2008/05/16 - 2008/05/16
732位(同エリア885件中)
まみさん
3度目でもまだまだ飽きない国際バラとガーデニングショウ。
平日午後狙いなので、いられるのは3時間ほど。
でもこの時間では、毎度足らないのです。
今回も足らないことは予測できました。
だから、今回は、開催テーマ「英国ガーデンへの回帰」にちなんで、イングリッシュローズをたくさん撮ろうと決めました。
いや、決めるまでもなく、会場に入って真っ先に目に飛び込むイングリッシュローズアヴェニュー。
そこにイングリッシュローズがあるから。
だから写真を撮るのです。
特にオレンジのような黄色のような、なんともいえない色あいの、花びらがぎっしりのロゼット咲きやカップ咲きのすばらしいこと!
決めなくてもたくさん写真を撮っていたでしょう。
今回は、イングリッシュローズ、それからバラの盆栽にゆっくり時間を取れましたが、代わりにガーデニング部門は全部回れず、ハンギング・バスケット部門と鉢植えコンテスト部門は全然回れませんでした。
ガーデン・デザイナーによるガーデニング部門も、目玉のボーダーガーデンなど、写真に撮りにくかったのと混雑のため、スルーしてしまいました。
開催期間は19日まで。
回れなかったところを再訪しようと思えばチャンスはあったかもしれません。
でも、ちょっと未練があるくらいでちょうどいいかもしれませんね。
また来年が楽しみになるから。
そんな今回の国際バラとガーデニングショウの写真を、3つの旅行に分けてアップしようと思います。
まずは、たっぷり時間をかけたイングリッシュローズと、今回の開催テーマゆえに必然的にカメラを向けることになった英国ガーデンの写真を集めたこの旅行記。
2つ目は、邪道と思いながらも出店の花屋さんの切り花と、バラのある生活のディスプレイ、そして切り花コンテスト部門での写真を集めた「ショウならではの切り花特集@」。
そして3つ目は、全部回れなかったけれどガーデニング部門の写真と、テーマに沿って英国ガーデンらしくディスプレイされたお店の写真を集めた「楽しいガーデニングとショップ」です。
関連の旅行記
2006年
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その1:プロローグ&切り花・鉢植え・盆栽」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068676/
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その2:お洒落なガーデニング」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068814/
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その3:思いっきり薔薇づくし」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068818/
「国際バラとガーデニングショウに行ってきました!その4:バラ展にちなんだグッズなど(完)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10068934/
2007年
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(1)ドームに出現した別世界」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149519/
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(2)これもある意味、アレンジメント!?」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149521/
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(3)バラが撮りたくて行ったんですもの@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149524/
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入って真っ先に目に入る「ウェルカムガーデン」のコテージ
ピンクのつる性のバラに惹かれて。
会場は14時半に到着しました。
17時半の終了までめいいっぱい粘り、ショップめぐりを含めて3時間まわりました。
「「ウェルカムガーデン」では素朴なコテージの周りに樹木や草花をふんだんに使い、さまざまに仕立てられたイングよっ主ローズの伸びやかな表情をお伝えします。」
(公式ガイドより) -
「ウェルカムガーデン」のコテージ入口
レースのかかったベビーベッドのようなものが見えます。
