2007/09/08 - 2007/09/08
3341位(同エリア4479件中)
ごんぶとさん
早くも8箇所目となった今回は、洛西エリアへと目を向ける。まず訪ねたのは、あの吉田兼好の徒然草にも登場する「仁和寺」!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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●Historic Monuments of Ancient Kyoto
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(ii) (iv)
登録年 1994年
バスで仁和寺の真ん前まで行ける。バスを降りるとでっかい門が迎えてくれた。 -
京都の三大門の一つにも数えられる「二王門」は重要文化財。
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両脇にはこのとおり金剛力士像が睨みを効かしている。さすがに京都を代表する門とあって、重厚感があるなァ。
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ということで境内へ入る。888年(仁和4年)に宇多天皇が先帝(光孝天皇)の意志を引継ぎ完成させたこの寺。
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もともとは「西山御願寺」という呼称だったが、後に年号からとった「仁和」に改められ、今に至るそうだ。
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二王門をくぐるとすぐ左手に現れるのが「仁和寺御殿」だ。
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仁和寺は、皇族や貴族が歴代の住職を務めるほど手厚い保護を受けている寺。宇多天皇が使用した御所もここにあった。その御所の跡地に建てられているのが仁和寺御殿なのだ。
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「御室御所」と呼ばれるのはそのため。それだけ由緒正しい場所だということだろう。
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宇多天皇が使用した御所は既に焼失しているが、仁和寺御殿が当時の面影をよく再現してくれている。
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奥ゆかしい雰囲気が漂う。
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この廊下は映画「陰陽師」でも使われたのだとか。
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廊下の目の前には庭園が広がる。
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落ち着いた雰囲気。これこそ日本の美だ。
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御殿を出て、参道を進むと…
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国宝に指定されている「金堂」の登場!
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1613年に建てられた京都御所の紫宸殿を移築したもので、当時の宮殿建築の姿を今に伝える貴重な建造物。
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なるほど、堂々としているなかにも優雅さがあるじゃないか。
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宮殿から仏堂への用途変更に伴って、屋根を檜皮葺きから瓦葺きに変えられたのだとか。
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宮殿建築の優美さを今に伝えている。
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瓦にはこんな人(?)が。
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金堂の中には、寛永21年(1644年)に造られた本尊「阿弥陀三尊像」が安置されている。
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金堂のほかの建築は、どれも重要文化財に指定されている。
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五重塔も重要文化財の一つ。寛永21年(1644年)の作だ。
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江戸時代特有の形を示す塔なのだとか。
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十一面観世音菩薩を祀る「観音堂」も重要文化財。
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弘法大師を祀る「御影堂」も重要文化財。
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内部に祀られている空海像も、なかなかの迫力だ。
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中学生以来の来訪だが、ここまで広い寺だとは思っていなかったなぁ。
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皇室との関わりが深いだけあってか、優雅でゆるやかな時の流れる場所だという印象だ。
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ところで、徒然草では何故あんなに笑いのネタにされているのだろうな??<8/17制覇>
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