火炎魔人さんのクチコミ(2ページ)全402件

四谷にはたくさんの名前のついた坂があります。
この観音坂は真成院の潮踏観音（潮干観音）が由来の坂です。
西念寺と真成院の間を南に下る坂で、江戸時代に四谷が潮踏の里と呼ばれていたことからついた坂名だそうです。
潮の干満により台石が濡れたり乾いたりしていたことからこの観音様の名前がついたんですね。
色々由来を調べてみると面白いです。

四谷は坂の町。谷戸に位置しているんでしょうね。
この戒行寺坂もその坂のひとつ。戒行寺の脇を東に下っていく坂です。
別名を「油揚坂」というそうです。
命名当時坂のところに油揚げの美味しいお豆腐やさんがあったことから呼ばれた名前だとか。
色々な坂の名前を見ていると当時の町の風景が見えてくるような気がします。

四谷にある曹洞宗のお寺さん、宗福寺へ行ってきました。
山号は日照山。慶長８年麹町に創建され、江戸城改築により寛永１１年四谷に移転した寺院です。
門より少し路地を入っていくと立派なお堂があり、現在は越前永平寺の末寺となっているそうです。

四谷寺院めぐりの旅で、浄土宗の一燈寺へ行ってきました。
元は文殊院という寺社があったようですが昭和29年に成道山一燈寺として建てられたようです。
本堂は一見お寺さんとはわからないような近代的なビルで、敷地は大きくはないようです。

四谷の寺社めぐりの旅。本当にたくさんのお寺さんや神社が密集しているので効率よく周れるのですが
ここはちょっと探すのに迷ってしまいました。看板もなく、門柱に小さなプレートがでているだけ。門もしまっていて一見普通の家のような感じでした。
四谷の寺院にしては珍しく臨済宗のお寺さんのようです。

四谷の寺社めぐりの旅。曹洞宗の寺院、永心寺に行ってきました。
立派な山門に達筆な寺名。蟠龍山という山号ですが読めませんでした。ｗ
こじんまりとしていながら樹木もあり、静かなたたずまいを見せていました。
ここも四谷の多くの寺院と同じく、江戸城拡張により寛永年間にこの地に移転してきたお寺さんです。

四谷にある勝興寺は曹洞宗のお寺さんです。山号は法倫山だそうです。
天正１０年の創建で、麹町から四谷に移転してきたのが寛永１１年。
本堂や過去帳などは空襲によって焼失してしまい、現在はつるりとした広めの（四谷にしては）境内が建っています。

金鶏山　真成院はその昔、四谷の四名所のひとつとして数えられていました。
残念ながら本堂などは空襲によって失われてしまいましたが（現在は鉄筋コンクリートの本堂）「御府内八十八ヶ所」の第三十九番札所として有名なところだったそうです。
潮干観音という「江戸三十三観音」の 第十八番札所の本尊様が祀られているそうです。

四谷にある信寿院は浄土宗のお寺さんです。
縁起は僧大誉廓然（承応3年1654寂）が西念寺の寮舎として建てられたのが最初とか。
大抵の四谷の寺社は開かれているのですがここは門が閉まっていてお参りできませんでした。本尊は阿弥陀如来像だそうです。

四谷の寺院めぐりの旅。放光山　千眼寺　蓮乗院へ行ってきました。
真言宗豊山派のお寺さんだそうです。
開基はよくわかっていないらしいのですが天正年間と伝えられているとか。
門がありましたが鍵はかかっていなくて木造の静かなたたずまいの本堂が綺麗でした。

四谷にある西念寺に服部半蔵のお墓があります。
お墓というよりは供養塔のような形をしていますが昔は今のように四角い墓という訳ではなかったんですよね。
古びた墓に今も花が添えられていてきっと歴女の方たちなどがお参りしているのかな、と思いました。
新宿区指定の史跡になっていました。

四谷寺社めぐりの旅。東福院へ行ってきました。
山号は寶寿山といいます。
ここは都心型納骨堂があるのでよくＴＶの取材などを受けているようです。
本堂も鉄筋造りでこじんまりしていました。きっとこの中に納骨堂があるんでしょうね。
四谷はお寺さんがひしめきあっているので各寺社の敷地は狭いものが多く、こういった時代にあったお寺さんになったのでしょう。

日蓮宗のお寺さん、稲荷山妙行寺に行ってきました。別名は「赤門寺」。
その歴史は500年も遡り、長禄年間だそうです。
稲荷尊が祀られているそうで、これは身延山の草分分体にして草分稲荷尊というそうです。
赤門は江戸の昔、中として大奥に上がった娘のいた檀家の伊藤氏がいて、その縁でよく大奥に女性を仕えさせたことにより赤門建立が許されたのだとか。
こういったことにも縁がいるんですね。

四谷にある真英寺は浄土真宗のお寺さんです。山号は慈現山。
坂の下にある急な階段を登っていくとすぐ本堂になっていて、境内は広くないものの樹木も植栽されており、四谷にあっては眺めのいいお寺さんではないでしょうか。
縁起は和元３年にさかのぼり、天保１２年にこの地へ移転してきたそうです。
茶色に塗られた柱と緑に彩色された飾りが対照的で綺麗な本堂でした。

四谷の寺院のうちのひとつ、日宗寺。日蓮宗のお寺さんで、山号は高見山といいます。
敷地はそれほど広くなく、門から入るとすぐにお堂があり、日蓮上人の銅像がこちらを見ています。
元和五年に弘法山浄蓮寺として麹町に創建されたのを江戸城の外壕拡張のために寛永十一年にここに移築されたとのことです。

四谷の寺院めぐりの旅。浄土宗の法蔵寺に行ってきました。山号は五劫山だそうです。
昔ながらのお堂とその横に接して近代的な鉄筋コンクリート造りの斎場が並んで建っていました。
もう花はありませんでしたが入り口脇に小さな藤棚を傘にお地蔵さんもあり、すっきりした雰囲気でした。

四谷という地は小さな坂がとても多いところですがここもそのひとつです。
「闇坂」というだけでなんだか横溝先生の小説の題材になりそうですよね。
ここは左右にある松厳寺と永心寺に挟まれた坂で、両側からの鬱蒼と茂っていた樹木によりとても暗い坂だったことに由来した名前だそうです。
今は舗装もされて普通の坂になっていました。

四谷にある戒行寺へ行ってきました。日蓮宗のお寺さんで、山号は妙典山といいます。
その歴史は文禄のころにまでさかのぼり、江戸期には身延山末頭５ヶ寺の一つとして信仰されていたそうです。
ここには鬼平犯科帳のモデルといわれる長谷川平蔵の供養塔があります。（現在はお墓はないそうです）

四谷にある西応寺へ行ってきました。ここは浄土真宗大谷派のお寺さんで、須賀神社の真下あたりにあります。
ここには最後の剣客とも言われている榊原鍵吉のお墓と「精要算法」を記した藤田貞資のお墓があります。
藤田先生は‥「今の算数に用の用あり，無用の用あり，無用の無用あり･･･」と言ったという禅問答のようなお言葉が有名だそうです。私には浅学にしてよくわかりませんがｗ

四谷の総鎮守としてある須賀神社には三十六歌仙絵があります。
天保年間の作といわれ、お社に飾られています。
ここは江戸五大祭りのひとつ、天王祭りが六月に行われることでも有名です。
祭神はスサノオノミコトとウカノミタマノミコトで、稲荷大神は五穀豊穣・開運招福・商売繁盛の神様として、須賀大神は暦神として、また土木建築・悪霊退散・諸難・疫病除けの神として信仰されているそうです。