2008/07/28 - 2008/08/02
84位(同エリア482件中)
前日光さん
去る7月27日(実は25日〜27日まで、2泊の出張でした!)の出張から帰るや否や、羽田に向かってGO!
明朝6時40分羽田発山口宇部空港行きに搭乗のため、羽田に前泊したのでした。
ホテルは、前回の島根行きの時も宿泊した「羽田イン」
翌28日、予定通り出発。8月2日までの山陰の旅の玄関口である宇部空港に向かいました。
本日の予定は、宇部空港→瑠璃光寺→山口サビエル記念聖堂→中原中也記念館→秋芳洞→秋吉台→金子みすずの生家→青海島→萩(萩ロイヤルインテリジェントホテル泊)
早朝に宇部に到着したため、1日がたいへん有効に使えました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 自転車 ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
7月28日(月)8時16分、もう山口宇部空港
に到着してしまいました!
今朝6時40分、定刻通り羽田を出発しました。
宇部の空が、こんなに曇っていたという記憶は
ないのですが、これは時間的にみて、宇部空港
で撮影したものです。
既にこの時間から、今日の暑さを物語るような
熱気が感じられました。 -
とにかく「宇部(UBE)」の文字が書いてある所を
探しだして、パチリ! -
空港でレンタカーを借り、まず向かったのは瑠璃
光寺。
噂に聞く国宝「五重塔」を見なくては!と一路
「香山公園」を目指しました。
それにしても、山口県の道路は快適でした。
走行車輌が極めて少ない高速道路を、目的地
まで気持ちよく走れました。
これは、駐車場から見えた五重塔を、待ちきれず
に写したものです。 -
-
日本三名塔(法隆寺・醍醐寺の五重塔と共に)
に数えられる国宝の塔は、檜皮葺の優美な姿を
見せていました。
嘉吉2年(1442)、大内盛見が兄の義弘の
菩提を弔うために建造したそうですが、本当に
美しい塔でした。 -
手前の池越しの写真が有名です。
-
園内には、若山牧水の歌碑もありました。
はつ夏の 山のなかなる ふる寺の
古塔のもとに 立てる旅人 -
塔に近づき、下の方から写してみました。
中世に守護大名として勢力を誇った大内氏は、京
の文化を取り入れ、ここ山口に「小京都」の風情
を漂わせる町並みを残しました。 -
木造建築は、美しいものですねぇ(~o~)
-
すばらしいシンメトリー
-
塔を囲む石垣が、いい風情を出していたので、
本当はその内側の柵がないとよかったのですが。 -
こちらが、瑠璃光寺の本堂です。
それにしても、この日は暑かったです!
もっと丁寧に写真を撮ろうと思っても
暑い上にまぶしいので、写り具合の確認を
することも難しいのでした。
しかもこの暑さが、この後さらにずぅ〜っと
続くなんて…
山陰は(ここは山陽だけど)想像以上に暑い! -
本堂手前に池がありました。
水があるだけでも、救われますねぇ〜 -
白い睡蓮が、可憐に咲いておりました。
-
廻廊から山門の方を臨んだもの
瑠璃光寺そのものは、陶(すえ)六代弘房の
菩提寺です。
陶弘房…大内氏第一の重臣。
応仁2年(1468)、応仁の乱で京都の
相国寺で戦死したので、その夫人「妙栄大
姉」が夫の菩提を弔うため弘房念持佛の薬
師如来をもって本尊として山口の奥地仁保
に文明3年(1471)本寺を建立。
〜パンフレットより〜 -
庭内には、素朴な地蔵もありました。
-
大内弘世公之像
大内氏24代弘世(ひろよ)
山口開府の祖。
防長二州を制して、1360年頃、あこがれの京都
を模して都市計画をした人だそうな。
こうして見ると、青空をバックになかなか格調
高い。
しかし、この時の暑さはハンパではなかった! -
ここは「鶯張りの石畳」で、
この写真の手前側に立って、手を叩くと辺り一帯に
微妙な音が響いてきます。
ここ以外の所だと、そのような音はしません。
日光東照宮の「鳴き龍」と同じ原理ですね! -
ピンクの百日紅の花と五重塔
-
次に向かったのは、山口サビエル記念聖堂です。
初代聖堂は、平成3年に焼失してしまいました。
初代のは素敵だったという話は聞きますが、現在
のものもかなり斬新なデザインで、これしか知ら
ない私から見ると、けっこうこの町に馴染んでき
たのではないかと思われました。
ちなみに現在のものは、平成10年に再建された
そうです。 -
駐車場の近くには、岩窟のマリア像がありました。
マリア様のお顔って、いつ見ても気高くて美しい
ものですね。 -
聖堂内のステンドグラス。
ステンドグラスから洩れる光が、床に映り込んで
いました。 -
見上げると、パイプオルガンもありました。
-
聖堂から、駐車場の方を見下ろしたものです。
真ん中の階段の左の方に「サビエル像」が
ありました。 -
1549年、鹿児島に上陸、1551年にインド
