2005/11/23 - 2005/11/27
61位(同エリア78件中)
目黒警部さん
タークシン王が王朝を建てる前、ビルマ軍に攻撃されて崩壊寸前のアユタヤー王朝を出奔しラヨーンでビルマ軍を迎え撃つべく海軍を組織したことが有名である。
その後、タークシンはチャンタブリーで陸軍を組織しアユタヤーへ向かったのは有名な話である。市内にはタークシン廟があり、救国の英雄として祭られている。
写真は、タークシン大王を祭るタークシン廟があるワット・ルン・マハチャイ・チュンポン
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スターホテル前のマッサージ店を後にして、バスを降り立った目抜き通りまで出た。
モーターサイ(バイクタクシー)が数台通りにて客待ちをしている。
ラヨーンの街の入り口にて、バスの車窓から2つの大型ホテルを確認していた。
スターホテル同様ラヨーンでは高級ホテルとされている、ラヨーン・オーキッドと中級ホテルのラヨーン・シティホテル(写真)だと思った。
モーターサイのお兄さんに、ラヨーン・オーキッドホテルと告げた。
そしていくら?と尋ねると30Bと返事が返ってきた。
歩いてはいけない、数キロある距離だった、相場だろう。
返事を聞き、バイクにまたがった。 -
旧高速道のハイウェイルート3号・通称スクンビット通りから少し入ったところに2つのホテルは並んで建っている。
バイクが、ホテル近くのわき道に入りスピードをゆるめたとき、後方からドライバーにどちらのホテルがいい?と尋ねてみた。
ドライバーは、ラヨーンシティホテルを指差した。
予定を変更してラヨーンシティホテルへと指示した。
ホテルは、さほど大きくなくロビーもこじんまりとしていた。
フロント横のカウンター席に座り、尋ねた。
1泊ですが空いてますか?
いくらですか?と
フロント嬢は、890B(朝食付き)のデラックスルームをすすめた。
フロント嬢は、ファラン(白人)の客には、流暢な英語で対応していた。
だが、田舎の中級ホテルでは、英語を喋れるのはフロントと限られた人のみと考えられた方がいい。 -
こじんまりとした、ホテルだが、館内は明るく清潔である。
まだ新しいホテルだろう。 -
エレベーター横の窓からハイウエー側を望む。
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室内は広く、明るく綺麗。
シンプルだが、センスのいい部屋だった。 -
床もピカピカにてほこり一つない。
新しいホテルは気持ちがいい。 -
ベッドは一人寝にはじゅうぶんなクイーンサイズ。
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洗面は少々小さいが、私には問題ない。
バスタブは、大きい。
湯の出具合、温度調整、ともに良好。 -
アメニティーは最低限のものがそろっている。
シャンプー・ボディーシャンプーの容器は壁の取り付け式。 -
ラヨーンシティホテルを出てすぐ近く(数十M横)にある、ラヨーン・オーキッドホテル前にて客待ちをしているモーターサーイ(バイクタクシー)に乗り、ラヨーンの街を散策することにした。
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部屋のカーテンを開くと、目の前にラヨーン・オーキッドホテル(写真)が見えた。
夕方、ラヨーン・オーキッドホテルを覗いてみたが、スターホテル同様にロビーは大きく立派だったが、薄暗く寂れている印象だった。
ラヨーン・シティ・ホテルの方が、安く泊まれ満足のいくホテルだったので、モーターサーイのアドバイスは正解だったようだ。 -
ラヨーンの旧市街地の細い通りをバイクは走り抜けた。
風情ある街並みを眺めながら、ラヨーンの風を感じていた。
ワット・ルン・マハチャイ・チュンポン前にてバイクを降りる。(30B) -
ワット・ルン・マハチャイ・チュンポンの境内は、ひっそりとしていた。
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大きな木の横にある、タークシン大王廊。
靴を脱いでおまいりに・・・ -
