2008/11/05 - 2008/11/05
375位(同エリア503件中)
まみさん
雲の散る青空と柔らかな陽光が射し込む午後。
花の撮影にとって、なんとパーフェクトなんでしょう。
京成バラ園。
国際バラとガーデニングショーでもよく出品されていたので、名前は知っていました。
いつか行ってみたいと思っていました。
埼玉の自宅からだと片道で2時間半くらいかかりそうですが、職場からだと1時間ちょいで行けることが分かりました。
例年、この時期は仕事が落ち着くので、どうせなら天気の良い午後にお休みして行くことを考えました。
天気予報とスケジュール帳のチェック、そして周囲への念入りな根回し。
そして、ついに、理想の天候のときに、京成バラ園デビューです。
今年3度目の秋バラ詣。
秋バラの季節の平日のせいか、園内はとても空いていました。
今回は青空とバラのコンビネーションに夢中になりました。
ピンクのバラと青空の水色は乙女心をくすぐるペア。
黄色のバラは色とびしないように撮るのに苦心。
しかし何よりも夢中になったのは、深紅のバラと青空のコンビネーションです。
酸いも甘いも知り尽くした大人のような色合いのバラに、「あなたの人生(バラ生?)はまだまだこれからですよ」と励ますような青空!
14時半に到着して、自然風庭園や温室まで欲張って2時間余りの撮影散策。
バラのソフトクリームもギフトショップでのお買い物も忘れてはいけません。
それでも、帰りの電車の中で改めて園内マップを広げたとき、半分も回っていないことが分かりました。
ため息が出ました。
それは、バラ園の規模の大きさへの驚きと、時間が足らなかったことへの残念さ、だけど、たくさんの美しいバラに出会えた感動の余韻から自然に漏れたものでした。
京成バラ園公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/
※これまでのバラ旅行記(バラとガーデニングショーを含む)
2008年
「嬉し恥ずかし今年2度目の秋バラ詣───旧古河庭園にて・その3:秋の輝く日ざしのもとで」(11月1日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286397/
「嬉し恥ずかし今年2度目の秋バラ詣───旧古河庭園にて・その4:日が陰った後の花と日本庭園再び」(11月1日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286418/
「秋バラ求めて神代植物公園(2)花の命のはかなさよ」(10月25日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10284673/
「2008年ブルガリア・ハイライトその6:ブルガリアのバラ」(7月6日〜7月22日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10262840/
「滴をまとった近所のバラ」(5月25日〜5月31日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10246075/
「嬉し恥ずかし春バラ求めて───旧古河庭園にて・その2」(5月23日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10243608/
「3度目の国際バラとガーデニングショウ(1)今回のテーマの英国ガーデンとイングリッシュローズ」(5月16日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10242191/
「3度目の国際バラとガーデニングショウ(2)ショウならではの切り花特集@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10242372/
2007年
「嬉し恥ずかし秋バラ第2弾───旧古河庭園にて」(11月14日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10197297/
「秋バラ・フェスタ終了間際の神代植物園(3)本懐のバラ園」(10月30日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10193851/
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(2)これもある意味、アレンジメント!?」(5月16日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149521/
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(3)バラが撮りたくて行ったんですもの@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149524/
2006年
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その1:プロローグ&切り花・鉢植え・盆栽」(5月23日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068676/
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その3:思いっきり薔薇づくし」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068818/
「春の線路脇散策は楽しいな@(その2)+翌週、雨上がりの写真を追加」(5月21日〜5月27日)
※バラの写真は前半
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068187/
「春の線路脇散策は楽しいな@(その1)+雨上がりの翌週の2枚を追加」(5月20日〜5月27日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10067967/
※バラの写真は後半
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あこがれの京成バラ園への第一歩!
