2020/05/19 - 2020/05/27
4位(同エリア106件中)
あの街からさん
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【リンダーホフ城】それは
深い緑の森の中に在りました。
ご存知の
バイエルン国王・ルードヴィヒ2世が
唯一完成させた城であり夢を具現化した
まさに「夢の城」
この城でルードヴィヒ2世は
王として暮らしていました。
この旅行記では焦点を
ルードヴィヒ2世に合わせてみました。
イタリアの名匠ヴィスコンティの
『ルードヴィヒ/神々の黄昏』や
ワグナーのオペラ『ローエングリン』
でも知られるこの城の見学を
楽しみにして出かけたのでした。
旅程 〈2013.9.4~ 9.6〉
過日 発掘シリーズの第1編目として
ドイツ旅の中でお蔵入りとしていた
「バートヴィンプフェン」編を作成した際
まだまだアップしていない所が散見されました。
このコロナ難で翼はお預け状態。
ならばこの時季だからこその旅行記を
作ろうとと思いたちました。
それは
お蔵入りしていた沢山の画像への
お詫びを込めて
(^ー^) 羽ばたけと。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
その朝は、朝食後 朝一の電車とロープウェイ
でツークシュピッツへ登り
アルプスの山々を眺めながら
(^O^☆♪ランチをして
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに
ロープウェイで降りてきたところから
この旅行記は始まります。 -
ロープウェイの麓の駅近くの
駐車場からレンタカーに乗り換えて -
目指すは「エッタール修道院」
のどかな風景が続き(^O^☆♪ -
深い山々に囲まれた小さな町を
幾つも通り過ぎて
最高のドライヴコースでした。 -
この辺一帯は
伝統工芸の木工品作りが
盛んなのだろうか -
結構大きな木の人形を
販売している店を何軒か
見かけました。
ドイツのアルプス地方の町や村
の民家の庭を飾るのかなぁ。
何かいわれがある人形かもしれませんね。 -
街道沿いには、小さなホテルや土産屋さん
が並んでいますが、家々はお花の鉢植えで
飾ってあり(⌒▽⌒)ゆったりとした
い~い気持ちになって運転することができました。 -
正面に「エッタール修道院」の緑の屋根が
見えてきました。 -
「エッタール修道院」着きました。
【エッタール修道院】は神聖ローマ皇帝でもあり
バイエルンの公爵ルードヴィヒ4世により
1330年に建造され それから
18世紀にバロック様式に改築されました。
左右に緑色の玉ねぎ頭の塔があり
左側の塔は19世紀半ばに建てられ
右側のファサードは19世紀末から
20世紀初頭に完成しました。 -
修道院の財政的な基盤となっている
この建物。
ビールの製造所、烝留酒の製造所、ホテル
に出版社等。そのほとんどが修道士たちの手によって
維持管理運用されている。とのことです。 -
大きな窓から光が差し込んで
明るくて一層華やかな雰囲気に
覆われています。 -
イチオシ
丸天井はロココ様式のスタッコ装飾家
ヨゼフ・シュムッツァーが制作にあたりました。
う~んと天井が高くはないので
それがかえって迫力になって
ドームの真ん中に立って
ゆっくりと見上げていました。 -
円形の様に見えますが
12角形になっていて6つの大きな脇祭壇
が設けられていて
白壁に金・ピンクの絢爛豪華なロココ様式
で覆われています。 -
ロココ様式の脇祭壇
-
ロココ様式
色彩が・・・どうだろう。
これは甘~い香り・甘美的とでも言えば
私がここで感じたことを
言いえているかなぁ。
もちろん、これはこれで
(⌒▽⌒) だと思いますが。
自分としては
なンて言いあらわしたら良いだろう
ガチッ・ガチッとした
ゴシック様式により惹かれるのだけれど。 -
「エッタール修道院」
入場料などは特にありませんでした。
この日は訪れる人も
まばらでゆっくり・ゆったりと
静かに見学することができました。
翌日訪れた世界遺産「ヴィース教会」での
にぎわいがない分