「イングリッシュローズは、オールドローズの優し気な花形と豊かな香りに加え、モダンローズの四季咲き性と多彩な色彩を持ち、ガーデンローズとして沢山のロザリアンに愛され、栽培されています。」
(公式サイトより) -
「ウェルカムガーデン」のコテージの小さな中庭
扉の向こうに来場者の姿が入ってしまったのは、見逃してくださいませ。 -
ウェルカムガーデン「イングリッシュローズアヴェニュー」
入場してすぐ目につくところにある上、今回のテーマの英国ガーデンを体現しているようなイングリッシュローズでぎっしりのローズアヴェニュー。
混雑するのは当然ですね。
そのときはあまりに人でぎっしりで、とてもこういう写真は撮れませんでした。
これは終了時間の5時半ちかく、出口に向かいながら撮ったものです。
「イングリッシュローズとはオールドローズ(その多くは一季咲き)の繊細な花形や香りとモダンローズの四季咲き性を兼ね備えたバラで、イギリスのバラ育苗家ディビッド・オースチン氏によって作られた品種です。
(中略)
また品種によって樹高や樹形などが大きく異なります。
秋以降に急につるバラのように伸びたりするものや、フロリバンダっぽかったり、ハイブリッドティーっぽかったり、本当に品種による違いが大きいのです。」
(HP「イングリッシュローズと花まんだらのお寺 おふさ観音公式サイト」より、イングリッシュローズ紹介ページ
http://homepage3.nifty.com/ofusa/sub2.htm -
デビッド・オースティンのイングリッシュローズアヴェニュー
終了間際のアヴェニュー。
「一つの花の中に、オールドローズの豊かな花姿と優雅な香り、そしてモダンローズの四季咲き性を共存させたイングリッシュローズは、どれほど私たちのバラの庭づくりを豊にしてくれたことでしょう。
記念すべき10周年の会場の入り口を飾るのは、そのイングリッシュローズの生みの親、デビッド・オースティン氏によるローズアヴェニューです。」
(公式ガイドより) -
デビッド・オースティンのイングリッシュローズアヴェニュー
入ったばかりの時間帯ではとても混んでいたローズアヴェニューですが、今回、ぜひたくさん写真を撮りたいと思ったさまざまなイングリッシュローズがたくさん集まっていたので、結構ねばりました。 -
クラウン・プリンセス・マルガリータ
イングリッシュローズアヴェニューにて
私の中のイングリッシュローズのステレオタイプにぴったりの花!
オレンジのようなピンクのようななんともいえない色合いに、ぎっしりの花びら。 -
クラウン・プリンセス・マルガリータ
イングリッシュローズアヴェニューにて
花びらが重なったところの色合いが特にすばらしいです。 -
イングリッシュローズアヴェニューのパステルカラーなバラたち
手前は淡いオレンジで、奥はピンク。
どちらもぞくぞくするほど好みです@ -
確かこれも、クラウン・プリンセス・マルガリータのはず
イングリッシュローズアヴェニューにて
うーん、なぐり書きのメモの字が汚くて……。 -
香りのよいエブリン
イングリッシュローズアヴェニューにて -
つつましく咲くエブリン
イングリッシュローズアヴェニューにて -
カップ咲きが可愛いセプタード・アイル
イングリッシュローズアヴェニューにて -
イギリス・北アイルランドのバラ育種会社、ローズブリーダーであるディクソン社のバラコーナー
ディクソン社は、1836年創業で、1885年にはヴィクトリア女王より王室ご用達の指定を受けたそうです。 -
ディクソン社のハーマジェスティー
女王さまに捧げられたバラですね。
小ぶりで、とてもかわいらしくて目を引きました。 -
ハーマジェスティーをつぼみと
中央がうっすら黄色がかっています。
つぼみのうちはオレンジですね。
色合いの変化もすてきです@ -
ディクソン社のエリナ
可憐なレモン色@
私の中のイングリッシュローズとは違いますが、これぞバラ!というタイプの一つ。
よく考えたら、イングリッシュローズとはデビッド・オースティン氏が開発した品種のことですよね。
でも、イギリスのローズブリーダー会社が開発したバラなら、それもやっぱりイングリッシュローズ!? -
エリナのアップ
形が理想的なのを見つけたので@ -
ディクソン社が作出したプリンセス・ミチコ
もちろん、これは若き日の美智子妃殿下に捧げられたバラなのです。
イギリスで作出されたんですねぇ。 -
プリンセス・ミチコのアップ
中心の花びらがまだくるりとつぼ状になっているのが、一番好みの形ですね@ -
こちらはクイーン・ミチコ
プリンセスよりも大人っぽい、シックな色合い@ -
クイーン・ミチコのアップ
花びらにかすかに散る赤い斑点も魅力を引き立てています。 -
Anne Marie Laing
ピーター・ビールスのクラシックローズガーデンにて
2,000株ものクラシックローズで飾られた「五感で楽しむクラシックローズガーデン」。
