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天龍寺の観光を終えた後は、ゆっくり歩いて大覚寺に向かう予定です。<br />でも、そこまでの道のりの途中にも、何箇所か寄り道していきたいお寺さんがあり、この「常寂光寺」もそのうちの一つでした。<br /><br />ただ、天気があまり良くなく、雨がぱらついていたのが予定外(+_+)<br /><br /><br />◎ 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)<br /><br />日蓮宗の寺院です。<br />1596年、本国寺16世究敲竟院日槇が、この地に隠棲して開創しました。<br />寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で、天台四土にいう”常寂光土の観”があるところからこの名が付けられたと言われています。<br />

嵐山観光 「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」

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2009/04/04 - 2009/04/04

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みにくま

みにくまさん

天龍寺の観光を終えた後は、ゆっくり歩いて大覚寺に向かう予定です。
でも、そこまでの道のりの途中にも、何箇所か寄り道していきたいお寺さんがあり、この「常寂光寺」もそのうちの一つでした。

ただ、天気があまり良くなく、雨がぱらついていたのが予定外(+_+)


◎ 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)

日蓮宗の寺院です。
1596年、本国寺16世究敲竟院日槇が、この地に隠棲して開創しました。
寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で、天台四土にいう”常寂光土の観”があるところからこの名が付けられたと言われています。

  • 山門<br /><br />ここからお寺に入ります。<br />手前の白い看板には、「枝垂桜開花中」と書かれています。<br />

    山門

    ここからお寺に入ります。
    手前の白い看板には、「枝垂桜開花中」と書かれています。

  • 参道<br /><br />真っ直ぐのこの道を進んで行きます。<br />前方左手に見える受付で拝観料を支払います。<br />たしか、300円だったかと・・・。<br />

    参道

    真っ直ぐのこの道を進んで行きます。
    前方左手に見える受付で拝観料を支払います。
    たしか、300円だったかと・・・。

  • 枝垂れ桜<br /><br />受付を過ぎると左手すぐに枝垂れ桜がありました。<br />ちょうどこの時が満開って感じでした。<br />

    枝垂れ桜

    受付を過ぎると左手すぐに枝垂れ桜がありました。
    ちょうどこの時が満開って感じでした。

  • 枝垂れ桜<br /><br />染井吉野や山桜よりも2週間程早く開花する早咲きの枝垂れ桜で、ちょうど春の彼岸ごろ開花します。<br />咲き始めはやや濃いピンク色で、咲き進むと白色になります。<br />樹齢80年くらいの大木。<br />

    枝垂れ桜

    染井吉野や山桜よりも2週間程早く開花する早咲きの枝垂れ桜で、ちょうど春の彼岸ごろ開花します。
    咲き始めはやや濃いピンク色で、咲き進むと白色になります。
    樹齢80年くらいの大木。

  • 枝垂れ桜<br />

    枝垂れ桜

  • 参道に<br /><br />こんな木がありました。<br />名前は分かりません・・・(+_+)<br />

    参道に

    こんな木がありました。
    名前は分かりません・・・(+_+)

  • 仁王門<br /><br />もともとは本圀寺の南門として南北朝時代に作られました。<br />その後1616年に現在地に移設され、1828年と1976年に解体修理を施し、今日に至ります。<br /><br />

    仁王門

    もともとは本圀寺の南門として南北朝時代に作られました。
    その後1616年に現在地に移設され、1828年と1976年に解体修理を施し、今日に至ります。

  • 仁王像<br /><br />福井県小浜の日蓮宗寺院・長源寺から移された。<br />寺伝に運慶作というが実際の作者は不明。<br /><br />運慶(うんけい)は、平安時代末期、鎌倉時代初期に活動した仏師。

    仁王像

    福井県小浜の日蓮宗寺院・長源寺から移された。
    寺伝に運慶作というが実際の作者は不明。

    運慶(うんけい)は、平安時代末期、鎌倉時代初期に活動した仏師。

  • 末吉坂<br /><br />ここから本堂へは少し急な階段を登って行きます。<br /><br />正面の急な階段は本堂へ、右手の少し緩やかな階段は庫裏へ。<br /><br />3月から6月の間は特に苔の美しい季節です。<br />苔の種類によって最も美しい時期は違いますが、末吉坂の苔の斜面は、一年を通じて迫力のある苔庭です。<br />