に向かうまでのわずか2年の間に、山口では大内
義隆に、豊後では大友宗麟に会って布教活動をす
るもその目的を達せず、中国本土布教中に客死。
46年間の数奇な人生でした。 -
湯田温泉にある山頭火の句碑。
内容は、放送禁止用語なので、この後のマン
ホールに書かれていたものをご覧ください。
(内容は同じです。)
中也の詩碑も並んで建っていました。 -
これが、中也の詩碑です。
有名な童謡だというのですが、これは知り
ませんでした。 -
「小学校の国語の本に載用されてよく
知られた詩」と説明がありました。
童 謡
しののめの
よるのうみにて
汽笛鳴る
こころよ
起きよ
目を醒ませ
しののめの
よるのうみにて
汽笛鳴る
象の目玉の
汽笛鳴る -
湯田温泉のシンボル、白狐のオブジェが、
町中にありました。
温泉発見伝説にちなんだものだそうです。
カワユイ!です(~o~) -
これが、山頭火の句碑と同じものです(^_-)
-
湯田温泉には、多くの場所にこのようなマン
ホールがあったのですが、なにしろ暑くて
他のものを写す気力がありませんでした。 -
たまたま開いていたうどん屋さんにて昼食。
「お奨め定食」の中身の濃さと低料金にビックリ
でした!
これは、同行者が注文しました。
カレイのカリカリに揚げたのがおいしかった
そうです。
これで、600円台だったんです! -
これは私が注文した「そうめん」ですが、なんと
いなり寿司が2個もついていて、これまたビッ
クリ!でした。
これも700円台です。 -
さて、中原中也記念館ですが、本日は月曜日。
休館日であることは分かっていたのですが、
行ってみました。
せめて駐車場の写真を撮ることにしました。
このすぐ傍にあった「御堀堂」で、名物の
外郎を買いました。
とても上品でおいしかったですよ! -
駐車場と記念館は、少し離れていました。
これがその記念館の入り口です。
「中原中也誕生之地」と書かれた碑と大きな木が
ありました。
説明書きより〜
中原中也の生家は昭和47年火災に見舞われ
ましたが、前庭にあったこのカイヅカイブキは
焼失を免れました(明治12年、吉敷より中原
家が湯田の地に移ったとき、この木も移植され
ました)ずっと、生誕地を見守ってきた木です。 -
記念館の写真を撮ろうとしたのですが、この白い
車が停車していて、運転手もいませんでした。
諦めて、車も一緒に撮りました。
う〜ん、ジャマな車ですね(>_<) -
秋芳洞に向かおうとして、車を走らせていると
「中原中也の墓」という標識を発見!
早速行ってみたのに、最初は辿り着けず通過。
狭い道を辛うじて抜け、空き地に駐車。
町の中心からはかなり外れたその場所は、見逃し
がちな畑道のような所にありました。
「中原家累代之墓」と刻まれた文字は、中也が
中学2年の時の文字だそうです。
この旅行記の表紙に、その説明を載せましたが、
このお墓の右側に、説明板があるのです。
中也の魂はここに眠っているのか…と思ったら
感無量の気分になりました。
遥々北関東から、訪ねてきましたよ、中也さん!
帰 郷
柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細さうに揺れてゐる
山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍(みちばた)の草影が
あどけない愁(かなし)みをする
これが私の故郷(ふるさと)だ
さやかに風も吹いてゐる
心置きなく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声もする
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
昭和12年(1937)、鎌倉での生活に訣別し、
帰郷を決意した30歳の夏。
しかし、故郷の地に戻ることなく永眠した詩人。
研究者は言う。
「中也とは、詩を書く前に詩人になろうとした
人間なのである。詩を書くから詩人なのではなく、
詩人が書くものが詩なのであった。」と。
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この旅行記へのコメント (22)
-
- しにあの旅人さん 2021/04/27 06:39:06
- おはようございます
- バーチャル旅行を楽しんでおります。
数年まえ、出雲帰りに山口市の任壁神社に行きました。調べてみたら、中也記念館も瑠璃光寺もすぐ近くでした。目的が違ったので寄らなかったのは仕方がありません。山口市は多分再訪することはないので、残念。これからは、もいうちょっと時間と気持ちに余裕のある旅をしたいと思いました。
すごい五重塔ですね。奈良飛鳥のものとは違って、さすが武人が作ったものらしく、がっしりした感じがします。シンプルというか、無骨というか。現物はどうでしたか?