よりおごそか な雰囲気の中で鑑賞することができました。 -
さぁ! 次に向かうのは
ルードヴィヒ2世の夢の城
と言われる
「リンダー・ホフ城」です。 -
沿道には
アルプス地方独特のログハウス風の建物。
窓辺の花飾りに癒されました。 -
深い緑の森へと
車は走り続けます。
この先 の
深い緑の森の中に
「リンダーホフ城」が在ります。 -
程なく「「リンダー・ホフ城」に
到着しました。
駐車券は2Euroでした。
側にあった売店には
日本人のスタッフさんがおりましたし
日本語の表記もあり、まだまだ
日本人の来場者が多かった頃なのですね。 -
まだリビングルームと言うより
洋間とかお茶の間と呼んでいた
あの頃日本の家でも良く見かけました。 -
それではルードヴィヒ2世の夢の城
『リンダーホフ城』を見学します。
リンダーホフ城は
1874年建設が始まりおよそ4年
をかけた1878年完成しました。
ルードヴィヒ2世は完成後
8年間この城で暮らしました。 -
ルードヴィヒ2世は1845年.8月25日
祖父であるルードヴィヒ1世と
同日の同刻に誕生したというところから
父を飛び越えて「ルードヴィヒ2世」と
命名され、幼い頃から父の庇護の下
帝王学を強いられ育ちました。
そんな15歳のとある日
宮廷歌劇場でワーグナー
の自身の台本による
「ローエングリン」を鑑賞。
これを機にワーグナーに傾倒していった
ことはあまりにも有名な逸話ですね。 -
それ程まで心を奪われた
ワーグナーのオペラ
「ローエングリン」とはどの様な物語なのでしょう。
~ とある領主のお姫さまエルザは弟殺しの罪を着せられ
その採決が神に委ねられることに。
エルザの為に告発者と決闘するものが現れ
そのものが勝利すれば無実とみなす。
その事を知った
白馬にひかれた小舟に乗った騎士が 現れました。
勝利した暁には自分の名前と素性を決して探らないことを
条件にエルザとの結婚を約束させ勝利を勝ち取ります。
ところが
告発者(元婚約者)からそそのかされた
エルザは夫となった騎士に名前と素性を
明かすよう迫ってしまいます。
騎士はエルザが約束を破ったことを
深く悲しみますが
国王と民衆の前に進み出て
自分は聖杯の騎士バルジファルの
息子ローエングリンである。と
告白します。
そして素性を明かせば神の加護が無くなること。
故国の為に闘えなくなることを伝え
エルザの元から去って行くのでした。
歌劇「ローエングリン」は
3幕からなる人気の演目で
日本でも新国立劇場などで
上演されています。
舞台設定は違いますが
何やら似てません(^ー^)か
ディズニーの『アナと雪の女王』
たしかエルサも登場しました。
白馬に乗った騎士も
この辺がルーツなのだろうか。 -
ルードヴィヒ2世は、このオペラに遭遇したのが
夢多き15歳 感受性が最も豊かな年代でもあったのですね。
さて、そのワーグナーですがフルネームで
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー
といい、1813年生まれといいますから
ルードヴィヒ2世が「ローエングリン」に出会った
1860年はワーグナーは47歳。
「ローエングリン」の初演は
この時から遡ること10年前の1850年8月
まずまずの成功をおさめました。
その後徐々に人気演目となり
やがてヨーロッパ各地で
不動の評価を得ることになります。
しかしこの時期ワーグナーは
ドレスデン蜂起に失敗スイスに亡命中で
「ドイツでローエングリンを鑑賞する事が
できないのは自分だけ。」と嘆いたといいます。
ワーグナー自身が「ローエングリン」を
鑑賞することになったのは1861年の
ウイーン公演であったということです。
まさにワーグナー充実期に向かう頃でした。
この作品の魅力に強い感銘を受けたのは
ルードヴィヒ2世のみならず
歴史上私たちにも馴染みの人々だけでも
チャイコフスキー、ベルリオーズ
トーマス・マンやボードレールなど。
リヒャルト・シュトラウスは
その創作活動において強い影響を受けていたことを
語り継がれています。
ワーグナーの活動期間は
1832年~1883年69歳で亡くなるまで