    末吉坂

    ここから本堂へは少し急な階段を登って行きます。

    正面の急な階段は本堂へ、右手の少し緩やかな階段は庫裏へ。

    3月から6月の間は特に苔の美しい季節です。
    苔の種類によって最も美しい時期は違いますが、末吉坂の苔の斜面は、一年を通じて迫力のある苔庭です。

  • 鐘楼<br /><br />1641年、当山四世日選上人の建立。<br /><br />ただし、梵鐘は第二次世界大戦中に徴資によって没収されました。<br />現在の梵鐘は、1973年に青木一郎博士の音響設計で、古律黄鐘調の新鐘として鋳造されました。<br /><br /><br />手前に咲いている白い花は、雪柳です。<br />毎年、梅の花が散る頃に咲き始めるそうです。<br />

    鐘楼

    1641年、当山四世日選上人の建立。

    ただし、梵鐘は第二次世界大戦中に徴資によって没収されました。
    現在の梵鐘は、1973年に青木一郎博士の音響設計で、古律黄鐘調の新鐘として鋳造されました。


    手前に咲いている白い花は、雪柳です。
    毎年、梅の花が散る頃に咲き始めるそうです。

  • 本堂<br /><br />慶長年間(1596〜1615)小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築し本堂としました。<br />

    本堂

    慶長年間(1596〜1615)小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築し本堂としました。

  • 本堂<br /><br />本堂の裏側です。<br />川が流れていたりして、落ち着いた感じの庭園になっています。<br />本堂の縁側では、座ってゆっくり見学することができるようになっていました。<br />

    本堂

    本堂の裏側です。
    川が流れていたりして、落ち着いた感じの庭園になっています。
    本堂の縁側では、座ってゆっくり見学することができるようになっていました。

  • 本堂<br /><br />奥には、本堂と庫裏をつなぐ素敵な渡り廊下がありました。<br />

    本堂

    奥には、本堂と庫裏をつなぐ素敵な渡り廊下がありました。

  • 多宝塔 重要文化財<br /><br />1620年建立、高さ12mの檜皮葺き。<br /><br />辻藤兵衛尉直信という京都町衆(京商人)が大旦那として献じたもので、当時の京都町衆の財力を偲ばせるとともに、その秀麗さは鎌倉期の名作、石山寺多宝塔とも比肩させられるほどです。<br /><br /><br /><br />

    多宝塔 重要文化財

    1620年建立、高さ12mの檜皮葺き。

    辻藤兵衛尉直信という京都町衆(京商人)が大旦那として献じたもので、当時の京都町衆の財力を偲ばせるとともに、その秀麗さは鎌倉期の名作、石山寺多宝塔とも比肩させられるほどです。



  • 多宝塔

    多宝塔

  • 多宝塔<br /><br />霊元天皇より”宸筆並尊閣”という三字額の下賜を受け、正面に掲げられています。<br /><br />額の文字は分かりにくいですが、”並尊閣”と書かれているみたいです。<br />

    多宝塔

    霊元天皇より”宸筆並尊閣”という三字額の下賜を受け、正面に掲げられています。

    額の文字は分かりにくいですが、”並尊閣”と書かれているみたいです。

  • 多宝塔<br /><br />少し上のほうから撮影しました。<br />こちらからだと、京都の街が一望できそうです。<br /><br />ただ、少し天気が悪かったので、あまり綺麗に撮影できませんでした。<br />

    多宝塔

    少し上のほうから撮影しました。
    こちらからだと、京都の街が一望できそうです。

    ただ、少し天気が悪かったので、あまり綺麗に撮影できませんでした。

  • 多宝塔<br /><br />

    多宝塔

  • 開山堂<br /><br />

    開山堂

  • ちりめん山椒<br /><br />京都こと路のちりめん山椒<br /><br />2月2日放送TBS系<br />はなまるマーケット<br />特集「冬こそ京都ぶらり旅」で京都の達人・船越英一郎さんイチ押しの京都土産として紹介されました。<br />

    ちりめん山椒

    京都こと路のちりめん山椒

    2月2日放送TBS系
    はなまるマーケット
    特集「冬こそ京都ぶらり旅」で京都の達人・船越英一郎さんイチ押しの京都土産として紹介されました。

  • 参道にて<br /><br />何気なく撮ったお花の写真ですが、背後に階段を登る男性の背が綺麗に写り込み、実に味のある写真に育ってくれました。<br /><br /><br />★ おしまい ★<br /><br />次は「二尊院」へ<br />

    参道にて

    何気なく撮ったお花の写真ですが、背後に階段を登る男性の背が綺麗に写り込み、実に味のある写真に育ってくれました。


    ★ おしまい ★

    次は「二尊院」へ

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