大内弘世という人物は、普通の大名と違って、百済聖明王の子孫だと言い張ったそうです。天皇家と同格だと張り合う気があったのかと、邪推しました。
大内弘世が作ったという下関市の住吉神社も行きました。
中也は、あんまり読みませんでした。立原道造は読んだ。詩が好きな青少年は、どうも中也派と道造派があって、私は道造派だったのです。中也は道造が嫌いだったとどっかで読んだ記憶がある。甘ったるい感じが我慢できなかったのでしょう。
そこがいいのですが。
高校生の頃、By妻(その頃はただのクラスメイト)は、私のことを大正文学青年と揶揄しておりました。
中也の童謡は知りませんでした。しかしこれ、童謡かな。
「象の目玉の
汽笛鳴る」
などかなり不気味。
対話型旅行楽しみます。
- 前日光さん からの返信 2021/04/27 23:37:16
- RE: おはようございます
- こんばんは。
しにあさんたちも、中也記念館や瑠璃光寺の近くに行かれたのですね!
瑠璃光寺の五重塔は、期待以上の素晴らしさがありました!
機会がありましたら、ぜひ山口に再訪されて、ご覧になることをお薦めします(^_^)v
法隆寺、薬師寺、出羽三山の塔に次いで、とても良い塔だと思います。
大内弘世という人物については、私はあまり詳しくは分かりません。
都の文化に憧れて、都の風を山口にも呼び寄せたかったようですよ。
> 中也は、あんまり読みませんでした。立原道造は読んだ。詩が好きな青少年は、どうも中也派と道造派があって、私は道造派だったのです。中也は道造が嫌いだったとどっかで読んだ記憶がある。甘ったるい感じが我慢できなかったのでしょう。
> そこがいいのですが。
→私は中也も立原も大好きです!
中也は、行動があまりにベタな天才詩人道を突き進んでいる気がしますが、青臭い行動の割に、詩には虚無感が漂っていて、おおっと思うところが多々あります。
立原はたしか「第一回中原中也賞」を受賞していますよね?
「夢はいつも帰って行った/山の麓の小さな村に。。。」なんて、大好きです。
かつて東大のすぐ近くに「立原道造記念館」というのがありました。
一度だけ行ったことがあります。
でも2011年に閉館してしまいました。
その辺のことをまとめた私の旅行記があります。
↓
https://4travel.jp/travelogue/10864928
よろしかったら、見てみてください。
> 高校生の頃、By妻(その頃はただのクラスメイト)は、私のことを大正文学青年と揶揄しておりました。
→しにあさんが、立原の詩というのは正直意外でした!
現在の実証主義は、その頃からあったのですか?
それとも後年人生の荒波に揉まれて、芽生えたものなのでしょうか?
高校時代のしにあさんにお目にかかりたいものです( ・∀・)
> 中也の童謡は知りませんでした。しかしこれ、童謡かな。
> 「象の目玉の ?
> 汽笛鳴る」
> などかなり不気味。
→ホントですね!
私もこの時までしりませんでした。
ずいぶんエグイ子どもだったようですね(@_@)
前日光
-
- pedaruさん 2013/12/22 07:21:25
- 山陰の旅
- 前日光さん お早うございます。
関東の人間には興味と憧れの深い山陰地方ですね。
待ちきれずに駐車場から撮した五重塔、お気持ちがよーく分かります。
フランシスコ ザビエルがキリスト教の布教と同時に50万人の日本人を奴隷として海外に売り渡したポルトガル商人の加担者だったという事を思うと、歴史は都合のいい方向に書かれ、改ざんされ、周知されるのだな〜と、・・・・
「中也とは、詩を書く前に詩人になろうとした
人間なのである。詩を書くから詩人なのではなく、
詩人が書くものが詩なのであった。」と。
この一節には感動しました。
pedaru
- 前日光さん からの返信 2013/12/22 22:49:21
- RE: 山陰の旅
- pedaruさん、こんばんは。
今日は出かけておりまして、返信が遅くなりました。
コメントや投票など、ありがとうございますm(_ _)m
> 関東の人間には興味と憧れの深い山陰地方ですね。
→pedaruさんも私の気持ちに共感していただけますか?
