世界の車窓からを目指してin新時代？の中欧１（ウィーン）

2008/05/03 - 2008/05/11

ゴールデンウィークでも航空会社によっては値段が高くならないことをはじめて知って、さっそくフィンランドエアーでの航空券をゲット！！

まあ、他にも候補（インド、インドネシア、ミャンマー、トルコなどなど・・・）はあったんだが、チケットの値段やらなにやらで中欧（昔のドイツより東は東欧って言ってたイメージが強いけど。）に行くことに決定！！

航空券は若干高いが思ったほどじゃあない。ゴールデンウィークでこの値段ならしゃあないさ。

で、情報収集。まいどのことながら、休みが９日のため、ルートは強行突破だ！

ルートは
ウィーン⇒ブラチスラバ⇒ブダペスト⇒コシツェ⇒クラクフ⇒プラハ

旅行の代金はこんな感じ。
航空券（税込）--\142,240
交通費-----------\27,180
宿泊費（6泊）----\41,713
食費--------------\5,802
観光--------------\4,810
その他------------\7,329
合計------------\229,074

利用航空会社：フィンランド航空
名古屋からヘルシンキまで毎日１便で、乗り換えたらその日のうちにヨーロッパ各国にいけるのは便利！GWでも料金そんなに変わらないのは日系とは違っていいですね。
マイルはJALと同じワンワールドだが、正規格安航空券だとJALマイルに加算されないのはマイナスかな。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: フィンランド航空

＜１日目＞
GWということもあって、9:00前にはセントレアに着くが、意外なほど空いている。
チェックイン、荷物チェック、出国手続きとほぼ待つことなく終わる。

ヘルシンキ行きのフィンエアはほぼ定刻どおり（11：00ごろ）出発だ。

飛行機はムーミンカラーになっているのだが、ムーミンの顔の位置が窓とかぶっているのがどうだか・・・と思う。

ヘルシンキまでの飛行機はゲームや映画なども充実して飽きない。またサービスも結構いい。フィンエアの人気の理由なのだろう。今までのキャリアのなかで一番いいんじゃないかなと思いつつ。

また、機内はGWなのに満席ではない。隣も空いていて楽だ。機内食はカツ丼のみで選択はない。ちょっとはフィンランドぽいものがいいんだが・・・。

そんなこんなで、飛行機は定刻どうり、ヘルシンキに到着（15：10）。
時差は6時間のマイナス。外はそれほど寒くない。というより、暑いくらいだ。

シュンケン協定国の空港は始めてのシステムで少しとまどう。荷物検査と簡単な入国チェックのみでどうもフィンランドと協定国に入国したらしい。入国カードもない。ちょっと気が抜けるな。

