2007/03/21 - 2007/03/24
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Kurapiさん
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世界遺産好きの同僚とアンコール遺跡群を見に行ってきました。遺跡訪問2日目の午後からの記録。気分はトレジャー・ハンター!
訪ねたのは…
●タ・プローム
●バンテアイ・スレイ
●バンテアイ・サムレ
●影絵を鑑賞
●クメール式マッサージ
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
アンコール・トムを出て、次に訪れたのは木々に侵食された姿を残していることで有名な『タ・プローム』。
-
回廊から天井を見上げるとまぶしい光が差し込んでいる。
-
回廊の内側に入ると、うわぁ・・・・・・!
-
「ここは映画の撮影になんどか利用されました。トラの兄弟を描いた『ツー・ブラザー』と『トゥーム・レイダー』です」
「わ、どっちも見た!」
「ここだったんだ〜」
と口々に私とマキちゃん。
「撮影中は2日間ほど観光客も入れてもらえませんでした…」
とワットさん、権力には厳しい口調。
……ん、じゃあこの欧米な人たちはアンジェリーナ・ジョリーごっこをしてるわけか! -
というわけで、私も。
-
むむ、男前なお坊様発見!
しかも袈裟に似つかわしくない新品ぽいカメラを持参。 -
トップの写真のように、マキちゃんと2人でアンジェリーナしていたら、愉快そうに見ていたこのお坊様が「一緒に写真どうですか」。
「お坊様に触れちゃだめですよー」
と心配そうにワットさん。
それにしてもこのお坊さん「味の素!」と言ってワットさんと2人で笑ってたんやけど…何故????? -
カンボジアの植物の逞しさには圧倒されるなあ。。。
-
遺跡の側にはよく、地雷などで四肢の一部を失った人が、路上ミュージシャンとして活躍している。ちゃんとこれで生計を立てているのだ。敬意を表して1ドルを。
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お昼は中華レストランへ。ベトナム料理で有名な空心菜の炒め物が出てきた。うーん好きな味だ!アンコール・ビールに合うねぇ!
デザートは名物のカボチャプリン。
美味しかった。イモ類は婦女子の心を掴むよね。 -
今日はこのまま強行軍で、ホテルに戻らず遺跡の旅へ。遺跡の中心地からモニさんの車を約1時間走らせる。
謎の人々にマキちゃんと「なんやろー」と言っていたら、どうやら選挙カーらしい。
「村長選挙です。悪い村長は勝手に村の土地を売るからみんな公正な選挙が行われるよう真剣です」
この後、憂国の青年ワットさんの熱い政治トークが続いたそうだ。でも私は夢の中…。
「もうな、大変やってんで!」
と後でマキちゃんに怒られた。ごめんやで。でも寝不足にアンコールビールは効果覿面やってん。 -
しゅんとしながら、『バンテアイ・スレイ』に到着。
-
地元の女の子がぼんやり。
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「バンテアイ・スレイは『女の砦』という意味です。なぜそう呼ばれているかというと、戦争で男手がなくなったため、この遺跡は女性の手で作られたといわれているからです」
-
「ここは、繊細で細やかなレリーフやデバダー像が有名ですが、それも女性の手によったからだと言われています」
うん、確かに今まで見た遺跡のレリーフとは何かが違う。
このレリーフに描かれてる象が可愛いなあ。 -
ガルーダかな? うう〜ん、惚れ惚れ。
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この左側の柱の造りの細かさといったら!
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いちめんの、レリーフ……
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ここの遺跡のデバダーは、「東洋のモナリザ」の呼び名で有名。でも残念ながら、修復中で近寄れなかった。
-
目の前にクルクルとS字を描きながら落ちてきた木の葉。何の木だろう?