といいますからルードヴィヒ2世が国王に
即位した1864年はワーグナー51歳の時でした。 -
歌劇「ローエングリン」からは
もう一つ
♪タンタタターン タンタタターン♪
でお馴染みの結婚行進曲は
このオペラのために
ワーグナーが作曲したものです。 -
広い庭園にある
これら像ひとつひとつが
ルードヴィヒ2世の
夢の形なのだぁ。と
感じながら散策しました。 -
この城で8年間過ごした
ルードヴィヒ2世も
朝な夕なにこの庭園を
散策したのでしょう。 -
広い庭園をゆっくりと
散策しながらカメラを
傾けてました。 -
ルードヴィヒ2世は
父マクシミリアン2世とプロイセン王女のマリー
の長男として誕生しました。
更に3年後には弟のオットーが誕生しました。
父国王が急逝し、18歳で
意に沿わぬ
第四代バイエルン王国に即位。
1886年6月 謎の死による
40歳の短い生涯を閉じました。 -
リンダーホフ城
場内ツアー(英語)8.50Euroでした。
夏の時間は9:00~18:00まででしたが
庭園からの眺めに時間を費やし
もう最終コールが始まっていました。( ̄O ̄;) -
入口で撮影禁止場所などの
説明を受けてた後
日本人と分かると日本語の
解説文のファイルを
渡してくれました。 -
その時には
ほぼ場内撮影禁止でしたから
記憶に少しでも留めようと
そちらに(現場)に集中し
解説文は、後から読むことに
しょうと、解説文の主な所を
撮しておきました。(^ー^) -
玄関ホールには
ルードヴィヒ2世が
憧れ・尊敬を持っていた
ルイ14世の騎馬像がありました。 -
城内にはルードヴィヒ2世が
尊敬・敬愛する
ルイ14世・15世
ポンパドゥール夫人
マリー・アントワネットの
像を配置し
これらの肖像画に挨拶を語りかけていた
と伝わっています。 -
ルイ14世 1638年~1715年
ルイ15世 1700年~1774年
ポンパドゥール夫人 1721年~ 1764年
マリー・アントワネット 1755年 ~ 1793年
ナポレオン1世 1769年~ 1821年
ナポレオン3世 1808年 ~ 1873年
そして
ルードヴィヒ2世は1845年~ 1886年
といいますから日本では
ルードヴィヒ2世の生まれた1845年は
江戸時代 徳川12代家慶の頃でした。 -
このひな壇式庭園は
イタリア式庭園から始まり
上に行くにしたがって
フランス式庭園
英国庭園と三種の趣向を凝らした
庭園が楽しめます。
リンダーホフ城を
正面からじっくりと眺めてみました。
し~んと静まり返った
広い庭園を眺めながら
ルードヴィヒ2世の世界に
しばし心を飛ばしてみました。 -
一番上には
ヴィーナスの神殿が設置されていて
神殿前に立つと
ひな壇式庭園が広がっていて
その正面に
リンダホフ城
背後には人工のカスケード(滝)
音楽あずまや更にはバイエルン州の
山々を見渡す絶景を眺めることができます。 -
中央に金色に輝くフローラ
(ローマ神話に登場する花と
豊穣と春の女神)と天使の像が
在ります。
30mの高さまで噴き上がる
噴水となっています。 -
イチオシ
ルードヴィヒ2世が建設した城は
ノイシュヴァンシュタイン城
ヘレンキームゼー城
リンダーホフ城の三つの城で
唯一完成したのが〈リンダーホフ城〉でした。
ヴェルサイユのトリアノン宮殿を手本としましたが
既存の建物を模倣して建設されたわけではなく
バロック様式やルネサンス様式を
取り入れた(アレンジを加えた)
装飾をするなど
ルードヴィヒ2世のセンス(趣味)で
贅を尽くしたまさに夢の結晶の城
であったのです。 -
イチオシ
この深い緑の森の中に佇むリンダーホフ城
は
ルードヴィヒ2世そしてワーグナーによって
白馬の騎士やエルザの物語
そして結婚行進曲など
現代の文化にも多大な影響を与えた
城でした。 -
この旅では不思議な巡り合わせに
出会うことができました。
それは、帰国便の機内で
ドイツ映画『LUDWIG II』
「ルードヴィヒ」を観ることができました。
ドイツ語で英語の字幕版でしたが
その旅の帰路でタイミング良く
観ることができました。
帰国後、調べてみると
あの質実で質素なドイツがして(^ー^)
