2007/10/17 - 2007/11/17
4016位(同エリア5594件中)
小心者さん
マレーシア(ストップオーバー)とトルコを1ヶ月かけて旅しました。
今回は私の人生で一番の長旅です。
マレーシア航空のチケットは1ヶ月間のFIX‐OPEN。一応予約時に最長で帰国便の予約を入れておきましたが、『現地で1度だけ無料で帰国日を変更できる』という、難易度の高そうな特典付きです。
『旅の英会話 空港編』を熟読し、変更の際に必要となりそうな文を片っ端からメモしておきましょう。身の程を知るべきです。
【旅立ち】
当日のセントレアは大混雑。なんでやねん。
並びに並んで出国審査を終えると、搭乗開始まで15分しかありませんでした。楽しみを一つ奪われた気分です。
が、後ろに並んでいた女性が「何十回も来てるけど、こんなに混んでるの始めてー」と、連れの男性(および周囲の人々)に向けてのたまい、『今までに訪問した国』をひけらかすのをじっくり拝聴していたため、それほど退屈はしませんでした。
定刻の午前11:00に出発、クアラルンプールには予定より20分ほど早く到着しました。
空港を出て外気に触れたとたん、すごい湿度に前髪が額に張り付きました。不快指数マジで半端ないです。
KLIAトランジットに乗ってBandarTasikSelatan駅で下車。LRTに乗り換えてPlazaRakyat駅へ。そこから徒歩5分ほどのプドゥラヤバスターミナル前の『PUDU HOSTEL』にチェックイン。
難なく着いたふうを装ってますが、たいがい苦労しました。
私はこれから『婆さんバックパッカー』へと成長していくため、今後出来る限り安宿に慣れようと無駄に気合が入っています。
今回の宿は1泊30RM(約1200円)。今までの最安宿、シャワーやトイレが共同というのもはじめて。部屋には2段のパイプベッドとドレッサー、ロッカーがあるだけでとっても簡素。もちろん窓もなし。
窓が無いのはいいけど、ベッドには布団が無い!
…どうしたらいいんですか!?
バックパッカーって布団も背負って旅してるんですか!?
フロントに泣きつきに行くとブランケットを貸してくれました。
…パッカーレベル1つUP!(ファンファーレ)
借りたブランケットは『マレーシア航空』のロゴが入っていました。
誰かパクッてますね…
ところで。
どうでもいい話ですが、200ml紙パックのフレッシュマンゴージュースがとても美味しく、毎日飲んでいました。大抵のコンビニで1.3RMほどで売っていました。見かけたら是非一度飲んでみてください。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- マレーシア航空
PR
-
ひと息ついて、夕食に出かけます。
宿の前のプドゥラヤバスターミナル内のフードコートみたいなところに行ってみましたが、とんでもなく蒸し暑く、こんなところで食事するのは無理だと断念。
迷いながらも中華街を放浪。
怪しげなコピー品の屋台だの、甘栗だの、何かを焼くもうもうとした煙だの、変な日本語のキャッチだの、ボローい建物だの…
久々の東南アジアの空気にテンションが上がります。
ガイドブックに載っていた『冠記』でワンタンミー(ドライ)。
上に載ったチャーシューが香ばしくて美味しい!
遠くにツインタワーが輝いていました。 -
ちなみに、こちらは別の日に食べた『冠記』の雲呑麺(汁あり)です。
値段は同じく4RM。
のはずなんですが、5RM請求されましたので要注意です。
「は~い~?」と言うと4RMになりました。 -
翌日。
外出早々に『トランプ詐欺師(女性二人)』から熱い勧誘を受けます。
マヌケヅラは世界中の詐欺師の大好物なので仕方ありません。
朝食の粥屋までついて来やがり、「1杯10RM」と手を差し出します。
素直に手渡そうとしたところに店員さんが粥を運んできたので、店員さんに10RM支払います。
すると8RM返ってきました。
それを機に彼女たちは立ち去りました。
ここでセコく儲けようとしなければ、賭けポーカーで私を丸裸にできたのに。
写真は『スリ・マハマリアマン寺院』。
チャイナタウンにあるクアラルンプール最大のヒンドゥー教寺院です。
この『ちまちま感』、けっこう好き。 -
通りにはお供え用の花輪などが売られています。
ガネーシャが楽しげです。 -
入口で靴を脱いで見学しました。床がピカピカです。
見学を終えて靴を履いていると係の方が「写真撮ってもいいですよ」と言って下さったので、戻って撮影させて頂きました。 -
次に向かったのはチャイナタウン南端にある中国仏教霊廟『陳氏書院』です。
道を尋ねたおじさんが車で連れてきてくれました。
ご親切にありがとうございます!
