1972/07/03 - 1972/07/03
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片瀬貴文さん
1961年7月3日(日)続
ようやくたどり着いたパリだが、ホテルの部屋に入って間もなく、もうじっとしていられなくなった。
緯度が高いパリの夕方は長く、まだ外は明るい。
早速空港のキオスクで、4.6フラン(当時280円)出して買った「パリマップ」をひも解く。
この「パリマップ」は魔法の本で、着いたばかりの私でもこの本一つで、誰にも道を聞かずにパリ中何処にでも行くことが出来る。
このような町への馴染みやすさは、国際都市パリの大きな特長だろう。
翻って東京の町の、いかに判り難く、馴染みにくいことか。
パリの第一散策コースは、学生街のカルチエ・ラタンと決める。
ホテルに来る途中で見つけておいた、メトロ(地下鉄)の入口を目指して歩く。
アンバリッドの巨大ドームをシルエットに仰ぎ見ながら、広場を横切る。
この広場はプラス(フランス語の広場の意)ではなくエスプラナードと呼ばれていて、建物の前庭の意味だ。
アンバリッドは「廃兵院」と訳されていて、もともとはルイ14世が傷病兵の収容施設として造った。
その後ナポレオンの遺体が置かれるようになり、今やパリを代表する観光スポットになっている。
メトロの駅に入ってみると、入口に大きく路線図が掲示されている。
先ずバラルド行きに乗り、ラ・モット・ピッケでオーステルリッツ駅行きに乗換え、オデオンで降りればよい。
地下鉄が、こんなに簡単に乗れるとは、驚き以外の何ものでもない。
その上、どこまで乗っても、何回乗り換えても運賃は同じ。
これで大都市パリは、自分の好きに歩きまわれる庭に変身した。
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