2008/05/03 - 2008/05/10
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てんとうむしさん
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いよいよこの旅のハイライト、アウシュビッツを目指してポーランド入り。
クラクフもビエリチカも世界遺産なのでお忘れなく!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
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-
<6日目>
6時半にはホテルをでる。
ゆっくりあるいて街中をしばし観光。
まだ朝早いので観光地も静かだ。 -
博物館等も開いていない。
1時間半ほどうろついて駅近くのバスターミナルへ。 -
駅の近くのトイレに入ると(ポーランドでは△が男○が女らしい)、公衆トイレは有料で2zlらしいのだがまだ100zlしかもっていない…どこかでくずれんかな。
バスターミナルは駅のすぐ裏にあるが、インフォメーションでどうも下の階からアウシュビッツ行きのバスが出るらしい。
にしても、クラクフのバスターミナルの自動扉が観音開きで急に自分に向かって開いてくるのはどうにかならんもんか・・・
下の階のNo8Dに20人のり程度のミニバスが止まっているのでアウシュビッツに行くかを聞いて乗車。往復で18zlだそうだ。
人は半分くらい乗っている。
7時50分発。途中のバス停では結構人が乗ってきて次第に満席になる。バスは次第に田舎に入って景色がのどかに。
ラジオで途中急に日本語が聞こえてびっくり!
スズキの車の宣伝だったみたいだ。 -
1時間半ほどでアウシュビッツに到着したらしい。
運転手がここだと教えてくれバスを降りる。
すこしあるいてアウシュビッツのミュージアムに。人が多い。ほとんど団体客のようだ。
人ごみを掻き分けながらぶらぶらと歩く。
アウシュビッツは基本的にすべて無料。
しかし、そのため維持が大変だとか。 -
有名な入り口の門。なにを思ってこの門をくぐったのだろう。
-
そのすぐそばの建物の前では楽団が演奏をしていたそうだ。
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映画等で見たような景色が広がり、焼却場もしっかりと残っている。
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数々の2階建てのアパートのような収容建物にはそれぞれ捕らえられた人たちの写真やおびただしい靴、かばん、食器、義足などが積み重ねられている。
雑然と敷きつめられた布団の部屋もあれば、布団ではなく藁の部屋などを敷いた部屋・・・
ここにどれだけの人が押し込められていたのだろう。ここで何が起きたのか想像すうのも難しいが悲惨さだけは痛いほど伝わってくる。
そして写真の人たちの訴えるような目がつらい。
アウシュビッツには1〜3まであり、今はこのアウシュビッツと第2のビルケナウが残っている。
ビルケナウへは1時間に1本程度シャトルバスが出ているので、これにのって5分くらいだ。 -
雑然と敷きつめられた布団。
-
建物の壁には収容者の写真の数々が・・・。
ただし、最悪期にはこの写真も撮られず、着いたその直後にガス室へ送られた人たちが多い。 -
ビルケナウは映画でもよく使われる鉄道の引き込み線のある門が印象的だ。
ここを見れば、まだ第1アウシュビッツがいかにましだったか分かる。
ビルケナウの建物などをみれば、人を生かしておこうとする雰囲気すらないことに気づく。 -
第1のアウシュビッツ以上に広く、中には平屋の建物が少し残っているだけだ。
建物のあとの煙突が墓標のように延々と連なっている・・・ -
建物の中もアウシュビッツ以上に悲惨で、床のない建物の中に藁だけが引かれている。
-
アウシュビッツもビルケナウも本当に静かなのどかな場所にあり、当時は銃声や悲鳴、苦しみの声などしか聞こえなかったのではないかと思える。
歴史が繰り返されないでほしいものだ(もっとも、カンボジア内戦でもベトナム戦争でも朝鮮戦争でもユーゴスラビア、ソマリア・・・数限りないところで同じような虐殺が続いているのには心苦しい)。
ガス室跡までは1km以上あり気分的にもう十分になってしまったので、シャトルバスに乗ってそのまま第1にもどり、クラクフ行きのばすを待つ。
クラクフ行きには普通のバスもあるらしいが、ミニバスとは営業会社が違うらしい。
行きに往復分買ってしまったので仕方なくミニバスを待つ。
12時過ぎにアウシュビッツを発。
13時半にはクラクフに戻る。 -
クラクフに戻ってさてどうするか。
次はヴィエリチカ行きのチケット2.5zlを購入。
ヴィエリチカはクラクフ近くにある岩塩鉱山あとの世界遺産だ。
列車で30分程度。
次の列車が14:40なのでまだ少し時間があり、昼食をとる。
駅近くの商店でシシカバブですます。
旅行中は本当におなかがすかない。
ヴィエリチカ行きの列車は単線の列車で30分程度で終点のヴィエリチカに。
ヴィエリチカの街は小さな町だ。少し歩くと鉱山の入り口。 -
チケット売り場で、英語のコースは40分後で60zlだがポーリッシュ(ポーランド語)のコースならすぐにでて47zlと言われ、ポーランド語のコースに。
まあ、英語でもわからんだろうからどっちでも一緒かとおもったが、さすがにポーランド語は一単語もわからない。
当たり前なのだが。
鉱山に入ってすぐ、木製の螺旋状の階段を延々と下りていく。少し目が回る。下を見ても先が見えない。
どれだけおりたかわからないほど降りてやっとしたに到着。どうも70m下らしい。 -
中には岩塩の石像などでつくられた鉱山の歴史を紹介するものや、教会、泉などもあって以外とひろい。
一つ一つの坑道も先が見えないくらいだ。これだけのものを彫った昔の人の苦労はどれだけだっただろう。
ポーランド語で一生懸命説明するおじさん。なんていってるんだか・・・ -
歴史の説明?
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内部にある教会
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メインの広場は天井も20mくらいあるだろうか、体育館ほどの広さがある。
飾られるシャンデリアも岩塩でつくられているらしい。 -
有名な絵画を彫った壁などもある。
さらに先に行くと大きな池もあり一番深いところは 130mくらいだそうだ。 -
2時間ばかり歩いて、バーやレストランのある広場で解散。
これも100m近く地下にあるレストラン -
そのままエレベーターに乗って地上を目ざすのだがこのエレベーターが鉱山用のものを少し改造した程度のもののようで結構怖い。
100m以上を一気にのぼるがいつかは壊れるだろう・・・。
そうしたら中の観光客は取り残されるのだろうか・・・。 -
またあるいて駅にもどり来た列車にのってクラクフの町にもどる。
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クラクフのお城からの夕日もきれいだ。
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街中をぶらぶら散策しながら、晩御飯をたべるがやはりおなかはあまり空かない。
まずいわけじゃないんだが、そろそろ米が食べたいものだ。
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夜は夜でにぎやか。
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さらに町をぶらついて、クラクフ駅にいき夜行列車をまつと、始発のためか20分ほど前には乗車。
車掌?が乗ってくる人をどこどこの部屋と指示している。
6人のりのコンパートメントにアメリカ人?2人と。
つかれたためか、意外とすんなり寝付いてしまう。
「世界の車窓からを目指してin新時代?の中欧7(プラハ)」につづく
http://4travel.jp/traveler/tentou_musi/album/10284260/
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