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嵐山観光、天龍寺⇒常寂光寺↓<br /><br />◎ 二尊院<br /><br />雨が降ったり止んだりで、写真を撮影するにはかなり厳しい状況となりました。ただ、道中で傘を買ったのが正解で、それ以降、売っている場所がほとんどありませんでした。<br /><br /><br />本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため、二尊院と呼びますが、正式には「小倉山二尊教院華台寺」と言い、天台宗に属しています。<br /><br />承和年間(834−847)に、嵯峨天皇の勅により円仁(慈覚大師)が建立したと伝えられます。以後、荒廃するが、鎌倉時代初期、法然の高弟である湛空らにより再興。<br /><br />当寺は、明治維新まで天皇の名代として勅使参詣があり、御所でのすべての仏事を司り公家方との交流も盛んでした。 <br /><br />現在は法然上人25霊場17番札所となっています。

嵐山観光 「二尊院」

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2009/04/04 - 2009/04/04

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みにくま

みにくまさん

嵐山観光、天龍寺⇒常寂光寺↓

◎ 二尊院

雨が降ったり止んだりで、写真を撮影するにはかなり厳しい状況となりました。ただ、道中で傘を買ったのが正解で、それ以降、売っている場所がほとんどありませんでした。


本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため、二尊院と呼びますが、正式には「小倉山二尊教院華台寺」と言い、天台宗に属しています。

承和年間(834−847)に、嵯峨天皇の勅により円仁(慈覚大師)が建立したと伝えられます。以後、荒廃するが、鎌倉時代初期、法然の高弟である湛空らにより再興。

当寺は、明治維新まで天皇の名代として勅使参詣があり、御所でのすべての仏事を司り公家方との交流も盛んでした。

現在は法然上人25霊場17番札所となっています。

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  • 総門 京都市指定有形文化財<br /><br />門の横にある桜と、後方にチラチラ見える桜に誘われて、中に入ってみます。<br />

    総門 京都市指定有形文化財

    門の横にある桜と、後方にチラチラ見える桜に誘われて、中に入ってみます。

  • 総門<br /><br />室町時代に造られたもので、伏見城の薬医門を1614年に角倉了以により移築したものとされています。<br />

    総門

    室町時代に造られたもので、伏見城の薬医門を1614年に角倉了以により移築したものとされています。

  • 紅葉の馬場<br /><br />総門の先に真っ直ぐに伸びた参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋には紅葉がとても美しい名所です。<br />

    紅葉の馬場

    総門の先に真っ直ぐに伸びた参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋には紅葉がとても美しい名所です。

  • 紅葉の馬場<br /><br />今回のトップ写真。<br />

    紅葉の馬場

    今回のトップ写真。

  • 紅葉の馬場

    紅葉の馬場

  • 紅葉の馬場<br /><br />後ろを振り返ると・・<br />

    紅葉の馬場

    後ろを振り返ると・・

  • 紅葉の馬場

    紅葉の馬場

  • 勅使門(唐門)<br /><br />1521年、三条西実隆によって再建。

    勅使門(唐門)

    1521年、三条西実隆によって再建。

  • 本堂築地塀<br /><br />塀に引かれた五本線は、この寺院が皇室と関係が深いことを表し、その格式の高さを物語っています。<br /><br />

    本堂築地塀

    塀に引かれた五本線は、この寺院が皇室と関係が深いことを表し、その格式の高さを物語っています。

  • 本堂 京都市指定有形文化財<br /><br />1521年、三条西実隆によって再建。<br /><br />本尊 釈迦如来・阿弥陀如来(いずれも平安時代のもので、重要文化財)<br />

    本堂 京都市指定有形文化財

    1521年、三条西実隆によって再建。

    本尊 釈迦如来・阿弥陀如来(いずれも平安時代のもので、重要文化財)

  • 本堂<br /><br />京都御所の紫辰殿を模して内陣も紫辰殿のお内仏と同様に造られました。また、外陣の床は「うぐいす張り」となっています。 <br />

    本堂

    京都御所の紫辰殿を模して内陣も紫辰殿のお内仏と同様に造られました。また、外陣の床は「うぐいす張り」となっています。

  • 柵に腰を掛けないで下さい<br /><br />またまた、いたずら小僧のみるく丸が悪さをしています(・o・)<br /><br /><br />後ろに映っている門は、黒門です。<br />

    柵に腰を掛けないで下さい

    またまた、いたずら小僧のみるく丸が悪さをしています(・o・)


