印旛沼周辺でバードウォッチング [2011](2)

2011/12/29 - 2011/12/29

千葉県栄町に、珍鳥ソデグロヅルが出ているとの情報で見に行ってきました。

表紙写真は、コハクチョウの飛来するのどかな栄町の田園風景です。



（インターネットでの珍鳥の公開は、地元の迷惑を考慮して慎重にとの事で、今迄、掲載を差し控えていましたが、すでに居なくなってるので、地元への迷惑は無いと判断し、掲載しました。）

※ 2015.01.26 位置情報修正

エリア 鎌ヶ谷・印西・八千代(千葉)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

コハクチョウが飛んでいます。

近くの印西市「本埜白鳥の郷」から飛来しているようです。

コハクチョウ（小白鳥）

コハクチョウ

コハクチョウ

田圃の稲刈後の株から育つ二番穂が、白鳥達の貴重な食料です。

コハクチョウ

コハクチョウ

冬鳥として、本州以北の湖沼、河川、内湾などに渡来します。

コハクチョウ

頭部がグレーな白鳥は、コハクチョウの幼鳥です。

本日の主役、ソデグロヅル（袖黒鶴）です。
私は初めて見ました。\(^o^)／

飛んでいる時には、翼の先端（初列風切・雨覆）が黒く見えるが、地上では
黒い部分は隠れて見えない。

ソデグロヅルとアオサギ（右端）のツーショット。

日本の鷺で最大のアオサギと比較しても、ソデグロヅルの方がはるかに大きい。
ソデグロヅルの全長＝１３５ｃｍ。
アオサギの全長＝９３ｃｍ。

ソデグロヅル

鳥綱ツル目ツル科の鳥。世界的にも希少なツル類の一つ。
野生のソデグロヅルの個体数は、世界で約3000羽（2006年現在）と推定されている。

ソデグロヅル

アフガニスタン、イラン北部、インド北部、中華人民共和国東部、パキスタン、ロシア東部および中部などに分布する。

夏季にロシア北東部（東部個体群）や中北部（西部個体群）で繁殖し、冬季になると鄱陽湖（東部個体群）、インド北部やイラン北部（西部個体群）で越冬する。
日本では冬季に越冬のためまれに飛来（冬鳥）する。（Wikipedia参照）

ソデグロヅル

赤いクチバシが泥で汚れて、写真としてはイマイチですが、証拠写真として掲載しています。

ソデグロヅル

ソデグロヅル

ドジョウのようなものを捕まえて食べていました。

食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の芽、根、果実、種子、昆虫、魚類、カエル、小型哺乳類などを食べる。（Wikipedia参照）

農道にマイカーを乗り付けている人もいます。
これではトラクターが農道を通れないと、農家の方がこぼしていました。
一部のマナーを守らないカメラマンの行動が、農家や地域の反感を買うのです。

珍鳥ソデグロヅルを撮影するカメラマンの群れ。

カメラマンも必死？

上空に鷹が・・・。
トビさんでした。(^_^;

セグロセキレイ（背黒鶺鴒）

ハクセキレイ（白鶺鴒）