2007秋04 トルコ旅行記２

2007/10/17 - 2007/11/17

この時期のイスタンブールは晴れの日と曇りの日の温度差がとても大きく、風邪を引いた人が街中に溢れていました。
その人たちから感染されたのか、私自身の体力不足なのか、客引きに捕まり過ぎたストレスからなのか、私もきっちり風邪を引いてしまいました。
序盤から痛恨です。

それなのに元来の貧乏性のせいでウロウロ歩き回り、更に悪化。
私はまず英語力より体力を強化するべきだと痛感いたしました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: マレーシア航空

エジプシャンバザールを抜けてリュステム･パシャ･ジャーミーへやって来ました。周辺は混沌としていて入り口が分かりづらく、人に尋ねつつたどり着きました。

小さなモスクですが、壁を覆い尽くすタイルがとても美しいです。

チューリップを象ったイズニックタイル。
見学に来ている人は少なく、間近でじっくり見ることが出来ます。

リュステム･パシャ･ジャーミィ付近の問屋街にある小さなお店で『ピデ』を食べました。近くで買った生絞りオレンジジュース(1YTL)を持ち込みました。

写真はミートピデのハーフサイズ(2YTL)。とても美味しかったです。
後日訪れた近くの別のお店では、ピデだけを紙に包んで手渡されました(1.5YTL)。

旅行会社の客引きのおにいさんです。
すれた雰囲気の客引きがワラワラ寄ってくるイスタンブールですが、彼は悪い人ではないように思えます。
なぜなら「風邪なの？」と、アップルティーLサイズを奢ってくれたからです（まんまとやられるタイプ）。

この時はまだアンタルヤに行くつもり満々で、いろいろ質問しています。
でも後日、体調も良くないしツアーも苦手なので丁重にお断りしました。

私はどうしても人に｢写真撮らせて下さい｣の一言が言えませんが、この時は｢撮って｣と言ってくれたので撮影させてもらいました。

これが毎朝いただいていたロカンタでの朝食。
スープ＋食べ放題のパンという安上がりなメニューです。2YTL。
スープはレンズ豆だったりチキンだったり。

スープもパンもとても美味しいので不満はありません。

ボスポラス海峡路線でアナドル･カヴァウまで行ってみました。
最新版のガイドブックには片道4YTLとありましたが、7YTLに値上がりしてました。
短期間にどんだけ上げとんねん。

この時期は10:35発の1便しかないとのことで、チケット売り場は長蛇の列でした。

ほぼ最後尾で乗船しましたが、左舷の席を確保出来ました。
写真は、船から眺めた『ドルマバフチェ宮殿』です。

オルタキョイ･ジャーミィとボスポラス大橋。
写真はショボイが絵になる風景が続きます。

ルメリ･ヒサルとメフメット大橋です。ルメリ･ヒサルは行ってみたかったなぁ･･･。

船内の様子。ジュースやヨーグルトなどを売りに来ます。
近くの中国人が散らかしたゴミを私がせっせと片付けます。
私が捨てたと思われるのが嫌だからです。小心日本人。

船が停まる度に少しずつ人が減っていきます。
･･･終点近くになってからトイレに行くと空いていました。

終点のアナドル･カヴァウで下船して丘に登りました。
丘に登る途中からのボスポラス海峡の眺めです。

どうにか頂上にたどり着きました。上り坂はかなりしんどかったです。

丘の上の様子。今日は天気がよくて暖かいです。
多くの人たちは15:00発の戻りの観光船に乗船するのでしょう。
私は小さな連絡線に乗る予定（なんとなく楽しそう）なので、ゆっくりする暇もなく来た道を引き返します。

アナドル･カヴァウの船着場周辺には多くのシーフードレストランが並んでいました。

行きに乗ってきた観光船。結構な収容力がありそうな大きさです。

私が乗るのは、観光船の傍らに停船中のこの船です。
終点のSARIYERまで行って、そこからバスでカバタシュに戻ります。

バスはそこそこ混んでいて、進行方向とは逆向きの席に座って酔いました。
素直に観光船で戻るべきでした。

長距離バスに乗るために、エミノニュからアジア側のハレムへの船に乗り込みました。写真は一見ただの『闇』のようですが、甲板からガラタ橋とガラタ塔を撮ったものです。

かなり手ブレしてしまいましたが、旧市街側を撮りました。ほんの短い距離ですが、夜の船はとても風情があります。

オトガルの待合室で隣に座った青年。
指差し会話帳を駆使して、

23歳(マジか！)であること
故郷に帰るところだということ
失業中であるということ（しんみり）

などを知りました。
お名前は難しくて覚えられませんでしたが、トルコ人のこの人懐っこさが好きです。

この旅行記へのコメント （2）

• ciao66さん 2007/12/20 19:08:28

  懐かしいです。

  　ちょっと見ない内に随分進んでました。（笑）ブログの京都旅行記連載中だったものですから。
  　ところで、ボスポラスはお天気で良かったですね。アナドルカワーウの今年の春を思い出して懐かしく拝見しました。そのとき桜に良く似たアーモンドの花が咲いていました。小心者さんの行かれたときは何か花が咲いていましたでしょうか？
  　今回の旅行でだんだんたくましく成られているご様子が良く判り・・・（笑）続きを楽しみにしています。
  
  　
  

  小心者さん からの返信 2007/12/23 04:03:18

  RE: 懐かしいです。

  ciao66さん、こんにちは！
  
  アナドルカヴァウでは連絡船の時刻が迫っていたので大急ぎで下りてしまいました。恥ずかしながら、どんな花が咲いていたかさっぱり記憶に無いという体たらくです･･･。
  
  旅行期間が延びるにつれ、かなり節約型の旅になってきました。
  相変わらずの虚弱っぷりですが、これからも頑張って旅したいと思っています。旅行記もぼちぼち作成していく予定なので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。