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春日大社、東大寺…とメインどころを攻めてきた古都奈良の旅。後編も濃いぃ内容で制覇を目指すぞ!

【世界遺産見聞録007-02】古都奈良の文化財

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2006/07/01 - 2008/05/04

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ごんぶと

ごんぶとさん

春日大社、東大寺…とメインどころを攻めてきた古都奈良の旅。後編も濃いぃ内容で制覇を目指すぞ!

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄

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  • 後編の初っ端は「興福寺」。

    後編の初っ端は「興福寺」。

  • この寺は、669年に藤原鎌足が創建した山階寺(ヤマシナデラ)を起源としている。

    この寺は、669年に藤原鎌足が創建した山階寺(ヤマシナデラ)を起源としている。

  • 710年の平城遷都に伴い、藤原不比等が山階寺を現在の地に移転させ、興福寺として新たに再建したのが始まりらしい。

    710年の平城遷都に伴い、藤原不比等が山階寺を現在の地に移転させ、興福寺として新たに再建したのが始まりらしい。

  • 藤原家の氏寺というだけあって、強大な勢力を誇り「南都北嶺」と称されたこともあるそうだ。

    藤原家の氏寺というだけあって、強大な勢力を誇り「南都北嶺」と称されたこともあるそうだ。

  • しかし興福寺もまた火災による被害を受けた寺の一つ。源平合戦によりほぼ全焼したため、現在の建築物は全て1180年以降に再建されたものだとか。

    しかし興福寺もまた火災による被害を受けた寺の一つ。源平合戦によりほぼ全焼したため、現在の建築物は全て1180年以降に再建されたものだとか。

  • 明治時代の神仏分離令の煽りをモロに受けたのも特徴。そのせいで、寺を囲む塀が取り除かれ、&quot;奈良公園の一部&quot;のような景観に変わってしまったという。歴史ある大きな寺院だというのにもったいない話だ。<br /><br />←東金堂(国宝)

    明治時代の神仏分離令の煽りをモロに受けたのも特徴。そのせいで、寺を囲む塀が取り除かれ、"奈良公園の一部"のような景観に変わってしまったという。歴史ある大きな寺院だというのにもったいない話だ。

    ←東金堂(国宝)

  • 興福寺といえばの五重塔は、高さ50.8メートルで日本第2位の高さ。730年創建、1426年頃再建されたもので、国宝に指定されている。

    興福寺といえばの五重塔は、高さ50.8メートルで日本第2位の高さ。730年創建、1426年頃再建されたもので、国宝に指定されている。

  • 北円堂(国宝)は721年、藤原不比等の一周忌に創建されたもので、1208年頃に再建された。現存する興福寺の建物の中では最古のものだ。八角形のフォルムが美しい。

    北円堂(国宝)は721年、藤原不比等の一周忌に創建されたもので、1208年頃に再建された。現存する興福寺の建物の中では最古のものだ。八角形のフォルムが美しい。

  • ひっそりと佇む三重塔も国宝。

    ひっそりと佇む三重塔も国宝。

  • これら国宝の建築物が全て創建当時の姿で残っていたら、スゴイことになってたんだろうナァ。。。と悔やみながら、奈良町を歩いて次の地へ移ろう。

    これら国宝の建築物が全て創建当時の姿で残っていたら、スゴイことになってたんだろうナァ。。。と悔やみながら、奈良町を歩いて次の地へ移ろう。

  • 奈良の世界遺産の中では最もレアかもしれない「元興寺」。

    奈良の世界遺産の中では最もレアかもしれない「元興寺」。

  • 日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身とされる、由緒ある貴重な寺院なのだ。

    日本最古の本格的仏教寺院である法興寺がその前身とされる、由緒ある貴重な寺院なのだ。

  • 本堂と禅室はいずれも国宝の指定を受けている。

    本堂と禅室はいずれも国宝の指定を受けている。

  • これら建築で注目すべきは屋根瓦。飛鳥〜奈良時代の古瓦が一部に使用されていて、まさに日本最古の屋根だというわけだ。

    これら建築で注目すべきは屋根瓦。飛鳥〜奈良時代の古瓦が一部に使用されていて、まさに日本最古の屋根だというわけだ。

  • 本堂には本尊の曼荼羅図が。

    本堂には本尊の曼荼羅図が。

  • こじんまりしているものの、なかなか赴きのある場所。こういうのも悪くない。

    こじんまりしているものの、なかなか赴きのある場所。こういうのも悪くない。

  • さて、お次はググッと北へ移動してこちらへ。「平城宮跡」だ。(うしろの門は最近再建された「朱雀門」)

    さて、お次はググッと北へ移動してこちらへ。「平城宮跡」だ。(うしろの門は最近再建された「朱雀門」)

  • ってココ、…芝生(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?<br /><br />あまりにも普通〜な芝生なもんで、正直唖然としてしまった。当時の遺構など全く残っちゃいないわけね…トホホ。しかしマァ、この広大な敷地内に宮殿が立ち並んでいたのかと想像を巡らすと、確かに圧倒はされる。

    ってココ、…芝生(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

    あまりにも普通〜な芝生なもんで、正直唖然としてしまった。当時の遺構など全く残っちゃいないわけね…トホホ。しかしマァ、この広大な敷地内に宮殿が立ち並んでいたのかと想像を巡らすと、確かに圧倒はされる。

  • 現在は遷都1300年を記念して、大極殿の復元作業を実施しているらしい。2010年、素晴らしいものができあがることを期待するしかないな。

    現在は遷都1300年を記念して、大極殿の復元作業を実施しているらしい。2010年、素晴らしいものができあがることを期待するしかないな。

  • ささっ、時間がないので急ごう。次に向かうは「唐招提寺」。鑑真ゆかりのあの寺へ!

