2009/04/04 - 2009/04/04
1913位(同エリア4639件中)
みにくまさん
天龍寺の観光を終えた後は、ゆっくり歩いて大覚寺に向かう予定です。
でも、そこまでの道のりの途中にも、何箇所か寄り道していきたいお寺さんがあり、この「常寂光寺」もそのうちの一つでした。
ただ、天気があまり良くなく、雨がぱらついていたのが予定外(+_+)
◎ 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
日蓮宗の寺院です。
1596年、本国寺16世究敲竟院日槇が、この地に隠棲して開創しました。
寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で、天台四土にいう”常寂光土の観”があるところからこの名が付けられたと言われています。
-
山門
ここからお寺に入ります。
手前の白い看板には、「枝垂桜開花中」と書かれています。 -
参道
真っ直ぐのこの道を進んで行きます。
前方左手に見える受付で拝観料を支払います。
たしか、300円だったかと・・・。 -
枝垂れ桜
受付を過ぎると左手すぐに枝垂れ桜がありました。
ちょうどこの時が満開って感じでした。 -
枝垂れ桜
染井吉野や山桜よりも2週間程早く開花する早咲きの枝垂れ桜で、ちょうど春の彼岸ごろ開花します。
咲き始めはやや濃いピンク色で、咲き進むと白色になります。
樹齢80年くらいの大木。 -
枝垂れ桜
-
参道に
こんな木がありました。
名前は分かりません・・・(+_+) -
仁王門
もともとは本圀寺の南門として南北朝時代に作られました。
その後1616年に現在地に移設され、1828年と1976年に解体修理を施し、今日に至ります。 -
仁王像
福井県小浜の日蓮宗寺院・長源寺から移された。
寺伝に運慶作というが実際の作者は不明。
運慶(うんけい)は、平安時代末期、鎌倉時代初期に活動した仏師。 -
末吉坂
ここから本堂へは少し急な階段を登って行きます。
正面の急な階段は本堂へ、右手の少し緩やかな階段は庫裏へ。
3月から6月の間は特に苔の美しい季節です。
苔の種類によって最も美しい時期は違いますが、末吉坂の苔の斜面は、一年を通じて迫力のある苔庭です。 -
鐘楼
1641年、当山四世日選上人の建立。
ただし、梵鐘は第二次世界大戦中に徴資によって没収されました。
現在の梵鐘は、1973年に青木一郎博士の音響設計で、古律黄鐘調の新鐘として鋳造されました。
手前に咲いている白い花は、雪柳です。
毎年、梅の花が散る頃に咲き始めるそうです。 -
本堂
慶長年間(1596〜1615)小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築し本堂としました。 -
本堂
本堂の裏側です。
川が流れていたりして、落ち着いた感じの庭園になっています。
本堂の縁側では、座ってゆっくり見学することができるようになっていました。 -
本堂
奥には、本堂と庫裏をつなぐ素敵な渡り廊下がありました。 -
多宝塔 重要文化財
1620年建立、高さ12mの檜皮葺き。
辻藤兵衛尉直信という京都町衆(京商人)が大旦那として献じたもので、当時の京都町衆の財力を偲ばせるとともに、その秀麗さは鎌倉期の名作、石山寺多宝塔とも比肩させられるほどです。 -
多宝塔
-
多宝塔
霊元天皇より”宸筆並尊閣”という三字額の下賜を受け、正面に掲げられています。
額の文字は分かりにくいですが、”並尊閣”と書かれているみたいです。 -
多宝塔
少し上のほうから撮影しました。
こちらからだと、京都の街が一望できそうです。
ただ、少し天気が悪かったので、あまり綺麗に撮影できませんでした。 -
多宝塔
-
開山堂
-
ちりめん山椒
京都こと路のちりめん山椒
2月2日放送TBS系
はなまるマーケット
特集「冬こそ京都ぶらり旅」で京都の達人・船越英一郎さんイチ押しの京都土産として紹介されました。 -
参道にて
何気なく撮ったお花の写真ですが、背後に階段を登る男性の背が綺麗に写り込み、実に味のある写真に育ってくれました。
★ おしまい ★
次は「二尊院」へ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
みにくまさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21