2009/04/25 - 2009/05/02
574位(同エリア845件中)
エカモグさん
夫婦で初めてのイングランド旅行記です。
2日目は、エジンバラの市内観光を中心に、湖水地方に向かう途中で立ち寄ったハドリアヌスの長城についての記録です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
まずは朝ご飯。ホリデイ・イン・エジンバラの朝食です。
朝食は完全ビュッフェスタイルですが、端から順番に取っていくとイングリッシュ・ブレークファーストの完成です。
豆のトマト煮、マッシュルーム、ポテトフライ、卵、ブラックプディング、ソーセージ。
あとトーストももちろんあります。
ここの特徴は、エジンバラならではのハギスもビュッフェの中に入っていること。
羊独特のクセがありますが、お好きな方には堪らない一品です。
私はお酒が欲しくなります(笑) -
エジンバラの街並みを車窓から。
屋根の上に見える不思議な筒は、ズバリ煙突です。
この本数の数だけ暖炉がある、ということ。 -
あちこちで見かける、フェンス&鍵付きの公園。
スコットランドでは昔から階級差別があり、今もなおその名残が残っているそうです。
この公園も、いわゆる高所得層の人のもので、
この公園の近所に住み、かつ公園の維持費(会員費みたいなもの)を払っている人だけが使うことができます。 -
「ジキル博士とハイド氏」で有名な作家、スティーブンソンが住んでいた家。赤いドアの右側に、彼の名のプレートが付いています。
この辺りでは以前、窓の数に比例して税金を徴収する、いわゆる「窓税」の制度があったため、この近辺の窓の中にはそれを逃れるために、窓を白(木枠)と黒(ガラス部)のペンキで塗り分けていた家があったそうです。そんな状況でも見た目のことを気にする彼らがほほえましく感じます。 -
街の中心に建つスコット記念塔を車窓から。
近代歴史小説の祖と言われる作家・ウォルター・スコットの業績をたたえて造られた塔。
今回は車窓からだけでしたが、塔に上ることもできるそうです。快晴の日は北海までが見渡せるとか。 -
カールトン・ヒルにある国家記念碑。別名「エジンバラの恥」。
19世紀初頭にナポレオン戦争で亡くなったスコットランド兵を顕彰して造られるはずでしたが、柱を12本建てたところで予算が底をつき、そのまま放置されたことから「恥」と呼ばれているようです。
ちょっとギリシャを思い出します。 -
カールトン・ヒルから北の景色。
落ち着いた色調の街並みが広がっています。 -
カールトン・ヒルにあるネルソン記念碑。
はるか彼方にはエジンバラ城の姿が望めます。 -
カールトン・ヒルから移動して、次はホリールード宮殿へ。ここは入場せず、外観観光です。
ホリールードとは、聖なる十字架、という意味。
この宮殿は、現在でも英国女王がスコットランドを訪問するときに滞在する場所としても有名です。 -
ホリールード庭園の抜け、道をはさんで反対側にあった素敵な建物。
金属と木材を融合させた、現代風の美しい建築です。 -
ホリールード宮殿からエジンバラ城に向かう途中にあるピープルズ・ストーリー博物館です。
1591年に市役所として建てられたもので、
現在では18世紀から現在までの庶民の仕事や生活ぶりを再現した博物館になっています。
塔から飛び出た感じの時計が素敵です。 -
エジンバラ城に到着。
左右が工事っぽいですが、8月中旬に開催される「ミリタリー・タトゥ」の観覧席を作っているそうです(今から?!)。
まるまる3カ月かけて、ゆっくり作っています・・・。 -
エジンバラ城。
6世紀に最初の城壁ができ、スコットランド王の居城として数奇な運命をたどってきた場所です。
入口にあたる写真右下の像は、左はスコットランド王トマス・ランドルフ、右はウィリアム・モリスです。
スコットランドの紋章には一角獣とアザミの花が描かれていますが、その他にイングランドの象徴である赤いバラも描かれています。
これは以前、イングランド王の言いなりになっていたスコットランド王がいたためで、スコットランド王になるためにイングランド王の承認が必要だった、という何とも情けない歴史が残した紋章なんだそうです。 -