    後ろに映っている門は、黒門です。

  • 鐘楼<br /><br />梵鐘は慶長9年(1604)の鋳造でしたが、平成4年(1992)に再鋳し「しあわせの鐘」と名づけられました。<br />第一に自分が生かされている幸せを祈願し、第二に生きとし生けるものに感謝し、第三に世界人類の幸せのためにと三つ撞くのだそうです。<br />

    鐘楼

    梵鐘は慶長9年(1604)の鋳造でしたが、平成4年(1992)に再鋳し「しあわせの鐘」と名づけられました。
    第一に自分が生かされている幸せを祈願し、第二に生きとし生けるものに感謝し、第三に世界人類の幸せのためにと三つ撞くのだそうです。

  • 旧梵鐘<br /><br />銘 慶長9(1604)年9月吉日<br /><br />大工天命 大川忠右衛門<br />

    旧梵鐘

    銘 慶長9(1604)年9月吉日

    大工天命 大川忠右衛門

  • 法然上人廟 京都市指定有形文化財<br /><br />室町時代の建物。<br />

    法然上人廟 京都市指定有形文化財

    室町時代の建物。

  • 八社ノ宮 京都市指定有形文化財<br /><br />室町時代の建物。<br /><br />

    八社ノ宮 京都市指定有形文化財

    室町時代の建物。

  • 庭園<br />

    庭園

  • 庭園<br />

    庭園

  • お駕籠<br /><br />江戸時代末期頃、二尊院住職が京都御所にお読経に行かれる時に使用されたものです。<br /><br />なお、菊の御紋が付いているので、御所に入る時には無条件で入れたそうです。<br />

    お駕籠

    江戸時代末期頃、二尊院住職が京都御所にお読経に行かれる時に使用されたものです。

    なお、菊の御紋が付いているので、御所に入る時には無条件で入れたそうです。

  • 法然上人足曳の御影 重要文化財<br /><br />寺伝によれば、関白藤原兼実が絵師宅間法眼に命じて描かせたものという。ところがこの画は法然上人が湯上り後、片足を外にあらわしたものであったが、上人は画像に向かって持念されると、不思議にも画中の上人は片足を引き、端座の相になったという。<br /><br /><br />

    法然上人足曳の御影 重要文化財

    寺伝によれば、関白藤原兼実が絵師宅間法眼に命じて描かせたものという。ところがこの画は法然上人が湯上り後、片足を外にあらわしたものであったが、上人は画像に向かって持念されると、不思議にも画中の上人は片足を引き、端座の相になったという。


  • 九頭竜弁財天

    九頭竜弁財天

  • 九頭竜弁財天鳳凰

    九頭竜弁財天鳳凰

  • 九頭竜弁財天<br /><br />百人一首<br />「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今一度の 御幸またなむ   貞信公=藤原忠平」<br /><br /><br />★ おしまい ★<br /><br />次は妙祐久遠寺へ<br />

    九頭竜弁財天

    百人一首
    「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今一度の 御幸またなむ   貞信公=藤原忠平」


    ★ おしまい ★

    次は妙祐久遠寺へ

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 一歩人さん 2009/04/23 06:39:46
    みにくまさんの桜紀行、いや桜といえば、みにくまさんかな
    みにくまさんへ
    桜、桜♪、旅行記が満開ですね。
    バックの風景画色々で興味深々。
    なぜか、モクレンのみの一歩人です。
    上野にも、皇居にも行って撮ったのですが、
    江戸東京紀行のキャラに合わないもので
    自爆(あ!誰かのキャラ)できません。
    ありがとうございました。
    失礼しま〜す。

    みにくま

    みにくまさん からの返信 2009/04/23 13:39:44
    RE: みにくまさんの桜紀行、いや桜といえば、みにくまさんかな

    一歩人さん、こんにちは〜。

    今年は過去に例が無いくらい桜を見に行きました。
    本当は京都の桜旅行記を先にUPしようと思ったのですが、帰ってから直ぐに大阪の桜巡りをしてしまって、追いつかなくなってしまったのです・・。

    嵐山では、あいにく天気が悪かったのと、途中でデジカメのバッテリーが無くなってしまったので、あまりいい写真が撮れませんでした。

    そんな中で、なるべく京都らしい写真を撮ろうと頑張ったのですが、いかがでしょう(^_^;)

    そういえば、ずっと前に東京に住んでいた頃は、上野公園とかに花見に行きました。
    当時は同僚に連れられていっただけで、あまり桜には興味がなかったのですが、今ならずっと楽しめると思います。


    では〜もう少しだけ京都旅行記が続きます〜。

    これからもよろしくお願いいたします。

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