o-miyasanさんのクチコミ(3ページ)全49件

ツム百貨店

　ボリショイ劇場のすぐ近く、ひとつ建物をおいた隣。　前も横も道路の車の混み具合はすごい。　また、道路は車の駐車場と化している。
　グム百貨店は、アウトレットモールのように小さなコマで区切られ、隣の店とは壁で区切られたたスペースに、店が入居している。　これと違ってツム百貨店は、日本の百貨店のように、広いスペースに壁などの区切りがなく、いろいろな店が構えている。
　有名ブランドがあるのはグムと同じであるが、グムより高級な感じを受けた。　地元の人が、じっくり品選びをしている様子をいくつかの店で目にした。
　地下には食料品売り場がある。　新鮮な果物や菓子やパンもある。　食料品の調達に歯ちょうど良い。　魚売り場の一隅で寿司を売っていた。　モスクワで多く見られる寿司もどきと違って、日本で出しても恥ずかしくない寿司を売っていた。　調理と売り子は日本人であった。

寿司とカラオケ

　町のあちこちで目にするのが、寿司とカラオケ。　モスクワだけでなくサンクトペテルブルグでも同じであった。　すしを看板にしたりメニューにする店では、寿司らしいものは２０％くらいの比率である。　その寿司も、米粒が外側についているもの。　マネージ広場の地下のショッピングセンターの地下３階にもある。　日本的な寿司は、グム百貨店の地下の食料品売り場でお目にかかったのが唯一。
　ヤポーシカというチェーン店がある。　ヤポーシカとは日本人の蔑称で、ジャップと同じである。日本風のメニューがあるが食べたことはない。　
　カラオケの店に入ったことはないが、これもあちらこちらでお目にかかる。

　参考までに、キルル文字で、ＣはＳ、ＹはＵ、Ｗの角ばったような文字はシの発音、Ｎがひっくり返ったような文字はイの発音、ＰはＲである。

スモーリヌイ修道院

　地下鉄１号線のチェルヌィシェフスカヤ駅から徒歩約３０分、かなりの道のりである。　バスもあるが、初めての土地故、乗り場を探すのも一苦労であった。　しばらく待ったがバスが来ないので、結局歩く破目となった。
　瀟洒な建物である。　由来などは案内書は詳しいが、現在は修道院としてのは機能していない。　最初の革命政府が置かれた場所とか。　正面の聖堂も演奏会場で、常時演奏会が開かれている様子。
　帰途は、修道院の前でマルシュルートカに乗り、近くの地下鉄駅に降りようとしたが、降りる場所がなかなか分からない。　きょろきょろ外を眺めていたところ、近くに座っていた女性がみかねてか、地下鉄の駅近くの停留所を案内してくれた。
　降りた駅はペテロパヴロフスク要塞の近くの地下鉄２号線のゴーリコフスカヤ駅。　ミハイロフ城を横目に見ながら、夏の庭園とマルスの広場の間の道路を走り、ちょっとした遊覧気分であった。　この辺りの交通渋滞はすさまじいものであった。　今年は夏の庭園は改修中で入場できなかったので、少しばかり得をした気分であった。

アレクサンドル･ネフスキー修道院

　地下鉄3号線のプロシチャーチ・アレクサンドラ・ネフスカーヴァ駅を降り、ホテル･モスクワを背にして通りを渡ったすぐ前にある。　入り口の両側は墓地であり、入るには入場料が要る。　墓地にはキリル文字ではあるが案内図があり、チャイコフスキーなどの有名人が眠る場所が記されている。墓地を越えた正面には、鐘楼が見える。　毎正時に修道士が手や足を使って懸命に鐘を鳴らす姿が見える。　この鐘の音は、院内の売店で販売しているCDに録音されている。
　院内は静かな木立に囲まれている。　