最寄りの八千代緑ヶ丘駅には14時に到着しました。
駅でお手洗いに寄っていたら14時10分になったので、14時18分初のバスで行きました。
運賃160円。
公式サイトには徒歩だと13分とありますが、たぶん私の足では20分くらいかかるでしょう。
バスでは5分ほど。
14時30分に入園です。 -
園内マップと本日のルート
薄暗くなった後に奥の自然式庭園まで欲張って回りましたが、バラ園自体は半分も回りきれませんでした。
閉園15分前のぎりぎりに、カフェ・パティオでバラのソフトクリームを買い、それからローズショップでもしっかりお土産をあさってきました。
星印の説明
1:ディズニーランド・ガーデン
2:オールドローズ
3:イングリッシュ・ローズ
やはり一番撮影と鑑賞に時間を費やしたのは、整形式庭園のモダンローズです。
そして、今回撮影したのは、圧倒的にフロリバンダ・ローズ系の花が多かったです。
フロリバンダ・ローズとは
「花径6〜8cmの房になって咲く系統。春から晩秋まで咲き続け、優れた四季咲き性をもっています。花持ちのよい品種が多く、花色が多彩で色調に富んでいることもこの系統の特徴です。木立性で花壇への植え付け、鉢栽培に向く。」
(京成バラ園芸株式会社の公式サイト:バラの系統別特性より)
http://www.keihan-engei.com/know/know01.html
こちらのサイトの「バラの系統図」はバラの品種改良の歴史と系統名がとても分かりやすいです。
http://www.keihan-engei.com/pict/im_tokusei.gif
http://www.whitebear-rose.jp/huroku2.html -
ディズニーランド・ローズ
本当は1房に3〜4個も花を咲かせるらしいけれど、今はさびしい1人咲きばかりでした。
でも、ディズニーランドのイメージぴったりの、とってもスウィーティーなオレンジ色のバラでした。
「はなやかな色彩でたくさん咲く様子は、まるで「花のパレード」。目を奪われるような明るく輝くような花を株いっぱいに咲かせてくれます。コンパクトな樹形のため省スペースでもお楽しみいただけるバラです。ディズニーランドローズはアメリカ・ディズニー社とバラ育種会社であるジャクソン&パーキンス社の協力により発表されました。現在、カルフォルニア州にあるディズニーランドパーク内のTown Square(タウン・スクウェア)とDisneyland Hotel(ディズニーランドホテル)に植えられ、華やかな色彩の花をあふれるように咲かせています。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はアメリカのJ&P社です。2003年。
系統: 四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半剣弁咲き -
ディズニーランド・ガーデン
ミッキーのいるフェンスとベンチとテーブル
このフェンスの前にピンクや黄色の可憐なコスモスが咲いていたのですが、ややピークを過ぎていました。
きれいな1輪だけを選んで撮る気にならなかったので、あきらめました。 -
青空を背景に、「ゴールドマリー’84」を花束のようなアングルで
せっかくの青空を写真に活かさないのはもったいないです。
こうすると、このバラ園のそばにある高層住宅など余計なものが背景に入らなくて、一石二鳥@
「花つきがよく、耐病性に優れます。中大輪咲きで、大株な樹勢になります。つる性もあります。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのコルデス社です。1985年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、丸弁咲き -
恥らう横向きとつぼみの「ゴールドマリー’84」
青空を背景にするのは良いのですが、そうすると横向きになってしまう花がどうしてもあります。
それならいっそ、横向きで。 -
その名の甘さを感じさせる「ブライダルピンク」
花嫁さんにプレゼントしたい花@
「中輪系では大型の花で、切り花として有名です。この品種の特色は、他にない花色です。花嫁をイメージした美しいピンク色です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はアメリカのJ&P社です。1967年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半剣弁高芯咲き。
婚約指輪は給料の3ヶ月分の価格のダイヤ、という「神話」を作り出したデビアス社といい、ブライダル商戦は、意外とアメリカが活躍しているかも!? -
ワインレッドの「イントゥリーグ」
この花を口にくわえて踊るフラメンコ・ダンサーを連想しました。
「深いワインレッドの色彩と強い香りが独特の魅力。「はかりごと」という花名も雰囲気をよくあらわしています。1984年AARS受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はアメリカのJ&P社です。1984年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半剣弁咲き。 -
赤いそばかすだらけの「花霞」
今回の京成バラ園で少し残念だったのは、モダンローズ・エリアの花には、このように赤い斑点だらけの花が多かったことです。
病気でしょうか。
これはこれで、模様みたいで良い花もあったのですが。
中には水疱瘡の肌みたいで、身につまされるものもありました。
「花弁のふちのピンクのぼかしが美しいセミダブルの花が株いっぱいに咲き続けます。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。1985年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半八重平咲き。 -