その周辺には、なるほどこれがクラシックローズというのか、と納得したくなるような、花びらの多い、イングリッシュローズに近い花がたくさんありました。
まだまだつぼみも多かったのですが。 -
色合いがとても気に入ったAnne Marie Laing
会場で見たバラの中で一番気に入ったかもしれません@
形もなかなか好みですしね。 -
お気に入りのAnne Marie Laingのアップ
-
ピーター・ビールスのクラシックローズガーデンにて
できるだけ肉眼で見た赤を出すために、カメラの露出をマイナスにしています。
残念ながら名前をメモしてくるのを忘れてしまいました。 -
ピーター・ビールスのクラシックローズガーデンにて
このガーデンは4つの庭からできています。
それぞれピーター・ビールス氏の愛する女性親族になぞらえているそうです。
ここは、娘さんか、親族の少女を思い浮かべて作った庭かもしれません。 -
私の大好きなマチルダと女神像
ピーター・ビールスのクラシックローズガーデンにて
ピーター・ビールズ氏の女性親族になぞられえた庭の名前は「アマンダの庭」「ローラの庭」「デビーの庭」「マディーの庭」。
さて、ここはどれかな。 -
人けのなくなったローズテラス
昼間は人がぎっしりで、とても撮影する気になれなかったローズテラス周辺。
公式ガイドによると、バラにまつわるレクチャーやフラワーアレンジメント、参加実践型の講習会が行われる場所のようです。
背景にジギタリスがぎっしり@
今回のウェルカムガーデンやこのローズテラスでは、バラ以外の花ではジギタリスが大活躍でした。 -
黒いカラーを中心に
ローズテラスにて
カラーって花の名前ですよ。
黒(というか濃い茶色ですけど)があるなんて! -
ローズテラスのミス・アリス
昼間はゆっくり撮れなかった花です。
これも理想のイングリッシュローズ!
5時間半の終了間際、出口に向かう途中でしたが、大急ぎで撮影しました。 -
ミス・アリスをたくさん!
-
ゴールデン・セレブレーションの花柱
ローズテラスにて
去年、私がこの会場で「これがイングリッシュローズか」と認識したときの品種です@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12212320/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12212321/
関連の旅行記
「2度目の国際バラとガーデニングショウ(3)バラが撮りたくて行ったんですもの@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10149524/ -
ゴールデン・セレブレーション
このアイスクリームのようなオレンジと、咲き切っていない花びらの重なり具合がなんともいえません@ -
花びらの中心に3つの渦があるゴールデン・セレブレーション
以上がイングリッシュローズと英国ガーデン特集です@
本来の意味のイングリッシュローズだけではなく、英国出身のローズを含みます。
ちなみにウィキペディアフリー百科事典によると、イングリッシュローズは新たな系統ができたわけではなく、国際登録ではシュラブ(半つる性)ローズとして登録されているそうです。
※イングリツシュローズの魅力
「オールドローズとモダンローズとの交配により、両親の優れた性質を受け継ぐイングリッシュローズ。オールドローズからはあどけなさを残すクラシカルな花形と芳しい香りを、そしてモダンローズからは多彩な花色を。またルックスだけではなく、原種に近いオールドローズの育て易さ、そしてモダンローズの四季咲き性をも受け継いでいる」
(HP「花ごころ」(http://www.hanagokoro.co.jp/)より)
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この旅行記へのコメント (4)
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- keitoさん 2008/05/26 23:22:33
- ハーマジェスティー☆
- こんにちは。はじめまして、keitoといいます。
4トラ内を彷徨ってコクリコさんにたどり着き、そしてまみさんにたどり着きました。
ガーデニングショーのブログが素敵です。1票!
私は遠方なので行きたいと思いつつ、未経験なんです。毎年この頃になると「行きたいなぁ〜」と思うのですけれど。
タイトルに書いたハーマジェスティー・・・
こういうバラがいつも側に咲いていて欲しいなぁ。育ててみたいバラです。
我が家は日当たりが悪くて(西日ばっかり入る!)所になるので、バラには厳しい環境となり失敗ばかり。友人に里子に出したら元気に育った鉢がいくつか・・・という有様ですが。
ガーデニングショーは3度目との事。近々2006〜2007年のブログも拝見させていただきますね。
素敵な報告ありがとうございました。楽しませていただきました!
