2007/06/01 - 2007/06/10
11601位(同エリア17113件中)
きっちーさん
オランジェリー美術館の開館時間は、12:30。
美術館につくと、オープン待ちの行列が長く伸びています。
午前中は団体さんの見学時間とききましたが、どうなんでしょう。
とくに人の出入りは見当たらず、持っている人をなごませるためか、ブラスバンドの皆さんが列の中ほどで演奏を披露していたり、バケツにミネラルウォーターをつめこんだ水売りのおじさんが行ったり来たり。
オランジェリー美術館の前は・・に、にぎやか・・?
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
12:30を過ぎても行列が動く様子はなく、ジリジリしていると、何人かが列を抜けて前の方へ行ってしまいます。
「え〜?どこ行くの、どこ行くの?」
後ろ姿を目で追うと、入り口のあたりでロープが二手に分かれ、少人数が優先的に入場しています。
おお。
これがウワサの『ミュージアム・パス優先』!
持ってるよ!
ワタシ持ってるよ〜っ!!
人のふり見て我ふり、一緒で。
前へならえッの性格ですから〜。
迷わず前進!
短い方の列の後ろにつきます。 -
おかげさまで、2〜3分もせず館内へ。
やたらちっちゃい建物で、これが改装後というのはホントなんでしょうか。
どっちへ行くのわからず、とりあえず目の前の釣り橋を渡って、奥へ進むと・・・。
オオッ!
コレっすね! -
睡蓮、睡蓮、睡蓮・・・!!
-
見渡す限り部屋いっぱいにモネの睡蓮が広がります。
こりゃすごいや。 -
睡蓮部屋は2つに別れており、奥に進むとさらに美しい水辺の景色が目に飛び込んできます。
-
季節を取り入れたり、同じモチーフでうつろいを出しているので、襖絵とか、屏風とか、そういったものを連想させます。
部屋いっぱいにぐるりと弧をえがき、一枚に撮ろうとしても収まりません。
とにかく壮観。
こんな大きいの飾るとなったら、お貴族サマのお屋敷でも、この絵専用の部屋を用意しなきゃダメだろうなー。
湾曲している絵だから、平らな壁じゃ飾れないし。
まずは、リホームだな。
古い屋敷とかだったら、改築もタイヘンだろうな。
もう一軒くらい建っちゃいそうだな。
まあ、増築にして少し安く上げたとしても、この絵をセットで買ったらトータルいくらすんのかなー。
高層マンションくらい建っちゃうカナ。
名画を前にしても、キタナイ算盤を弾いている大人を尻目に、ちいさな子ども達が白い床に座り込んで、思い思いに写生を始めます。
なんか本当に郊外の池のほとりに立っている気分です。
(そんな気分に浸ってないだろう・・) -
そうそう、睡蓮ばっか見てても飽きるので(あきるんかいっ)、こんどは地下へ移動します。
下の階もそんな広いスペースではありません。
ありません、が!
すっごい有名作家ばっかり。
ルノワールでしょ。 -
これもそうでしょ〜。
-
世界中にコレクターがいるのがわかります。
印象派の中でもこの人の絵は、人をみる視点があったかいですよね。 -
ピカソ?
あれダレだっけ? -
もう見すぎてわからん(笑)。
気に入ったのをかったぱしからカメラで、激写! -
美術部だったくせに、誰だかさーっぱりの作者不明が多くて、なーんの解説もできませんが。
いい絵だと思いません? -
コレならわかる!
ユトリロでしょ。
(得意) -
『人があまり登場しない、白い壁の建物が絶品』
そんなふうに習った覚えがあります。
実物は・・。
まあ、きれいなんですけど、人が出てこない絵っていうのは壮麗な建築を描いていても、どことなく空虚で寂しい印象を受けます。 -
セザンヌ。
-
有名な絵ばっかだと、それはそれで退屈かも・・。
やっぱ新しい出会いがなくちゃね。
オルセーでお気に入りがみつかっちゃたからな〜。
そんなゼイタクな感想を抱きつつ、館内をぶらつきます。 -
おや。
ルーヴルに続いて、ここでも地下階には古い石組みが露出、展示されています。
ひょっとして、ルーヴル美術館からずっと繋がってるのかな?
