海峡を渡り、ヘルシンボリへ ～2007年8月　ドイツ・北欧旅行記　その19～

2007/08/24 - 2007/09/02

8/24（金）　大阪→フランクフルト→バッハラッハ
　　8/25（土）　バッハラッハ→ザンクトゴアール→アーヘン
　　　　　　　　→ケルン
　　8/26（日）　ケルン→ブリュ－ル→ボン→ケルン
　　8/27（月）　ケルン→ブレーメン→ハンブルク→
　　　　　　　　リューベック
　　8/28（火）　リューベック→コペンハーゲン
　　8/29（水）　コペンハーゲン→ロスキレ→ヒレロズ→
　　　　　　　　コペンハーゲン
◎　8/30（木）　コペンハーゲン→ヘルシンオア→ヘルシンボリ
　　　　　　　→ルンド→マルメ→コペンハーゲン
　　8/31（金）　コペンハーゲン
　　9/1 （土）　コペンハーゲン→フランクフルト→
　　9/2 （日）　大阪

エリア ヘルシンボリ(スウェーデン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

ヘルシンオア観光を終え、シャトルフェリー（２０分に１本、何と２４時間運行！！）で対岸のスウェーデン・ヘルシンボリに向かいます。隣に停泊していた船の名前は’ハムレット’号。

わずか２０分の航海ですが、そこは国境を越える船、中には免税店もあります。片道４００円程度ですので、明らかに買い物をするためだけに往復している人も見受けられました。デンマーク・スウェーデン両国の国旗が掲げられているのが印象的です。

これだけのサイズの大型フェリーがピストン運転しています。マルメ〜コペンハーゲン間のオースレン海峡大橋の開通前は、ここから鉄道航送された船がコペンハーゲン〜マルメ間を逆Ｕ字型に走っていたそうです。今では列車はヘルシンボリ〜ヘルシンオア間をＵ字型に走り、このフェリーが両都市間を結んでいます。いまでも両国間を結ぶ動脈の一つであることには変わりませんが。

そして船に揺られることわずか２０分で、そこはもうスウェーデンのヘルシンボリです。特に入国審査もなく、港を出ればそこは街のメインストリート。

小さいながらも威厳のある市庁舎。

市庁舎の隣にはストートリィ広場と呼ばれる細長い広場があります。奥に見えるのはシェールナンと呼ばれる古城。

ストートリィ広場から見た市庁舎。銅像がよく合います。

ストートリィ広場を直進し、シェールナンに向かいます。

近づくと結構大きいことがわかります。

ゲートをくぐったところはこんな感じ。今改めて写真を見ると街行く人々は８月なのに皆暖かそうな格好をしていますね〜。

そしてこれがシェールナンに門以外では唯一残っている塔。登りたかったのですが日帰りで数時間の滞在ということもあり、今回はスウェーデンクローナを調達しない！という意気込み？？を持って観光したため、クレジットカードが使えないところでの出費ができない＝入場料が払えないということで撤退しました。

こちらは門の上からの眺め。それでも高台なので眺めは申し分なし。市庁舎と海峡フェリーの組み合わせ。

こうして見ると結構広いストートリィ広場。

海の向こうには手の届きそうな距離にヘルシンボリとクロンボー城が見えます。昔はここで大砲同士が睨み合っていたことが想像できます。

シェールナンを後にし、町を散策します。夏でも肌寒いのでカフェのテラス席にはブランケットが置かれています。それでもテラスに座るのが夏の短い北欧人気質でしょうか？？

続いて街の中心にある聖マリア教会に入ります。

中に入ると豪華なシャンデリアが目に付きます。

レンガの壁に生えるステンドグラスもなかなかのものです。

港町だけあって、船をモチーフにした装飾がなされています。

青を基調としたステンドグラス。

この教会と思われる建物が下部に描かれているステンドグラス。

２時間ほどの滞在でしたが、楽しい港町でした。
さて、滞在を終え、駅からコペンハーゲンまでの切符を買って列車に乗ろうとすると・・・・、窓口がない！！これだけ大きな街なのにここの駅では切符を自販機でしか売っていないのです。。前述の通り今回はスウェーデンクローネなしで乗り切りたかったので、ドキドキしながらクレジットカードで切符を購入。出てきたのはペラペラのレシート１枚で何とも不安でしたが、ちゃんと使うことができました！ということで、ヘルシンボリ中央駅から列車に乗り、次の目的地、ルンドに向かいます。

その２０へ続く。