yodogrkbさんのクチコミ全511件

福島には福島天満宮もありますし、少し東に行けば大阪天満宮もあるのですが、こちらはこの福島の人々が菅原道真公への感謝と、この福島という名前を付けてくださったとされる菅原道真公への感謝から造られた地元密着型神社という印象を受けました。　

ゲームで言えば隠しマップのような。敷地内にない神社。住吉大社の左側の外れにあります。案外見落としがちの神社。重要文化財で名前の通り海の神様。住吉の灯籠の背が高いのは灯台の代わりだったくらいなので、海の神様が祀ってあっても不思議ではない気がします。

天王寺七坂に囲まれた四天王寺七宮の一つの神社で、大阪の大通りと住宅街、オフィスに囲まれていながら、この坂たちとこの神社の周囲だけ、まるで別世界のような雰囲気が漂っています。たくさんの坂があるように、松屋町筋と谷町筋の間は急勾配でこの神社も例によって参拝にするためには試練が..すこしスタミナがいります。しかしながらここの不思議な雰囲気は独特で通過するだけでも面白いと思います。

大阪中之島は水運の要で、江戸時代、諸藩は年貢米の換金や産物の売捌きのため蔵屋敷を建てていたのだそうです。このリーガロイヤルホテルのなにわ筋側（左隣）には、讃岐高松十二万石の蔵屋敷が建っていたそうですが、現在はポツンと石碑があるだけで当時の面影も何もありません。

北側から向かうと、この橋を渡れば土佐堀通ですよという橋。マンションやスーパーもできて、ますます重要な橋になりました。北区中之島4丁目・5丁目と西区土佐堀1丁目・2丁目を結んでいます。豪商淀屋常安にちなんで常安橋というのだそうです。　

適塾を開いたとして有名な緒方洪庵。幕府の懇請により奥医師として江戸に向かっていて江戸で亡くなり、お墓も江戸にあるのですが龍海寺は緒方家の菩提寺ということです。与力町やこの墓所がある同心は都会のビルとともに、同じくらいにお寺がたくさん存在するある意味独特な街で、ビル、お寺、史跡、またビルみたいに面白いです。　　

寛永年間（1640ころ）住友家2代、友以（とももち）によって開かれた銅精練所跡とあります、銅吹所そのものは明治6年ごろまで続き、その後は住友家の居宅となったようです。地下鉄松屋町か長堀橋からが便利です。大きなビルの周りはちょっとした公園になっていて、その中心に碑があり、島之内の長堀通りのちょいと裏にこんな建物が建っていることすら想像していませんで驚きました。　　

明治政府初の外交事件となったとか、湍津姫命という水の神様が祀られているとかありますが難しいことは置いとかせていただきまして、周りに大丸百貨店やら、有名企業、銀行の神戸支店ビルが立ち並ぶ中、わざとかわいく建設したのか！？　というほど目に留まる..小さな神社でした。まあ...まわりのビルが大きすぎるのもあるんでしょうかね。

淀屋橋から心斎橋くらいまでの御堂筋の歩道どちら側にもほぼ、同じ感覚で銅像が立っているのも御堂筋の大きな特徴かもしれません。オフィス街の人はもちろん、なかなか外国の方以外、足を止めてみている人はあまりいないうえ、大阪一混んでいる道なので、落ち着いて作品を見るには勇気がいりますが、かなり貴重なものも含まれているらしいです。　

「御堂筋完成五十周年記念碑」は、御堂筋の歩道に建っていましたとさ。淀屋橋駅からですと、難波方向を向いて右側の歩道をてくてく歩くとあります。　現代でも、これだけ大規模多車線一方通行はなかなかないと思いますので、時間と興味があれば訪れてみてもいいかもれません。

最近建てられたのかと思うほど、綺麗な神社でした。都島駅から徒歩五分ほど、天六方面に歩いた医療センターの向かい側くらいにありました。堤防も何もないころ、例によって大川（当時の淀川）が氾濫しそれを鎮めるために置いた神社だそうです。都島通りから一本外れていて少しわかりにくいですが、参道が都島通りに延びているのが特徴的です。　　

有名な歴史的俳人の与謝蕪村は毛馬で生まれました。この碑は昭和55年に建てられたそうで、下流から見て、毛馬水門、旧淀川（大川）と分岐してここから枚方、京都方面の上流へ、という起点、終点の場所にあり景色もよくサイクリストや野球少年の集合場所になっていて早朝にもかかわらずたくさんの人がいました..ので、写真が中途半端になってしまいました。

この歌人さん、東京帝国大学では当初文科（文学部）に所属し小泉八雲氏の指導を受けていたのに、師が退任すると法学科にすぐ転科、恋に苦しみ自殺未遂をしたり、その恋が原因か、急にあの住友さんの筆頭理事の地位をおりたり、激動の人生..　この石碑はその住友さんが昭和42年に、住友系18社で歌碑を建てたさいに、府立図書館に寄贈されたものだそうです。中之島図書館を目指せばたどり着けます。

現在建物、料亭かなんかだった気がするのですが、この生誕の地の石碑だけが囲いから外れているので、より目立つ形になっていてわかりやすいです。解説文付きで派手すぎずいい石碑だと思います。天満宮の南口から少し東へいったところにありました。

蜆川、別名曽根崎川とも言われたこの川に架かっていたとされる蜆橋。現在はビルの一角に綺麗な石で碑が彫られています。新地の真ん中にある橋が書かれた石碑はかなり傷だらけ、読解不可能です。近松門左衛門の作品やら、新撰組が乱闘やら今以上の歓楽街であったようで、この橋以外に十の橋があったのだとか。　

意識しないで通過すると橋を通ったかわからないくらいの橋です、とくに淀屋橋川からは橋に入るとです。しかし、天神橋側からから入ると、隣の今橋と見事すぎる競演橋でした。ミナミへ向かう人は今橋へ、キタへ行く人はここで葭屋橋を通っていくわけで、電車のターミナル駅のようで面白いです。　

ABC放送局の一番川に面している部分の川沿いの道にあります、綺麗な石碑と一文があります。ABC放送や、大阪市立科学館に行くついでに時間があれば寄ってみるといいかもしれません。その科学館方面に向かう橋の手前で右に数分、川沿いに歩くと着きます。

JR東西線、新福島駅から徒歩5分くらいにある天神様です。JR東西線で二つ東に行くと、大阪天満宮駅があり、大阪で有名な天神祭は後者のほうですが、同じ日こちらの福島天満宮でも、盛大にお祭りが開かれています。上天神、中天神、下天神を福島三天神といい、ここが上天神、中天神は第二次大戦で焼失、下天神は大阪の玉川にあるようです。

屋上や、屋外パーキングにドーンと神社があるのです。自分以外だれもいませんでしたが、継続的にどなたかが、手入れされているのかとても綺麗な神社で、まわりの背景に超一級のビル群という、珍景が見れます。さて、徳兵衛様ですが自分も勘違いしましたが、曾根崎心中の徳兵衛さんではなく、この辺りに川があった頃この地で修業し数々の奇跡をおこしたお坊様を後の人が神社としたとのこと。

地下鉄都島駅を地上に出ると都島本通交差点という五さ路にもなる大きな交差点があり、その交差点の一角、UFJ銀行がある方向に変わった美術作品のような展示物がありました。農業用水門は当時の田園風景を象徴するものを現在に伝えるものとして再現されたもの、つまりレプリカではあるのですが、都島の発展にかかせないものであったことから都島の中心に復元されていて、意識して通るとすぐわかる、美術作品のような姿でした。