ジョムソンからポカラへ・・・気ままな一人旅・・・０２

2008/12/11 - 2008/12/15

　ポカラはアンナプルナ・トレッキングの拠点だけあっていつもバックパッカー（トレッカー）達が大勢やってくる。

　日本人トレッカーはほとんどみかず、大半は欧米系だ。

　大きなバックパックを担いで街中を歩いているが、ネパールは英語圏だけに言葉が通じることやとにかく物価が安いのでいつも大勢やってくるようだ。

　物価が安く景色もいいから欧米系の外人にポカラは人気があるのだろう。

　こちらは時間がたっぷりあるから、ポカラの隅から隅まで探訪することができた。

エリア カトマンズ(ネパール)

　フェワ湖レイクサイドを歩いていると何やら賑やかな楽器の音色が通りから聞こえてきた。

　かなり大勢のグループが列をなしてレイクサイドの目抜き通りをパレードしている・・・

　なんやろうな？

　パレードを見ていたら、どうやら結婚を祝う行列だとわかった。

　これから街中の寺院まで行くのだ・・

　親戚の者や仲間たちに祝福されて、飾り付けられた車の中に新郎新婦が乗っているのが見えた・・

　まあ何とも派手派手、賑やかな歌舞音曲がパレードを盛り立てる・・・

　レイクサイドに”ペンショントゥシタ”というレストランと宿泊施設を兼ねたホテルがあるので立ち寄ってみることにした。

　

　ここのオーナーは日本語が旨く大変親日的であった。

　後学のために部屋を見せて頂く・・

　
　案内されたホテル（ゲストハウス）の部屋は、奇麗でベッドルームからアンナプルナの山並みを見渡すことができる最高の場所にあった。

　

　屋上にはお風呂があるというので行ってみた・・

　簡単な建物だが”OFURO”と書いてあった。

　中を覗くと文字通り”五右衛門風呂”であった・・

　どうやらここのオーナーは日本人の風呂好きをよく心得ているようだ・・

　アンナプルナを眺めながら五右衛門風呂に入るのもいいものだろう・・・・

　この方が”ペンション・トゥシタ”のオーナー、ラジェシュ・シェレスタさんです。

　ホテル、レストラン、旅行会社、土産物店・・と、事業を拡大されてきた、
　大変親日的で祖国ネパールのためにどうすればよいか熱弁をふるっていた・・・

　部屋を見た後、隣接するレストランに案内され食事を御馳走になってしまった・・・

　お肉の炒め物・・

　豪華なダルバート・・

　このレストランは日本食が有名なのだが、この日は日本食の料理人がいないので残念・・

　ペンション・トゥシタの食材は、有機栽培からとれる野菜を使用しているというこだわりがある。

　

　レストランの軒先で椎茸の自家栽培も

　オーナーの夢は、ヒマラヤだけに棲息する絶滅危惧種の鳥・ニジキリドリのツアーを企画することだという。
　ニジキリドリ？どんな鳥なの？と尋ねると、一冊の本を取り出してきて表紙の写真を見せてくれた。

　これが”ニジキリドリ”だそうだ！これまでに見た者は現地でも数少ないという貴重なトリである。

　トゥシタが経営する土産物店で・・・

　かなり品数が豊富である。もちろん自然食品が多い・・

　ペンション・トゥシタの全景・・・

　”トゥシタってどういう意味？”、尋ねると

　”灯台の下、つまり足元をよく見ることが大事なんだ、灯・ともしびの下だからトゥシタというんだ”と説明された・・・

　　ペンション・トゥシタのHPは、

www.tushitanepal.com

　ポカラ滞在中の食事は、グリーンビューホテルの近くにある”GERMAN　BAKERY、ジャーマン・ベーカリー”というレストランでほとんど毎日食べていた。

　ガイドブックに載っていたので行ってみたが、客も多くなかなか人気のある店であった。

　朝から晩までオープンしており、停電中でも自家発電で電気がつくし、とにかく安いのがいい。

　朝は定食もあるし、中華風のヌードルもある。

　毎日通っていると店員とも顔見しになり、ナマステと挨拶するようになった。

　日本円で３００円も出せば結構旨いものが食べられる。ここのコーヒーは外人客にも人気があった。

　まず行ったのは、かつて交易で栄えたと言われる”オールドバザール”である。

　ダムサイドからオールドバザールまでは少し距離がるのでTAXIで行くことにした。

　歩いていると運ちゃんが、”タクシー乗らないか？”というから、”オールドバザールまでいくらや？”というと、”２００ルピーだ”というから、”NO、NO”と断ると、”なんぼならええか？”いうんで、”１００ルピーやな”いうと、渋い顔してるんで、相手にせんと歩いていると、ついてきて、”しゃあないわ、行くわ”いうんですな。

　まあタクシーはこういう風にして探すんです。断っても必ず付いてきますわ。
　しかし、おつりのいらんように小銭用意しときましょう・・・
　

　昔の古い家並みが残るオールドバザールは、こんなレンガ造りの家が立ち並んでいるのです。

　もちろん建物の中では今でも人が住んで生活しています。

　オールドバザールの家並みをアップします・・

　日本にも家並み保存地区がありますが、そんなもんでしょう・・

　かなり古い建物が残っています・・

　三階建てが多いようです、

　かってここらは交易が盛んだったんでしょうな。

　　家並み・・

　通りにこのような建物も・・

　信者さんの祈りの場・・

　中に入ってみると・・

　男根をイメージしたとか・・

　”リンガ”というのだそうだ、サンスクリット語でシンボルという意味があるとか、

　牛は聖なる生き物だそうで・・

　ここにも・・

　古い家屋の窓・・

　通りの中でこんな物(腕輪)も売っていた・・

　客待ちのタクシー、SUZUKIと書いてある。軽自動車くらいの大きさでかなり走行距離が長い、

　日本では絶対に車検が通らない代物だ！

　道いっぱいに広がった露天商・・