![<br />2008年4月14日(月)<br /><br />ケルン大聖堂の向いに、ガラスを使って開放的なデザインのカフェ・レストランがある。<br /><br />その明るい建物のデザインと、窓からの眺めに惹かれて、これまで二度ほどランチに入ったことがあった。<br /><br />その都度、ガラス棚に並んでいる美味しそうなケーキを、一度は味わってみたいと思っていた。<br /><br />今日は時間的にもお茶の時間で、今こそはケーキを味わうチャンスとばかり、迷わずにカフェに入る。<br /><br />店内はほぼ満席で、皆楽しそうにお茶を飲んでいる。<br /><br /><br />ケーキを注文する段となって、メニューに写真入りの美味しそうなバウムクーヘンが目につく。<br /><br />「あ! これだ!」と、飛びついた次第だ。<br /><br />ドイツ語でバウムクーヘンは「樹の菓子」。<br /><br />ドイツ語の名前が付いているからには、ここは本場だろう。<br /><br />本場の味はどんなだろうかとも、思ったものだ。<br /><br /><br />日本で最初にこの菓子に出会ったときには、もっと美味しかったように覚えている。<br /><br />こんがりと焼いた香ばしさ、ほんのりとただよう洋酒の香り。<br /><br />懐かしい味と、今日は出会えるかも知れない。<br /><br /><br />しかし元を正せば、ドイツ語の名前が付いているとはいえ、バウムクーヘンはドイツ生まれとは考えられていないらしい。<br /><br />それは、ポーランド・リトアニア連合からやって来たと言われている。<br /><br />この聞き慣れない国は、16世紀から18世紀にかけて存在し、面積100万平方キロに近い、大国だった。<br /><br />現在の国でいえば、ポーランド、リトアニアのほか、ウクライナやベラルーシなども含まれた。<br /><br /><br />しかしもっと起源をさかのぼれば、ギリシャという説がもっともらしい。<br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/34/30/650x_10343077.jpg?updated_at=1243858779)
2008/04/14 - 2008/04/14
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ソフィさん
2008年4月14日(月)
ケルン大聖堂の向いに、ガラスを使って開放的なデザインのカフェ・レストランがある。
その明るい建物のデザインと、窓からの眺めに惹かれて、これまで二度ほどランチに入ったことがあった。
その都度、ガラス棚に並んでいる美味しそうなケーキを、一度は味わってみたいと思っていた。
今日は時間的にもお茶の時間で、今こそはケーキを味わうチャンスとばかり、迷わずにカフェに入る。
店内はほぼ満席で、皆楽しそうにお茶を飲んでいる。
ケーキを注文する段となって、メニューに写真入りの美味しそうなバウムクーヘンが目につく。
「あ! これだ!」と、飛びついた次第だ。
ドイツ語でバウムクーヘンは「樹の菓子」。
ドイツ語の名前が付いているからには、ここは本場だろう。
本場の味はどんなだろうかとも、思ったものだ。
日本で最初にこの菓子に出会ったときには、もっと美味しかったように覚えている。
こんがりと焼いた香ばしさ、ほんのりとただよう洋酒の香り。
懐かしい味と、今日は出会えるかも知れない。
しかし元を正せば、ドイツ語の名前が付いているとはいえ、バウムクーヘンはドイツ生まれとは考えられていないらしい。
それは、ポーランド・リトアニア連合からやって来たと言われている。
この聞き慣れない国は、16世紀から18世紀にかけて存在し、面積100万平方キロに近い、大国だった。
現在の国でいえば、ポーランド、リトアニアのほか、ウクライナやベラルーシなども含まれた。
しかしもっと起源をさかのぼれば、ギリシャという説がもっともらしい。
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