ここでも出会った「プリンセス・ミチコ」
「花つきがよく、耐病性にすぐれた中輪系の銘花です。皇太子妃時代の美智子妃殿下に捧げられたバラです。オレンジ色と丸みを帯びた花弁のバランスがすばらしい。つる性もあります。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はイギリスのディクソン社です。1966年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半八重咲き。
今年(2008年)第2回目の旧古河庭園への秋バラのときに撮ったプリンセス・ミチコ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14853667/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14853668/
関連の旅行記
「嬉し恥ずかし今年2度目の秋バラ詣───旧古河庭園にて・その3:秋の輝く日ざしのもとで」(11月1日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286397/
今年(2008年)の旧古河庭園への春バラ詣のときに撮ったプリンセス・ミチコ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911049/
関連の旅行記
「嬉し恥ずかし秋バラ第2弾───旧古河庭園にて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10197297/
今年(2008年)の国際バラとガーデニング・ショーで出会ったプリンセス・ミチコ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13880596/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13880597/
関連の旅行記
「3度目の国際バラとガーデニングショウ(1)今回のテーマの英国ガーデンとイングリッシュローズ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10242191/ -
「ユリイカ」を前景に、京成バラ園シンボルのガゼボと噴水
ユリイカは初対面です@
「オレンジ色と杏色が混じり合う、なんともいえない色合いが魅力的です。フリルのかかった花びらも華やかな印象を演出します。花付きがよく、株もコンパクトで春は花で埋まるように咲き誇ります。花名はアルキメデス(古代ギリシャの数学者)が王冠の金の純度を測る方法を発見したときに「ユリイカ(ギリシャ語で「わかった!」)と叫んだ逸話に由来します。非常に強健種で育てやすい品種です。2003年アメリカAARS賞受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのコルデス社です。2003年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、波状弁咲。 -
黄色い八重咲きの「ユリイカ」に見惚れて
-
深紅の「ラバグルート」も青空が似合う
柔らかな日差しの青空のもと、秋バラらしい艶やかさを一層感じさせてくれました。
「弁質が特に強く花もちがよい遅咲き種。耐寒性、耐病性に優れ、育てやすい。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのコルデス社です。1978年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、丸弁咲き。 -
夢中になって撮った「ラバグルート」
アングルを変えていろんな構図を楽しみました。
撮り甲斐がとてもありました。
日が当たっていると露出を上げずとも花は真っ黒にならず、空の青色も残ります。 -
1輪だけに注目した「浮雲」
青空を背景にするのにちょうど良い花は、ちょっと満開すぎ、ってかんじでしたけどね。
「一房に4〜8輪の花がつきます。つぼみの時は中心がオレンジ色で、咲き開くと柔いピンク色を帯びることがあります。ややスパイシーな淡い香りがします。1998年JRC銅賞受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。1998年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、剣弁咲き。 -
なんとこれも「浮雲」
同じ株にあるのを実際この目で見ていますが、さきほどの花と同じ花とは思えません。 -
夢のようなピンクの「プリンセス・アイコ」とガゼボ
-
華やかに咲きそろっていた「プリンセス・アイコ」
愛子さまのイメージになんとなくぴったり。
「敬宮愛子内親王殿下のご誕生を祝して名づけられたバラです。皇太子ご夫妻の愛情に包まれた愛らしい内親王様そのもののイメージの花。蕾から巻いた花弁がひらいてゆく様子が優雅でとても美しい。花付が素晴らしく多く、長く咲き続けます。2002年JRC銅賞受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。2002年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、剣弁高芯咲き。 -
ここで出会った「琴音」はちょっと元気がなく
でも好きな花です。
今年(2008年)第2回目の旧古河庭園への秋バラのときに撮った琴音
