2005/11/23 - 2005/11/27
18309位(同エリア23097件中)
目黒警部さん
朝、目が覚めて、ぼんやりと考えていた。
行こうか?それとも5日間、日本でぶらぶらと過ごそうか?
朝は冷え込む季節になっていた、窓を開けると、晴天が広がっていた。
よし、行こう!
しかしタイのどこへ行ったらいいのだろうか。
いろいろな地名が浮かんでは消えていった。
PR
-
15:15 大阪・難波
15:30発 関空行き南海電鉄・特急ラピ−トβ67号に乗車
(新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・りんくうタウンに停車)
全席指定席の車内は、空いていた。
新今宮の駅より乗車してきた親子5名が、後ろの席に座った、父親と上の子供が尻取りを始めたよく聞こえた、下の子供は時折大きな声で叫んでいた。
子供が叫ぶ都度、すぐ前の席に座っていた中年の男性が席を立ち後ろを見たが、父親も母親も子供に静かにしなさいとは言わなかった。
泉佐野にて親子ずれは降り、静寂が車内に戻った。
私は、タイ人留学生とファミレスで食事をしたときの事を思い出していた。
泣き騒ぐ子供を放置していた親を見ながら、彼は他の人の迷惑になるのでタイでは子供を外に連れ出しますよと言った。
私は、日本でもそうしますよと言いかけたが・・・ -
空港島と空港対岸部、りんくうタウンとを連絡する空港連絡橋(3.75km)の海上橋梁をラピートは渡った、空港島の滑走路が見えてきた。
海と空のブルーに見惚れていた。
乗車代1390円 (片道運賃890円+特急料金500円) -
祝日の関空は込み合っていた。
フライト2時間前、JALのチェックインカウンターへ行く。
私は、毎回いい席のリクエストをする為に早めにチェックインをします。
いつものように、前が壁もしくは、なにもない非常口横の足を伸ばせる通路側の座席をリクエストしますと、前が壁の席がありますが機材が、少し出っ張っています席ですがいいですか?とグランドホステスに尋ねられた。
機材が出っ張っている?て?どういう風に?どのぐらい?と尋ねると彼女は、さあ?私も分かりませんと答え、そのようにご案内していますと言った。
いいですか?と尋ねられても・・・躊躇していると彼女は、電話の受話器を取りあげた、他の係りの人に聞いてくれるのかな?と思って待っていると、受話器をすぐに下ろした。
何をしているのだろうか?
その様子を見て、その席でいいですよ、一度確かめてみますと言った。
JALの対応に少し不満ながらチェックインを済ました。 -
出国手続をすまし、空港出発ロビーにあるクレジットカード会社のラウンジ六甲に入った。
(ゴールドカード所持者は、無料にて利用でき各種ソフトドリンクが飲めます)
私は、早くチェクインをすまし、このラウンジにてゆっくりと過ごすのが常になっていた。
いつものように、年配のツアー客が、あわただしく出入りを繰り返した。
緊張と期待と不安に満ちたワッペンを胸につけた楽しく語り合うツアー客を垣間見ながら、少しうらやましく思えた。 -
JAL727便は(関西発18:45 バンコク着22:55)10分遅れにて飛び立った。
-
座席の前には機材などの出っ張りはなかった、前は壁である、そして通路側の左前方は都度カーテンで仕切られる、ホステスさんが食事の準備をするコーナーだった。
この座席は、カーテンの向こうにて作業するのが気になる席である。
座席シートを倒し足を伸ばしていた、どうやら左足がカーテンの向こうまで越境していたらしい、軽く踏まれたがさほど痛くはなかった。 -
機内食は、白魚のフライのカレー風味を選択した。
飲み物は、梅酒をオーダー。
特段、美味しいともまずいとも思わなかったが、梅酒をオーダーできるのはいい。 -
23:00 JAL727便は、バンコク・ド−ンムアン国際空港に到着した。
タラップを降りると地上には、空港バスが待ち受けていた。
長袖でちょうどいい気温だった。
深呼吸をしてタイの匂いを確認した。
かすかな香辛料の匂いと東南アジアの風の臭いがした。
空港バスは入国管理のビルの下に止まった、エスカレーターを昇り足早に入国カウンターの少なめの列を探し並んだ。 -
入国審査をすましエスカレーターを降ったところに簡単なバンコクの地図や情報誌(フリーペーパー)等を置いている日本人専用の棚がある。
一枚フリーペーパーを取りだした。 -
荷物カウンターにてキャリーバッグが出てくるのを待った。
結局、いつもここで荷物待ちをするので、少なめの列を目ざとく探し入国審査を早く済ませても空港を後にする時間は変わらない。
しかし毎回足早に入国審査カウンター前の少ない列を探し歩いている。滑稽である。 -
到着ロビーに出てきた。
入国の際手荷物の検査はいままで何十回もタイには訪問しているが、一度も受けた事はない。
出口から出た到着フロアー(1F)には、銀行(出店)の両替所がずら〜っと並んでいる、24時間オープンである。
3万円両替をした、最近円安にぶれていた。
1B、2.95円程である。
空港ターミナル1の到着フロアーを左側に向かって歩いた。到着フロアーの両端には柵があり搭乗客以外は入れないようになっている。 柵の周りには、お客の名前が記載されたプレートを持ったツアー会社そしてホテルのドライバーが沢山待ち構えている。そして空港リムジンタクシーの呼び込みも声をかけてきた。いつもの光景である。 -
空港の外に出た、目の前にはタクシー乗り場がある。
5-6名並んでいたがすぐに乗車できるだろう。
たいていは、このタクシーカウンターがあるタクシー乗り場から乗車するのだが、今回は久しぶりに空港バスに乗ることにした。