ワーグナー生誕200周年記念として
20億円の製作費を費やして作り上げた作品でした。
監督がマリー・ノエル&ペーター・ゼア(ドイツ語)により
ノイシュヴァンシュタイン城やホーエンシュバンガウ城
などに一大ロケーションを敢行2時間20分の大作に仕上げました。 -
ドイツでの公開が2012年で
機内で私が観たのは翌年の9月
日本公開はその年(2013年)の12月でいわゆる
単館ロードショーで公開され
一般的なヒット作とはなりませんでした。
このところ日本ではあまり馴染みのないドイツ映画
ですが新進の俳優たちの演技など
興味を持って観ることができました。
この旅行記作成を機に久しぶりに2作品を
続けて観てみました。
「ルードヴィヒ/神々の黄昏」は
ヴィスコンティの目にかかった
ひとつ一つのディテールの重厚さは
今見返してもさすがと思いました。
一方
「ルードヴィヒII」は、ワーグナーを
リンダーホフ城へ招聘して
オペラ「ローエングリン」の
上演逸話を中心として
エリザベート、ゾフィー、ナポレオン3世等
お馴染みの人物も登場し時の流れとともに
ルードヴィヒ2世が辿った生涯が
ヴィスコンティ作品とはまた違う角度から
描かれていました。
新しい発見もありました。
2作品を続けて観ることで
それまでは気がつかなかった
語感
ヴィスコンティの作品がイタリア語で
演じられていたことに対して
「ルードヴィヒII」はドイツ語ですから、
バイエルン王の物語の雰囲気がよく醸し出されていました。
※Amazonなどで観ることができます。
これから行こうとしている方や
行ったことのある貴方。
そして歴史が好きな貴方なら
楽しめる作品ではあります。
画像は 機内で観た
ドイツ映画「ルードヴィヒ II 」の
タイトル チューンです。 -
せっかくですから
ここで、ルードヴィヒ2世の
生涯を語るうえでなくてはならない
2つの城に登場願います。
先ずは
ルードヴィヒ2世が幼年期を過ごし城。
〈ホーエンシュバンガウ城〉
この城は深い緑の小高い丘の上に在りました。 -
こんなところにも
趣きがある城でした。
この旅で翌日に訪れた城ですが
リンダーホフ城から45Km程
合わせて観光するには良い距離です。 -
イチオシ
次に登場願ったのは
ディズニーのシンデレラ城のモデルとされ
人々に愛されてやまない
〈ノイシュヴァンシュタイン城〉
です。
絵本の中の城そのまま
見事な城でした。
ルードヴィヒ2世は
城の完成直前に幽閉されてしまい
この城で暮らすことは叶いませんでした。
時は流れて
今では、ドイツ観光の目玉のひとつに
あげられ旅行会社のパンフレットの
表紙を飾り世界中から沢山の人々が
訪れています。
その経済効果は計り知れなく
ルードヴィヒ2世の借財を帳消しにして
更に利益を積み上げている姿を
あの空から
やはり戦いより平和の力が
み~んなを幸せにするのだよ。
とでも語りかけているのでしょうか。 -
イチオシ
ドイツ映画「ルードヴィヒII」に
築城の様子が度々登場しました。
映画では
あの山の上の築城を物ともせず
嬉々として造りあげてゆく
指揮官の姿が描かれていました。 -
まさに絵本の中の城
ノイシュヴァンシュタイン城は
未完の城とのことですが
私が見学した感じでは
これでもう完璧ではと思える程
の造りでした。
ルードヴィヒ2世はこの城の
築城の様をホーエンシュバンガウ城から
望遠鏡をかざして日々眺めていたといいます。
私もホーエンシュバンガウ城の窓から
この姿を眺めてみました。(^ー^)
その後テラスに出てみましたが
そこからも肉眼でも望むことができました。 -
ノイシュヴァンシュタイン城も
深い緑の小高い山の上に建っていました。
木漏れ日が美しい木立の小道を
下って麓まで歩いてみました。
ルードヴィヒ2世も時に歩いたことが
あるのかなぁ。などと思いを馳せながら。
下りコースには馬車道とか
何コースかありましたが
このコースお勧めします! -
リンダーホフ城
そろそろさよならをする
時間がきたようです。
ヴィーナスの神殿前から
もう一度 庭園とお城を
眺めてリンダーホフ城に
さよならをしました。 -
リンダーホフ城