屋根の彫刻が見事。 -
参拝者は誰も居ませんでした。
左右にたくさんの写真が飾られていますが、どういう方々なんでしょう。 -
陳氏書院の入口の壁の装飾です。とても細かく美しいです。
門を挟んで反対側にも同様の装飾があり、中国の神話をモチーフにしているそうです。 -
陳氏書院から国立モスクまで歩いたときに通った地下道です。
写真では黄金色に輝いていますが、実際はもう少し薄暗くて、誰もいないのでちょっとビビりました。 -
国立モスク(マスジット・ヌガラ)。
青い屋根とミナレットが特徴的です。ミナレットの高さは73メートルあり、遠くからでもよく目立ちます。
往路の機内で一緒だった修学旅行生が押し寄せていて、けっこう待たされました。
とりあえず 修学旅行が海外!ということに嫉妬です。 -
修学旅行生、やっと撤収。
入口でローブとスカーフをお借りして見学します。
裾がとても長いので引きずってしまい、我ながら可愛かったです(殺気)。 -
係の方が何人か、先ほどの修学旅行生の足の脂を拭き拭きされています。
せっかくきれいになった床をずるずると進みます。すみません。
でも年配者なので足の脂はそれほどでもありませんよ。 -
ここから先は、観光客は入れません。扇風機がぐるっと周りを取り囲んでいるのが印象的です。
とにかくとても暑いので、礼拝中はきっと活躍することでしょう。 -
マレー鉄道本部です。マレーシアっぽさと西洋っぽさを併せ持った建築様式の美しい建物です。
1900年の完成。 -
クアラルンプール鉄道駅。『マレー鉄道本部』の向かいに位置します。
1910年築、1986年改修の瀟洒な建物です。 -
国立博物館。伝統的なマレー建築(しったか)で、マレーシアの文化と歴史を描いた壁画が特徴的です。
クアラルンプール鉄道駅からてくてく歩きました。 -
国立博物館前のずらりと並んだ国旗です。
このときは良いお天気ですが、空模様は刻々と変わります。 -
蝋人形を使って昔の儀式だの生活だのを再現してあり、楽しいです。
新婦の表情の硬さから「政略結婚かもしれない」と余計なお世話です。
係員の目を盗んで観光客が勝手に展示物の中に溶け込んだり人形と肩を組んだり、結構やりたい放題でした。 -
こういうところにシレっと潜伏して記念撮影などかましています。
どうやら日常茶飯事らしく、ちょいちょい係員が来て追い出すのですが、係員が見えなくなるとまたすぐにやらかします。
いい大人のクセに聞きわけがなくてなかなか良い! -
独立広場(ムルデカ・スクエア)前にある『スルタン・アブドゥル・サマド・ビル』です。ひときわ目立つ時計塔の高さは約40メートルあるそうです。
-
この建物も『スルタン・アブドゥル・サマド・ビル』で、いいのでしょうか?
時計塔のある建物の、道を挟んだ隣にあります。
しましま模様がかわいいです。 -
インド人街を散策しました。
インド・モスクは、観光客は入れないようでした。
写真は『コロシアム劇場』です。 -
本日の上映作品です。右3つは全部同じ映画のポスターです・・・。
もし観るなら、右から4番目の映画でしょうか。観ませんけど。 -
452メートルの高さを誇る『ペトロナス・ツイン・タワー』です。
LRTのKLCC駅からスリアKLCCに入ったところに『ロティボーイ』を発見。
5分ほど並んで購入し、KLCC公園のベンチで頂きます。美味し! -
KLCC公園内にあるモスク『マスジット・アシャキリン』です。
『公園の宝石』との別名を持つウズベキスタン建築様式(しったか)のモスクです。 -
KLCC公園の噴水。雲の切れ間から少し陽が射しました。
眺めていると、またもやトランプ詐欺師(おっさん)登場。
どこからどう見ても安っぽい私の靴を指差し、「素敵!」と褒めちぎります。
どうやら『褒めて伸ばす』作戦がトレンドのようです。
ほどなくイトコが登場するところも朝と全く同じです。
「妹が日本に行くので、家に来て是非日本の話を聞かせて欲しい」
…これしかないのか? 弟ではダメなのか?
マニュアル見せてみろ。添削してやる。
イトコが3人も4人も登場して人数が膨れ上がっていきます。
一体いつまでやっとんねん!
しまいにはオカマ(正確には女装のおっさん)まで出てきて、「誕生日だから1000円くれ」だの「チョコ買って」だのと、何のヒネリも無い発言を連発です。
こうなるともう『詐欺』ではなく、ただの『タカリ』です。
詐欺師ならせめて騙そうとして頂きたいものです。
そして、オカマはギャグかと思うほど鼻毛が伸びていて、気になって仕方ありません。そこにばかり目が行ってしまいます。何かの作戦でしょうか?
しかし「ついていったらどうなるんだろう?」という気持ちが湧いてくるのも否めません。
もちろんそんな勇気はないですが… -
片方にだけ陽が当たって色違いのようなツインタワー。
暗くなるまで伊勢丹の本屋で時間を潰させて頂きました。 -
ツインタワーを挟んでKLCC公園の反対側にある『パブリック銀行ビル』です(左)。ライトアップした外観が美しいです。
-
ほぉぉ。すごい。
近未来的な美しさ。
これが見たかったので、とっても満足です。 -
まるでガラス細工のよう。
-
KLCC公園の噴水のライトアップ。
日が落ちて涼しくなり、池の周りは大勢の人で賑わっています。 -
アロー通りの屋台街です。何を食べようかとキョロキョロ。
普通に車が通るので、油断していると轢かれます。 -
是非とも食べてみたかった『サテ』にしました。
牛肉と鶏肉を5本ずつ、計10本を一気食いです。5RM。
食べ物の写真を撮ることに慣れず、既に2本食べてしまってます・・・。
ピリ辛いけれど甘いピーナッツソースでいただきました。
意外にもチキンの方が美味しかったです。
この後、宿でシャンプー中に断水。
狭いシャワーブースの中で「安宿デビューは早まった」と、むせび泣きました。
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