2006/02/21 - 2006/03/17
1131位(同エリア1176件中)
こんべるさん
ついにやって来ました。この旅の一番の目的地”マチュピチュ”へ。
妻も私も子供の頃からずっと憧れ続けていた所です。
今まで本当にここへ来る事が出来るとは夢にも思いませんでした。
あまりの嬉しさに、朝から夕方まで丸一日過ごしてしまいました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
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今日はマチュピチュに登る日。
見れるかどうか判らないけど、朝日を見るために朝一で登る事に。と言うわけで5時起き。
部屋を出るとフロントの人に「部屋を替わるか?」と聞かれたので「もちろん」と答えておいた。今日の朝も電気のつきが悪かったので空いているなら別の部屋の方が良い。
ホテルを出てマチュピチュのチケットを買うためにチケット売り場へ。
その途中、広場でサンドイッチを売っている人がいたので2人分購入。 -
ここがチケット売り場。
チケットは山の上ではなく、ここで買う必要があります。
一人79.5soles(約2850円)。ペルーにしては驚く値段だが、マチュピチュを維持するためには妥当な値段なのかもしれない。 -
バスに揺られて20分。マチュピチュの入り口に到着。
周りが明るくなるにつれて、霧がかかっているのが判ってきた・・・。こりゃ朝日は無理かも・・・少しショック・・・ -
入り口から入って行き、少し見張らせる場所に出た。
でも見晴らしはあまり良くない・・・ -
リャマ達がみんな同じ方向を見ていました。
この霧の中、何か見えるのかな? -
見張り小屋のある所に到着。いつも写真で見る風景がここに広がっているはずなんだけど、数メートル先から何も見えない・・・10分ほど待っていたけど霧が晴れる様子が無く、それどころか雨まで降ってきたので、朝日はあきらめて”インカの橋”を見に行く事にしました。
-
”インカの橋”に向けて山道を行きます。
途中から雨がキツくなって来て、気分はかなりブルー。
折角マチュピチュまで来たのに霧がかかってる上に、雨にまで降られるなんて・・・
そりゃ季節は雨季だから多少覚悟はしてきたけど、ひどいよ・・・ -
20分歩いてようやく”インカの橋”に到着。
さぁ、皆さん。これがインカの橋です!
ってほとんど何にも見えへんやん!!
折角来たので、しばらく待つことに。 -
10分程して少し視界が開けてきた。
期待しつつ待っていると、だんだん霧が晴れてきて橋がくっきりと見える状態に!やった〜!
ちなみに、なぜ周りは石垣で道が組んであるのにあそこだけ橋なのかと言うと、外敵が来た時に橋を落とせば進入されないと言うインカ人の知恵なんだそうです。賢いですね。
それから、本当はここから道が続いてたんですが、現在は途中で石垣が崩れていて(写真の左の方)、あそこまで行けなくなっています。 -
橋の所で霧が晴れてきたので、期待して見張り小屋のある所まで、来た道を戻る。
しかし、マチュピチュ遺跡は未だに霧の中・・・
全体を見渡すのはあきらめて遺跡の中を見る事にしました。 -
遺跡の中を見学。
霧のマチュピチュも神秘的。
山にある遺跡だけあって、うろうろしているだけでも結構疲れる・・・
おまけに昨日ガイドブックを無くしたので、どこに何があるのかさっぱり分からない・・・ -
しばらくして急に霧が晴れてきて太陽が出てきた!
いつまで晴れているか判らないので、再び見晴らしの良い所まで登る事にしました。 -
やっとこさ晴れた姿を拝む事が出来ました。
写真では何回も見ていたのですが、やっぱり実物を目の前にすると思わず「おぉ〜」っと声が出てきます。
しばらくリャマ達と一緒に見とれていました。 -
マチュピチュにいるリャマ達は観光客に大人気。
沢山の人に囲まれて、記念撮影に引っ張りだこでした。
リャマと遺跡を眺めながらのんびりしていると、昨日電車の中で席を換わってくれた日本人の彼とばったり。
ガイドブックを無くした事を話したら、「さっきツアーで一通り回って分かるから、僕がガイドしてあげましょうか?」と言ってくれました!!
なんて良い人なんだ! -
ここからしばらく臨時ガイドのI君について遺跡を回りました。
まずやって来たのは”インティ・ワタナ”
遺跡の一番高い所にある巨大な石です。
これは日時計だったらしく、正確に東西南北を向いているそうです。 -
実はマチュピチュは完成した都市ではなく、作っている途中だったそうです。
で、ここは石を切り出していた場所で、大きな石がごろごろしています。 -
これは主神殿といわれる建物です。
右側が少し崩れているのは、地震のせい。
この神殿は未完成だそうです。 -
これは”コンドルの神殿”
手前の石がコンドルの頭で、後ろにある大きな石が羽をあらわしているそうです。 -
大広場にやってきました。
ここは屋外なのに音が反響するように出来ていて、大きな声や、手を叩くとエコーがかかったように音が返ってきます。
ここで集会なんかをやっていたそうです。 -
これは太陽の神殿。
大きな石の上に、精密な石組みでカーブを描くように作られています。 -
住居跡の壁に石の突起が付いているんだけど、これは屋根を支えるための物だそうで・・・
-
再現されたのがこれ。
こんな風に屋根を石の突起にくくりつけていたそうです。 -
それからマチュピチュ遺跡は山の上(写真左側)に行くほど神聖で(太陽に近いから)、上の方に重要な施設や高官の住居、下の方(写真右側)に行くほど位の低い人の住居になっていたそうです。
石組みの精巧さもランクによって違い、神殿などはかみそりも通さないくらい緻密で、下の方の住居は石を組んだだけ、場所によっては崩れたりしていました。 -
I君のガイドも一通り終わり、お別れの時が。
このまま別れるのも寂しいので、今晩の夕食の約束をして別れました。
後半へ続く
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