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854112/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854113/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854114/
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「嬉し恥ずかし今年2度目の秋バラ詣───旧古河庭園にて・その4:日が陰った後の花と日本庭園再び」(11月1日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286418/
今年(2008年)の旧古河庭園への春バラ詣のときに撮った琴音
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911188/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911189/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911190/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911190/
関連の旅行記
「嬉し恥ずかし春バラ求めて───旧古河庭園にて・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10243608/
去年(2007年)の秋バラ詣のときに撮った琴音
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12995951/
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「嬉し恥ずかし秋バラ第2弾───旧古河庭園にて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10197297/ -
なんとか逆光を狙えた「琴音」
「クリーム色に中心部の輝くようなアプリコットがさわやかでソフトな雰囲気をかもし出し、他の草花とも調和しやすい品種です。香りもある強健な多花性品種で、ひとつのシュートに12〜18輪もの花が咲き、見事です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。2002年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半剣弁高芯咲き。 -
赤い斑点が痛ましかった「緑光」
お気に入りの品種なのに(泣)。
今年(2008年)第2回目の旧古河庭園への秋バラのときに撮った緑光
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854131/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854138/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14854139/
「嬉し恥ずかし今年2度目の秋バラ詣───旧古河庭園にて・その4:日が陰った後の花と日本庭園再び」(11月1日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10286418/
今年(2008年)の旧古河庭園への春バラ詣のときに撮った緑光
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911274/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13911275/
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「嬉し恥ずかし春バラ求めて───旧古河庭園にて・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10243608/
去年(2007年)の秋バラ詣のときに撮った緑光
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12995973/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12995974/
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「嬉し恥ずかし秋バラ第2弾───旧古河庭園にて」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10197297/
「開花につれて花色が淡緑色に変わる「緑色のバラ」。花もちは非常によく、株は強健です。1989年バーデンバーデン国際コンクール金賞受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。1991年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、平咲き。 -
天高く馬肥ゆる秋の空と「プリンセス・チチブ」
空のスペースを広くとってみました。
「耐病性に優れた強健種です。秩父宮勢津子妃殿下に捧げられたバラです。微妙な色の変化が美しい品種です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はイギリスのハークネス社です。1971年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、剣弁高芯咲き。 -
雲のおかげで、「プリンセス・チチブ」をドラマチックに演出
