2007/06/01 - 2007/06/10
16236位(同エリア17113件中)
きっちーさん
6月5日火曜日、晴天!
中学時代まわし読みした『ベルサイユのばら』の舞台。
ベルサイユ宮殿に向かいます。
オスカル様に憬れる女子の気持ちはわかりませんが・・・(当時、ココロのアイドルはCITY HUNTERの槇村兄だった。スグ死んじゃったけど)。
あのきらびやかな雰囲気と、同時にドロドロした人間関係は、大好き。
特に印象深かったのが、アントワネットが国王の愛人と挨拶をする・しないで争うエピソードと、オスカルたちが訪れた館の女主人がじつはサイコで、抱きしめると串刺し美男人形を使って、若い娘達の血液を狙っているという、ホラーエピソード『外伝 黒衣の伯爵夫人』なんかも面白かったです。
このように、行ったことも無いのに、思い出ぶか〜い、ベルサイユ宮殿。
さっそく、しゅっぱーつ!!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
RER-C線で、終点ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ(Versailles-Rive-Gauche)駅に到着。
駅に着いたものの、どっちへ行っていいか分からずキョロキョロしていると、観光客らしきガイドブックを持ったスパニッシュのお友達グループが通りがかったので、これ幸いにくっついていきます。
駅を背にして右手に進み、最初の大通りを左手にわたって並木道を歩いていくと、高いフェンスで囲まれたた建物が見えてきます。
おお〜!
ベルばらっ!! -
もとい。
ヴェルサイユ宮殿!
北イタリア行ったときもそうでしたが、古い建物っていうのは、いつもどこかしら修復中。
ヴェルサイユ宮殿も、半分近く工事の足場が組まれています。
こんなん。 -
とりあえず、見栄えの良さそうなところを、撮影会。
-
スゴイのは、これ!
正面入り口の敷石もとっかえているのですが、2人の手作業〜!!
開館待ちで何気なく目にとまったのですが、腰をかがめたまんま、おじさん2人が黙々とやっているのです。
写真じゃわかりませんが、すっげー広いんですよ。
そこを2人だけで!
機械も使わず、炎天下に石を敷き詰めていくなんて、頭が下がります。
あとで、スダちゃんからも聞かされますが、フランスでは日本に比べると労働者の権利が保障されているようです。
それでもこういうキツイお仕事で観光地を支えてる人たちがいるだなあ〜とちょっと衝撃を受けました。 -
さて、ミュージアム・パスを持っているので、チケット購入に行列することも無くダイレクトに入場。
ヴェルサイユ宮殿は、修復中のためか順路も案内図も無く、いままでの観光施設と違ってどう進んだら良いのかさっぱり分かりません。
入場ゲートからぶらぶら歩くと、小さな礼拝堂に出ます。
「これが、アントワネットが式を挙げたという、礼拝堂??」
説明らしきプレートもなく、「ロープ張ってあるから、そうかなあ?」と、あてもなく歩きます。
せめて簡単な矢印くらい、つけて欲しいなー。 -
「こっち行って良いのかな?写真は大丈夫かな?」
とにかく、案内のようなものがまったく見当たらないのを不安に感じながら、適当に歩きます。
宮殿の第一印象は、「せまい・・・」。
そりゃふつーの(?)お屋敷に比べたら広いんでしょうが、わざわざ造ったにしては、えらく地味で質素な印象です。
ルーヴル宮のゴージャスで華麗な空間と比べると、かなり見劣りする感じ。 -
右往左往しているうちに、TVで観たような場所に・・・。
おお〜っ!
『鏡の間』?
ヴェルサイユ条約(第一次世界大戦の講和条約)が調印された、場所ですよね。
い、意外と天井ひくいな・・。
しかも、床は板張りで、古い校舎みたいにギシギシいってるんですけど・・。
すっげー地味なんですけど。
え・・なんか、せまくない?
「おい、ルパン!どうなってんだ、本当にお宝はあるんだろうな」
「まあまあ、落ち着きなさいって。もーすこし、ココをこう行けばなぁ・・って、アレ?」
「いわんこっちゃねえ。またあの女にかつがれたんだよ」
「不二子が俺に、ウソ言うわけねえだろ。あ〜いしちゃってんだからさー」
「へっ!どうだかな」 -
「なんか期待してたのと違うんですけどーっ」と、訴える相手もいないので、ココロのなかでルパンネタ(しばらく続きますので大目にみてクダサイ)。
シャンデリアとかは、イイ感じなんだけどなー(ここに設置されているのは複製だそうですが)。
如何せんスペースが小チイサイから、シャンデリアだけニョキッと浮いちゃってる感じがします。
絵は苦手だったけど、ストーリーは読み始めたらやめらんない、池田理代子ワールドがぁぁぁぁ。
こんなモンだったのー?