エジンバラ城内、グレートホールの内部です。
壁面には槍や剣などの武器が並べられています。
現在でも、ここでパーティーなどを開くことがあるそうです。 -
エジンバラ城内、キングス・ロッジング。
将来のイングランド王、ジェイムス6世が誕生した場所で、クラウン・ルームには王冠・王笏・剣と、運命の石が飾られています。意外とキラキラしていません。宝石をほとんど使っていないからです。運命の石に至っては・・・本当に「石」です。。。
写真は展示場内にて。だんだん人が浮き上がってくる展示手法が素敵です。 -
エジンバラ城内、礼拝堂のシルエット。
一番上部にはスコットランドの旗が、その下にはイングランドの旗が翻っています。
ちなみにこのエジンバラ城の入場チケットは、裏面の絵柄が複数あって楽しいです。 -
ロイヤルマイル沿いにあるクロースの1つ。
クロースとは、石造りのアーチの奥に続く迷路のような路地のこと。本当にこんな狭さですが、道を抜けた先は広場になっていたり、お店があったりと、発見する楽しみがあります。 -
レディ・ステア・クロースにあるライターズ博物館。
執筆中の作家の看板が目印です。
内部にはスコットランドを代表する作家ウォルター・スコット卿や詩人ロバート・バーンズ、スティーブンソンなど、スコットランド出身の作家たちの遺稿や身の回りの品が展示されています。 -
ロイヤル・マイルの中心に位置する、セント・ジャイルズ大聖堂です。
1120年に創建されたゴシック様式の教会です。
現存する建物は、火事で焼失した建物の跡地に1385年に再建されたものです。
16世紀には、宗教改革の先駆者ジョン・ノックスが司祭をつとめ、この教会でカトリックの廃絶とプロテスタントについて説いたそうです。
毎週日曜日の午後6時から、礼拝堂内でクラシックの無料コンサートも開かれているようです。 -
これもロイヤル・マイル沿いに入口のあるクロースの1つ。
「OLD FISHMARKET CLOSE」というだけあって、上の方に魚の飾りがついてます。可愛い。 -
ランチは「ALBANY BOUTIQUE HOTEL」の地下レストランで。
ここはもともと住宅だったところを改装したそうで、そこかしこが自然で可愛いです。
今日のメニューは、
・ハギスのウィスキーソース
・スコティッシュサーモンのグリル
レモンバターソース
・バニラアイスのベリーソース
でした。どれもすごく美味しい!
ツアーのゴハンってあんまり・・・ってことが多いですが、
ここはとっても良かったです。 -
エジンバラから湖水地方へ向かう途中に立ち寄った、お土産屋さんの集合施設。
www.gretnagreen.co.uk
タータンチェックからウィスキーまで、大体のスコットランド土産がそろいます。
めちゃめちゃ広い敷地の中に、ショップが立ち並んでいる、という感じです。 -
ハドリアヌスの長城、の一部、です。
ハドリアヌスの長城は、ローマ人からの侵攻を防ぐために建てられたものです。
ナショナル・トラストにも指定されています。
こんな感じの塀が、この付近一帯のあちらこちらにあります。
遺跡なのか、牧場の持ち主が立てた塀なのか、
パッと見では区別ができないような・・・。 -
今日のディナーは湖水地方の有名ホテル、スワンホテルのレストランです。
メニューは
・トマトのスープ
・ボイルチキン レンズ豆ソース
・ブレッド&バタープディング
でした。写真はプディングです。 -
今日のホテルはウィンダミア湖畔にあるウォーターヘッドホテル。ここに2連泊です。
すごい可愛いです!お部屋のデザインも一部屋一部屋違うらしいです。
近代的なデザイン性と便利さはもちろん最高、ロケーションも最高で言うことなしです。
簡単なウェルカムフルーツまで用意されていました。 -
ウォーターヘッドホテルのティーセット。
今回の旅行ではここが一番ゴージャスでした。
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