-
【5001】
茂みの中にもひっそりと咲く「プリンセス・チチブ」 -
八重咲きだけど、ぺらぺらっとした花びらが慎ましやかな「プリンセス・チチブ」
-
まるで黄色い牡丹のような「エミール・ノルデ」
「花もちの良い花を少しうつむくようにしてたくさん咲かせます。花名は北独の画家にちなみます。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのタンタウ社です。2001年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、丸弁カップ咲。
黄色い牡丹の写真と比べてみてください@
ただし、毛糸を束ねたような中心部は割引いて見てね。
関連の旅行記
「GW後半の花めぐり(4)ちょっと遅かった東松山ぼたん園」(2008年5月6日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10239736/ -
すんごい高価そうに見える「黒蝶」
深紅のバラと青空にハマってしまいました@
「深みのある黒赤色とシックな花形が織りなすしゃれた花が魅力です。黒バラであっても日焼けによる縮れが少なく、咲ききってもロゼット咲きになるため美しさと気品を損ないません。バラの中でもトップクラスの花保ちのよさです。株はコンパクトにまとまり、鉢植えにしても素敵です。2003年JRC入賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。2005年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、アンティークタッチのバラ、ロゼット咲。 -
深紅な「黒蝶」
手前の花びらが、コップからこぼれたワインのよう
気に入る構図を求めて、中腰でも頑張って撮ります! -
ガゼボの前の「オリンピックファイヤー」
空いているので、人がいない瞬間を狙うのもラクチンでした。
「花もちがよく、株はやや矮性で強健です。聖火のごとく鮮やかな朱赤がまぶしい花です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのタンタウ社です。1992年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、丸弁盃状咲き。 -
ガゼボと「モナリザ」
ちよっと背景のビルが邪魔だけど……。
「中輪系としては大輪の高性品種です。花形も良く耐病性に優れています。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのコルデス社。1980年。
四季咲中輪系(フロリバンダ・ローズ)、半剣弁高芯咲き。
モナリザというからイタリアかと思ったら、ドイツでしたね。
今回撮ってきた写真に限っていえば、モダンローズの作出国は日本、アメリカ、ドイツ、フランス、というところです。 -
緑を背景に、「モナリザ」をさわやかに演出
ほんのり射し込む秋の斜光も感じてください@ -
オールドローズの「粉粧桜(フェンジャンロウ)」
モダンローズの撮影に区切りをつけ、オールドローズ庭園に足を運んだのは15時50分でした。
この頃にはもう日が翳ってしまいました。
秋って、ほんとに日が短いです。
オールドローズの八重咲きは、この花びらのぎっしりぶりが、たまらなく魅力的です。
中国出身のバラですね。品種名、面白い!
オールドローズとは
「『ラ・フランス』(1867年、フランスの育種家ギョーによって作出されたハイブリッドティローズの第1号花)以前に作出され栽培されていたアルバ、ガリカ、ダマスク、ケンティフォーリアなど、古典的でロマンティックな花姿と芳香をもつバラの一群をオールドローズと呼びます。」
(京成バラ園芸株式会社の公式サイト:バラの系統別特性より)
http://www.keihan-engei.com/know/know01.html -
オールドローズの「ロサ・キネンシス・エルモー」
ロサ・キネンシスとは「中国のバラ」の意味です。
必ずしも中国だけでなくアジアに咲く花がそう名づけられた可能性もあります。
作出1840年。
モダンローズに負けない華やかさがありますよね。
ちょっと小ぶりなのが、かえって愛らしいです。 -
初めはバラとは思わなかった「ひなあられ」
見た目、ちょっと桜っぽいですよね。
「可愛い小輪一重で桃色の花が低く広がる株を、霞のように覆い広がります。繊細な雰囲気をいかした自然風の演出に向きます。2001年岐阜国際コンクール銅賞受賞」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出は京成バラ園芸株式会社です。2001年。
修景用バラ、丸弁一重平咲き。 -
あたりをピンクに染める「サティーナ」
「良く枝分かれする多花性品種。黒点病、ダニに耐性のある強健種です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はドイツのタンタウ社です。1994年。
修景用バラ、丸弁ポンポン咲き。 -
アーチに咲いていた「ツル・サラバンド」
なんとなく、スカーレット・オハラ、って名づけたい@
彼女の情熱ぶりと、心の機微に鈍感だけどたくましいところを、この色合いにして一重咲きのシンプルなところと重ねて。
「花つきのよい品種。矮性で花壇用の銘花です。「サラバンド」は舞踏曲の一種。つる性もあります。/四季咲中輪種「サラバンド」の枝変り。多花性で春には枝いっぱいに花を咲かせます。強健種。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はフランスのメイアン社です。1968年。
つるバラ系(つるバラ)、丸弁平咲き。 -
愁い顔の「メアリーローズ」
青空を見つけて、元気を出そう!
