1996/02/14 - 1996/02/19
2103位(同エリア3595件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 5,390,597アクセス
- フォロワー204人
<1996年2月19日(月)>
<シドニーからケアンズへ>
シドニーからケアンズまでは約2時間でした。9時過ぎにシドニーを飛び立ち、11時過ぎにはケアンズに到着の予定です。3人掛けのシートでは、アメリカから観光旅行に来たという、60代半ばといった老夫婦と隣席になりました。
旦那さんの方が英語で話しかけてきましたので、1時間以上、片言の英語での会話を楽しみました。お二人とも日本語は全く話せない方でした。以下は片言の英語で会話した内容です。少し記憶が曖昧になったところもありますが。まず手始めは、名乗りと旅行の事、故郷の事などです。
名前もお聞きしましたが、メモをしたわけではありませんので、失念しました。自分の名前も名乗りましたが、幾度か聞き直されました。
「あなたは日本人か中国人か?どこへ旅行するのか?」
「日本人です。メルボルンとシドニーを旅行してきて、今日はケアンズ経由で日本に戻るところです」
「ケアンズには寄らないのか?それは残念だね」
「自分たちはケアンズで後3、4泊する予定なんだ。その後は、ロスアンジェルスで2泊して、それから故郷のフロリダに帰る予定なんだ。君はフロリダを知っているかい?」
「フロリダはよく知っていますよ。暖かくて素晴らしい所でしょう?」
「それはいいところだ、フルーツも一杯採れるし、すぐ近くにディズニーランドもあるよ。君もディズニーランドは知っているだろう?」
「ああ、ミッキーマウスのディズニーランドでしょう。よく知っていますよ」
「俺の家からは、車で1時間もあれば行けるよ。今度の旅行は、俺が定年退職になったんで、女房を連れて来たって訳さ」
「君は日本のどこに住んで居るんだい?」
「名古屋はご存じですか?トヨタ市の近くですよ」
「名古屋? 名古屋は、京都と東京のどちらに近いんだい?」
「京都の方が少し近いですね」
「そうか。 実は昔仲間と10人ほどでヨット旅行をしたことがあるが、ヨットを神戸で降りて、「新幹線」で東京まで行ったことがあるんだ」
「それは素晴らしい旅行でしたね」
「ああ、素晴らしい旅行だった。日本へ着くまでに、香港やシンガポールや台湾にも立ち寄ったよ。神戸からはハワイに立ち寄ってからアメリカに戻ったんだ。2ヶ月以上はかかったね」
「その神戸で、最近大地震があったことを、あなたは知っていますか?」
「知らないな」
「ロスアンジェルスは地震の多いところだと聞いていますが、アースクイック(地震)の事は分かりますよね」
「ああ、地震の事はよく分かるよ。神戸の地震はどんな地震だったんだい?」
「最近起きた大地震です。5千人以上が死にました」
「そうか、残念だけど俺は聞いていないな。お前も聞いていないだろう?」
「ええ、私も知りません」
旦那さんはほんとに話し好きで、奥さんもなかなか愛想のいい人でした。二人とも大柄で、狭いエコノミークラスの座席が窮屈そうでした。
機内サービスもなかなかでした。軽食の前にシャンペンを注いでくれました。
「あなたはシャンペンが好きですか?」
「大好きだ」
「ワインも好きですか?」
「ワインも大好きだ。俺の故郷のフロリダは果物がたくさん採れて、ワインも最高だ」
「日本のオサケは飲んだことはありますか?」
「飲んだことはあるが、最近はないな。ところで、君はオーストラリアは初めてか?」
「初めてです」
「どんなところへ行って来たのかい?」
「メルボルンとシドニーです。シドニーではクイーン・エリザベス?世号やオペラハウスを見学してきました。」
「エリ*ベス?アイドントノウ」
「イギリスの女王陛下のエリザベスですよ」
「お前、エリ何とかって知ってるか?」
「私も知らないですよ」
「???」
「アー、分かった。エリ(ザ)ベスのことでしょう」
「イエス、イエス」
つい、舌を噛まずに日本語読みにしてしまったので、エリザベス号のことを理解して貰うのに四苦八苦しました。その前の会話で、「あんたはどこで英語を勉強したのか?」などの質問がありましたので、気楽に話してしまいました。
「ハブユーアー(ハバー) グッド 、、、」
「ジャニー」が言葉になる前に、
「アンドユー(アンジュー)」
と先に言われて、別れの握手を求めてきました。
奥さんは、この日本語だけは知っていると言って、別れの挨拶に「こんにちは」の日本語を披露してくれました。
「昔は日本と戦ったことがあるが、今の日本は好きだよ」
とか、そのほかにももう少し込み入った話を聞きましたが、いかにせん、自分の英会話能力では、難しい話と微妙なニュアンスは、理解しようもありませんでした。
前の席で、私達の会話を聞いていたと思われるドイツ人風の男性も、笑顔で別れの挨拶を送ってくれました。旅の出会いはいいものだと、つくづく思いました。
<ケアンズ到着、トランジット>
ケアンズでは,乗り換えはなくQF59便のままでした。飛び立つまでには、1時間以上間があったので、一度飛行機を降りることになりました。行きと同じようにトランジットです。飛行場のエプロンには着けず、移動式のタラップでした。そこからは歩いて空港ビルの待合い場所に移動しました。
少し歩いただけで、シドニーと較べたら相当に暑さが厳しいことが実感できました。簡単に言えば,、日本の北海道と九州くらいの気温の差があるのかも知れません。もっともオーストラリアでは北へ行くほど暑いので、南北は逆になります。
シドニーからケアンズへ向かう機中にて
片言の会話にジェスチャー交えたり異国の人と空を飛ぶ旅
シャンペンが好かと問ばワインもと一期一会の会話なりけり
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
1996冬、オーストラリア旅行記
-
前の旅行記
1996冬、オーストラリア旅行記(6):2月18日:シドニー・ハイドパーク、聖メリー大聖堂、王立植物園
1996/02/14~
シドニー
-
次の旅行記
1996冬、オーストラリア旅行記(8完):おわりに、補遺:私が感じたオーストラリア
1996/02/14~
シドニー
-
1996冬、オーストラリア旅行記(1)『メルボルンとシドニー旅行回想』:はじめに、元資料目次
1996/02/14~
メルボルン
-
1996冬、オーストラリア旅行記(2):2月14日:ケアンズとシドニー経由メルボルンへ
1996/02/14~
メルボルン
-
1996冬、オーストラリア旅行記(3):2月15日:メルボルン・旧メルボルン監獄、トーマスクックの家
1996/02/14~
メルボルン
-
1996冬、オーストラリア旅行記(4):2月16日:メルボルン・博物館と美術館、民族資料館、チャイナタウン、...
1996/02/14~
メルボルン
-
1996冬、オーストラリア旅行記(5):2月17日:メルボルンからシドニーへ・オペラハウス、チャイナタウン
1996/02/14~
シドニー
-
1996冬、オーストラリア旅行記(6):2月18日:シドニー・ハイドパーク、聖メリー大聖堂、王立植物園
1996/02/14~
シドニー
-
1996冬、オーストラリア旅行記(7):2月19日:ケアンズ経由帰国
1996/02/14~
シドニー
-
1996冬、オーストラリア旅行記(8完):おわりに、補遺:私が感じたオーストラリア
1996/02/14~
シドニー
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シドニー(オーストラリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シドニー(オーストラリア) の人気ホテル
オーストラリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストラリア最安
305円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 1996冬、オーストラリア旅行記
0
3