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サヨウナラ、『バンテアイ・スレイ』。
-
さあて、次はやっぱり中心地からちょっと離れている『バンテアイ・サムレ』ヘ。
路上でよく見かける放し飼いのニワトリにカメラを向けたら、ものすごい俊敏に逃げていった。奇跡の一枚。
「痩せてますね〜」
と洩らしたマキちゃんに、意外そうな顔でワットさんが一言。
「いいえ、美味しそうです」 -
「トンレサップ湖の近くの村にある実家では、牛もニワトリも飼ってました」
ご家族は農業を営んでるらしい。カンボジアの主産業は農業だもんな、当然か。でも国から支給される耕作地では自給自足が精一杯。貨幣財産を得るには、ワットさんみたいに勉強して職に就く必要があるんだろうな。
ワットさんがニワトリと牛の鳴き声のモノマネを披露。
もうそれは堂にいってるんだ!
牛の鳴き声のマネには、なんと本物の牛が返事をした。 -
『バンテアイ・サムレ』に潜入!
ちょっと遠いのと、昼下がりということで、人が全然いない! -
廃墟探検気分を満喫★
-
『バンテアイ・サムレ』は『農家の砦』という意味だそう。
「甘〜いきゅうりを作る農夫が昔、このあたりにいたというお話が伝わっています」
そのきゅうり、王様が独り占めしたうえ、こっそり隠れて作り方を覗いていたら、間違って農夫に刺されたそうだ。
なにやってんだか、王様。 -
遺跡を巡る中でよく見かけた、この椰子っぽい植物。葉の部分がアロエを超硬くしたように丈夫なうえ、葉の周りがギザギザなんだけど。
「内戦時代、ポルポト派はこの葉を使って人の首を切りました」
「ええっ、マジ??」
「いたソーですねー」
・・・・・・なんか微妙に嬉しそうなのは何故なんだワットさん。 -
いやいや、今日は朝からホントに盛りだくさん。
ホテルに戻って、夕食までしばし休憩をとることに。
帰り道で必ず通る気球乗り場。
「「乗りたい!」」
とマキちゃんと2人で主張したのに、残念ながら風が強くて飛んでなかった。
(明日やで)(明日やな)
大阪人、アイコンタクト。諦めません乗るまでは。 -
ホテルで少し休憩してから、夕飯を食べに出かけた。
影絵を見ながら食事ができるレストランだ。 -
今日も食事のお供はアンコール・ビール!
…毎回頼むので、すっかり心得たワットさんが頼んでくれる。 -
影絵が始まる。
昨日のアプサラダンスなどの人が演じるものは、言葉がなくても表情等でストーリーがなんとなくわかるんだけど、影絵はちょっと厳しい。。。で、一生懸命考えながら見てみる。
まずは、「どっちの牛が強いか勝負だ!」なお話。
(後でワットさんにストーリーを確認したら、あながち間違ってなかった) -
続いて、ラーマヤーナからシータ姫が攫われるシーンを一部抜粋したものが演じられた。
写真は舞台の裏手から。結構、子どもが多いのに感心。
これとは別に、楽器を演奏する人びともいた。 -
食後、ワットさんの案内で、クメール式マッサージのお店へ。
1時間半で25ドルは日本では考えられない安さ!
マキちゃんと二人仲良く並んで施術を受ける。
クメール式マッサージは、ストレッチマッサージだと聞いていたのだけど、タイ古式マッサージのようなバリバリのではなく、ちょこっと引っ張られるだけ。基本はソフトなマッサージだった。
帰ったら22:00! 今日は一日もりだくさんだったよ。
明日はオプショナルでトンレサップ湖に行く事に。
あと1or2回でこの旅行記も終了。よろしければ最後までお楽しみを!
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この旅行記へのコメント (9)
-
- Noririnさん 2007/04/16 23:06:22
- 味の素??
- Kurapiさん こんばんは!
アンコール・キッス編の終わり方がステキだったので、勝手に終結したと思い込んでしまい失礼しましたm(_ _)m
しっかしカンボジアでは写真撮影の時、ハイッ味の素!とでも言うのでしょうか(笑)
個人的にはアンコールビールに合う空心菜の炒め物フォトが見たかったです!
きゅうりを独り占めした王様の話も笑えるし、毎回すっごく楽しませて貰ってます!
次回も楽しみにしていますね(^0^)/~~
Noririn
- Kurapiさん からの返信 2007/04/19 18:02:53
- RE: 味の素??