陽より陰に惹かれるタイプの人間です。
> 待ちきれずに駐車場から撮した五重塔、お気持ちがよーく分かります。
→分かっていただけてうれしいです。
塔の一部が見えただけで興奮、もっと素敵な写真が撮れるスポットがあるのに、待てないんですよ。
> フランシスコ ザビエルがキリスト教の布教と同時に50万人の日本人を奴隷として海外に売り渡したポルトガル商人の加担者だったという事を思うと、歴史は都合のいい方向に書かれ、改ざんされ、周知されるのだな〜と、・・・・
→おお、ザビエルにそんな負の一面があったのですか?
確かに教科書にそんなことが載っているはずもありません。
歴史の真実というのは、実はどこにあるのか分かりませんよね?
足利尊氏や源頼朝も、あの肖像画とは違うのだという説があって、私たちは今まで信じてきたものを一夜にして覆されることになるのです。
> 「中也とは、詩を書く前に詩人になろうとした
> 人間なのである。詩を書くから詩人なのではなく、
> 詩人が書くものが詩なのであった。」と。
> この一節には感動しました。
→言葉の遊びと捉えられてしまえばそれまでなのですが、私はこういった表現に出会うとゾクゾクしてしまいます。
文学は、こういった発想から生まれるのではないかと。。。
素敵なコメント、ありがとうございました。
前日光
-
- スーポンドイツさん 2008/10/10 17:29:15
- あっ、みーつけた♪
- 前田光さん
こんどは義臣さんの足立美術館でお名前を拝見して寄せていただきました。松園さんがお好きだとか、前田光さんは着物美人だと決めました(#^.^#)
ところで、こんな粋なマンホール初めて見ました(@_@)♪
いきなりすみませ〜ん!!
「下を向いて歩こう」というコミュで集めているものですから・・一度お立ち寄りくださいませ。そしてもしご面倒でなかったら是非寄付してくださ〜い。島根県を見てみましたが、まだUPされていませんので・・。
山口の教会が焼けたのは知っていましたが、このように再建されたのですか。南欧風のステンドグラスが素敵ですね。
中原中也・・高校の時、友人(あっ、女性です!悪しからず)が詩集を誕生日にプレゼントしてくれました。胸がしめつけられる思い・・です。
なんだかばらばらなコメントになってしまって、ごめんなさい。
すーぽん
- 前日光さん からの返信 2008/10/10 18:37:33
- RE: あっ、みーつけた♪
- スーポンさん、こんばんは!
山口中原中也編及び山頭火編、ご覧いただきありがとうございます。
文学大好きなので、旅に出ると、たいていは文豪のお墓巡りをしてしまいます。(笑)
中也のお墓は偶然の発見!でした。
金子みすゞさんや、森鴎外の津和野のお墓は感動的でした。
松園さんがお好きだとか、前田光さんは着物美人だと決めました(#^.^#)
アハハ、確かにウエストのくびれがないので、着物の方がいいのかも。
でも、悲しいかな、自分では着付けができません。(できることなら、日常に着物など着ていたいですよ、それは(^_-)
松園さんはもちろん、伊藤深水とか鏑木清方とか、いろっぽくて、好きですねぇ。
> ところで、こんな粋なマンホール初めて見ました(@_@)♪
> いきなりすみませ〜ん!!
> 「下を向いて歩こう」というコミュで集めているものですから・・一度お立ち寄りくださいませ。そしてもしご面倒でなかったら是非寄付してくださ〜い。島根県を見てみましたが、まだUPされていませんので・・。
どうぞ、こんなんでよろしかったら、いかようにもお使いくださいませ。
それから山頭火関係のマンホールは山口県です。
もっとたくさんあったらしいのですが、なにしろ暑くて、根性が足りませんでした(T_T)
山頭火通りには、彼の俳句の数くらいマンホールがあるのかもしれません。
> 山口の教会が焼けたのは知っていましたが、このように再建されたのですか。南欧風のステンドグラスが素敵ですね。
以前の教会を知ってる人は、ケチをつけるのですが、けっこうきれいですよね?