寺院内にあるタークシン王を記念した小さな祠には、祈りを捧げる女性たちがいた。
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祠内を覗き込むと、金ピカなタークシン王の像と肖像画があった。
こういう顔立ちの方だったのか〜 -
漢字で鄭王廊とある、タークシン大王の大王廊を後にした。
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ワット・ルン・マハチャイ・チュンポン前にある通りに出て前を見ると市が見えた。
寄って行こう。 -
細い道の両脇には所狭しと屋台が並んでいた。
夕方の市は、年配の主婦の買い物客にて込み合っている。 -
タイのお菓子、カーウラーム屋台前で立ち止まった。
お菓子を眺めていると、買い物客のおばさんが、横に来て、ここの店のカーウラームは街一番だよ。
食べなさいよ と声をかけてきた。
そして横のおばさんも、美味しいよ と言う。
いつの頃の記憶だろうか、遥か彼方の記憶である。
母に連れられて出かけた、街の公設市場での光景を思い出した。
昔大阪の下町では、このような光景は珍しくはなかった、いつしか街に市場もなくなりスーパーでの買い物のみになった現在、このように見知らぬ人に話しかける、おばさんはいなくなった。
カーウラームは、竹筒にココナッツミルクをかけたもち米を詰め、蒸し焼きにしたお菓子にて小豆が入っていた(1本10B)。 -
袋詰めにしてもらった、カーウラームを取り出しつまみ食いをしながら、市場をぶらぶ〜ら。
うまい!事は言うまでもない。 -
ラヨーン郊外には果樹園が広がる。
果物も豊富に市には、並べられていた。 -
市場を通り過ぎると、モーターサーイにて来た道の路地に入った。
旧市街地である。
時空を超え、昔歩いたことがある日本の路地裏に迷い込んだような錯覚に陥った。 -
路地の散髪店には客が一人そして理容師が一人。
スローな時間が流れていた。 -
ラヨーンの旧市街地を散策を終え、市場から出て寺院前の通りに戻りモーターサイを探してホテルに帰ってきた。
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1fのロビーに2fにてスパがオープンしたという看板を見かけた。
階段を上がり2fのマッサージ店へと向かった。 -
2fの店内は、木目調にてシック、落ち着いた雰囲気だった。
店に入りカウンターに行きメニューを見せてと言った。
ロビーの椅子に案内されてメニューが出てきた。
メニューには、古式マッサージにハーブマッサージそして足マッサージなどが英語で記載されていた。
バンコクのスパに比べると価格は、高くはない。
店は空いており、客はいないようだった。
店の雰囲気もバンコクの同様の店と比較して見劣りはしない。
落ち着けて、安い、のでラヨーンに立ち寄られることがありましたらオススメの店です。
足壷マッサージを1時間(350B)お願いした。 -
おしぼりとお茶が運ばれてきた。
ソファーに腰掛け、マッサージ師が来るのを待った。 -
1時間、ゆっくりと足をもみほぐしていただいた。
サバーイ! -
ホテル2Fのマッサージ店から部屋に戻り、シャワーを浴びた。
窓から外を見ると、日は暮れ、夜景が広がっていた。
さ〜てと、夜のラヨーンをパトロールするとしようか。
ホテルの裏手の通りが賑やかだった。
ぶらぶらと歩いていると、黒のピカピカの大型ベンツが停車した。
日本では1千万円程度するこのベンツは、タイでは関税が高いので3倍はするだろう。
タイの物価を考えると、一生かかってもタイの普通の人たちは、中古でも乗れることはないだろう。 -
どのような人たちが乗っているのかな?
目を凝らして、見てみると
ベンツを降り立った人たちは、日本人だった。
ベンツは、日本料理店の前に停車していた。
通りには、日本語の看板がかかったカラオケ店も見かけた。
透明ガラス越しに日本料理店内を見ると、多くの日本人が食事をしていた。
ここには用はない、タイ料理店を探そう。 -
通りからホテルへ向かう小道に明かりが見えた。
小道を進むとタイ国旗が掲げられた、オープンエアーのレストランが現れた。
ここに入ろう!