ここからしばらくイングリッシュローズです。
16時すぎて、地上には日が射さなくなってしまいました。
青空はまだまだきれいだったんですけど。
イングリッシュローズはお気に入りです。
八重でカップ咲きが多く、華やかでありながら、慎ましそうなところがツボにはまります。
今年の国際バラとガーデニングショーではイングリッシュ・ローズをたくさん楽しみました。
でも、今回、この京成バラ園で目をつけたイングリッシュ・ローズは初めての品種ばかりです。
中には、グラハム・トーマスなど知っているイングリッシュ・ローズの木もあったのですが、残念ながら花がありませんでした。
イングリッシュ・ローズを堪能した今年(2008年)の国際バラとガーデニングショー
「3度目の国際バラとガーデニングショウ(1)今回のテーマの英国ガーデンとイングリッシュローズ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10242191/
イングリッシュローズとは
「イギリスの育種家デビット・オースチンがオールドローズとモダンローズの魅力を合わせもつ新品種として作出したバラのブランド名。現在では、同様の特性をもつバラを広くイングリッシュローズと呼ぶことがあります。」
(京成バラ園芸株式会社の公式サイト:バラの系統別特性より)
http://www.keihan-engei.com/know/know01.html -
イングリッシュローズの「グラミス・キャッスル」
可愛い形@
そして、光の加減か、白い花びらが重なっているおかげか、真ん中がほんのりピンクに見えるのが、なんとも魅力的です。 -
茂の中の「グラミス・キャッスル」
こういう写真も好んで撮るものだから、ジャンバーに何度もトゲをひっかけてしまいました〜(泣)。
バラのトゲって、ほんと、痛い……。 -
空に向かって「グラミス・キャッスル」
エジンバラにあるグラミス城が関係しているのかしら。
この花が似合いそうな、とても華麗なお城です。ぜひ行ってみたいです。 -
イングリッシュローズの「モリニュー」
最初にイングリッシュローズを知ったときの花がオレンジだったので、私の中ではイングリッシュローズといえば、まずはオレンジ!という刷り込みが若干あります。
最初にイングリッシュローズを知ったときの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12212320/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12212321/
関連の旅行記
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(3)バラが撮りたくて行ったんですもの@」(2007年5月16日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149524/ -
名前が面白いと思った「イングリッシュガーデン」
もう夕方なので、シルエット気味でやや花色が暗くなっています。
名前が面白いと思ったというより、むしろ安直と感じた!? -
ほとんどシルエットの「ツル・ルスティカーナ」
ほんとはオレンジっぽいバラでした。
このときも撮っているときに、ジャンバーにプチッとトゲが刺さる音が……。 -
温室のそばで明かりのように咲いていた「ゴーランデンフラッシュ」
自然式庭園を大急ぎで回った後です。
16時20分ごろで、あたりは薄暗く、バラの撮影はとっくに切り上げていたのですが、まだ撮れそうだと分かって、つい@ -
確かに連想しました、「ダイアナ・プリンセス・オヴ・ウェールズ」
温室前のロイヤルコーナーにて
温室を大急ぎで回った後です。
16時35分ごろで、こちら側はまだまだなんとか明るかったです。
「故ダイアナ元英国皇太子妃の暖かい人柄、気品あふれる美貌が見事に表現された美しいバラです。元妃の生前の慈善事業への熱意を生かすため、売上金の一部が慈善活動に寄付されます。ダイアナ元妃の姿だけでなく、心をも永遠に記念する素晴らしい品種です。株は生育旺盛な強健種です。」
(京成バラ園公式サイトのバラ百科より引用)
作出はアメリカのJ&P社です。1999年。
四季咲大輪系(ハイブリッド・ティー・ローズ)、剣弁高芯咲き。
ハイブリッド・ティー・ローズとは
「花径10〜14cmの大輪の花が咲く系統。春から晩秋まで咲き続け、優れた四季咲き性をもっています。花もちや香りのよい品種が多く、花色も多彩で色調に富んでいます。木立性で花壇への植え付け、鉢栽培にも向く。」
(京成バラ園芸株式会社の公式サイト:バラの系統別特性より)
http://www.keihan-engei.com/know/know01.html
家に返って公式サイトをチェックしてみて、改めて京成園芸で作出された花の多いことに驚きました。
このバラ園で撮ってきた和名の品種のものは、ほとんどそうです。
面白いと思ったことは、日本の妃殿下や内親王に捧げられた花が、プリンセス・アイコは別として、外国の会社の作出の花だったことです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 夏への扉さん 2008/11/16 23:56:28
- 青空をバックに撮っているんですね
- こんばんは、まみさん
先日この旅行記見に来たんですが、なかなか書き込む時間がなくて
おそくなりました。
同じ所に行っても写し方でずいぶん印象が違うのが面白いです。
私はバラの写真、ほとんど撮ったことなく何も考えずにやみくもに撮ってる
だけなので、次回はまみさんのように、もっと工夫して撮りたいです。
それに、バラグッズも忘れないようにしなくては。
ルーマニアとブルガリアの旅行記も拝見しました。
どちらも素敵なところですね!