それから。。。私の名前ですが、すみません、前の次は「田」ではなくて、
「日」なんですよ。「日光」に「前」をつけまして、現在の居住地区が広い意味で「前日光」(思いっきりローカルなんですが)と呼ばれておりまして。要するに日光の近く(車で50分)というわけです。
よろしくお願いいたします〜(~o~)
前日光
- スーポンドイツさん からの返信 2008/10/10 19:07:55
- RE: ごめんなさいm(__)m
- 前日光さん
一番大切なお名前を間違えるなんて・・申し訳ありません。老眼のせい!?すっかり思い違いしていました。
もともとうっかりの多い私、こんな間違いばかりしているのでスーポンなんです(-_-;)
日光へはいつか訪れてみたいです。
すーぽん
-
- ツーリスト今中さん 2008/08/17 04:27:31
- 日本は広い!広〜い\(^o^)/
- おはようございます。
夏至の頃から比べるとめっきり日の出が遅くなりましたが
それでもそろそろ日の出の時間、だいぶ明るくなって来ました。
旅猫さんとのやり取りを覗かせて頂きました。
日本は広いですよねぇ。
山口県は萩、青海島、秋芳台秋芳洞位しか
行っていません。随分前です。
カルスト台地を吹き抜ける秋風が印象的です。
青海島に行く途中で食べたさつま揚げが美味しかったなぁ。
そして松が印象的だった日本海の青海島、、、。
まだまだ見たりない所がたくさんあるのは同感です。
中原中也、山頭火、、、、、、
失われつつある日本の良さ、日本語の美しさを
しみじみ感じさせてくれますね。
広い日本を少ない休みで如何に巡るか、、、、
皆さん悩みは同じとみました!
一票投じて失礼します。
- 前日光さん からの返信 2008/08/17 23:37:38
- RE: 日本は広い!広〜い\(^o^)/
- ツーリスト今中さん こんばんは!
> 夏至の頃から比べるとめっきり日の出が遅くなりましたが
> それでもそろそろ日の出の時間、だいぶ明るくなって来ました。
本日は8月の17日、いつもの年なら暑い暑いと何事も手につかない
時期なのに、どうしたことでしょうか?
今日は、最高気温24℃、体感気温はもっと低く、温暖化はどこに行って
しまったのかという1日でした。
おかげで心地よい気分ですが、何かの異変の前兆でなければよいがと、気遣われもいたします。
> 旅猫さんとのやり取りを覗かせて頂きました。
> 日本は広いですよねぇ。
本当に!国土そのものは狭いのですが、それでも東西南北、独自のものが
ありますよねぇ。
> カルスト台地を吹き抜ける秋風が印象的です。
> 青海島に行く途中で食べたさつま揚げが美味しかったなぁ。
> そして松が印象的だった日本海の青海島、、、。
秋吉台はその名の通り秋に訪れれば、清々しい秋風に吹かれもしたのでしょうが、なにしろ真夏!暑かったですぅ〜
ただし、確かに風は吹いていました。
展望台のベンチに腰掛けて、四方を見回した時に吹いてくる風に心和んだことを思い出します。
青海島に行かれているのですね!
さつま揚げはともかく、私の場合は海の青さと「青蓮」の大きな葉っぱが印象的でしたねぇ。それとうらぶれた感じに哀愁を呼びさまされました。
> まだまだ見たりない所がたくさんあるのは同感です。
>
> 中原中也、山頭火、、、、、、
> 失われつつある日本の良さ、日本語の美しさを
> しみじみ感じさせてくれますね。
こういった詩人に接すると、日本や日本語の繊細さを再認識させられますよね!
> 広い日本を少ない休みで如何に巡るか、、、、
> 皆さん悩みは同じとみました!
これからも、なんとかして効率的に様々な場所を巡ってみたいと思案中です。
ああ、でも、旅猫さんのような各駅停車の旅に憧れますねぇ。
最も贅沢な旅は、彼のような旅のあり方にある!と思うのですが…
前日光
-
- waterlilyさん 2008/08/16 15:30:13
- 秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があって、それに陽は、さらさらと さらさらと射してゐるのでありました
- 前日光さん、こんにちは〜!
早速お邪魔しましたー!
わぁぁ!トップから、中也の写真入り立札!
もう感激です!!
「僕の怠惰?僕は怠惰か?
僕は僕を何とも思はぬ!