    ささっ、時間がないので急ごう。次に向かうは「唐招提寺」。鑑真ゆかりのあの寺へ!

  • ここは、唐の僧である鑑真が759年に新田部親王の旧家を寺に改造した場所。

    ここは、唐の僧である鑑真が759年に新田部親王の旧家を寺に改造した場所。

  • 火災の被害を受けずに奈良時代の姿のまま現存するという脅威の寺だ。

    火災の被害を受けずに奈良時代の姿のまま現存するという脅威の寺だ。

  • きっと鑑真の威光がそうさせたのだろうな。

    きっと鑑真の威光がそうさせたのだろうな。

  • 特に「金堂」は現存する金堂建築の中でも最古のものなのだけど、2009年まで解体修理を行っており拝観は叶わず…。

    特に「金堂」は現存する金堂建築の中でも最古のものなのだけど、2009年まで解体修理を行っており拝観は叶わず…。

  • 平城京遷都1300年に合わせて再訪することを心に誓った。。。

    平城京遷都1300年に合わせて再訪することを心に誓った。。。

  • 唐招提寺から徒歩10分。続くは法相宗の大本山「薬師寺」!とうとうここまでやってきたぜ。

    唐招提寺から徒歩10分。続くは法相宗の大本山「薬師寺」!とうとうここまでやってきたぜ。

  • この寺も興福寺と同様に平城遷都による移転組で、もともとは飛鳥地方にあったものだ。

    この寺も興福寺と同様に平城遷都による移転組で、もともとは飛鳥地方にあったものだ。

  • 薬師寺といえば、やはり東西に建つダブル塔。

    薬師寺といえば、やはり東西に建つダブル塔。

  • 中でも東塔は移転直後の730年に完成し、現在もなお当時の姿のまま立ち続けているという貴重な建造物なのだ。

    中でも東塔は移転直後の730年に完成し、現在もなお当時の姿のまま立ち続けているという貴重な建造物なのだ。

  • この塔、よく見ると小さい屋根(裳階)と大きい屋根が交互に付いている。六重に見えるが、実は構造的には三重なのらしい。この独特な屋根の形状が東塔の価値を更に高め、律動的な美しさから「凍れる音楽」という愛称まで付けられているとのこと。

    この塔、よく見ると小さい屋根(裳階)と大きい屋根が交互に付いている。六重に見えるが、実は構造的には三重なのらしい。この独特な屋根の形状が東塔の価値を更に高め、律動的な美しさから「凍れる音楽」という愛称まで付けられているとのこと。

  • 東塔と向かい合うように建つ西塔は、対照的に1981年という現代に建立されたもの。西塔以外にも、昭和に入ってから完成した建築物(金堂、大講堂など)が数多く存在するのも特徴の一つだ。

    東塔と向かい合うように建つ西塔は、対照的に1981年という現代に建立されたもの。西塔以外にも、昭和に入ってから完成した建築物(金堂、大講堂など)が数多く存在するのも特徴の一つだ。

  • その金堂。中には本尊の薬師如来(国宝)がいらっしゃる。

    その金堂。中には本尊の薬師如来(国宝)がいらっしゃる。

  • この優しげなお顔。心が癒されるぜ。

    この優しげなお顔。心が癒されるぜ。

  • 1285年に再建された東院堂も国宝。

    1285年に再建された東院堂も国宝。

  • 東院堂の本尊は銅造聖観音立像(国宝)。金堂の薬師如来と同様に、奈良時代の代表作だ。<br /><br />薬師寺は見どころが多いなァ。

    東院堂の本尊は銅造聖観音立像(国宝)。金堂の薬師如来と同様に、奈良時代の代表作だ。

    薬師寺は見どころが多いなァ。

  • そんなこんなで古都奈良の文化財をついに制覇した!<br /><br />駆け足で巡った古都奈良。広大な大地に広がる巨大な建造物と大仏さん。どれもこれも一見の価値があった。日本のルーツに触れることができる貴重な場所。ボクたちはこの場所を大切にしていかなければならないと、あらためて感じたのだった。

    そんなこんなで古都奈良の文化財をついに制覇した!

    駆け足で巡った古都奈良。広大な大地に広がる巨大な建造物と大仏さん。どれもこれも一見の価値があった。日本のルーツに触れることができる貴重な場所。ボクたちはこの場所を大切にしていかなければならないと、あらためて感じたのだった。

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