北鎌倉　台峰の自然を巡る2008年1月編

2008/01/19 - 2008/01/19

北鎌倉の里山保全の記録。定点観測的に続けてきました。2008年も引き続きレポートしていきます。どうぞよろしくお願いします。
さて、厳寒の日々が続いていますが、先月でカナムグラの除去はいったん終了して、春を迎える準備にかかります。スミレなど野草が生育しやすいように、落ち葉を熊手で払い落し、生育の阻害要因になる笹を少しだけ刈っていきます。笹は放置してしまうと密生して繁茂するので、適度に刈る必要があります。
里山は人間の手による開発もさることながら、植物同士の勢力争いにもちょっとだけコントロールが必要なようです。
山の手入れの作業は10：00〜12：00ですが、準備や現場への移動時間を考えると実質の作業は1時間なので、一度に大幅に作業が進むことはありませんが、息長く続けていきたいと思います。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: その他

北鎌倉駅から梶原に向かう谷戸の奥。急きょ開発がされて先月の山の時に売り地になっていました。いまのところ買い手がつかないようでまだ売り地のままでした。

売り地の隣もなにやら伐採が始まるかもしれません。

梶原の台地に出たところ。すっかり林が伐採されてしまいました。あっという間のことです。

集合場所の山之内配水池に到着。富士山がよく見えています。

山の手入れ作業のメンバー集合です。

倉庫から道具を取り出します。

山道から梶原の住宅地を眺めます。

通称「老人の畑」へ向かいます。

通称「老人の畑」でトンビを観察します。

眼下に円覚寺が見えます。この北鎌倉は芝居の大道具のようで木一本向こうは宅地化されています。円覚寺も明月院も、少しいけば振興住宅地です。

翌日の観察会にむけて山道を補修します。

野草の芽が発芽しやすいように落ち葉を取り除きます。

落ち葉を壁面から落としていきます。

実に地道な作業です。

こうしてどんぐりが発芽しているシーンにも出会えます。

沢筋で道がドロドロしているところに落ち葉をかけます。

寒い時期なので甘酒を作って温まります。

最後におやつを食べて解散です。

こんな作業や観察会を続けていって、里山の素晴らしさを皆さんに知ってもらうと同時に手入れの大切さを認識してもらえればと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• candycandyさん 2008/01/23 11:18:52

  どんぐり・・・

  都会じゃほとんど見られないんじゃないかな。
  うちの会社の建物の横には大きなどんぐりの木があって、
  毎年思わず拾ってしまいます。
  
  よいこと続けてますね。
  自然のため、土いじりも大自然も体感することどれもいいことづくし！
  
  私も先週末、またまた家庭菜園の草取りしました。
  その夜腰痛が・・・(T▽T)
  でも、すごく楽しかったし、スクスク育つ野菜たちを見るのがとても
  嬉しいですね。
  
  今日は東京雪のようですが・・・
  暖かくして、風邪ひかないように♪♪♪
  
  
  

  どーもくんさん からの返信 2008/01/30 23:18:47

  RE: どんぐり・・・

  candycandyさん いつも書き込みありがとうございます。
  毎回いただくコメントに大変励まされます。
  古いMOを整理していたら、結構なつかしい写真がたくさんでてきたので、私の旅アーカイブスをシリーズで載せていこうかと思います。
  また引き続きよろしくお願いします。