看板には、マイ・ナームと書かれていた。 -
玄関には、ウイスキーメーカー?のキャンペーンガールが一人待ち受けていた。
案内された、入口近くのテーブルに腰掛けメニューを見ながら(英語メニューあり)とりあえずビアシン(大瓶)を注文した。
そして、トムヤムプラー(魚の鍋)とカウスワイ(ご飯)をオーダー(飲食代は全部で195B)。
味はマイルド、トムヤムプラーは辛くはないので日本人向けだと思う。
11月の夜のラヨーンは、涼しかった。
熱い鍋をつつきながら、冷たい氷入りのビールを堪能した。
食事をしていると、少女がお菓子などを入れた箱を首に紐掛け(駅弁スタイル)売りに来た。
食べながら、首を横に振り無視した。
他のテーブルでも同様の光景が見受けられた
食事を済ませた後に買ってあげたらよかったと思い、店内を探したが、寂しげな目をしていた少女の姿はもうどこにも見当たらなかった。 -
レストランを出た前に宿泊ホテルの横壁が見えた。
壁には、ZIMBARと記載されていた。
ホテルの玄関横に、KARAOKEとBARの入口があった。 -
店の入口でカラオケ嬢の写真を眺めていると、マネ-ジャー?の女性が出てきた。
進められるまま、1Fの店に入った。
ここは、ZIMBARのようだ、カラオケ店は1Fの階段より2Fに上がったところにあるようだった。 -
店の入口には多数の女性が待機していた。
カウンター奥のテーブル席に案内された。
そしてマネージャーが、注文をとる前に女性をつけましょうか?と尋ねてきた。 -
初めての店だったので少し躊躇したが、一人で酒を飲んでも面白くない。
ラヨーンの夜の様子も聞いてみたかった。
店のシステムも分からなかったが、言われるままにお願いしてみた。
マネージャーは、2fのカラオケ店から、ホステスさんを一人連れて来た。
小柄な子だった、つれて来るなり女性マネージャーは、ホステスに私の膝の上に載りなさいと、いきなり指示をした(汗)
重たいので?丁重にお断りして向かえの席に座ったもらった。
暫くすると、もう一人ホステスがやって来た。 -
バーの席は、カウンター席の椅子と同様にてテーブルは小さい丸テーブルだった。
ラヨーンのバーでは、そこそこにぎわっているバーだろうが、座り心地はあまりよくなかった。
街でどこか面白いところない?
どんなところ?
たとえば、ディスコとかライブハウスとか。
あるよ。
じゃ、そこに案内してくれる?
チャージ(ホステス連れ出し料金)がかかるよ。
いくら?
この店は2時までだから・・・時間は8時過ぎだった。
今からだと1200B
え!1200B・・・1時間200Bか〜
バンコクのタイ人の友人たちが通っているバンコクのカリビアン(会員制クラブ)はたしか・・・ラヨーンにしては、少し高いな〜チョイボリ価格である。 -
日本円に換算して3500円程である。
ガイド料金だと思えば安いかな。
連れ出し料金1200Bとバーのドリンク代600Bの1800Bのレシートを持参して女性マネージャーが来た。
どこのホテルに泊まっているの?
指を上に差した。
このホテルね。
ハリウッドへ行くの、いいね〜私も行きたい。
あそこは1時までの営業、この店は2時までだから、ホテルに帰ってきたら、来て!
え? -
案内してくれるのは、一人かと思っていたが、二人やって来た。
ラヨーンオーキッドホテル前に待機していた、2台のモーターサイに乗り(3人・100B)スクンビツト通りに面した町外れにあるショッピングセンター横の大型ライブディスコ・ハリウッドへと出かけた。 -
ハリウッド内は撮影禁止ですと、入場前に係りの人に言われた。(入場料は無料)
大きな体育館のようなハリウッド内には、20名ほどの店員と30-40名の若者がいた。
奥のステージでは、タイポップスのライブが始まっていた。
ノリのいい曲を演奏していたが、踊っている若者はいなかった、グループで遊びに来ている若者達はテーブル席にて演奏を聞きながら酒をあおっていた。
ウイスキーのボトル1本(400B)氷(30B)とポップコーン(65B)をオーダー。
ストレートで彼女達は飲み、私は水割りにてウイスキーを飲んだ。
突然、背の高い女性が踊りだしたそしてあなたも踊ってと・・・
0時、モーターサイに乗り来た道を3人は帰った。
彼女達は店に戻り私はホテルの部屋に戻った。
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