緑の森の中を戻りました。 -
城を後にしたのがもう夕方になっていました。
夏の陽はまだ高く
今夜の宿 オーバーアマガウまで
車は走ります。 -
途中の道では
アルプス地方特有の
ログハウス風建物を素通りする
には口惜しく
何度も車を駐めて
建物を撮影しました。(^O^☆♪ -
そろそろオーバーアマガウの街に
入ってきました。 -
まだスマホなどなく
ホテルの場所を地元の人に
聞いてみようと小さな広場で
車を駐めました。 -
改めて周囲を見渡すと
とてもい~い雰囲気の街並み
であることに気がつきました。
(⌒▽⌒) -
イチオシ
レンズを引いたり
伸ばしたり
思わずシャターを切りました。 -
家の造りも
背景の山まで
ピッタリと絵に描いたような
風景でした。 -
オーバーアマガウ
一気に迫ってきた瞬間でした。 -
イチオシ
うぁ~!
こんな素敵な街で泊まるンだ!
と(^O^☆♪ -
イチオシ
小さな広場の一角に
オープンエア
バー&レストランが在りました。
この風景を眺めながら
ここで過ごしたい!
とそんな顔をしてしばし眺めていたら
「そろそろ行くよ!」の一言で
現実に戻されました( ̄O ̄;) -
それでも
こんな家や -
こんな風景に出会って
素通りなンてできますか
って。(⌒▽⌒) -
花いっぱい!
これが旅空。 -
銀行がこんな素敵な建物なのですから(⌒▽⌒)
促されてホテルに向かいます。( ̄O ̄;) -
目指すHotelが目の前
-
今夜の宿も
い~い雰囲気の建物
で・す・よ! ね。(^ー^) -
部屋から草原が見渡せ
(^O^☆♪ -
小さなホテルですが
しっとりとした大人の設えで
ドイツならでは
山岳地方ならでは
小さな町ならでは
(⌒▽⌒) -
夏の宵はゆっくりと
帳がおりてきます。
ディナーは20時を回った頃
始まりました。 -
喉が渇いていたので
飲んじゃいました。( ´∀`) -
お料理は
どのテーブルも一緒。
皆さん同じものでした。
どの料理も美味しくいただきました。 -
このディナーですが
ホテルの宿泊料(朝食は込み)
とは別料金ですが
2人分で飲み物も込みで
36.30Euroとコスパ優良! -
ホテルのオーナー・シェフが
各テーブルを回って
ゲストの皆さんにご挨拶を
しておりました。
リピートのお客さまが80%くらい。
なる程と納得。
部屋といいディナーといい
おもてなしの心を感じました。 -
翌朝は窓辺のテーブル席で
朝食をいただきました。
まだ誰~れもいません。
熱々の珈琲とミルクをポットで
テーブルに持ってきてくれました。 -
パン・ハム・チーズ
ヨーグルト・オレンジジュースに
珈琲。美味かったです。
ご馳走さまでした(⌒▽⌒) -
《ホテル・フリーデン・ショー》
ツインルームで9.169円(予約時前払)
質素ですが
立地が良く、清潔で、お湯も適温豊富
スタッフさんの対応も素晴らしく
いい宿でした。
朝食後直ぐに出発って
欧米人には考えられない
だろうなぁと思います。( ̄O ̄;)が
まだ静まり返っていたホテルを
出発しました。 -
まだ朝靄が
草原を包み込んでいました。 -
のどかな風景の中
ゆっくりと走り始めました。 -
iPodの♪は、この日訪ねる
「ヴィース教会」を想定して入れてきた
ジェシー・ノーマンの〈アヴェマリア〉が
流れています。 -
一瞬 場違いのような大型のトレーラーが
走ってきました。が 不思議と風景の中に
溶け込んで絵になっていました。 -
イチオシ
「聖コロマン教会」が
初めて目に飛び込んできた時には
もう感激でした。
若草色の広~い草原の
向こうには雄大な山々。
そこに、ちょこんと静かに
佇んでいる姿は
それだけで絵になっていました。 -
ルードヴィヒ2世が庭園を造る時に
「天まで噴き上げよ! 天上にいる神に届くように」
と願った噴水を
もう一度俯瞰して
今回の旅行記をお終いとします。
そしてまた旅は続きます。
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- salsaladyさん 2020/06/07 09:59:43
- ルードヴィッヒII世?