パリの地下には、別の世界が広がっていそうで、なにやらロマンを感じます。
地上階に戻り、地図を確認。
銀行いかないと、ホントお金無いんですヨ。
ようやく、月曜日。
今日こそ両替しなきゃ。
にらめっこしても、オランジェリー美術館の周囲にバンクのマークがありません。
う〜ん、美術館のインフォメできくか・・。
地図にでてなくても、職員さんなら周辺の施設に詳しそうだし。
ところが、入り口そばの有人カウンターは、数人の順番待ちができていて、時間がかかりそう。
ならば、音声ガイドレンタル受付にいる、あの小柄な可愛いお姉さんにきいてみましょー。
「エクスキューズ、モワ〜」
お姉さんがニッコリ笑って答えます。
「エクスキュゥズモワ」
「えーと、アイ、ウェントゥゴー、バンク。バンク、あのう・・・ウェアリズ、バ〜ンク?」
すると、お姉さんは少し困った顔。
ひょっとして、こんな英語じゃ通じない?ダメ?
『筆談するか。単語なら通じるかな?』
迷っていると、お姉さんは近寄ってきた上背のある同僚と、言葉を交わします。
「マダム・・」
カウンターの向こうから、男性が微笑みます。
「ドゥユウスピーク、イングリッシュ?」
「あ、イエス。ベリーリトルゥ」
できないっていうのは、この発音でおわかりでしょう。
だがしかし、そんなことは問題じゃなかったのです。
次のお姉さんの言葉に、背筋が凍りつきます。
「トゥデイ、マンデイ。バンク、クローズ」 -
「なににイイイイイ〜っ!!?!」
(もはや、こげな顔) -
『今日は月曜、銀行はお休み』
って、どういうこと?!
両替できない!
よほど、ひどい顔をしてたんでしょう。
お兄さんが再度、
「月曜日なんで、銀行は開いていないですよ」
優しい口調でくり返します。
いや、『月曜だから』って・・・。
ありえん。
月曜日に開かない銀行なんて、おかしくないっ?
すっかりパニックに陥っているようすを見かねて、お兄さんが手振りを交えて尋ねます。
「アナタは、マネーを引き出したいのですか?」
「ウイ、エクスチェンジしたいんです。マネー、エクスチェンジ・・」
「ああ、それなら・・」 -
ふたりは顔を見合わせ、こんどはお姉さんがゆっくり発音してくれます。
「ユウ、ゴートゥ、ルーヴル。
アンダーグラウンド、グラスピラミッド。
セキュリティーゲート。ライトサイド、オア、レフトサイド。
メイビー、ザッツプレイス、エクスチェンジ、オーケイ」
お姉さんが一生懸命、
『地下で、逆三角になっている、ガラスのピラミッドの、そばですよー』というジェスチャーをしてくれます。
親身にしてくれるふたりの対応に、ようやく最初の衝撃が和らぎ、
「アンダーグラウンド、ピラミッド。オーケイ、アイ、シー」
答える余裕がでてきます。
銀行は休みだけど、両替所なら開いているってコトか。
それにしても、月曜日に開かない銀行って、どうなのよ。
「サンキュー、メルシーボクー」
「オルヴォワー」
ニコニコ手を振ってくれる、音声ガイダンスのお姉さんとお兄さんと別れ、ルーヴルへ足を戻します。 -
おととい空港で、5万しか両替しなかったのは失敗だったカナ。
イヤ、あの時点では、こんな物価が高いとは思わなかったし。
第一、空港の両替所というのはどこも換金率悪いじゃん。
手数料いっぱい取られんのも、シャクじゃない?
そうさ、ワタシはいつだって正しい!
オレ様モードを維持しつつ、ピラミッドの地下へ。
ありました!
両替所。
お姉さんの言った通り、地下に突き出したガラスのピラミッドの広場。
ルーヴル美術館のセキュリティーゲートの脇に、こぎれいな両替所が。
無事両替もできて、ヨカッタヨカッタ。
それにしても、お姉さんとお兄さんの話が気になります。
『月曜日だから、銀行は閉まっている』って、どういうことー?
この秘密はリヨンで解けることに・・・!
え?
まだ先になりそう(笑)?
お楽しみに〜。 -
NEXT旅行記は・・・。
つか、どんだけまわってんの。
美術館ばっかハシゴなんて、美大生かアンタは・・。
モロー美術館!!
行きたかったんでス。
パリにしかないんでス。←たぶん・・
それより、久しぶりにテレビみたら、新潟が恐ろしいことになってるんですけど・・・。
志賀くん(同級生)実家は新潟じゃなかったけ?
無事か、オイ。
志賀ちゃーん!
だいじょぶかー!!
うわっ!
横浜もいま地震だ!!
こわぁい〜っ!。
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