あとは、国内線と同じフロアでウィーン行きの飛行機にのる。

17：30、定刻より20分程遅れてウィーンに出発。

ウィーンなどの目的地の中欧各国はサマータイムもあって、日本から7時間遅れ。

2時間半ほどのフライトでウィーンに到着。現地は夜7時、日本ではもう深夜2時だ。

両替のユーロ/円が170円くらいでレートが悪い。クレジットで借りたほうが割がよさそうなので100ユーロを引き出す。

ウィーンには国鉄、空港鉄道、バスとあるが、鉄道に乗るのがひとつの目的でもあるので、国鉄で市内へ。
国鉄の駅は地下にある。

地下のホームまで行くがSバーンの切符の買い方がいまいち分からん。

さらに、おろしたお金が50ユーロ札2枚のため、自動改札機に受け付けられず。

しかし、ここでもクレジットカードが使えるらしいので、クレジットカードでゾーン１（1.7ユーロ）と24hr券（5.7ユーロ）を購入。

ウィーンや中欧各国では改札がないらしい。自分でチケットに入場の時間記録を打ち込む。自己責任というやつか？

ホテルのある北駅は30分くらい。

外はまだ明るいが、意外なほど田園風景が広がり、街に近づくとじょじょにたてものが増える。

市内では列車はまた地下にもぐり、ウィーンミッテ駅へ。

この駅は北駅のいっこ手前だが、中心地に近いためほとんどの人たちがここの駅で降りていく。

北駅に着くと、トラムや地下鉄の乗り換えも出来る大きな駅だが、結構閑散としている。

時間は20時前。ホテルを探すが、通にいってみてもなかなか見つからない・・・

2往復ぐらいして扉に別の名前をつけているホテルがどうも目的のホテルらしい。なぜなんだか・・・。とりあえず長い一日は終わり。

明日はウィーン市内を見て、スロバキアのブラチスラバに行こう。

＜２日目＞
今日の予定はウィーンとブラチスラバの観光。

ウィーンはともかく、スロバキアの首都がブラチスラバということをこの旅行まで知らなかったから、どんな街なのかも想像がつかない。

6時前には目が覚める。日本では13時ごろだから当たり前か。

準備をして早速ホテルを7時にはチェックアウト。

まずは、地下鉄Uバーンにのってシュテファン寺院辺りに。

これが地下鉄の改札。青い箱がチケットに日時を印字をする箱。

地下鉄は次にくる列車まで何分という表示がある。これは便利だ。

シュテファン寺院までは北駅から地下鉄で３駅。

大きな塔が目立つ町の中心にあるウィーンを代表する寺院だ。

朝早いので周囲は静かだが、中では朝のミサが始まっている。

周りを歩いて、グラーベン通りを行く。この通がメインの通のようだが、ここも朝は人がほとんどいない。

近くには大きな寺院も見える。

200mほど行くと王宮に到着。

急にどーんと建物があるので結構圧倒される。

昼のドラマにでも出てきそうな感じだ。

王宮から新王宮を抜け、カール将軍？像を横目にフォルクス庭園へ。

ヨーロッパ！って感じの幾何学的な庭園だ。

日本人観光客もちらほらいるみたいだ。

横には古めかしい建物がある。ブルグ劇場らしい。

大通りをはさむと、市庁舎があるがこれもなかなか古くていい感じだ。

この大通りは車は一方通行だが、トラムが環状に走る。

中欧の町にはこういうトラムが結構はしっている。チケットも昨日買った一日券でトラム、国鉄、バス、地下鉄が乗れる。

そんなんで、ちょっとトラムに乗ってみる。

オペラ座付近まで移動して、戻るように歩いていく。

ゲーテ像に新王宮、ミュージアムクォーター、国会議事堂と立派な建物が並んでいる。

まだ8時ごろなので博物館等は開いていない。まあ、あんまり興味がないからいいのだが。

またトラムでオペラ座付近まで行き、少しあるいて地下鉄のUバーンに乗って今度は少し離れたシェーンブル宮殿へ。

オペラ座から７駅。少し街の雰囲気も変わる。

宮殿はとても大きい。観光客も大勢だ。

庭園を抜けて丘の上のグロリエッソへ。

ここからの眺めはすばらしい。ふもとの宮殿とその奥に見えるウィーンの町並みが一望できる。

丘を降りて宮殿内に行こうか迷った挙句、やっぱり興味がわかない。9.9ユーロという料金も見る気をそがれるな。

駅に戻り、中心街へ行こうとするが人がすごく増えている。早い時間帯に来て正解だ。

10時過ぎでまだまだ早いのでどこか面白いところはないかと探してみる。

国際列車がよく到着する西駅付近に行ってみるがどうも国際的な雰囲気がない

ぼちぼちウィーンにも飽きてしまったので、ブラチスラバ行きの列車の発車する南駅に移動。

駅で時刻表を見てみると1時間に1本程度ある。

次の発車は11:28ということなので40分程度あるが、ウィーンはもういいやということでそれに乗ることに。

チケットは自動券売機で14ユーロ。

少し時間があるので、朝から何も食べていない空腹をみたしに、構内でピザこコーラ3.5ユーロで朝飯兼昼食をとって、いざブラチスラバへ。

「世界の車窓からを目指してin新時代？の中欧２（ブラチスラバ）」につづく
http://4travel.jp/traveler/tentou_musi/album/10284250/