山堂を中心に、東に臥龍池、西の偃月池を中心として展開されており、国の史跡・名勝に指定されています。 -
観月台 重要文化財
書院と開山堂を結ぶ桜船廊の途中にある小規模な建築です。
ここから北政所は亡き秀吉をしのびながら月を眺めたという。 -
開山堂
1605年の建築。
高台寺第一の住職、三江紹益禅師(1572〜1650)を祀る塔所です。
左右の壇上には、木下家定(ねねの兄)、雲照院(家定の妻)等の像も安置されています。
礼堂部中央の彩色天井には北政所の御所車の天井、前方の格子天井には秀吉が使った御船の天井が用いられています(撮影禁止でした)。 -
霊屋(おたまや) 重要文化財
手前の池は臥龍池です。 -
臥龍池と臥龍廊
紅葉の時期にはここは、凄い人で身動きもとれないほどの人気スポットだそうです。
ライトアップ時には、水鏡となった池水が水辺の木々を映し込んで、幻想世界をつくりだします。 -
休憩
まだ6月の上旬ですが、暑くて暑くて・・・。
どこでか貰った団扇がとても役に立っています(^_^;) -
開山堂
南側からの撮影。 -
開山堂
建物の中ではお寺の方が内部装飾の説明をしてくれています。
堂内では写真撮影ができませんので、外からの撮影ですが、ほんの少だけ、見事な装飾の一部を見てとれます。 -
桜船廊
開山堂から見た桜船廊です。 -
臥龍廊
開山堂から見た臥龍廊です。
廊下の先には霊屋が少し見えます。
山を這い上がるように連なる屋根が、龍の背に似ているところからこの名が付けられました。 -
臥龍廊
手前は平坦、途中から上り坂に。 -
霊屋(おたまや) 重要文化財
秀吉と北政所をお祀りしている場所であり、厨子内左右に秀吉と北政所の木造を安置。
須弥壇や厨子には華麗な蒔絵が施され、世に高台寺蒔絵と称され、桃山時代の漆工芸美術の粋を集めています。 -
霊屋(おたまや)
ここも、堂内は撮影禁止なので、建物のそこかしこに見られる豪華な装飾を記録しておきました。 -
霊屋(おたまや)
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臥龍廊
霊屋側から下の方を見たところです。 -
傘亭(安閑窟) 重要文化財
伏見城から移築したものとされ、千利休の作、秀吉好みの茶室と伝える(ただし伏見城建設は利休の自刃後)。
宝形造茅葺きの素朴な建物で、内部の天井が竹で組まれ、その形が唐傘に似ている所から傘亭の名がある。 -
傘亭(安閑窟)
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時雨亭(重要文化財)
傘亭と時雨亭は、屋根付きの土間廊下で繋がれています。
傘亭の南側にある2階建ての珍しい茶室で、2階南側の上段の間は、柱間に壁や建具を設けない吹き放しになっています。
傘亭同様、千利休作で伏見城からの移築とされています。 -
傘亭〜廊下〜時雨亭
傘亭の方から時雨亭を見たところです。 -
時雨亭
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時雨亭
中はこんな感じになっています。 -
時雨亭
天井部分。 -
竹林
竹林の中の道を通り、山を降りるような感じに戻っていきます。 -
竹林
強い光も竹が和らげてくれるので、ここはけっこう涼しいです。 -
竹林
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鐘楼
本来ならこれで高台寺の拝観は終わりのはずですが、先ほどからチラチラと見える大きなものを放ってはおけない私たちでした↓ -
霊山観音
かなり遠くからでも見られる観音像。
近くに行って見てこようと思います。
拝観料200円。 -
霊山観音
平和日本の建設と殉国の英霊並びに対戦による犠牲者の冥福を祈念するために、石川博資により建立されたもので、昭和30年6月8日に開眼しました。 -
霊山観音
高さ 24メートル
御顔 6メートル
眉 1.1メートル
目 1メートル
鼻 1メートル
化仏身長 90センチ
口 90センチ
総重量 約500トン
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