- ☆今年出掛けられたのかと驚きましたが。。。
☆ルードヴィッヒと言えば、あのシンデレラ城”ノイシュバンシュタイン城”しか思いつかない自分としては、「リンダーホフ城」のことは全く。。。でもホッとします。
☆氷のような晩成を送った彼にとって、他に『夢の城』での生活があったのですね。
☆悲しみに覆われた雪の中の城を歩きながら、天から恨み節でも聞こえるのでは無いか?と思うくらい暗い印象でしたから~Have a nice day~
- あの街からさん からの返信 2020/06/07 14:45:11
- RE: それは深〜い 緑の森の中
- > ☆今年出掛けられたのかと驚きましたが。。。
>
あれっ! 扉に旅程を載せておいたンだけどなぁ
見てくれました(^ー^)ぁ。
> ☆氷のような晩成を送った彼にとって、他に『夢の城』での生活があったのですね。
>
ルードリッヒ2世が国王に即位したのが 確か18歳で
決して晩成ではないようです。
亡くなったのが40歳ですから晩年とは 言える?かな。
それが晩年だとして
幽閉されてしまう迄の20年前後は 戦いに国費を使わず
城(調度品も含めて)作りに まぁある面うつつをぬかして
いたのですけれどね。
ルードリッヒ2世が道楽とされた城が
ドイツ観光の目玉のひとつとなってドイツに
計り知れない経済効果をもたらしているのですから。
万事塞翁が馬なのですね。(⌒▽⌒)
> ☆悲しみに覆われた雪の中の城を歩きながら、天から恨み節でも聞こえるのでは無いか?と思うくらい暗い印象でしたから?Have a nice day?
同じ景色を見ても やはり 違うものなのですね。
それは、季節のせいかな
訪れた 天気のせいかな
事前の ルードリッヒ2世の 一つのイメージからくるものなのか
自分には・・・なのですが
自分のイメージは
それは深い緑の森の中でした。
〉 Have a nice day
You too
-
- Funky travelerさん 2020/05/29 21:00:33
- 2013年9月♪
- あの街からさん、こんばんは~♡
リンダーホフ城、オーバーアマガウの可愛い街並み、懐かしく拝読しました♪
同じようなルートをレンタカーで周ったのですが、いつだったかな~?と調べてみたら、なんと!同じ年でした。
私たちは、2013年7月19日~の旅行でした。
オーバーアマガウに2連泊、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンやリンダーホフ城に行きました。
ヘレンキームゼーにも行きましたが、私はリンダーホフ城が良かったなぁ。
雷に遭いましたが。。。
綺麗な写真と素敵な旅行記を読ませて頂いて懐かしく思い出しました♪
いつになったら次の旅行に行けるんでしょうね~。
4Tさんの皆さんの旅行記を参考に、今は夢を膨らませましょう!
Funky traveler
- あの街からさん からの返信 2020/05/30 15:18:49
- RE: 2013年9月♪
- Funky travelerさん こんにちは(⌒▽⌒)
そうなのですね。
驚きました。
同じ年の自分たちの2ヶ月前にいらしていたとは
Funky travelerさんはオーバーアマガウに2連泊(^O^☆♪
自分たちは一泊だけでした。
同じ所を同じ時期に回っていた 何かご縁を感じます。
> 私たちは、2013年7月19日?の旅行でした。
> ヘレンキームゼーにも行きましたが、私はリンダーホフ城が良かったなぁ。
ヘレンキームゼー行きたかったなぁ。と旅行記を作りながら
そう感じました。
> 雷に遭いましたが。。。
それも、今となれば あの夏の日の
いい思い出ですね。
その後、Funky travelerさんは
ドロミテにもいらしたのでしたね。
マチュピチュにも。(⌒▽⌒)
> いつになったら次の旅行に行けるんでしょうね?。
> 4Tさんの皆さんの旅行記を参考に、今は夢を膨らませましょう!