メータータクシーの乗車は女性(特に深夜)とかタイが不慣れな旅人には、オススメはしない(空港とかホテル前では要注意にて流しのタクシーをオススメする)が慣れればメータータクシーはバンコクの観光には便利な乗り物である。 -
深夜0時 ルート3(スクンビツト方面行き)の空港バスがやってきた。ラッキーである、5分も待たなくて乗車できた。バスの座席に座っていると、乗車券を取りに来たので行き先(スクンビツト通り沿いの降りるところ)をソイ15と告げ乗車賃の100Bを渡した。
もし待ち時間が長くなるようだったら隣のタクシーカウンターより乗車しようと思っていたのでチケットは買ってはいなかった。
快適にバスは走った、スピードを上げタクシーを数台追い抜き走る。
タクシーだとスクンビツトソイ15の目的地までは空港タクシーカンター使用料(50B)と高速代(30B+40B)をたして合計乗車代は280Bぐらいになっただろう。
180Bの差である。タイでは180Bあれば、そこそこの夕食がとれる。 -
エアポートバスの乗客は、私を含め4名程。
たぶんすべて日本人だと思うが、バラバラに座りお互いの会話はなかった。
いつものスクンビツト・ソイ1横の高速出口ではなく手前の出口でバスは高速道を降りた。
デインデン通りを進みアヌサワリー近くにあるセンチュリーホテルを通過した。
深夜なので高速代を節約したのだろう。
プラッナームを過ぎ伊勢丹にワールドトレードセンター(旧名・新しい名称はなんだったかな?どちらにしてもタイ人には今でもワーレーと言えば通じるが)を通りスクンビット通りに入った。
他の乗客は、BTSナナ駅近くの歓楽街と化した通りで降り立った。
そしてお願いしていた、BTSアソーク駅手前のソイ15の入り口でバスは停車した。 -
ソイ15の入り口から入ること100M、徒歩3分にてマンハッタンホテルはある。
最近の定宿である。
ロビーはひっそりとしていた。
0時40分
チェックイン・プリーズ! -
通された部屋は、ダブルベッドとシングルベットがある、広めの部屋だった。
一人で過ごすには十分のスぺースだ。 -
洗面は貧弱ではあるが、バスタブはゆっくりとできる広さだった。
シャワーを浴び、短パンとTシャツに着替えた。 -
深夜1時過ぎ、荷も解かずにサンダルを履き
夜食を食べに出かけることにした。 -
ホテルの前には、ドイツレストランがある。
レストラン中庭の角にあるバーカウンターにファラン(白人)とタイ女性が4名程、グラスをかたむけていた。 -
ソイ15入口近くに深夜でも開いているコンビニがあった。
最近できたのだろう。
以前から横にはマッサージ店に美容院もある。
すぐ近くのマンハツタンホテルの宿泊客には何かと便利である。
コンビニの前に一人の女性が立っていた。
チラッと見て通り過ぎた。
色白の美人であるがカトーィ(お釜)だろう。
写真を原寸大にされて見られたら分かるだろう、やけに肩幅がひろい。
通りに向かって歩いていると、後ろに彼女?の気配を感じた。
後ろを振り返ると目が合った。
ばつが悪かったので写真を取ってごまかした。
が・・・
笑顔で・・・来た来た、きはったで〜(笑)
今度は振り向くことなくスクンビツト通りにまっしぐらに進んだ。 -
スクンビツト通りに出ると、辺りは急に明るくなった。
車そしてビルの照明に屋台の明かりが眩しかった。
人通りもあり、屋台には多くの厚化粧のタイ女性達そして観光客の男性が夜食をとっていた。
深夜のスクンビツト通り、ナナ〜アソーク間は、酔っ払いの観光客と娼婦であふれかえっていた。 -
ナナ駅に向かって歩いていた。
テーブルがあいている屋台があったので、バーミーナーム(タイラーメン・30B)をオーダーして腰掛けた。
バーミーには、大きなしいたけが入っていた。
うまい!スープもいいだしが出ている。
4種類の調味料を入れお好みの味に仕上げて食した。
周囲の女性達の視線を感じたが、目を合わせないようにした。
私は、もうこの雰囲気は慣れっこになっているが、初めて来られた方は少し戸惑われるだろう。
決して彼女たちは、すき好んで深夜街中にて外人に媚を売っているのではない。
そのことは、理解している。
人として軽視などしてはいけない。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- さすらいおじさんさん 2005/12/25 22:27:33
- タイ旅行を熟知された方の行動は参考になります
- 目黒警部さん
国内旅行のように簡単にタイに旅立たれるのですね。
バンコクでの空港バス100Bは次回是非利用したいです。
タイ旅行を熟知された方の行動は参考になります。情報ありがとうございました。
- 目黒警部さん からの返信 2005/12/26 08:32:44
- RE: タイ旅行を熟知された方の行動は参考になります
- さすらいおじさん おはようございます。
バックパッカー見習いの旅 毎回楽しみにしながら拝見していました。
いろいろな国(街)を巡られ、いろいろな人と交流されましたね。
次回は、2ヶ月との事ですが、いやはや うらやましい限りです。
風光明媚な景色に現地の人達のスナップ写真 次回の旅でもお願いします。
楽しみにしています。
いいお年を・・・
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
目黒警部さんの関連旅行記
バンコク(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
22