世界の車窓からを目指してin新時代？の中欧７（プラハ）

2008/05/03 - 2008/05/10

クラクフから夜行列車にのって最後の町、チェコのプラハ。

町には人が多くて大都市です。

近郊クトラホナもなかなかの見もの。

エリア プラハ(チェコ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: フィンランド航空

列車の中で朝4時ごろ目がさめる。

寒い・・・、メキシコのときもそうだが、白人は寒さに強いのか、すきなのか、冷房をがんがんにかける。

もう一寝入りして6時頃また起きる。

プラハまでもう少しだ。

そんな時、プラハの文字に駅を降りるが、どうも本駅の一個手前プラハスミーホフ駅らしい。

仕方ないので1000ckおろし市内交通の切符を買う。100ckで1日使えるそうだ。

地下鉄にのって街中の駅でおり、火薬塔、旧市庁舎広場、ユダヤ人地区を歩いて川にでる。

旧市庁舎広場

ユダヤ人地区シナゴーグ

対岸にはプラハ城が見える。

川沿いをのんびりあるいてカレル橋という歩行者専用の橋をわたる。

プラハ城へ登りちょうど9時頃のため入場料250ｃｋを払い王宮などを散策する。

聖ヴィート大聖堂

王宮内の広場

黄金小道

王宮からのプラハの町並みが美しい。

10時過ぎ、朝から街を見てまわったがそろそろ飽きてきたので何か近くにいいところがないかガイドブックで調べてみると、クトラーホナというところへ1時間半ほどでいけるらしい。

そこは古い銀山の町で昔はかなり栄えていたとか。一応世界遺産だ。チケット95ckを買って列車までの待ち時間でサンドイッチで軽く食事をとる。

11:47発のブルノ行きの特急列車だ。

途中はカーリンという駅のみに止まるらしい。

1時間ちょっとでクトラーホナ本駅に到着。

ここからは歩いても30分程度らしいが、乗り換えてひとつとなりの駅へ移動する。

単線で一駅だからあっという間だ。

クトラーホナは昔はプラハに並ぶほど繁栄したらしいが今は観光客が少し行きかうほどで一本道を入るとひっそりとしている。

教会なども確かに立派だ。

特に町の奥にある大聖堂は町に似つかわしくないほどだ。

ゆっくり町を観光したいところだが、帰りの列車の時間が15：00のしかない。これをのがすと2時間後になってしまうので、あるきつつ本駅まで行くことに。

早足で教会を観光しつつもどるが、思っていた以上に時間がかかってしまい、列車の時間ぎりぎりに。

街の教会

街の教会２

少し走りつつ駅で切符をかってなんとか間に合った・・・

クトラーホナ本駅

プラハ行きの特急にのって景色をながめる。

途中まどから外を眺めていると、畑を走るウサギが。

ウサギの猛ダッシュがあれほど早いとは知らなかった、と意味もなく関心。

プラハ駅に16時過ぎに着。

地下鉄でホテルに行く。

ホテルのあるところは新市街側で再開発がじょじょに進んでいる。2階建ての2階のフロアのみ20室程度だろうか。結構感じのいいホテルだ。

前夜夜行だったため、シャワーを浴び少し休憩。カメラのバッテリーも補充して2時間ほど休んで、夕方の街へ。

ぶらぶら散策していると朝の静かさとは違いにぎやかだ。

川沿いに歩いてのんびり風が気持ちいい。

旅のセオリーとしていくところが無い時は水のあるところへ行くときもちいいのだがプラハも同じだ。

屋台でホットドッグをつまみ、スーパーでお菓子などをかってホテルへもどる。

これでこの旅行も終わりだなーっとしみじみしながら一日を終える。

見忘れていた天文時計

＜８日目＞
朝6時起き。旅行中はたいていこの時間だ。

朝食をとりかえり支度。

市内交通の一回券（というより75分券）を買って地下鉄にのる。

この一回券が26ckでこれで空港までいける計算だ。

つまり170円ほどで街から空港へいけることになる。

今までで一番安い移動だろう。

中欧の自分で切符に時刻を打刻するシステムにも慣れてきた。

時折検札があってこのとき有効な券をもっていないと罰金だそうだが、この旅行で一回もなかった。

また、地下鉄やバスに自転車や犬が乗ってきて犬たちは驚くほど静かだ。なれたものなのだろう。

そういえば大都市の中心でも大型犬が普通に歩いていた。社会の中に犬が溶け込んでいて一員として認められている感じだ。

ホテルから1時間程度で空港に到着。

ヘルシンキ行きはシュンゲン協定国内なので国内線扱い。手荷物の検査のみで搭乗だ。

プラハからヘルシンキまで2時間半程度。ヘルシンキで一時間の時差をもどす。

簡単な出国チェックを終え、セントレア行きの飛行機に乗って帰国だ。

帰りの機体は行きとは違い古い機体。

寝れたのか寝れないのか分からないまま9時間半の長いフライトでセントレア着。

さあ、あしたから仕事をがんばらねば。

おしまい
fin...