留学生の天国・・・パリ国際大学都市(14区)

2007/03/11 - 2007/03/11

　パリ大学で学ぶ留学生はどれほどいるのでしょうか。
　パリは学生の街、世界中から留学生たちが集まります。フランスの大学はほとんど国立なので授業料はなく、無料です。そのために外国からの留学生にとってはまさに天国かも知れません。
　そのうえ、パリの南に広大な大学都市が広がり(40ha)、それぞれの国の宿泊施設が建ち並びます。まるで瀟洒な高級住宅街のようです(37の寮館)。
　気になるのは宿泊代ですが、それぞれの国の館が値段を設定しています。たぶん、日本館は高いほうかも知れません。
　ここにはグラウンドからテニスコート、郵便局、レストラン、劇場まであります。

【大学都市の中心・・・インターナショナル館】
この建物内には学生食堂はもちろんプールや劇場まであります。

エリア パリ(フランス)

【ジュールダン大通りから見た大学都市の建物】

　この大通りにはトラムが走っています。

【ジュールダン大通り】

　真ん中の芝生はトラムの線路です。緑が目に優しい。
　ジュールダン(1762-1833)は革命からナポレオン時代の将軍、元帥です。

【しゃれたトラム】

【パリ国際大学都市】

　世界120ヵ国から集まった約5500名の学生がここで生活しているそうです。

「アメリカ館」(?)

【フランコ・ブリタニック館】

　いわゆるイギリス館かな?

【ビエルマン・ラポートル館】ベルギー館

　ラポートルはオランダ出身の成功者で、ベルギー人の学生のためにこの建物を建てました。

【日本館】

　実業家の薩摩次郎八氏が私財を投じてこの日本館を建築したそうです。
　次の文は「パリ日本館」のサイトから引用します。
　《日本古来の城廓を模した地上7階・半地下1階の建物は、フランス人建築家ピエール・サルドゥーが設計したもので、1929年5月に当時のフランス大統領などの臨席のもとに竣工式が行われています。館の周囲は1825平米におよぶ日本庭園となっており、日本館の建物とあいまって大学都市の一遇に日本的な雰囲気を醸しだしています》

【日本庭園】

　日本館付属の日本庭園です。箱庭のような庭園でも、日本人にはほっとする景色かも知れません。

【日本館】

　樹木が日本的なのがいいですね。

【スウェーデン館】

【デンマーク館】

【インド館】

【イタリア館】

【アメリカ館】

【メキシコ館】

【インターナショナル館】

【大学都市内の風景】

【大学都市の正門のヴィアデュック】

【エミール・ドイチュ・ド・ラ・ムルト像】

　大学都市という発想を最初にし、実践した人で，館は1925年に落成しました(彼の名がつけられています)。

【カナダ館】

なに館か忘れました。なにしろ、たくさんの館がありますから。

【ピエール=マリー・キュリー館】(?)

【正門】

【正門】

　正門のところにRERの「シテ・ユニヴェルシテール駅」があり、パリ大学・ソルボンヌのあるいわゆる「カルチエ・ラタン(ラテン区)」まで、三つ目(「リュクサンブール駅」)、5・6分で着きます。