あー壊れた。夢が壊れた。
ルパン三世パー3なみに、ぐだぐだ感Max。
まて、ここにアントワネットやオスカル(いませんから)や、お貴族様たちがならんだとして、さらに御付きの皆さんや給仕の人、ちょっとした調度品なんかが置かれてあったりしたら・・したら・・・。
く、くるしい・・。
足踏まれそう。
身動きできんぞ、池田理代子ワールド。
チカン出没注意の埼京線なみに身動きとれんぞ。
やっぱ、マンガの世界は夢なんだなー。
実際みるとショボくって。
イタリアのお屋敷なんか、もっとドーンとデカかったよなあ。
天井画、ばーん!の広間ドップラー効果ー!みたいな。
まあ、たしかにこういった芸術にかけては、イタリアの方が当初は最先端だったわけだし、しょうがないのかな。 -
あちこち工事中につき立入禁止区域なので、いっかい外に出て、となりの建物に移動します。
チケット・チェックもないので、これならこっちはタダで見れちゃうな(悪党)。
寝室や、小さな居間が連なったスペース。
みた感じ豪華なんですけど。 -
なにげにツギハギ修理中。
-
お。
アントワネットさま。 -
やっぱマンガとは違うか(笑)。
アントワネットさんお気に入りの画家、ヴィジェ・ルブラン夫人作。
ベラスケス同様、美化してはいるんでしょうけど、どっちかといえば、ホンモノは面長ですね。 -
あいかわらず床は板張り、鴬張り。
イメージ的には、ヴェルサイユ宮殿の床は、モザイクに敷きつめられた大理石だったんだけどな。 -
ハイ!
こちらナポレオン・マニアに有名な2枚目の『戴冠式』。
ルーヴル美術館にある『ナポレオンの戴冠式(皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠)』の複製ではなく、れっきとしたホンモノです!
「いっけん、そっくりにみえっけどもな。よーく見てみろよ、次元」
「オレには同じものにしか見えねェがな」
「ジョセフィーヌのうしろにならんでる、カワイコちゃん達のドレス、一人だけ彩色されてるんだ。もう一枚の『戴冠式』では、ドレスの色はみぃ〜んなおんなし!どう思う、相棒?」
「おい、まさか・・おめえ・・」
「そっ。この絵にはな、『ナポレオンの財宝』のありかが隠されてるってワケよ!そいつをな、頂いちゃおうじゃないのヨ、ほほほっ、このルパン様がな!」
「不二子の持ち込んだ話ってのが、気になるぜ。ルパン、変な約束はしちゃいねえだろうな?」
「オレと不二子ちゃんのあいだに約束なんて無粋なもんはねーの。ひろくてふかぁ〜い愛がだな・・って、じげーんっ!おいてくなヨ」
「ふんっ!」
「待てって。おしごとの時間だぜ、次元?」
「オーケイ・・」
やべ。
だんだん楽しくなってきちゃった、ルパンごっこ(笑)。
そんなワケで、ナポレオンの財宝うんぬんはともかく、そっくり同じに描かれたこの二枚の絵の相違点。
それは、参列する群衆の中にたたずむ、たったひとりの女性のドレスの色なのです。
彼女は画家の想い人であるとかないとか、諸説あるそうですが、真相は分かっていません。
ここヴェルサイユで、画家ダヴィットは愛に燃えた、のかも知れません。 -
せまくるしい宮殿にあきて庭園におりると・・。
うわっ、広ッ!
どこまでも続く緑の景色に、興奮してしまいます。
バタバタバターっと走り出したくなる、開放感溢れるパノラマです。
本来ヴェルサイユ宮殿は、ルイ13世の狩猟の館として使われていたというのがよくわかります(その後ルイ14世が建築家ル・ヴォーと共に現在の姿に増改築した)。
なんなんだ!この野性味たっぷりのお庭はーっ!