蝉が鳴いてゐる、蝉が鳴いてゐる
蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!」
その場所なのですね〜。
お墓はきっと一層感慨深いものがあるでしょうね。私も鎌倉文学館の中也展の時、中也が着ていたコートを見た時は感無量でした。あ〜、行ってみたい〜。
今、中也記念館の冊子や古い詩集を手元に持って来て、前日光さんの旅行記を拝見しながら、中也の山口に想いを馳せています。もう胸キュンです。
そして!最後まで拝見して来てものすごく驚いたことに、帰郷が!
実は先程、私の掲示板の方で、前日光さんへのお返事に、私も同じく中也の帰郷の一節を書いたんです!
何と!以心伝心!
鎌倉から山口へ、私も前日光さんにweb上で中也への旅のお供をさせて頂きました。
とてもとても嬉しかったです。ありがとうございます!
- 前日光さん からの返信 2008/08/16 16:48:59
- RE: 秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があって、それに陽は、さらさらと さらさらと射してゐるのでありました
- waterlilyさん こんにちは〜!
> わぁぁ!トップから、中也の写真入り立札!
> もう感激です!!
喜んでいただけて私もうれしいです!
> 「僕の怠惰?僕は怠惰か?
> 僕は僕を何とも思はぬ!
> 蝉が鳴いてゐる、蝉が鳴いてゐる
> 蝉が鳴いてゐるほかなんにもない!」
吉敷川は、このお墓のすぐ側ということでしたが、そこまで確認
すればよかったと悔やまれます。
私も鎌倉文学館の中也展の時、中也が着ていたコートを見た時は感無量でした。あ〜、行ってみたい〜。
そうですかぁ〜!鎌倉文学館に中也のコートが。。。
それは感激なさったことでしょうねぇ〜(~o~)
> そして!最後まで拝見して来てものすごく驚いたことに、帰郷が!
> 実は先程、私の掲示板の方で、前日光さんへのお返事に、私も同じく中也の帰郷の一節を書いたんです!
> 何と!以心伝心!
ハイ!今さっきwaterlilyさんの掲示板にお邪魔したら、「帰郷」の一節が
載っていておぉ!と思ったところです。
若い頃読んでもピンとこなかったものが、すごく分かる年齢にお互い?なったということなのでしょうか?
「骨」なんていう詩も、そういったもののひとつですね。
何かと身につまされるところがあります。
> 鎌倉から山口へ、私も前日光さんにweb上で中也への旅のお供をさせて頂きました。
> とてもとても嬉しかったです。ありがとうございます!
こう言っていただいて私もとてもうれしいです。
この後は津和野で森鴎外のお墓も訪れました。
今回は文豪へのお墓詣りの旅だったような?
また遊びにいらしてください。
前日光
-
- 旅猫さん 2008/08/16 08:44:01
- 山口、懐かしい。。。
- 前日光さん、こんにちは!
山口を旅されたのですね。
宇部空港から、秋芳洞などを見ながら1日で日本海側まで!
やっぱり車での移動は違いますね。
瑠璃光寺の五重塔、いつみても美しいです。
池越しに見る塔の姿は最高ですよね。
旅猫が訪れたのは、ちょうど10年前の秋。
懐かしいです。
湯田温泉は、旅の最後に訪れました。
山頭火の句碑、見ましたよ。
彼は、旅の大先輩です(笑
続きも楽しみにお待ちしています!
旅猫
- 前日光さん からの返信 2008/08/16 16:18:47
- RE: 山口、懐かしい。。。
- さん、こんにちは〜!
> 宇部空港から、秋芳洞などを見ながら1日で日本海側まで!
> やっぱり車での移動は違いますね。
旅猫さんのように、青春18切符でディープな旅というのに
本当は憧れているんですよ。
でも年に一度、取れるかどうかのまとまった休暇となると
つい欲張りになってしまって。。。
1週間近く山陽、山陰にいたというのに、まだまだ見たりない
思いが強くて。これもあれも見逃した!中也記念館は休みだったし、
などと理屈をつけ、また行く理由を考えています。
> 瑠璃光寺の五重塔、いつみても美しいです。
> 池越しに見る塔の姿は最高ですよね。
> 旅猫が訪れたのは、ちょうど10年前の秋。
> 懐かしいです。
瑠璃光寺の五重塔!想像していた以上にすばらしく、行ってよかった
とつくづく思います。
旅猫さんが訪れた10年前と比べて、いかがですか?
変わりましたかねぇ?
優美な檜皮葺の屋根に強く惹かれました。
種田山頭火!興味のつきない俳人ですよね。
〜うしろ姿のしぐれてゆくか〜
なんて、旅猫さん好みなのでありませんか?!
