1972/07/03 - 1972/07/03
15517位(同エリア16398件中)
片瀬貴文さん
1961年7月3日(日)
オルリー空港からシャトルバスで、アンバリッドのエア・ターミナルへ。
ここに「オテッス・ド・パリ(パリのホステス)」という、ホテル予約案内の窓口がある。
カウンターに立つ綺麗なパリジエンヌに、ドギマギしながら、
「一番安いシングルを一室お願いします (ユンヌ シャンブル ア アン リ。ラ モアン シェール シルヴプレ) 」
飛行機の中で練ったとおりのフランス語が、割りにすらすら出てホッとする。
「風呂もシャワーもなくてよろしいですか」
「結構です(ウィ ダコール)」
と、思ったより安く、一泊13フラン(940円)の部屋を決める。
フランス語が案外通用する。ここまでやって来ると、開き直りなのだろうか。
案ずるより、生むが易しか。
ホテルは、”HOTEL DE LA TOUR EIFFEL”(エッフェル塔ホテル)と、立派な名前。
番地は、2 rue CHVERT PARIS 2e(パリ2区 シュヴェール街 2番地)。
エア・ターミナルと、アンバリッドの広場を隔てるだけの近さで、目と鼻の先の便利さ。
これならば、重いトランクをヨイショ、ヨイショしながら、休みながらでもタクシーなしに行ける。
パリの第一歩は、上々のスタートである。
(その後この近くの超高級アパートに、アラン・ドロンが住み始め、屋上に風呂を作り、エッフェル塔を眺めながら入浴しているそうだ)
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