庭園をみていると、ルイ14世以降ヴェルサイユの最大の魅力は、アウトドアとか自然回帰とか森林浴とか・・うまくいえないんですが、そんなキーワードが駆け巡ります。
宮殿はオプションで、こっちの方がメインなんじゃないかナーと。
もちろんきっちり管理された『自然』ではあるのですが。
パリ市内を離れてこっちにハマってしまうのは、やっぱなんかこう、バカンスを楽しみたかったのかなーとも思えます。
絶対王政強化の道具として使われた宮殿ですが、いまでは池でカヌーを楽しむ人がいたり(持ち込んでいいの?!)、短パンでジョギングを楽しむオネーチャン達(こっちは入場フリー?)が行き来しています。 -
よーするに、宮殿よか庭が気に入ったので、自分写真を撮って貰おうとあたりをみまわします。
まだ開館してまもないので、ひとけもまばらな噴水の前で、ちょっとイタ〜リアンな雰囲気のご夫婦をつかまえて、写真を頼みます。
かっこうはハデハデなのですが、人の良い感じのおふたりで、私のデジカメ800万画素の使い方をあれこれ言い合いながら、撮ろうと懸命になってくれます。
しかし、懸命にやってはくれるのですが、何度やっても撮れていません。
ピントのあった時点で、「ピ!」と音が鳴るので、それをシャッター音と誤解して指を離してしまっているのだと思うのですが、説明ができません(笑)。
「すいません、やっぱいいですー」
と言ったのですが、そこは熱心なシニア世代。できるまでカメラを放してくれそうもありません。
奥さんをモデルに、何枚か手本で撮ってみせると、ついにおじさんが体得!
奥さんは、多少悔しそうではあるのですが、ニコニコしながら「もう1枚撮った方がいい?」などと声をかけてくれます。
優しいご夫婦でした。
ありがとうございますー。 -
アポロンの泉水。
-
水面から、浮きあがってくるようで、見飽きません。
-
ホラ!
リアル、リアル。
太陽神と太陽王で、キャラかぶせてつくったんでしょうね。
似てんのかなー?
(突然ですが、ふたたびルパンネタ)
「署長!ICPOの銭形警部であります!!ルパンがナポレオンの財宝を狙って、パリに潜伏しているとの情報を得てやって参りました」
「おぉ、ぜにぃ〜ぎゃた警部ですな!」
「署長、ぜにぃ〜ぎゃたではありません。銭形です、ぜーにーがーた」
「失礼、ぜにぃ〜ぎゃた警部」「いや、ですから・・」
「期待しておりますぞ!かならずやルパンを逮捕して頂きたい!頼みましたぞ、ぜにぃ〜ぎゃた警部っ」
「はっ!おまかせください。きゃつのお手手にがっちりとワッパをかませてやります!がっはっは!」
(随時続きます。ルパン・ザ・サード♪) -
庭園というより、もはや自然公園のような敷地をぬけ、売店で買ったサンドイッチをかじりながら、ちょっとブレイク。
まだ朝のにおいのする風が、水面を揺らします。
気持ちーなあ、このままベンチでゴロゴロしていたい〜。
そういうわけにもいきません。アヤシイから。 -
えっきらおっちら歩いて、『グラン・トリアノン』に到着。
ムダに広いな、この敷地は。
つっても15分前後ですけど。
知らないところは、やけに歩いた気になってしまいます。
えーとォ、どっから入るんだコレ?
ぐるぐるまわりますが、入り口らしきところは鍵がかかって開きません。
おかしーなー、火曜はやってるハズなんだけど。
フランス語でなんか書いてあるけど読めないや(笑)。
通りすがりの警備員さんをみつけて「ムッシュ、ムッシュ、ワッツタイムオープン、ワッツタイムオープン」とくり返すと、苦笑して『12:00』とメモに書き込んでくれます。
なにぃぃ〜?
午後からだとォ〜?
あ・・。
ホントだ。
ガイドブックにもそう書いてあった。
失敗、失敗。
そんなわけで、グラン・トリアノン、プチ・トリアノンは、午後まで留まるのがめんどくさくて(!)お目にかかれなかったのですが、それなりにヴェルサイユを堪能。
パリ市内に戻ります〜。
ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ(Versailles-Rive-Gauche)駅から、RER-C線『CIME』行きに乗りましょう。
なんか、ふたつあるんですヨ、終点が。駅の乗車掲示板を見ると。
往きは、終点だから間違えようがないんですが、帰りはどっかで、線路がわかれるみたい。
不覚。
ゆっくり時間をかけて、『CIME』でよいことを確認。
あわてて、ちがう線に乗らないよう注意です。
『CIME』行きに乗れば、Musee d' Orsay(オルセー美術館)駅へ着けますんで、乗っちゃってください! -
NEXT旅行記は・・・。
愛する不二子チャンために、ナポレオンの財宝探し!
だけっども銭形のとっつあんは出て来るわ、不二子が絡むと次元はすーぐへそ曲げるわで、ど〜もうまくねえ。
そのうえ、今度のお宝は呪われてるらしいぜ?
ま、そんなコトであきらめるオレ様じゃねけっども。
次回『ルパンと次元deパリ観光』
また会おうぜ!
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