これからも、ボチボチですが続きます。
また遊びにいらしてくださいね。
私も旅猫さんの道東の旅行記、興味深く拝見しております。
なかなか書き込みができず、投票だけで終わっていますが、
そのうちにね(^_-)
前日光
- 旅猫さん からの返信 2008/08/16 16:52:30
- RE: RE: 山口、懐かしい。。。
- > 旅猫さんのように、青春18切符でディープな旅というのに
> 本当は憧れているんですよ。
そうでしたか!
でも、確かに時間がありませんよね。。。
旅猫は、土日に有給を絡めて何とか捻出しています。
山陽、山陰に1週間じゃ足りませんよね!
山陰に4回行っていますが、未だに行きたいところがたくさんあって。。。
困ってしまいますね(^^;
> 旅猫さんが訪れた10年前と比べて、いかがですか?
> 変わりましたかねぇ?
五重塔の美しさは、まったく変わっていませんよ。
当時の旅行記を載せたいのですが、後がつかえていて。。。
秋の紅葉の季節で、津和野がとても美しかったです。
> 〜うしろ姿のしぐれてゆくか〜
> なんて、旅猫さん好みなのでありませんか?!
漂泊の俳人・種田山頭火、いいですよね〜
旅猫の後姿は。。。
こちらも、のんびり続きますので。
旅猫
-
- 義臣さん 2008/08/15 16:56:42
- 中原 中也
- 瑠璃光寺は何時か行こうと思ってはいたのですが
中也がここで生まれ、、記念館のある事は知りませんでした。
忘れていたのかも知れませんが。
早く行きたいものです。
義臣
- 前日光さん からの返信 2008/08/15 18:03:00
- RE: 中原 中也
- 義臣さん こんにちは!
> 瑠璃光寺は何時か行こうと思ってはいたのですが
> 中也がここで生まれ、、記念館のある事は知りませんでした。
瑠璃光寺は、よかったですよ〜
あの塔の屋根の檜皮葺の風合いが、とても優しく柔らかい感じがして
和みました。
湯田温泉は中也の故郷、吉敷川という水無川が中也の詩のモチーフに
なったとも言われています。
記念館は月曜日が休館日です。
もし訪ねられる時にはご注意なさってください。
> 早く行きたいものです。
真夏は避けられた方がよいでしょうね。
紅葉の時期にでも訪問なさることをお奨めします。
前日光
-
- annakさん 2008/08/15 00:21:05
- お待ちしていました。
- 前日光さん今晩は、annakです。
お待ちしてました、山口・島根旅記
お聞きしていた行程から考えれば、まだ序章ですかね
でもしっかりと押さえられて、いい旅をされた様子が
伺えます。
特に山口はannak未踏ですので、旅記を拝見できて
とても嬉しいです。有難うございます。
中原中也、お休みで残念でした。
annakにとって思い出がいろいろある詩人です。
旅記を拝見して是非一度訪れたいと強く思いました。
続き期待してます。
ではまた
annak
- 前日光さん からの返信 2008/08/15 15:48:49
- RE: お待ちしていました。
- annakさん、こんにちは!
ここ数日、栃木も暑いです。
> お待ちしてました、山口・島根旅記
やっとUPを始めました。
> お聞きしていた行程から考えれば、まだ序章ですかね
> でもしっかりと押さえられて、いい旅をされた様子が
> 伺えます。
いつも心に思い描く山陰(陽)の地に行けたことが、
なによりの喜び、まだほんの序章ですが、これから
ボチボチいきますので、どうぞ遊びにいらして下さい。
> 特に山口はannak未踏ですので、旅記を拝見できて
> とても嬉しいです。有難うございます。
そうだったんですか、確かに私たちも米子まで北上した
のですが、相当の距離がありましたねぇ。
鳥取市までは、今回は無理でした。
> 中原中也、お休みで残念でした。
> annakにとって思い出がいろいろある詩人です。
> 旅記を拝見して是非一度訪れたいと強く思いました。
中也のお墓を発見したときは、うれしかったですね!
山口という所は、中也、山頭火、金子みすず・・・といった
詩人を輩出しているのだなぁと、今回改めて認識しました。
作家ではなく詩人であるということに、山口という風土が
どのように関わているのか、興味深いところです。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
前日光
-
- morino296さん 2008/08/14 22:38:43
- 瑠璃光寺
- 前日光さん
こんばんは。
作成中に失礼します。
羽田で前泊、早い時間に行動開始され、初日から効率よく行動されたようですね。
でも、見るからに暑そうな中、お疲れ様でした。
瑠璃光寺の五重塔、三大名塔といわれるだけあって、綺麗ですね。
機会があれば行ってみたいですね。
中原中也記念館は、休館で残念でしたね。
記念館前に駐車している車も残念でした。
今回の旅は1週間ですか?