- Noririnさん、いらっしゃいませ!
終わったと思ってはったのに、また来てくださったんですか?
なんていい人なんだー!(感涙)
いえいえ、私もGWの旅行の下調べに追われてまして、続きのアップはもちろん、コミュニティーにも投稿できてなくて(汗)・・・それができたら、お知らせしようかなーって思ってたんですよ。なのに先に来てくださって・・・ひーすいません〜〜!!
味の素は東南アジアでは、欧米での「フジヤマゲイシャ」のような感じで、どうも使用されているようです・・・とこれはBintangさんという方からの情報★
-
- Bintangさん 2007/04/13 20:45:56
- 男前なお坊様
- お坊さんとカメラは似合わないですね…ラオスでは携帯を持ってるお坊さんも見ましたが、お坊さんと電子機器は合わないですよね〜持っていないで欲しい…というのが勝手な希望です(笑)。
タプロームって映画の舞台になっていたんですか!残念ながら両方とも見ていませんが…><タプロームは確かに冒険気分でしたね。う〜ん、懐かしいです。
気球に乗れたのかどうか、気になります。続き楽しみにしています。
- Kurapiさん からの返信 2007/04/16 19:30:03
- RE: 男前なお坊様
- 男前でしょう、お坊様。つい盗撮してしまいました。
でも何故「味の素」なんでしょう。。Bintangさん知ってます??
あの色鮮やかな袈裟に電子機器は似合わないのですが、、
日本のお坊様がバイクに乗ってるのと同じ違和感が。。。
「タイはずいぶんと経済が発展してるんだな〜」とそんなところでしみじみ感じてしまいました。
- Bintangさん からの返信 2007/04/17 00:13:36
- 味の素
- 味の素。。。インドネシアとか、東南アジアの国では料理に味の素がよく使われているらしいです。
私もインドネシアに行った時、遺跡の入り口で「アリガトウ、アジノモト!」と言われました…(笑)東南アジアでは日本=味の素なんでしょうか。インドネシアでは他のところでも日本人だと分かると、「アジノモト、アジノモト」と言われました。そこで日本すごいな〜と思いました(笑)。
- Kurapiさん からの返信 2007/04/19 02:31:26
- RE: 味の素
- え、そうなの味の素!>料理に使われている
そうなんだー、音が面白いのかそれとも欧米人が「フジヤマ、ゲイシャー」ゆうようなもんなんかな…。
ホンダとかトヨタとかならわかるんですが意外な伏兵でした味の素。東南アジアの人に「味の素!」って挨拶したら受けるのかな(笑)
- Bintangさん からの返信 2007/04/22 20:19:54
- RE: RE: 味の素
- きっと、東南アジアにおける味の素はきっと欧米人の「フジヤマ、ゲイシャー」と同じなんでしょうね。
ホンダ、トヨタよりアジノモトのほうが言われる確立が多い気がします…東南アジアでは。
次は言われる前に先に言ってみましょうか、味の素(笑)。
-
- ユキオさん 2007/04/12 18:17:29
- 懐かしいです。
- こんにちはユキオです
旅行記見に来ましたよ。
カンボジアは良いですね。
写真や文章を見ていると、自分が旅行した時を思い出します。
なんと言ってもアンコールワットが好きなのですが、
タプロームも大好きです。
遺跡らしい風貌もさることながら、
樹木の生命力が素敵な印象でした。
東洋のモナリザはザンネンでしたね。
僕が行った時も修復作業中でしたよ。
- Kurapiさん からの返信 2007/04/16 19:34:36
- RE: 懐かしいです。
- ユキオさんこんにちは!
見に来てくださってありがとう!!
懐かしいですか?? 私もまだ一ヶ月経ってないのに懐かしくて仕方ないです、帰りたい〜あの日々へ!
忘れたくなくて、忘れないうちにとせっせと記録のつもりで旅行記を書いているのですが、早くも記憶があやふやに。。嗚呼。
デバダーは残念だったのですが、他のレリーフで充分素晴らしさを堪能できました。もう一度行く機会があったら、今度は自分のペースで周ってみたいと思います。
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