2008/10/30 - 2008/11/30
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maki5963さん
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3日目、曇り/晴れのまずまずの天気で白谷雲水峡を6時間以上かけて森歩きを楽しんだ。雲水峡までは安房→宮の浦とバスを乗り継ぎで行く予定だったが、前日友人が縄文杉コースで知り合ったという地元のガイドのSさんがバス停にいた私たちを見つけて雲水峡まで乗せてくれた。Sさんはたまたまこの日雲水峡でガイドの仕事あって出かけるところだったのだ。さらに帰りも、「もしバスがなかったら乗っていいよ」と言ってくださった言葉に甘えお世話になったのだった。おかげで予定通りJRホテルの温泉にも行くことができた。本当にありがたく、何度感謝の言葉を言っても足りないくらいだった。
雲水峡は弥生杉コースを除いた原生林コースからもののけ姫の森を通って太鼓岩往復→楠川歩道コースを歩いた。
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車に乗せてもらったおかげで、バスで来るより40分くらい早く、8時15分には入り口に着くことができた。帰りのバスは2時10分か4時10分だが、尾之間のJRホテルへ行くなら4時10分のバスでは帰りの便がなくなってしまう。Sさんは親切にも、「もしバスに間に合わなければ3時頃帰るからまた乗ってもいいよ」とナンバーを覚えておくよう言ってくれた。なるべくお世話にならないよう頑張ろうと思ったのだが、、、
入り口で協力金200円(バスのフリー券には百円割引券がついている)を払ってここから出発。 -
コースにはこんな大きな岩を通るところがある。
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まだ入り口からそう来ていないのに右手からヤクシカが現れ、川を渡って左手の山へと入っていった。このあと森の中で何度もシカを見た。
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飛竜おとし手前にある巨木、二代杉。ちょっと歩いただけですぐ会える。
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遊歩道のそばを流れる飛流落としの滝
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数日晴天が続いているので水量は多くない。雨が降ったらもっと迫力があるだろうな。私たちが来る前までは天気が悪かったらしい。もちろん大水の滝より幸いだった。
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原生林コースに入って最初の巨木、二代大杉。一代目の株の上にこの二代目が成長した。立派な木で堂々としている。
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三本足杉。色合いが悪いが実際はもっと鮮やかなグリーンのコケが着き、根の下はくぐって通れるほどの巨木。
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まるでタコの足が絡んでいるような面白いヒメシャラの木の根。「ヒメシャラタコ」と勝手に命名。
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奉行杉。森の中は大きな木がいっぱいなのでだんだんそれに慣れて来るが、この木は大きい!
幹周り8.5m、雲水峡最大の杉だそうだ。 -
うっそうとした森の中を歩くのはとてもいい気持ち!
でもたくさんの人が森に入る今、道に張ってる木の根を踏んで木々や森に悪影響になるんじゃないかと思ったりする。そう言いながら私も踏みつつ歩いてるんですが、、、 -
森の中の道はこんなユニークな木の根があったり、、
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こんな川を何度も渡ったり。川は白谷川の支流が何本もある。今は飛び石を伝って行けるが、雨が降って増水すると石は隠れて渡れなくなってしまう。もし朝入って帰りに雨が降り増水してたらこのコースは通らないほうがいい。
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川の中から下流を見る。ホントに「鬱蒼とした」としか言いようがない深い森の光景。
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鮮やかで美しい緑色のコケ。この色は実際の色に近いかと思う。素晴らしいコケと木々の緑あふれる世界。
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いくつかあるくぐり杉の中から見た光景だったかな。すごいね、これ。たしか切り株じゃなく生きてるんだと思う!
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楠川歩道との三叉路を越えてあるくぐり杉。杉の下に木道が通してある。
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登山小屋の白谷小屋に現れたオスのヤクシカ、近くで目があったのに逃げる風もない。トイレ休憩したここで掃除をしてたおじさんは「また来たのか」と言ってたので、餌ねだりにちょくちょく出てくるおなじみさんらしい。
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白谷小屋に寄り休憩したのが出発から3時間は過ぎる頃。写真を撮ったり森を堪能しつつゆっくりペースで来たが、私は左足の膝が痛み出してしまった。どうも膝裏のスジを痛めたらしい。
道は登りになりもののけ姫の森に入っていく。 -
森の中一面が緑で覆われ、ちょっと広々広がるあたり一帯に独特の雰囲気がある。このあたりはやはり美しく絵になる景色だ。写真を撮るので何度も立ち止まりつつ登った。
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ふかふかのコケのベッドに芽生えた木の子供たち。
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辻峠へ続くコースにはこんな敷石の道、ずいぶん昔に作られたものらしい。
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辻峠はもうすぐ。
12時に辻峠に着き休憩してお弁当を食べた。その後太鼓岩まで上りの道をとった。太鼓岩までは急な登りを20分?くらい、でも距離はそうないので大丈夫。 -
そしてたどり着いた太鼓岩からの眺めは絶景だった!