旅行記も、盛り沢山になるのでしょうが、無理されずにUPしてください。
続きも、楽しみにしています。
morino296
- 前日光さん からの返信 2008/08/15 15:18:13
- RE: 瑠璃光寺
- morino296さん こんにちは!
>
> 羽田で前泊、早い時間に行動開始され、初日から効率よく行動されたようですね。
ハイ、第一日目の夜までは楽しく過ごしたのですが、翌日の朝から
出雲に至るまでが、さすがに調子がよくなかったですね。
> でも、見るからに暑そうな中、お疲れ様でした。
さらに暑さが追い打ちをかけ・・・どうなることかと思ったのですが、
不思議なことに楽しいことをしている時というのは、自然回復力とでも
いうのでしょうか?ふと気づくと元に戻っていました!
> 瑠璃光寺の五重塔、三大名塔といわれるだけあって、綺麗ですね。
> 機会があれば行ってみたいですね。
瑠璃光寺の五重塔は、京都のお寺と比べても見劣りしませんよ。
大内文化の真髄を見た思いがしました。
> 中原中也記念館は、休館で残念でしたね。
> 記念館前に駐車している車も残念でした。
休館日と知りながら行ったのですが、記念館よりは中也のお墓
発見!が今回の想定外の 出来事で、なんともいえず感動しました。
> 今回の旅は1週間ですか?
> 旅行記も、盛り沢山になるのでしょうが、無理されずにUPしてください。
> 続きも、楽しみにしています。
お気遣いありがとうございます。
ボチボチいきますので、また遊びにいらしてくださいね!
前日光
-
- コクリコさん 2008/08/14 22:27:30
- 山陰へ!
- 前日光さん、お久しぶりです。
某さんの掲示板で前日光さんが出雲大社にいらしたことを発見して拝見しにきました。
ん?まだ出雲大社ではないの?
お仕事で出張から帰って来たその足で旅立つとは!驚きました!!!
前日光さんのファイトを見習わなくてはいけないですね。
山口は秋吉台と萩は行きましたが瑠璃光寺へはまだ訪れたことがないのです。
大内氏の都、いつか訪れたいです。
それにしても中原中也、金子みすヾ、若山牧水、前日光さんの文学少女ぶりがわかります(*^^*)/
古代から近代まで素晴らしいです。
「日本三大名塔」って、どの塔を選ぶのか、それぞれ個人の好みとか、我が町の塔とか、、、興味深く面白いテーマです(^^)
- 前日光さん からの返信 2008/08/15 00:25:11
- RE: 山陰へ!
- コクリコさん、こちらこそお久しぶりです。
>
> 某さんの掲示板で前日光さんが出雲大社にいらしたことを発見して拝見しにきました。
私もどなたのか忘れましたが、コクリコさんが今月末渡仏するらしきことを
読みましたよ!楽しんできてくださいね!
旅行記、楽しみにしています。
> ん?まだ出雲大社ではないの?
ハイ!出雲大社はまだまだです。その前が長いものですから。
旅行記を作成しながら思い出にふけり、二重に楽しい時間を過ごして
いますので。旅の醍醐味は、こんな所にありますよね。
> お仕事で出張から帰って来たその足で旅立つとは!驚きました!!!
> 前日光さんのファイトを見習わなくてはいけないですね。
いやぁ、今回は強行スケジュールでした!
実はこの後、少し体調不良になってしまうのですが・・・
> 大内氏の都、いつか訪れたいです。
瑠璃光寺、一見の価値有り!です。檜皮葺の屋根が見る者に安らぎを
与えるのではないでしょうか。
> それにしても中原中也、金子みすヾ、若山牧水、前日光さんの文学少女ぶりがわかります(*^^*)/
> 古代から近代まで素晴らしいです。
文学と名のつくものは、本当に好きですねぇ・・・
中也も。若い頃を思い出す詩人です。
> 「日本三大名塔」って、どの塔を選ぶのか、それぞれ個人の好みとか、我が町の塔とか、、、興味深く面白いテーマです(^^)
そうですね!まだ未見の素晴らしい塔もあるかもしれません。
人生はおもしろいものですねぇ。。。
では〜^^;
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