- まみさん からの返信 2008/05/27 03:53:25
- RE: ハーマジェスティー☆
- keitoさん、はじめまして。コメント&一票ありがとうございます。
コクリコさん効果だ、わあい。
遠方だとつらいですよね。
私もよくほかのトラベラーさんの花の名所の写真に惹かれてぜひ行きたいと思っても、遠くてあきらめることも。
keitoさんはバラを育てている最中なのですね。
ハーマジェスティーが一番気に入られたのでしょうか。
私はたくさん花の写真を撮っていますが、自分ちにはほとんどないですよ@
バラには日当たりも大事なのね、などといまさらなことを言ってるド素人もいいところです。
日当たりの悪さは辛いですね。うちは南側が道路と線路なので布団を干すには日当たりが良いですが、庭にはあんまり差し込まないです@
近所にはフェンスごしにたくさんバラを咲かせている家がたくさんあり、手入れも含め、とても大変なんだろうなぁと苦労を忍び、写真だけ撮らせてもらっています。
過去の写真もぜひ見てください。うれしいです@
-
- コクリコさん 2008/05/21 10:05:31
- 早速見にきました!
- まみさん、こんにちは。
早速見に来たら、見ごたえのある旅行記に見入ってしまいました!
バラだけでなく、このようなイベントの初心者としてすごく勉強になります。
イングリッシュローズの花形は馴染みがなかったので、最初は「ん?」と違和感がありましたが、見慣れていくと、くるくる丸まっこくて可愛いなぁと。
香りも素晴らしかったですね。
まみさんが心底バラを愛しいと思っていらっしゃるのが写真から伝わってきました。
どのバラも一番美しい姿で撮られていてバラたちも喜んでいることでしょう。
2時半に入場されたのですね。その頃は観客席で食べ終わり、友達と「会場もだんだん空いてきたわね」と話していた時間です。それでも込んでいたのですから、私が1時間半の見学で人疲れしてしまったのが想像できることでしょう?
来年は午後から行くことにします。4時頃になるとずいぶん空いてくるのですね。
ディクソン社のバラコーナー見ていないような気がします。
レモン色のバラ、私も気に入りました。花びらの1枚1枚が芸術的に美しい♪
あー、そして「五感で楽しむクラシックガーデン」はあまりに込んでいた見学者であふれていたので見られませんでした。。。まみさんの写真見たらあまりにも素敵なので残念でした。
まみさんもおっしゃられているように、見残したり名残惜しい方が来年の楽しみに繋がりますね。
また来ます。もちろん1票!
- まみさん からの返信 2008/05/23 03:50:04
- RE: 早速見にきました!
- コクリコさん、こんにちは。
早速見にきていただいてありがとうございます。
書き込み&一票、嬉しいです。
イングリッシュローズは見慣れると、とてもステキですよね。
私は一重のバラを見たときに、えっ、これもバラなの?と驚いたので、イングリッシュローズのときは大丈夫でした。
ドレスの中のようなぎっしりのひらひらはお気に入りです@
午前中の方が混んでいたとは意外でした。
みんな結構早く出かけるんですね。
週末はどうだったのだろうと考えるとちょっと怖い。
たしかに混雑していると早くに疲れそうです。
人が切れるのを待つのも大変ですし、アングルを自由に選べないし、人がカメラを構えている前を通ってしまうし通られてしまうし、ぶつかるし@
鉢植えのような個別コンテストはたぶんまだそれでも写真を撮れるかもしれませんが、ガーデニング部門はとても難しいですよね。
私も、今回の英国ガーデンのハイライトと公式ガイドに書かれていたボーダーガーデンは混雑してたからあきらめましたもの。
今年は荷物を球場の外のロッカーに預けました。
途中で疲れて休憩をとりたくても、休憩所まで行くのも大変でしたから。
行ったら行ったで、戻るのがちょっとつらくなるのもわかります。
私も、コクリコさんの写真を拝見しても、ああ、ここは見てない〜ってところがたくさんです。
ハンギングバスケットは今年はさらに見ることができませんでした。
来年同じものが展示されるわけではないものの、来年はそっちに注目するかな、って楽しみです。
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