天気は下り坂で曇、右方向からはガスが湧いては薄れて、、という状態。時々山はガスで見えなくなってしまうが、正面に宮之浦岳やそれに連なる奥山が見えた。2千メートル近い高山と隔てる広大な谷からは強い風が吹き上げている。飛ばされないよう気を付けながら記念の写真を撮った。
眼下の森にはシャクナゲの木もあった。花の季節には美しい彩りになるだろう。 -
山のシルエット。右手が宮之浦岳、山頂が双子峰になっている。その左手は多分翁岳、30mのピナクルが3本立っている。それから安房岳、黒味岳と高い山々が花之江河へ続くはず。宮之浦岳の向こうの永田岳は見えているのかな? このあたりの山頂は巨岩がゴロゴロしてるらしい。さぞ壮観な景色にちがいない。
屋久島は巨岩の島でもある。 -
谷スジを含めた全景。雄大は眺めはいくら眺めていても飽きない。
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強い風が吹き付けるこちら側の山の木は枝が一方向になびいている。
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幾重にも山々が重なる左方向の景色、奥に特徴的な太忠岳が見える。ずっと左手が海になる。
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下りから帰り道は足の痛みで少々辛かったが曲げなければ大丈夫、やや不自由だけど。
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そんな調子で帰る途中で2時のバスには間に合わないと分かったのでゆっくり下り、滝の所でも名残を惜しんでのんびり休憩した。
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JRホテル前から見る山側風景。モッチョム岳が目前にある。
そう、結局Sさんの親切に甘え安房のバス停まで乗せてもらい、おかげで4時23分のバスで尾之間のJRホテルの温泉入浴に行くことができた。着いたのは45分すぎ、1時間後のバスかそのあとの6時すぎの最終バスがあると、この時は考えていた。でもあると思っていた6時7分の最終バスは9月までの季節運行で、5時42分が最終バスだった!それなのにうかつにも時間ばかり見ていて下の特記にずっと気づかず、最終バスに乗り損ねてしまった!!
ここからあり得ないような話その2。
安房までは20kmくらいある。仕方ないのでタクシーを頼んだらなんと、タクシーが出払っていて8時まで来ないという。そりゃそうだ、タクシーの数は限られてるし山から人が下りてくる時間だろうし、、
こうなったら30数年ぶりにヒッチハイクでもするしかないと、フロントにタクシーを断りに行くと。。。
「ちょっと待ってくれれば送るから」と言う。?送る??仕事帰りの人が乗せてくれるのかな、と思ったら>>>>なんとフロントスタッフが私たちのためにわざわざ車を出しバス停まで送ってくれたのだ!!!地獄に仏とはこの時のこと、感謝感激・すみませんと繰り返すのみ。また屋久島に来ることがあったら、絶対JRホテルに宿泊する!と思ったのだった。(注:このホテルに送迎はない) -
JRホテルは元国民宿舎だったのを改装したらしいが、断崖の上に建っていてロケーションがとてもいい。西側なので夕日が特にいいだろう。露天のお風呂からもこの風景が眺められるのでつい長湯してしまって出たらもうすぐバスが来るという時間だったのだ。それにお湯はとろりと滑らかで(尾之間温泉よりもトロリとしている)とても気持ちが良かったし。入浴は千円。
まだバスがあると勘違いしてのんびりしてた時、ここで手に入りにくいと言う焼酎「三岳」を買った(1400園)。売り場にはなかったのだが奥から取り置きの1本出してくれたのだ!翌日分のバス券もここで買うことができた。 -
感謝いっぱいで送っていただいた車を見送り、さて今日は夕食を外食しなくちゃならない。この日は民宿は休日らしく夕食がなかった。おいしいお寿司屋さんにでも、、と思っていたが、目指す店はちょっと遠い。
バス停の目の前には「レストランかもがわ」。ここも評判がいいそうで中も賑わっている。お勧めは刺身定食というので注文したらすごいボリュームだった。
刺身はキビナゴ・イカ・首折れサバ、ブリ、トコブシ。トビウオは塩焼きか唐揚げ選択で塩焼きを、トコブシの煮たのやさつま揚げなど、奥の小鉢の亀の手というのは名前通り、亀の手そっくりな貝だった。これで1500円。隣のテーブルの地元のおじさんたちは夫婦で来ていて、私の持ってた三岳を見て自分たちの飲んでいた同じ焼酎を味見させてくれた。以降ワイワイと一緒に盛り上がってとっても楽しい夕食になったのだった。
あ〜〜なんて素敵な島♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- ショコラさん 2008/12/04 00:40:30
- 人情物語〜
- makiさん、こんにちは。
屋久島の人情物語にはこんな続きがあったのですね〜。こんな思い出は本当に宝物ですね。行ったことのない屋久島ですが、すでに大好きになりました。
森の中のさまざまな巨樹たち、どれもとてもユニークな姿をしてますね。ヒメシャラの根なんて、自然にできたもとは信じられないです。ますます行ってみたくなりました。
ショコラ
- maki5963さん からの返信 2008/12/04 18:37:25
- RE: 人情物語〜
- ショコラさん、こんにちわ。
ホント、信じられないような話でしょう?あの時は本当に困ったと思い焦りましたので、あんなにありがたかったことはありません。観光客で賑わうようになってますがまだまだ島の人たちは素朴であったかい人情にあふれてて感激しました。こんな島の人の優しさが、自然の素晴らしさとともに訪れる人たちをますます惹きつけるのでしょう。若い人が多くてリピーターになるのが分かります。昔よりなにかと生きづらい世の中になってますから人情に癒されるんでしょうね。
屋久島に限らず島はいいですね。なかなか行けないんですが島旅にはまりそうです。また島に限らず不便な所ほど人が人間らしく生きられるような気がして、これからもそんな所へ行きたいなと思います。
maki
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