そうですね。
これまで空気の様に普通にある(出来る)と
思っていたことが、どんなに幸せだったのかと
思い知らされた気がします。
行けるようになったら
これまで以上に感謝をして
うンと楽しんできましょうね(^ー^)
Funky travelerさん ありがとうございます。
あの街から
-
- frau.himmelさん 2020/05/29 07:46:20
- おはようございます
- あの街からさん、おはようございます。
珍しく早起きしましたら、あの街さんの素敵なご旅行記にであえました。
ほんとにすてきな語り口、朝から爽やかな気持ちになりました。
ところで表題が『ルートリッヒ』になっていますね。文中はルートヴィヒとしていらっしゃるので、気がついていらっしゃらないのではないかと思い、コメントさせていただきました。
これからも素敵な旅行記、楽しませていただきます。
さて、主婦はこれから朝食の支度です。
himmel
- あの街からさん からの返信 2020/05/29 12:47:27
- RE: ありがとうございます(^ー^)
- frau.himmailさん
ありがとうございます。
やれやれ( ̄O ̄;) ですね。
4Tの大海原の中からせっかく
あの街から にお越しいただき
こうして掲示板でお話し機会ができたのに〜ぃ。
これは もう frau.himmailさんに
また飛んできてもらえる旅行記をアップして
挽回をするしかないですね(^ー^)。
frau.himmailさんの旅行記の切り口も
いつもながら気に入っています。(^ー^)
(^ー^)←この顔文字気に入ってます。笑
こんな時にはピッタリだと多用しています。
> さて、主婦はこれから朝食の支度です。
今朝の食卓はどんなものが食卓に並んだの
だろうなぁ。と想像しながら
当方は、ご飯と味噌汁と厚焼き卵に
今朝は、スナックインゲンの サラダと
カブ漬け(カブ・黒酢・蜂蜜。ノー塩)
これ自分の数少ないレパートリーで 美味いです(^ー^)
さて
これを機に frau.himmailさんとまたお互いに
《 ※勝手に親しげに言ってます(^ー^)が》
時折 飛んで行っては 掲示板で
旅の楽しいこぼれ話を したいなぁ。と思うのですが
frau.himmailさんの 4Tネームが難しく
お名前が間違っては( ̄O ̄;)と・・・
そこで、私だけに(じゃなくっても良いのですが)
何か愛称をと思うのですが。どうでしょう。
(^ー^) ご検討いただけたら(^O^☆♪
あの街から
- frau.himmelさん からの返信 2020/05/29 20:28:02
- ヒンメルと呼んでください(^ー^)←マネです
- あの街さん、こんばんは。
すみません、私もお名前短縮させていただきした(^ー^)←この顔文字、盗用です。
うわぁ~、朝から凄いご馳走!
ご主人さまもお喜びですね。
うちは夫と私の食事の内容は別々。
夫はご飯にお味噌汁(具だくさんの。一度に3日分くらい味噌なしを作っておいて、当日朝1回分ずつお味噌とお豆腐をいれる手抜き味噌汁です)、目玉焼きに納豆、それに手作りヨーグルト。
私は味噌汁に手作りヨーグルトにいろんなトッピング(今朝はグレープフルーツ、キウイ、りんご、甘味付けに手作りマーマレード、梅ジャム、それに外国にも必ず持参する抹茶)。
ヨーグルトは一時流行ったカスピ海ヨーグルト、これがなかなかダメにならなくて、もう20年近く同じ『タネ』で作っています。旅行に出かける時も氷冷室で眠らせて、帰ってきたら起こして使います。
あらあら、すみません。一応主婦なので、こういう話になるとダラダラと長くなってしまいます。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
私のHNのfrau.himmelは長いですね。
himmel(天とか空という意味)という言葉が気に入っていますので、「ヒンメル」とでも呼んでください。私も「あの街さん」と呼ばせていただきますね。
次はどちらの旅行記でしょうか。お待ちしています。
himmel
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