イギリス暮らし　その4　スコットランド

2003/08/23 - 2004/03/31

【2023年5月作成】
2003年8月から、約8カ月、イギリス・シェフィールド大学に短期留学していました。その間の体験を思い出しながら、順番にアップしています。
その4はスコットランド訪問についてです。

シェフィールド大学に留学していた日本人クラスメート4人で、レンタカーを借りて、2泊3日の日程で、スコットランドに行ってきました。
自然の光景が素晴らしい場所でした。

表紙の写真は、2日目に立ち寄ったネス湖畔のアーガート城です。

エリア イギリス

シェフィールドを出発したのは、授業が終わった後の、午後6時頃。
その日の宿は、どこか途中で探そうということで、全く予約せずに出発しました。
なんとか、夜中にローモンド湖という湖のあたりまでたどりつき、周辺でB&Bを探し、やっと何軒目かで宿を確保することが出来ました。
私が滞在していたシェフィールドはロンドンから北西に2-3時間の場所にあり、少し方言があったのですが、スコットランドに来て、驚いたのは、宿を探したB&Bの人たちの英語が、ほとんど聞き取れなかったことです。私は留学前のTOEICの点数は800点を随分と越えているくらいのレベルだったのですが、それでも、全くダメでした。

なお、B&Bとは、Bed and Breakfastの略で、宿泊と朝食を提供する、小規模の宿泊施設です。写真が私たちが宿泊したB&B。

夜中に到着したので、気がつかなかったのですが、朝起きてみると、泊まったB&Bの目の前は、キレイな湖でした。
散歩をし、ボリュームたっぷりの朝食をとり、宿を出発しました。

宿を出発すると、途中で美しい自然の光景が沢山あり、その都度、自動車を止めていたため、時間がかかること。いちいち止まっていたらきりがないことに、気づき、以降はストップせずに、ネス湖方面へ。
その夜は、インヴァネスまで行き、インヴァネスのユースホステルで宿泊しました。

3日目、インヴァネスを出て、またはるかなドライブへ。セントアンドリュース方面をまわり、シェフィールドに戻りました。
写真は、セントアンドリュースのオールドコースの18番ホールの標識です。誰でもコースの中に自由にはいれるのに、びっくりしました。

どういう理由だったか記憶にありませんが、この旅行、写真をあまり多く撮っていなかったため、残念ながらスコットランドの美しい光景をご紹介することが、あまり出来なくて残念です。

スコットランドからシェフィールドに帰る途中に、写真のような石碑を見かけました。「ここから先はEngland」という標識です。
インヴァネスに宿泊した時、ユースホステルを抜け出し、市内のパブで少し飲みました。その時にイングランドvsトルコのサッカーの試合の放送をやっていました。親善試合ではなく、ユーロの予選とか何か、いずれにせよ、真剣勝負の試合でした。
その試合の中で、イングランドのベッカムが、PKを失敗しました。その時に、パブの中は大歓声につつまれました。スコットランドの人たちは、イングランドのことが嫌いなのだということを知りました。