赤の広場

　5月の末、ロシアは4学期制のため、この時期に夏休みに入る。　そのためか、赤の広場で、子供の体育大会が開かれるため、広場は柵で囲まれセキュリティ･チェックのゲートが設けられ、関係者以外は柵の中に入れなかった。　つまり広場を歩き回ることはできｚす、広場の周辺しか往来できなかった。　サンクトトペテルブルグでも同じで、宮殿広場で催しが開かれるため、柵で囲まれ自由に往来できなかった。
　広場は石畳である。　広場はクレムリンの城壁、　聖ワシリー寺院、　グム百貨店、　国立歴史博物館が周りを囲んでいる。　ひとつずつ丹念に見れば半日はつぶれる。

ピョートル大帝像と青空画廊

　ピョートル大帝像は巨大なモニュメントであるが、これだけのために行くほどの価値はない。　水上バスで見るのが手軽であろうが、私の場合、トレチャコフ美術館～新館へいく途中でじっくりと見ることができた。
　トレチャコフ美術館と新館との間はかなり離れている。　美術館の近くのヴォドオトヴォードヌイ運河にかかるルシュコフ橋からスタートして、　ヴォドオトヴォードヌイ運河に沿って、南に向かって２０～30分ほど歩いていくと、トレチャコフ美術館の新館にたどり着く。
　この途中、モスクワ川と合流するところにピョートル大帝の巨大なモニュメントにぶつかる。　さらにモスクワ川に沿って歩いていくと、左手に彫刻公園が見える。　右手にはカラオケ船も見える。
　公園に沿ってさらに進むと、川沿いの道路に青空画廊が立ち並んでいる。　数は数えなかったが、相当な数である。　いかにもロシア的な風景や人物像が多いが、現代風の絵を並べている店もある。
　クルィムスキー橋の左手にあるのが、トレチャコフ美術館新館である。　入り口は川と反対側にある。　橋に面した入り口は文化会館のものである。　

ホテル　モスコフスキー・ヴォロータ

　ホテルの前はモスコフスキー大通り、　ホテルの斜め前に凱旋門がある

　正面に向かって右手に警察の出張所がある
　正面左手にはセゾンという小さなスーパーがあり、食料品から日用品までほとんど間に合う
　さらに左手には、イタリアンレストランがあり、その左には地下鉄駅がある
　　　地下鉄駅まで１分なので、交通の便は良い
　　　サンクトペテルブルグの市内観光は地下鉄で十分なので、便の良いホテルといえる
　さらに左１０ｍ先には銀行がある、ホテルでは両替しないので、この銀行で両替した

　大通りの反対側には、ピログのうまい店がある　(ピロシキはピログの小さなものを意味する)
　　　位置はホテルから見て左手で、凱旋の門の先２０ｍ位

　ともかくツアー客が多いホテルである、それも中国人が多い
　　　従って、朝の食事は戦場である
　　　ウェイターやウィトレスが、座る場所を指示しながら捌いている

　朝の食事は、このレベルでは普通
　　だが、ホテルにあるレストランの味は、まあまあである

　ロビー正面にコンシェルジュが一人ないし二人が常駐している
　　劇場のチケット、タクシーの手配など、敏速である
　　チケットやタクシーの値段表が出ている
　　　ちなみに、タクシーはミハイロフスキー劇場まで９５０ｐ、空港までも９５０ｐ
　　　貸切の値段も出ていた、手の届かないほどではなかったが忘れた

　無線ＬＡＮは無料で使える
　室内では、有線ＬＡＮが使える、ただし１時間４５０ｐで高かったと記憶している

プーシキン博物館

　プーシキン美術館へ行くつもりが、道を間違えてプーシキン博物館を見ることになった。　ロシアでの少ない見聞であるが、いたるところにプーシキンの名を冠した施設が多い。　人気のほどが窺える。
　建物も大きく、展示物は充実している。

アルバート通り

　銀座や歌舞伎町や秋葉原のような繁華街を想像していたが、見かけるのは観光客ばかり、店はお土産屋と少しばかりの軽食屋ばかり。　現地の人が利用しない街なのか、おのぼりさんの観光客用で面白みのない通りである。　案内書に出ている有名なお土産屋の店員も愛想が悪く、品揃えも他の店に比べて大したことがない。　スタバもあった。