2006/10/06 - 2006/10/17
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ペコリーノさん
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今日はサンモリッツからルガーノまでのポストバスに乗る日。
バスが出るまでサンモリッツを観光。
セガンティーニ美術館では3部作に感動。
ルガーノまでのバスの車窓の風景。
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電車でサンモリッツに向かいます。10分ほど。
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冷え込む朝。川から霧が上っています。
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サンモリッツ鉄道駅前。コインロッカーにスーツケースを預け、街を散策。
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これはたぶん色をつけているんだと思うけど、どうやっているんだろう。
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意外と紅葉する(葉が赤くなる)木は少ない。
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湖畔の散歩道へ。
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サンモリッツの町は高級ホテルが立ち並ぶエリアと、サンモリッツ湖をもう少し南に行った温泉のあるところの二つに分かれます。
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ここは温泉施設があるらしい。中にはスポーツセンターもある。
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犬がじっとしているのでなんだろう、と思ってみると。
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土手の上で飼い主が立ち話をしていました。
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丘の上にある、「セガンティーニ美術館」へ行くことにしました。途中からへんな道を登っていったので、美術館への道がわからなくなり、たまたまそこで工事をしていたおじさんたちに聞いたのですが、丘の上を指差すだけ。分かります、この上にあるのね。でも、私が聞きたいのはそこへ行く道はどっちなの?ってこと。だって上にまっすぐ上る道は無いんだから。
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郵便を配っているおじさんに遭遇!で、またセガンティーニ美術館への道を聞くと、「この道を右に登って左側」と詳しく教えてくれました。ありがとう。やっぱり郵便屋さんは頼りになるなぁ。
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セガンティーニ美術館。到着しました。
美術館は小さな円筒形の建物です。受付に行って、入館料を払うと「説明文があるんだけど、何語がいいかしら。」というので、だめもとで「Japanese」と言ったら、「あるわよ。」といって日本語の図録の本を貸してくれました。これは他の美術館にある絵も入っているのですが、ここにある絵の説明も書いてあるのです。 -
初期のころの小さな作品10点あまりと、最晩年の3部作と呼ばれる大作の作品しかここには無いのですが、最晩年の作品は静かな山間部の山の生活の様子をゴッホのような激しいタッチで描いていて見ごたえがありました。この、3部作がマローヤとか、ソーリオ(2年前に行きました)が舞台になっているのです。
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チョコレートやさんの看板。
こんなところにも「寿司」ブームがきてます。 -
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早めにサンモリッツ駅に戻って、駅の売店でコーヒーとパンを買い、昼を済ませて、荷物をコインロッカーから出して、30分前ぐらいからバスの乗り場で待っていました。
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そうすると10分ぐらい前から続々と人が集まってきて、黄色いバスが到着したら、このバスに乗り込む乗客が30人ぐらいいました。
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「あ、従兄弟に予約してもらっていて、よかった!」と私は思いました。まず、荷物をバスの横の大きな荷物入れに入れます。次に運転手の人が予約の人の名前を次々読み上げて、チケットを買い、バスに乗り込んでいきます。私は最後のほうまで名前が呼ばれなかったか、聞き取れなかったかだったのですが、乗り込んで名前を言うと、名簿にちゃんとその名前が書かれていて、「じゃ、後ろの方の空いているところに座って。」と言われて、(酔いそうだなぁ。)と思いながらも後ろから3番目の席に座りました。
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エンガデンバスの窓に映った黄色いポストバス。
昨日までは隣のエンガデンバスに乗っていたんだな〜。 -
マローヤを過ぎるとバスは高度を下げていきます。
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マローヤを通り過ぎると、昨日見た九十九折の山道を谷底まで下りていきます。そこからは小さな村の家と家の間の細い道を通ったり、山道を通ったりするのですが、これがかなりのスピードなのです。たとえて言えば日光のいろは坂を60キロ以上のスピードでがんがん行く。という感じ。ぜったいに3-40キロではない!と言う自信があります!で、後ろの席だからなのか道が悪いからなのか、結構上下にゆれるんですよ。でペットボトルのお水も飲めない。
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景色は美しいんですよほんとに。で、要所要所でドライバーがアナウンスで説明をしてくれるんです。何語かはよくわからないんですが。
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山村の小さな村、「カスタセーニャ」の停留所を過ぎるとそこに小さな国境があります。ま、有料道路の料金所みたいなところですが。通過。イタリアに入りました。そうするといきなり村の家や、レストランなどにPizzeriaや、Ristranteの文字やイタリア国旗が並びます。家の様子も今までのきれいな家の窓辺にお花を飾って・・・と言う雰囲気ではなく、ストライプの日よけをおいて・・・と言う雰囲気になってきました。
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サンモリッツの標高は1810m、マローヤの1812mを頂点にどんどん標高を下げて、国境の町カスタセーニャは690m、20分の休憩をした「キアヴェンナ」は333m、ここまで来るとサンモリッツのあの涼しい気温が懐かしい。日差しも気温もイタリアだな〜と感じさせます。
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キアヴェンナ駅。私の人生初のイタリアです。
アメリカから来たという60歳ぐらいの女性は、美術が好きなようで、ジャコメッティやセガンティーニの話をしていました。ジャコメッティは私はよく分からないので、「名前だけは知っている。」と言いましたが、セガンティーニは「私は今朝、サンモリッツでセガンティーニ美術館へ行きましたよ!」と話をしました。 -
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イタリア、コモ湖
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こういう建物の雰囲気がいかにもイタリアという感じがします。
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バスはコモ湖畔をしばらく走ります。コモ湖畔はイタリアでも有名なリゾート。サンモリッツとはちがう、華やかな印象があります。そしてそこからまたまた狭い山道をがんがん走り、よく崖や人家にぶつからないな〜、というスピードで駆け抜けていきます。
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実は、従兄弟がポストバスの予約の電話を入れたときには「満席です。」とあっさり断られたそうです。しかしそこを「わざわざ日本から来てこのバスに乗るんだよ、何とかならないの?」といって、予約を入れてくれたそうです。本当にありがとうございました。
この様に満席です。
そして建物とバスのこの近さ! -
標高335mのルガーノに到着。最後、到着したときには拍手が出ました。これはドライバーのアナウンスとドライビングに対する拍手だとは思うのですが、半分は(悪天候で無事に着陸した飛行機のような)「着いた〜。」という安堵感からだと私は確信します。最後にバスを去るときに、ドライバーと握手している人も何人もいました。
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