サハリン鉄道紀行（６）

2005/08/27 - 2005/09/01

ユーラシアホテルで昼食を済ませ、ユジノサハリンスク観光へ出かけました。今回のツアーの趣旨である、旧日本と関係がある場所と、慰霊が中心です。ユジノサハリンスクは、人口が約１８万人。サハリンの１／３の人口を占める大きな都市です。ホテルや店舗もけっこうあります。お土産を買う場所もあり、楽しいバスツアーになりました。夕立だけが余分でしたね。

エリア ユージノサハリンスク(ロシア)

ホテルの昼食です。

スープです。

メインディッシュです。外国へ行くと、ご飯とパンがいっしょに出てくるのが、理解に困ります。

どこでも、紅茶は「リプトン」。

戦車のある広場です。戦車に登って遊んでいる子供がいたりして、市民の憩いの場になっているようです。

これも、同じ広場の中央にあります。この広場は、町の祭りに使われるそうです。広場の裏は、サッカー場になっています。

戦車のある広場の前は大きな通りがあります。広場前が路線バスの停留所になっているみたいです。変わった電線を見つけました。☆の形をしています。

市街地が望める展望台です。今は、スキーのジャンプ場を作っています。若者の集う場所になっているらしく、ゴミのマナーは、ウーン。近くに、レストランの廃虚がありました。

戦没者の碑です。表紙の写真も、この場所です。

戦没者の名簿の前に、花輪がたむけられています。

戦没者の碑の隣に、旧樺太神社への参道があります。ここから歩いて２０分くらいの山の上に、樺太神社があったそうです。

その参道の脇にある碑です。ロシア語なので、内容は分かりません。

参道を挟んで、戦没者の碑の反対側には、新しく作られた人物像が並んでいました。布をかぶせて、除幕前のものもありました。

郷土史博物館へ行きました。

建物は日本風です。なぜか入り口に、狛犬が置いてあります。「あ」と「ん」の両方がありました。

博物館の入り口です。重々しい扉があります。博物館の中は、１階に、サハリンの歴史・自然・文化に関するもの。２階に戦争に関するもの。３階への階段で、絵画の即売会をやっていました。印象的だったのは、私の好きなタヌキが、剥製になって展示してあったことです。北海道にエゾタヌキがいることは知っていますが、サハリンにもタヌキがいたとは、新しい発見です。

外壁に貼り付けてありました。

博物館の庭は、工事中でした。工事の騒音が、博物館の中まで響いていました。

州立美術館へ行きました。ここで見学している間に、夕立が来ました。

州立美術館の入り口です。ここは、近代から現代の絵画や、近隣国の芸術品が展示してあります。順路では、作成中の現場を見ることができます。日本の部屋もありました。館内中央が吹き抜けになっていているので、時々、演奏会が行われるそうです。

みやげ物店です。十数人入っただけで、身動きしにくいくらいの店です。こういう店は少ないのでしょうか。私は、マトリョーシカとＤＶＤと観光ガイドのパンフレットを買いました。日本より少し安いくらいです。

マキノ公園へ行きました。

この公園の名物は、「子供列車」です。残念ながら、月・火が休みなので、乗ることができませんでした。

これも同公園です。線路だけ写してきました。池や湖畔で遊ぶ家族連れがいました。

行程では、デパートへ行く予定でしたが、市場が午後５時半に閉まってしまうので、順序を逆にして、市場へ行きました。ここで子供雑貨の店を見つけ、ガイドさんに内容を聞いて、絵本を買いました。私は、外国へ行ったら絵本を買うことにしています。

ここにも、ワンちゃんがいました。

順序が逆になったデパートへ行きました。デパートと言っても、日本のスーパーマーケット程度です。ここも閉まるのが早く、午後６時１５分に閉店です。急いで、みやげのお菓子を買いました。気を付けて商品を見ないと、日本製や韓国製があります。