それに、一人旅で計画十分立てて行かれててすごい!
ではまた。
- まみさん からの返信 2008/11/19 00:34:12
- RE: 青空をバックに撮っているんですね
- 夏への扉さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そう、同じところなのに違う印象になるのがほんと面白いです。
それでまもちんさんのところや夏への扉さんのところを何度も見にいってしまいました。
バラの写真も今年これで三度目でした。
まあ、回数を重ねると、自分なりにテーマを考えて、マンネリにならないように気をつけたくなるものでっす@
ルーマニアやブルガリア旅行記も見てくださってありかどうございます。
これからもぜひ遊びにきて下さいまし。
-
- まもちんさん 2008/11/13 13:12:49
- ぽつぽつ・・
- まみさん、こにちは〜
京成バラ園の旅行記をみさせてもらいました。やっぱり、あの「ポツポツ」が気になりましたか・・(;´_`;)
天気も良かったみたいで、どの写真もステキですね〜。私のお気に入りは、「グラミス・キャッスル」。イングリッシュ・ローズ系を見慣れていないせいもあるかとおもいますが、花びらがたくさんでプックリしているところがいいです♪真ん中がうっすらピンクなのもオシャレ(^o^)/
今回、バラアイスを食べ損ねたのですが、食べ比べには参りました。今後は、バラアイス師匠と呼ばせていただきます(笑)
もう来年の春になってしまうとおもいますが、わたしも、おすすめの旧古河庭園を含め、バラアイス食べ比べの旅にでかけたいとおもいます〜
まもちん
- まみさん からの返信 2008/11/13 23:37:06
- RE: ぽつぽつ・・
- まもちんさん、票とコメントありがとうございます@
あのバラのぽつぽつはなんでしょうね。
一番哀れだったのは、緑光です。
証拠写真!?と思ってアップも撮ったことは撮ったのですが、パソコン画面に取り込んだ後、あらためて見ると、水疱瘡の顔のようで、涙が出そうなほど哀れで、旅行記にアップするのはやめました。
天気の良い日を狙いました。
やっぱり野外の撮影は天気に大きく影響されますものね。
ネットの天気予報をチェックして一喜一憂。
ここのところの天気は変わりやすく、幸い、狙っていた日が曇りのところが晴れに転じたことの方が多いようです。
イングリッシュローズは私もすっごくすきです。
真ん中のモダンローズのところで時間をとってしまったので、ほかの花壇にいくときにはちょっと日が落ちてましてね。
でもイングリッシュローズは花が少なかったから、おのずとモダンローズに集中しちゃたのでしょう。
今年の春の国際ばらとガーデニングショーではイングリッシュローズをたくさん撮りましたよ@
おっしゃるとおり、花びらがたくさんなのに、モダンローズみたいに反り返って咲かず、ぷっくりと丸くなっているのが、とっても魅力的です@
バラアイスは、はじめから食べ比べようと思ったわけじゃないんですが、ついつい@
去年の春バラから秋バラ、そして今年の春バラとバラアイスをうってるところを回っていたのですが、挑戦したのは今年の秋バラのときが最初ですから。
意外にハマりました。
どのバラ園のバラアイスが一番好みかというのは人それぞれかもしれませんから、来年の春、ぜひまもちんさんの意見も拝聴したいです@
未来のパラアイス師匠@
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